04/10

かたる昨日、原稿を書いている途中で、神主さんから電話が来ました。カタルが推奨している邦銀株、彼の場合は、みずほかな?と、ケネディクスの動きが悪い為に、心配になったのかな? でもカタルの場合は、前提条件が崩れない限り、言う事は変わりませんからね。相場の焦点は「デフレ脱却」であり、資産価格が必ず上昇するのですね。これほど世界の中央銀行が、一斉に緩和体制を敷いたことが、過去の在ったのかどうか…。おそらく初めての現象でしょう。それは「時代の狭間」に位置しているのですね。押井監督の電脳世界の幕開けです。カタルは、人間の価値観が大きく変化すると考えています。人間は贅沢なもので…どんどん欲がエスカレートします。しかし現代において、食べることが満ち足り、欲しいものがなくなると…人間は豊かな時間を欲しがります。この豊かな時間とは、人により様々です。

カタルは長らくN響の定期会員でしたが、この度、貧乏をした為、さらにずいぶん長く聴き続けた為に、NHKホールに通うのも面倒になり会員を辞めましたが、かみさんは田舎から出てきたおばあちゃんと、お芝居を観るようになっています。毎月、1回程度、観劇に行きます。東京はある意味で良い処ですね。このような文化が溢れています。利用する人にとっては、芸術を堪能できます。つまり豊かな心の時間を求めるのでしょう。年を取ってから大学に入り直すのも良いかもしれませんね。学ぶと言うのはある意味で新鮮です。おそらく…多くの人は、株価は、企業業績が良ければ、必ず上がるものだと思っていませんか? でも実際は違いますね。仕掛け人が関与しないと、なかなか綺麗な上昇波動を描きません。

IRNETの読者は、カタルが既に何度も解説しているので、何となく、株価の原理を理解し始めていると思います。残念ながら、カタルは今回の上昇を、ある意味で大きく読み違えています。GPIFなどの巨額な資金運用は、もっとゆっくりと組み入れるのが筋だとカタルは考えていました。年初のレポートを見て頂ければ分かりますが、カタルはせいぜい配当利回り重視かな?と、思っていましたね。しかし実態は指数を連動させた爆食投資です。この動きに輪をかけたのが、サードポイントなどのヘッジファンドの動向です。ソニーからファナックは効率が良かったですね。

一時、ヤクルトに対し、ダノンがM&A絡みの動きをしたことがあります。最近のヤクルト株の高騰を見ると…もうM&Aはあり得ないでしょう。明らかに割高ですからね。

何時だったか…ABCマートが、割安に放置されていたユナイテッドアローズを買い占めたことがあります。それ以来、ユナイテッドアローズは、今回も企業業績は悪化していたのに、自社株買いに踏み切りました。カタルがダヴィンチの金子さんに興味を持ったのも、TOCがMBOを仕掛け、非上場にしようとしたら、金子さんは、その価格が安過ぎるとして、逆に、その価格を上回る株価でTOBを掛け、買収合戦になりました。その市場原理に動く金子さんの行動に、カタルは惚れたのかもしれません。だから悪戯に市場価格を安く放置している企業経営者は、首ですね。M&Aを掛ければ良いと思うのです。そうして企業を解体すれば、いいのですね。邦銀株は明らかに安いですね。純資産価格は都心の一等地の保有で、いつでも売れます。しかし多くの製造業の純資産価格は、アテに出来ませんね。売れない価格です。日立を解体したら、街自体が崩壊しますね。

だから本来は三菱UFJのように、自社株買いをすべきなのですが、問題は自己資本比率規制です。自己資本は減りますからね。今日の話題は、此方です。まもなく株が下がると言う観測ですね。このような見方は、あり得ます。本日の朝方、株価は、一時2万円に乗ったようです。でもやり過ぎに、カタルには見えますね。4月初め、一時的に緩みましたが、直ぐに回復しました。おそらく利食い玉は、相当、溜まっていますね。ファンドの運用者は、利食い玉を抱えたままなのですね。一旦、何処かで利益を確定させないとなりません。故に、この報道はあり得るシナリオの一つとカタルの考えに、インプットされました。このドッド・フランク法は金融規制の一環で、どの程度、効力があるのか分かりません。ただ先日のGSの報道を見ると、過度に警戒する必要もないかな?…とも考えています。カタルも、この見方を消化できていません。

一方で、相場下落の切っ掛けに、なりそうだったギリシャ問題ですが、面白くなって来ましたね。そうです。ロシアの登場です。ロシアの外貨準備高から見て、そんなに余裕はありませんが、今なら、ギリシャ程度の救済は可能ですね。故にギリシャは両天秤に掛けることが出来ます。本当はユーロから離脱すべきなのですね。そうすれば、ギリシャの通貨であるドラクマは急落して、実際の債務は激減します。日本だって、ドル換算では、この円安で33%程度、ドル換算の債務は減ったわけです。まぁ、日本の場合は、自己資金だから実際に債務と呼べるかどうか微妙ですが…。この日本も、最近はGDP比を目標にしようと言う考え方も出てきました。面白いですね。

最近の相場は、節操がないね。昨日のDeNAは休んだ方が良いと思いましたが…違いました。誰が買っているのでしょう。そんなに自信があるのでしょうか? まぁ、この程度の株価なら仕手戦だけで充分ですが…、株価が5000円、1万円となるためには、背景が必要ですね。故に株価が騰がるとドンドン仕手化が進みますね。でも久しぶりの個人好みの株の登場ですね。相場は充分に休んでおり、大きな相場になる可能性は高いのです。倉元やレナウンなどは論外ですが、JVCKWなども…多少は可能性がありますが、カタルの評価は低いですね。でもDeNAやシャープは可能性があります。本当はケネディクスなのですが…最近のカタル評価は、なかなか経営陣のコンセッションへの表明がない為に、低くなり始めています。株と言うのは、早めにやるから仕手化するのですね。実際の企業業績が目に見えるようになると、もう…カタルの場合は、興味が失われ始めます。

昨日、触れた株もそうです。3Qまでが赤字の数字なのに…どうして通期の見通しが僅か3か月で100円台も出るのでしょう。一応、あり得ない話でもないので…本日高値を承知で打診を入れました。所詮は遊びですが…自分の銘柄観を試すために、買って置かなければ、経過を見ることが出来ず、実験が出来ません。カタルは、必ず自分の意見を信じて実行します。本文に書いてある通りです。嘘は書いていませんからね。本当は事前に自分だけ買って置いて、あとで発表すれば、過小資本なら絶対に儲かりますね。でもそんな事はしません。あくまでも公明正大に臨みたいと願っています。

同じく、本日、先日紹介した割安株リストから一銘柄選び、此方も打診を入れました。実はケネディクスが少し上がったので、追証不安が薄らいだためです。本当は買い増しをしたいのですが、とてもとても…6000万株も信用買い残を抱える株を、これ以上、自分の勝手な観測だけで、集中させて更に買い増す事は、カタルの資金量から言って無理ですね。現引きを迫られたら…対処が出来なくなります。信用取引の場合、まさかの用心が肝要です。ある日突然、売れなくなるリスクもあります。多くの人は、売れない恐怖を味わったことがないでしょう。株価が付かずに、数日間、売り気配のまま推移する事もあるのです。

そうです。最近では、ITバブル崩壊ですね。光通信など1か月以上株価が入らなかった?いや、そんなに長くないかな? 兎も角、やり過ぎは、必ず、その咎を受けます。故にヤクルトやトヨタなどファナックも含め、少々スピード違反のように見えますね。仕手株とは違いますからね。まるで仕手株です。ソニーなんか…既にその範疇ですね。まぁ、だから面白いとも言えますが…。

ほうほう、ビックリしましたね。ケネディクスが502円を付けています。後場まで持つのかどうか…いつもの調子なら、後場から崩れるパターンですね。でも最近のカタルのコメントは弱いですが、一応、疑心暗鬼ながら期待感はいつも持っています。でも…この残高では、少し前までは、一気に買う大物ファンドの登場を待ち望んでいましたが…最近はコンセッションの表明がなく、折角の機会を…とも考えています。でも1兆5千億円は魅力なので、目一杯の勝負はしませんが、4ケタまで公約通りカタルは買い続けようと…漠然と思っています。でも自分の下手さ加減に…いい加減に、自分自身に呆れています。

だって、皆が良いと言う銘柄を買えば、簡単に儲かる相場なのに…。なかなか新規の銘柄が打ち出せず、打診に留まって居ますからね。シャープもDeNAも、そうして本日打診した2銘柄もそうでしょう。所詮は実験ですね。あらら…凄いね。本当に四季報通りの数字が出たのでしょうか? そうでなければ…このタイミングで、この動きにはなりませんね。もう少し買ってみようかな…と、またスケベ心が芽生えてきました。トホホ…。少ない出来高で高値を追い続けていますから、おそらくファンドの買いなのでしょう。まぁ、慌てることはありません。冒頭に、文化の話をしたばかりなのに…設備投資株の選択は、朝令暮改より悪いですね。

1350円で2万を買ったようですね。その下に1340円にも1万の買いがあったので止まったのでしょうが…。今日は1392円までで、今は1360円ですね。果たして株価波動が変わったかどうか…。非常に興味がある所です。J・TECの話をしているのですよ。プロはポイントを、いつも見ているのです。そうして探っていますね。その買っている筋が問題なのです。昔は、手口が公開されていて、証券会社名からある程度の推察したものです。

そうです。この話は、加藤さんが活躍した時代が分かりやすいですね。本マルキ、はなマルキと言って、黒川木徳の外務員の買いか…それとも証券自己の買いか…、市場で話題になったものです。要するに一番強いのはファンドの買いなのですが…。そのファンドも、資金力があるかどうかによります。ブラックロックなどの大手だと面白けれど…内部情報になりますからね。最近は情報管理がうるさいから、友達が居ても、内部の話はお茶を濁されます。

J・TECも本日は陰線でも構いませんが、長いのは駄目ですね。短ければ…良いのです。だいたい1360円~1370円前後ですね。ケネディクスは上昇すれば「良し」ですね。別に大幅な陽線でなくても…(おそらく後場は緩むのでしょうが…)。勿論、一番強いのは、一気に違いありませんが…何しろ6000万ですからね。

今日は、宮島さんの見方を、どう自分なりに消化するかが…課題なのでしょう。既に4月なので、ある程度の下げも覚悟して、此処からは臨むことに成ります。



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