03/02

かたる先ずは誤解があると悪いので、昨日の地所とケネディクスの一株利益の予想は四季報数字を載せたものです。最近、両者とも決算発表しており、地所は今期の利益予想が600億円から670億円に増額となっており、一株利益の予想は四季報予想の43.2円から48.29円に変更されています。来期は発表されていませんからね。四季報は51.9円になっていますが、通常は60円前後の数字に増額されるのでしょう。

一方、ケネディクスも前期(12月期)は48億44百万円で既に確定しており、一株利益は18.24円です。だから四季報の40億(一株利益は15.1円)の予想から2割程度、上方修正されています。一方、今期予想は60億で、一株利益は22.59円と発表しています。既に四季報予想の50億、18.9円より2割程度、増額されています。当然、PERなどの指標は、昨日の予想と違う訳です。決算期が違うために四季報数字を用いただけの事です。基本的に不動産セクターは政策による影響を大きく受けます。

今日は何故、カタルが信用創造機能の復権の後に、スマートコミュニティーへの展開を予想しているか? その原点となる考え方が、昨日のNHKの放送でありました。カタルが時々話題にするMITラボの伊藤さんのプレゼンを、一度、聴かれると良いでしょう。此方です。基本的に彼が述べているのは、カタルが良く述べているアイディアの時代になっていると言う話です。既に「ものづくり」に拘り過ぎるのは、時代に取り残されることを解説していますね。中国の小米(シャオミ)の成長をみれば分かります。大切なことは「やる気」なのですね。今の時代は世の出るハードルが低くなり、誰にでもチャンスは広がっている訳です。物流システムを作る必要もないし、商売をするハードルは下がり、誰もが世界相手に商売が出来る時代なのです。

ここで何故、007やJTECが浮上するのかは…時間が来れば、解説しようと思っています。今は両者とも赤字ですからね。でもそう遠くない時期に活躍期を迎えます。既に邦銀株の水準訂正がスタートしていますからね。先ずは信用創造の復権なのですね。その為に昨日は信用乗数の話をしました。今日の日経新聞は一面で地方銀行の話が報じられていましたね。あれは、カタルが昨日話したマネーサプライが増えている話ですからね。

株式相場と現実の時間のズレ、「ギャップ」を見つけることが株式投資なのです。このギャップが大きければ大きい程、相場のスケールは大きくなります。市場と現実の流れのギャップを探す事が、株式投資の主眼でもあります。その為に伊藤さんのような最先端を歩んでいる人の考え方は、非常に重要です。この辺りが理解できないとケネディクスに拘るカタルの気持ちは理解されませんね。

このギャップは、必ず修正されます。問題はいつ起こるか? こればかりは…なかなか分からないのですが、時代の流れをみていると、だんだん近づいていることは分かりますが、いつかは正確に判断するのは難しいですね。もともと先日も述べたように、カタルの銘柄の発掘は、赤字の段階でスタートします。今、密かに狙っている株もそうですね。時代の変化を感じ、恩恵を受ける企業を探し、その波に乗る企業に、相場が動かないうちに投資をするわけです。成功事例をみれば、数多く存在します。勿論、失敗した企業も多くありますね。カタルはハイリスク派と前から述べています。故に大型株をあまり手掛けませんね。でも日立だって一時は推奨、東レもそうです。ファンドが好む沢井製薬もピジョンも早くから取り上げていました。最近の事例では、リクルートかな? 皆さんにはリクルートの良さが理解できないかもしれませんが…。数年後をみれば、きっと日本を代表する良い企業に成長すると考えています。年金ファンド向けです…がね。

ここに来て邦銀株は、100円ほど…上がりましたかね。でもまだまだ安いですね。三菱UFJは4桁が地相場なのです。そこが最低株価ラインです。野村証券だって4ケタになりますね。今年中になると思っていますが…どうかな。カタルが見ている株の中では非常に大きなギャップが存在するのは、やはりケネディクスです。ただ最近、読者からのメールと、同時に報道があった、関空の利用権の応札に手を挙げているオリックスに、やはり興味がありますね。流石、一流域の経営者ですね。コンセッションに応札する辺り…他の大手はみんな、兆円単位の入札を前に尻込みをしています。単独で難しければ、建設のように共同で、リスクを分散すればいいのですね。もともと航空機のリース業で大きく伸びた会社ですが、オリックスはカタルの好きな会社です。

オリックスの週足推移
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オリックスの週足推移

カタルが1万円を割れた時から、盛んに推奨しましたが外人売りに押され、どんどん株価が下がり…2000円を割れるのです。この時に大株主に登場したのが小手川君ですね。でも彼は時代による投資をしている訳でなく、単なるディーリング感覚だったのでしょう。でも流石、ディーリングでも、一流域の人間は目の付け所が違います。でも結局、カタルの判断である1万円を軽く回復してきましたね。今では大儲けの領域ですね。あのままドル平均法で買い続けることが出来たなら、凄い財産です。オリックスは、ある意味でゴールドマンサックスのような金融会社の一面があります。お金があれば、株価が騰がった今からでも、仕掛けたい銘柄ですね。理由は「リートはPFI」と言う成長分野に前向きのようですからね。おそらく上場来高値を、大きく更新する事でしょう。今の株価に直すと高値は2006年に付けた3815円ですね。関空のコンセッションの入札に成功するかどうか分かりませんが…ケネディクスと共に、非常に興味をそそられる案件です。

伊藤さんのプレゼンを聴くと分かりますが…、世の中、革新的なアイディアが勝負なのですね。ネット環境はそれを実現できる場なのでしょう。だからソフトバンクにはアジア戦略を進めて貰いたかったのですが…世界で、もっとも購買力が盛んな中産階級の人口が爆発するアジア地域を、日本は傘下に抱えています。今、佐川などは、物流システムの構築を急いでいますね。先日の日本郵政の買収も、その流れです。日本株の天井の高さが実感できるでしょうかね? 1989年に付けた上場来高値38915円を、いつ奪還できるのかどうか…。

その重要なアイテムの一つが、ROE経営なのですね。日経新聞の努力に期待するわけです。日本の経営者を如何に洗脳するかどうか…。メディアが幻想で創り出した円高不況でバブルが起きたのです。澄田総裁はあの時、メディアの声に反応したのですね。今、心あるジャーナリストは、その失敗の借りを、返さねばなりません。日本を正しい方向性に導くのは、政治資金などの次元の低いスキャンダル報道ではなく、真の時代の流れです。伊藤さんのプレゼンを聴いて、よく心して欲しいと願っています。ROEを広め、金融力を付けましょうね。先ずは「信用創造機能の復権」なのです。それでは、また明日。



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