「統計数字」はカタルの予想通りの展開になってきましたが、市場の流れは、少し遅れているように感じています。 本日のニュースを観ると、イギリスでは「逆イールド」現象が改善されたと言います。カタルは、ある意味で常識的な人間ですから、経済の「教科書」を重んじようとしています。その為に、この逆イールド現象が、非常に「長く続くこと」に驚きました。
マネーストックのマイナス圏の数字は「キャッシュレス社会」が浸透していますから、このマイナス圏の現象は、ある意味で理解できます。しかし「逆イールド現象」は異常な長さですから、やはり…気になる現象です。カタルは「市場原理」主義者ですから、常に市場の見方は、正しいと思う方です。
今回の「コロナ禍」からの…一連の景気循環の流れを観ていると、まさに「イレギュラー」の連続なのでしょう。その為に、市場に存在する流れは「強弱感」が対立しています。
故に…「a」「b」「c」の3つのプランに分け…その流れを、皆さんに事前に伝えています。覚えていますか? この「a」は「AI革命」を始めとする時代の進化が早まる現象です。 「b」はゴルディロックス相場です。つまり適温経済が穏便に流れるシナリオです。そうして…最後にカタルも疑っている「c」の「リセッション」(景気後退)の流れです。
カタルのパウエルFRB議長への信認度は低いのです。クリントン政権時代に財務長官を務めたサマーズは、今回のインフレを、早くから指摘していました。カタル自身も、早く…利上げをすべきという論者でした。でもパウエルは労働統計という…経済の遅行指数を重視し過ぎて、「利上げ」のタイミングが、最初は遅れました。その「判断の遅れ」を取り戻すために、通常の金利の上げ幅より…大幅に「大きな利上げ」に踏み込みました。カタル自身は、この副作用を懸念していました。
しかし「実体経済」も、AI革命の進展などで…時代進化が早くなり、景気動向は落ちません。でも…ね。住宅金利の7%超えは…家などの大きな投資活動は、ドンドン…鈍ります。だから商業不動産などの健全化が遅れ…急速な景気後退の場面を、常に頭に入れています。この観方が「強過ぎた」ようです。その為に金利の「高止まり」期間が長くなっています。
でも「エヌビディア」(NVDA)の評価が割れるように…時代変化の株価評価は良い水準なのでしょう。今の市場は最近になって…ビットコインなどの投機色が弱くなってきました。例えば…「メルカリ」(4385)にしましょうか。このチャートを見ると分かりますが、非常に緩やかな株価上昇で、しかも…低迷期の時間が長くなっていました。
イギリスの「逆イールド現象」の解消が進み…米国への流れが速まるのかどうか…。BOEはスウェーデン、カナダなどに続きECBと共に利下げをするものと思っていましたが、今回は見送りました。この中で…逆イールドが解消しています。米国も近い将来、2年債が10年債の金利を下回る時代が来たのでしょう。
このようやく…待ちに待った「新興株の時代」が始まると思って良いのでしょう。月曜日の相場では「メルカリ」が、珍しく…この環境下で気を吐いていました。この話とイギリスの逆イールド現象の解消の話は、同じ流れだと言えます。この後、米国の金利差が縮まり…逆イールド度合いが消え始めるかどうか…など、未来に起こる現象のスピードを観ることになります。この時代は必ず訪れます。でも…そのタイミングが、つまりカタルの最後の壁の「時間軸」が、なかなか乗り越えられない…のです。
故に、仕方なく…株価動向に合わせてブツブツ投資を余儀なくされるのです。「ジェイドG」(3558)のチンタラ感は、そういうことです。人間というのは、時間軸の試練には耐えられまあせん。故に実態社会でも難しい問題にぶつかったら、時間を置くことが大切です。しかし馬鹿は、このセオリーを理解していませんから、短気になって…事件を起こします。
日本の「失われた時代」が社会の閉塞感を生み、その鬱憤を晴らすために他人批判をするようになります。メディアは視聴率という観点だけを重視しますから、その社会現象を煽る存在ですから、ドンドン社会が悪い方向性に暗くなります。もうこんな理屈を理解できないメディアの経営者はその資質が疑われます。もっと、まともな奴がトップに立つ立つべきでしょう。だから「日本村」は、新しい時代が訪れるのが遅くなります。
でも…ようやく始まっています。やっと…34年間ですからね。もういい加減にすべきです。この大きな流れを見失った、偽物の評論家様が「株が下がる」と言います。もう馬鹿野郎ですね。なにも「時代の変革」を理解していませんね。まぁここまで、機上で綴りました。あと1時間程度で「飛行機」も空港に着くようです。続きは、家に帰って相場を見てからまた書きます。
此処からは新しい…相場を観ての「加筆部分」です。先ずは何と言っても「TOPIX」の指数の高値追いでしょう。通常、この程度の休みを演じると、高値でも保ち合い期間が長いですから、利食い売りも重なりますから、高値圏の小さな揉み合いを演じた後で…一気に駆け上がる株価上昇を示す場合が多いのでしょう。
チャートで解説しています。今は通常は高値圏で前の保ち合いの売り物を消化する時間を形成する場合が一般的、稀に一気に一本立ちもあり得ますが、指数ですからね。それもTOPIXと言う時価総額を基準にしたものですから、一気に一本立ちの可能性は低いのです。でも小型株ではこの場面で良く「一本立ち」相場を演じます。
まぁ時価総額の大きな金融株の「三菱UFJ」(8306)は事前告知のように1800円台に入り…「野村証券」「(8604)も遅ればせながら、株価は上昇するでしょう。ただ経営者の資質はイマイチです。
故に両者の株価の差は大きくなっています。3年ほど前かな? あの時はスケベ心を出さずに…王道である「三菱UFJ」を主体にしているなら、2倍以上の投資効果があります。そうして今、この「三菱UFJ」を利食いして「野村証券」に乗り換える戦略が正しいのかもしれません。
まぁ神様ではありませんから「結果論」を、とやかく言ても…仕方がありません。でも時間軸は延びても構いませんが、「野村証券」は、やはり有望でしょう。何処かで…買い増しを狙います。まもなくこの「ボックス相場」を抜け出すと思っています。
新興株は「メルカリ」(4385)だけが、気を吐いています。何か出たのか分かりませんが、この株は値動きが良いですからね。
ついでに…金曜日も買い続けた「ココペリ」(4167)は500円を割れていました。流石に、ここまで一気に株価は連騰していましたから…休んでいます。でもカタルは、523円~520円、510円と買い続け、更に500円割れを、昨日は必用に500円割れを買いました。
でも結局、売り物に押され…反発できずに終わっています。本日も、継続的に買っています。今日は450円まで…「買い物」を用いているのです。仮に買えないようなら、昨日同様に…500円割れなら、丹念に…「売り物」を拾ってみます。何しろ…かなりの素質でしょう。
「ジェイドG」(3558)は、そろそろ…下落は止まります。本日は「後場寄り」も、400株を買いに行っており、これで…今回の「買い増し」は打ち止めです。ノンビリ、ノンビリ…です。でもこの株価なら…別口で、1万株程を更に「買い増し」するかもしれません。でも、ずいぶん持っていますから、あまり集中させるのも…カタルにはリスクになります。まぁそんな事で、各自が自分好みの株をやれば良いのでしょう。良い相場ですね。
本日は此処までです。また…明日。