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先ずEUは「バーゼル3」の導入を1年間、延期させるそうです。たぶん…これは米国への配慮が窺えます。それ程「商業不動産問題」は深刻なのだろう…と思っています。関連するいくつかの話題のリンクです。

近年はプライベート・ファンドの活躍で、「信用力」を補完していますが、この部分の「闇」を指摘する…報道も多く見かけます。やはり…基本は「金利水準」だろうと思っています。「利下げ」局面になるなら、一気に、「ジャンプ」が進展します。

問題はデフォルトが少ない水準で…安い金利水準の債権が更新できるのが理想です。中国は過剰在庫ですから時間闘争に入っています。香港の42兆円もの価値の喪失は、簡単に補えません。こうなると…日本のような泥沼に突入します。米国も危ういのです。だから…キャシーウッドさんの意見は極端ですがあるかもしれないのです。

現状は、なかなか…景気動向が強く…利下げに踏み切れないのです。

でも…スイス、スウェーデン、カナダ、EUと既に利下げを実施していますから、世界的にはインフレは収まってきています。米国は「覇権争い」があり、製造業中心のインフラ整備の「財政出動」が効きすぎて…高い成長力を維持しています。

「アップル」(AAPL) の4時間足の推移

最近「アップル」(AAPL)から「エヌビディア」(NVDA)に資金を移すファンドの話なども出てきていますが、昨晩は、この「アップル」が遅れていたAIの評価は分かれますが、大きく株価が上がっていました。なんと…7%高なのです。

アップルは中国の販売不振などがあり、そもそも…業績面で課題を抱えていました。でも先日の統計は回復を示しており、「村田製作」(6981)のMLCCも再び…スポットを浴びそうです。

昨日と本日、久しぶりに「野村証券」(8604)を5000株ずつ買っています。

昨日は950円で…本日は寄り値の919円で5000株と1000株を別口で買いました。カタルは、いくつか口座を分けて運用しています。基本は高い「乖離調整」です。だから「早く株価が上がれ!」と言う…皆さんの「願望」は、貧乏人の「時間軸」なのです。大型株になれば、なるほど…整理には時間がかかります。

でも既にかなり大きな「買い筋」が、相場に参加をしていますから、「三菱UFJ」(8306)のような形跡を辿ります。その「三菱UFJ」も、まだまだ…これからが相場です。

何故なら、ようやく…「金利のある」正常の姿になるのです。苦節34年間の「喪が明ける」のです。その「三菱UFJ」は、長い観察株ですから、沢山のデータがありますが、一部を紹介しましょう。

三菱UFJの株価とオーバーの売り物推移

如何でしょう。「安い時」に、株を買う事は「忍耐」が必要になります。でも株価が上がった所から、株を買うなら…「時間軸は短く」推移します。我々は、基本的に、「貧乏人」根性で…「朝三暮四」の種族ですから、ある程度、株価が人気化してから…株を買った方が、良いケースが多いのでしょう。基本的に「下値圏のボックス」を離れる時は、膨大なエネルギーが必要です。

「BASE」(4477) の週足推移

この下値圏に位置しているのが、今の「BASE」(4477)ですね。下値圏のボックス相場から離脱を出来るかどうか…その場面です。カタルは、「まもなく」離脱できる…と思っています。本日も273円で5000株を追加で買っています。勿論、270円と265円に1万株ずつの買い物が入っています。

「大阪チタン」(5726) の日足推移

その下値圏からの離脱の「兆候」が見られるのが「大阪チタン」(5726)であり、「メルカリ」(4385)です。大阪チタンの方が、時間軸は「早そう」に感じています。その理由は、既に200日線を大きく上回ったからです。しかもその200日線より、上の株価の位置を保っています。

「メルカリ」(4385) の日足推移

「メルカリ」も悪くはありません。何故なら…一気に75日線を超えています。前の高値の山を取っています。でも時間的には「大阪チタン」に軍配が上がりそうに見えます。

「ニデック」(6594)の 日足推移

此処で…先ほどの「三菱UFJ」の高値圏に躍り出た後に、「一服」入れた…場面があります。「a」の場面ですね。株価が飛び出して…一回目の「調整を迎える」急所を押えるなら…完璧です。この場面の可能性があるのが、最近の「ニデック」(6594)の調整場面です。

そのチャートを観ましょう。この7000円割れの場面から、徐々にブツブツ投資で、しぶとく…「買い下がる」手法もあります。たくさんの株式投資の選択肢がありますから、自分の好きなものを選びましょう。ただし大切な事は、自分の力量を超えないことです。いつも「魔坂」の準備を、しておきましょう。

いちいち…チャートの解説まで含めて…丁寧に指導するのは、今だけです。

これだけでも…本日は「カタルレポート」を読んだ価値があります。本来なら、門外不出の「秘伝」の書なのです。でもカタルは、非常にオープンな人間です。若い皆さんが、カタルを乗り越えて…明日の日本を支えてくれるなら、それで…充分です。そうして…未来において高額納税者になって税金を納めて…カタルの年金分を払ってください。間接的に、この受講代を払っていることになります。

ヤフーの掲示板などで…「他人批判」をしないのです。

寛容な社会の形成を望みます。意見は、人ぞれぞれです。自分の意見と同じである必要はありません。「別の意見」でも、良いのですが…その反対論は、何故なのか? 論理的な説明をしなくてはなりません。

こんな事は「小学生」の時に、先生に指導される話です。いい加減に、大人になって欲しいものです。株と言うのは「売り方」、「買い方」に、それぞれ…意見があって、その対立が「仕手化」の要素になります。

「BASE」(4477)は、良い素材でしょう。ただ…鶴岡君の資質が、「今一つ」に見えます。もし彼が観ていれば、メールをください。30分程度なら…カタルも時間を創ります。とっても「良いアイディア」が沢山あります。

ある新興企業の業績推移

此方は、実際にある新興企業の業績推移です。まもなく…IPOの話がありますが、何故、カタルが「ITバブル」からIT企業が回復したように…同じことが、今回も起こると思っています。ここから…コロナ禍の「活況相場」が復元されるのです。 

その証の現象が「此方の資料」です。如何でしょう。最近の業績の高い「伸び率」が分かります。「ジェイドG」(3558)の田中君も、この数字を観て…燃えてください。世の中は、自分以上に「頑張る奴」が、いっぱい居ます。その過激な競争を勝ち抜くのが、その競争の勝者に与えられる栄冠は、株価1万円台の定着であり、その株価は「立派な経営者」の「称号」でもあります。「日立」(6501)は見事に復活をしました。

ようやく…方向転換を始めた「トヨタ」(7203)が、それに続けるかどうか…見ものです。株価と言うのは、面白いでしょう。知れば…知る程、奥が深くて…面白さが増してくるでしょう。

「NTT」(9432)が150円を割れていますが、ノンビリ構えましょう。

間違いなく…株価は上がります。丁度、「ニデック」が、昨年の10月にかけて…大きく下がってきている場面です。この後、NTTは、これから底値圏でジクジク…「株価を練る」のです。捏ねる? いやと言うほど…「時間を掛ける」場合もあります。BASEは、その口ですね。「経営者の資質」も関係しますし…「外部環境」も影響を与えます。

良いですが…株価は、その場面、その場面、いろんな場面で株価が「成長するステージ」がありますから…自分が「どのステージ」で、相場に「参加」しているか? 

「野村証券」(8604) の日足推移

確り、株価位置を自覚しないと…自分の失敗に、嫌気がさします。正しい知識と、経験がないと駄目なのです。迷ったら…「野村証券」(8604)だけで、良いのですよ。本日の720円割れは「75日線ライン」です。ここから下は「買い場」ですよ。「ブツブツ投資」で…株を買い下がれば…それで良いですね。

株式投資は、いつも心に「ユトリ」です。

もう…本丸の「トヨタ」の改革の段階ですから、日本の構造改革も終盤です。

今年の自社株買いの水準

「野村証券」の株価は、まもなく4桁を駆け抜けます。だって…常識で物事を考えましょう。自社株買いだけで…既に、今までの通年の量を超えています。あのトヨタが「物を言う株主」の圧力に負けて…自社株買いの1兆円です。

昨日は、盛んに…「自動織機」(6201)の株主総会が、話題になっていました。章男さんは欠席だそうです。彼が叩かれるのは…「珍しい現象」です。でも一面では、彼の意見も正論です。意見を「堂々」と…ぶつけ合うと良いですね。

日本の法律をやめて、全て米国基準でも良いように思っていますが、流石に、銃規制など…健康保険も、学費も…「村社会論」の良い面も、たくさんあります。難しい…話です。まぁカタルは単純な人間です。みんなが「希望」溢れる…「寛容」な社会形態を望みます。

やはり権力などで、人間を「縛る」のは間違っています。「強権」政治のロシアや中国は、やはり…おかしな理屈です。今日はこの辺で…また明日。



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