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基本的に、やはり…「株価位置」が問題なのでしょう。昨日の米国市場は、問題の「PCE指数」は予想値より悪く…インフレの「鎮静化」が確認されました。しかし「セールスフォース」(CRM)の成長鈍化が嫌気され…「NYダウ」は大幅安でした。この指数株価のラインは、そろそろ…「チャートの壁」になり「正念場」になります。この下値を割れるか…割れないか…は、相場の先行きの読みに影響を与えます。

NYダウ平均株価の4時間足推移

「ラッセル2000」(小型株)を除き…他の3指数は下げていましたが、ナスダックは、比較的…強い動きでした。この背景は「AI革命」の進展でしょう。でも…気になる話として「バンクOZK」株(OZK)は、「格下げ」が、素直に株価に反応していました。基本的に潤沢なお金は「ラフサイエンス」の未来分野の資金も、絞っている現象でしょう。

金余りの様子

このような状況証拠は、カタルの「事前観測」通りの出現です。

カタルは3つのプランから、ゴルディロックス相場の「B」より、リセッションに近い…スタグフレーション懸念まで含めた「C」に近い水準を疑っています。

この理由は「マネーストック」のマイナス圏や、逆イールド現象が、長く観察されるためです。論理的には、もっと早く経済活動は「沈静化」するはずですが、バイデン大統領の米中対立を背景にした覇権争いからの「財政出動」のために、「ちぐはぐ」な経済運営になっているからです。

ただ「紅海」の混乱があるものの…ここにきての「海運市況」は奇妙です。これは規制の影響なのかどうか…。確か…海運業界も「環境規制」があります。でも最近の船株相場は、かなり異質です。コロナ化後の異常値をおそれ…「転ばぬ先の杖」のような「トラウマ」の可能性があります。まぁ、そもそも…長く「純資産価値」以下の株価です。「日本製鉄」(5401)のようなものです。

人間の学習能力は、「間違った反応」をすることは…良くあります。近年では、「リーマンショック」からの反応で、日本の金融庁は、過去の「バブルの失政」を恐れ…「過剰な規制」に乗り出しました。そのために2009年から2010年にかけて日経平均株価は「二番底」を強いられました。人間の感情は「不思議な現象」を生みます。

あまり専門的な難しい解説をすると、一般読者は、嫌になるのでしょうが、このような言葉を知らなければ、いちいち…背景を説明するのは、大変です。経済の基礎分野ですから、言葉をコピペして…ネットで簡単に検索が可能です。

カタルのような記憶力が劣る「馬鹿」は、ネット社会の到来で価値を帯びます。ただ「記憶能力」が高いだけで、日本の教育システムは高学歴と呼びますが、東大法科の過去の失政を見れば、その能力を疑います。でも…彼らの記憶力は凄いのです。とにかく…一度、聞いただけで忘れないのです。驚嘆の世界です。カタルのような者は、彼らと比較すると「馬鹿の極み」です。でも…想像力(=創造力)は、カタルの方が上でしょう。一つの現象を見て、未来を推察する能力は、かなり磨かれました。

ただ…このレベルになるまで「無駄な遠回り」をしています。その分、試行錯誤を繰り返したので、この経験値は本物レベルに近いと思いますが、やはり…最後の「時間軸の壁」です。お船の相場も、昨日、大幅高した「大阪チタン」(5726)の失敗も、何故、「時間軸のズレ」が生じるか? 

未来の株価は決まっていますから、買い続けるなら…儲かるのですが、1年や2年の「ズレ」があります。カタルは「市場が貧困」な為なのだろうと思っています。昔は、もっと「にわか成金」というか…野心的な金持ちになった「一代目の世代」が多くいました。松下幸之助は、株式投資をして…「追証」になったのです。これは日興証券の谷口さんが、当時、大阪の支店で、その担当者だったので…実話です。

この谷口さんは、「ホンダ」(7261)の一次下請けの三恵技研工業の先代と取引があったのです。当時はインサイダーなどの規制はなく…彼は、市場で「ホンダ」を200万株買いという注文を出したのです。大昔の話です。既に、この先代は他界しています。みんな…そうです。多くの創業者は「ソフトバンク」(9984)の孫さんのような「野心家」です。株式投資の「信用取引」は当たり前なのです。多くの一代目は、「貧乏」のドン底から「のし上がり」ました。

世界のマンション価格の状況

今は「失われた時代」からの「立ち上がり」の場面の相場です。新しい時代の「黎明期」なのです。こんなことは、至る所で、この現象が観察されます。例えば、本日の日経新聞には「資産効果」の話が載っています。基本的に「失われた時代」は、この「資産効果」を無視した…「実質経済」の志向が強すぎたのです。政策というのは、非常に大切です。全体の川の流れを決めるのです。逆流を遡って…泳ぐのは「至難の業」です。通常は、流れに身を任せねばなりません。

ようやく…日本は「名目成長」に「政策の舵」を切ったのです。

安倍政権以降、この経済拡大派閥が力をつけています。でも地検内部は、まだ駄目です。しかし世界の情勢は「バーゼル3」の世界です。インターネット時代になり「時代変化」が加速しています。やはり…「村社会論」は浮いて…見えます。「ライドシェア」は、公明党などの反対もあり、「既得権力者」(タクシー業界)に、配慮した形で、決着しそうです。ここに「国民の利益」はありません。

でも世界は違います。悪戯に「成田闘争」をすべきではないと思いますが、やはりまだ時代を認識してない馬鹿が大勢います。

この責任はメディアにあります。政策官僚に「忖度」(そんたく)をする報道を繰り返すのです。だから日本国民は「失われた時代」の迷走を続けました。でも…ようやく日立から「トヨタ」の出番になりました。やはり時代の変化には勝てません。世界に飛び立つ企業は、世界のルールに従うわけです。

昨日、珍しく…後任のH君から電話をもらいました。「大阪チタン」(5726)が上がったからです。彼はカタルの性格をよく知っているし…現役の歩合セールスを長く続けています。この失われた時代を耐え抜いたセールスは立派です。

特に証券界は「理不尽な」常識を逸脱したルールを強要された世界です。もう…まともな人間は、みんな業界を去ります。その中でも、優秀な奴は外資に行きますが…大概は、自分だけの「独りよがり」です。移った最初の2年程度は、年収が2000万円台もありますが、その多くは、すぐに解雇です。そうして自分の「本当の能力」を知るわけです。カタルの友達は野村証券から外資に行きましたが、今は楽天証券かな? 最近は付き合いがないから分かりませんが、どうしたかな? スキーがうまく…世田谷に家を買ったのですが…。

ブツブツは、僕らの仲間の中でも「成功者」の部類でしょう。長く現役時代の収入は平均で2000万円台だそうです。かれは「両刀使い」ですからね。「カラ売り」もしていました。カタルのような「武士は食わねど、高楊枝」の世界の人間とは違います。

カタルは、どちらかといえば…「不器用な生き方」を選択します。「主義主張」を滅多に曲げません。一度、決めたら、トコトン…やります。そのために「ベンチャリ」は消えて、40億円を飛ばしたのですが…まぁその後の顧客の多くは、その期間を満足されたのでしょう。そう考えています。唯一、気がかりだったKさんも、後任者の話では、「三菱UFJ」を中心にして、当時の損を取り戻したと言いますから、正直、ホッとしています。

まぁ時代に翻弄された「馬鹿野郎」の一人でしょう。みなさんは、「書き手」の性格を知らないと駄目ですよ。ドイツ証券から独立された武者さんも、カタル同様に「名目人間」です。これは、その人の性格です。相場を当てようとするより…カタルは「理想的な社会構成」を実現させるために、微力ながら…その努力を続けています。

大御所さんの逸話など…もう誰も兜町では知らないでしょう。東証理事長の初代の藍沢さんは、「日本郵船」のボンボンと友達関係で…彼の信用力を借りて、船株相場で「一山」当て…凱旋して…貴族議員だった昔の「お姫様」を娶ったのです。その仲介を果たしたのが、あの有名な渋沢栄一です。開戦の時に、理事長自ら…相場操縦をしたのです。たぶん…大御所さんの話は、本当の話でしょう。

相場が始まりました。「大阪チタン」は待望の…3000円台を付けました。

仕掛け筋の介入か?「大阪チタン」の日足

あの時にカタルがここは「下値」だろう…と思って、3000株を買った「株価水準」に復帰です。このチャートは、「セオリー通り」の「仕掛け筋の介入」でしょう。カタル自身が新安値を付けたので…折角、株を買っていましたが、微益で利食いをしています。

でも「増産報道」を知らなかったのです。これで…大幅増益は既定路線になったので、あとは公募増資をするかどうか…です。以前、語ったように…幹事の野村証券は、こんな株を「見逃すはず」がありません。良識のある証券マンなら…ここは「一肌」脱ぎます。壮大な仕手株相場の実現です。過去の歴史は凄かったのです。

カタルは早くから「壮大な仕手株相場」が誕生すると思っていました。外部条件は揃っています。空前規模の受注残です。ボーイング社の歴史上、コロナの発生で未曾有の大不況から…737MAXの航空機事故から制裁、さらにロシアのウクライナ侵攻からロシアの制裁です。汚いですね。エアバスなどは、いまだにロシアから「スポンジチタン」を輸入しています。しかし流石に…長く「違法状態」を続けられませんから、「東邦チタン」(5727)のサウジからも輸入を開始しました。外部環境が、これほど「条件が揃う」ことは珍しいのです。

大坂チタンの壮大な仕手株相場

あのリーマン前に…大阪チタンの株価は、たった…200円台から、確か…15060円です。四季報では29130円になっていますね。2005年に「公募増資」を実施して、その後、株式分割をしているためです。今回も「二番煎じ」を連想するのが「当然の帰結」です。

しかし…まだボーイング社(BA)は「喪」が明けません。事故の責任を問う「償いの期間」です。でもこの航空機関連は「大阪チタン」だけでなく…「東邦チタン」(5727)もMLCCの需給が改善してきました。「ジャムコ」(7408)も忘れてはなりません。問題は時間軸だけの話なのです。もう未来の相場は決まっています。

本日は「ジェイドG」(3558)も高いようです。来週から…詳しく解説をします。本日は出先なので…慣れないノートを使って、作業をしています。所詮、金なんか…使って「なんぼ」なのです。最近は「エーザイ」(4523)の株価も底入れをして反転しています。人類の幸福のために、お金を使うのです。なぜ、カタルが「K君」に惹かれたのか?

カタル自身、よく分からなかったのですが…買っている最中で…「きらやか銀行」(じもとHD=7161)の不良債権処理の話が生まれ…なるほど、これが「時代背景の流れ」だと…今は思っています。

この繋がりは、「見えない赤い糸」なのです。

カタルの勘ですから…あまり「信ぴょう性」はありませんが、「大きくなる」予感もあります。何しろ…日本に欠かせない中小企業のDXにつながります。米国の「セールスフォース」(CRM)は、長く「成長株」扱いでした。

日本では「オービック」(4684)の株価は大きく成長をしました。やはり…カタルには8830円を付けた馬鹿株価は、「伊逹に」…その高株価が実現したとは思えないのです。やはり素質を持っているから…その株価が成立したのでしょう。今の株価は1/20なのです。

妥当株価になった株を、みなさんは、どうして…正しい評価をしないのでしょう。

みんな目先の株価の「鞘取り」に終始しています。「ジェイドG」の田中君のような経営者の資質は、なかなか…他に類を見ません。飛び抜けた「資質」を秘めた経営者の一人でしょう。カタルは、3年程度なら、彼にお金を託します。必ず、良いものになるでしょう。

事前にいつも伝えています。今回の「大坂チタン」もそうです。

残念ながら…カタルにはピッタリ…時間軸を当てることはできません。しかし素質を見抜くことにかけては「ずば抜けた」才覚を持っていると自負しています。だから…このレポートに登場する…株の中から選択して、継続的に攻めましょうね。最近では大型株の「ニデック」(6594)も推奨しています。そうして「ルネサスエレク」(6723)も…です。

ジェイドGの株価は、半値になっても「目先だけ」の話です。その企業の本質を考えて、しぶとく…投資をすることでしょう。

「大阪チタン」(5726)の板状況

そんなことで…本日はお終いです。これから…また出かけます。まずは…打診買いをすることです。高値を買って、あちゃ…「失敗した」と思っていいのです。それでは100株だけですが、今の最高値の大坂チタンを買ってみましょう。ハイ、3085円で100株のお買い上げです。カタルはいつも…「有言実行」です。

でもこの水準から、株価の「値動き」は重くなります。

そんなことは分かっていますが…みなさんに「ブツブツ投資」の実践を見せるために…この高値を買ってみました。良いですか…。僕らは「机上論」を述べる評論家ではありません。あくまで「実践家」です。本物の投資家を目指すのです。カタルは昨年の高値…いや一昨年の高値ですね。4850円を超えると思っているのです。問題は、その過程ですね。なんでも…構いません。来週は「ジェイドG」の特集を組みます。

常に事前告知で有言実行のカタルです。僕らは本物の投資家を目指して、相場をラッセルする仲間です。相場のさや抜きなどが株式投資ではありません。「K君」の株価を上げることは…未来の日本を元気にする活動です。株式投資の原点を考えましょう。また…明日。



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