今日の話題は、本日、上場される「東京メトロ」(9023)です。珍しく…「良心的な」公募価格の設定だと思っています。これが本来の姿でしょう。本日は関心があって…「寄り前」から相場を観ていますが、初値を1600円に絞っているようです。まぁ妥当と言えば…妥当かも知れませんが、カタルなら1500円にします。
そうしてこの初期段階で1800円程度を「上限」にします。基本的に、このクラスになると…幹事証券の「言いなりの相場」です。これは「野村証券」(8604)です。だから約100円、カタルの予想より「高い水準」が、今後の相場に…どう影響を与えるか?
本日は「此方の話題」があります。この記事を読んで…カタルは「東京メトロ」(9023)の相場に参加することにしました。本当のことを言うと、やる気はなかったのです。そうして「仕方ない」…選択肢なのです。
カタル自身は「タイミー」(215A)に、賭けたのですが、結局、「政策の壁」と言う「難敵」に、また、やられました。カタル自身、1989年に「希望を胸」に…妻子を連れて上京しました。東京で「一旗揚げる」と言う感覚です。しかし上京して実際に営業活動をして、先ずは「自分の実力」を疑いました。
それまでの現役時代は、常に同期でも、社内でもトップを走って来ました。他人のノルマを常にこなしてきたのです。自分の分は、当たり前です。店のノルマを常にやり遂げるために、カタル自身が、他人のノルマを被ります。
しかし入社時代の目標が、いくら少ないと言っても…バブル期はなんと200倍のノルマをやったのです。入社時は、たった100万円の投資信託のノルマですが、いつしか10倍、20倍は可愛いものです。そのノルマが、最後は2億円です。この水準をやり切って、シンガポールに、会社がご招待でした。「臍が茶を沸かす」は、この話です。ボーナスは他人のノルマを被っても…僅かな増額です。仲間が50万円なら70万円程度のものでしょう。ばかばかしい…と思ったので、上京して「歩合給の世界」です。
でも「下がり続ける相場」に、歯が立ちません。妻子を抱え…生活費をどう稼ぐか? 何とか、なんの基盤もない東京でしたが…初めの頃は600万円程度を、確保して…カツカツの生活です。何故、相場で負けるのか?
自分の「知識レベル」に疑いを持ち…証券アナリストの試験を受けることにしました。もともと馬鹿ですから、普通の人は2年で取れますが、カタルは3年かかりました。土曜、日曜、資格学校のTACに通い…学費は自分持ちです。今のような「補助」はありません。それでも駄目でした。確か…アナリストの資格を取ったのは1995年だったかな?
負け続ける…「罪悪感」を抱きます。折角、顧客を作っても、みんな「駄目」になるのです。何人の顧客が1回だけの取引で、去って行ったことでしょう。最後は顧客から「もうあきらめよう」と言われる始末です。その頃の経済雑誌の見出しは「凍てつく経済」です。
馬鹿政策の連続です。そうして、とうとう諦め…仕事をしなくなります。仕事をすれば、必ず、顧客は損をするのです。「罪悪感」と「生活苦」の狭間に立ちます。仕方なく…サラ金に通い、友達に借金をして歩き…2年間、じっと我慢をしました。毎日、国会図書館に通い…昔の新聞を読みます。我慢をして「待って」いても…馬鹿政策は、一向に変化しません。
そうして転職を決意して、誕生したのが「株式市場 日本を考える」と言うサイトです。この「IRNET」の前身です。1998年の話です。そうしてカタルは、新しい事業として「IR活動」をする会社を創ろうと奔走をします。半年ほど…上場企業の部長級に面会して、IR活動の普及の大切さを説きました。当時は「IR」と言う言葉が浸透していません。上場企業の多くは経理部など…がやっていたのです。「キリン」(2503)なんか…笑います。当時の「キリン」は、あれは新川かな? そこに本社が在りました。月島に行く…手前の橋の前です。東京駅からまっすぐ下る道です。
「ソニー」(6758)が一番でしたが、その広報部長は「他社の動向は如何ですか?」なのです。こっちは、先端企業と思って…最初に、当時は、品川の御殿場かな? 駅から少し離れた所まで足を運び…お願いをしたのです。概ね30社ほど回り…感触はマズマズです。5社ほど…「押せば…なんとかなる」と思いました。IRの黎明期です。
本当は日経新聞社と組もうと思ったのです。その下請けに「IR協議会」と言う組織がありました。そこにも足を運びました。そうして…お膳立てをして、証券マンを辞めようと思ったら…「ITバブル」が発生します。
もともと株馬鹿です。当時は「ソフトバンク」(9984)に、馬鹿になっていました。株価は僅か1000円ほどでした。自分でも「なけなし」の生活費で、1000株を買ったのです。しかし本格的な相場になる前に、金が切れ、したかなく…生活費のために、泣く泣く「ソフトバンク」の株を売ります。
そうしたら…そのソフトバンクは、最後は198000円ですよ。100万円が1億円を超えるのです。でも1999年かな? その夏頃…流石に1万円を超える株価は、「高い」と思って…売り始めました。それが、なんと…翌年は19万円です。
その年の年収は2000万円を超えて、もう大丈夫と思ったので…IR活動に、「ご賛同」いただいた企業に、お詫びをして…IRの会社をやめて、本格的に「証券マン」人生に復帰です。でも僅かな期間でお終いでした。「トホホの人生」の始まりです。
何故、個別株要因より、「市場要因」に株価は左右されるか?
全てを決めるのは「国家指針」です。今回の「タイミー」(215A)の挫折は、やはり大きかったですね。そもそも…総裁選で、小泉君が地方票を取れなかった…「JA」と言う組織力の壁です。その前は「東芝」です。その前は「東京機械」(6335)、そうして「ブルドックソース」(2804)、「日本空港ビルデング」(9706)もそうです。全てが「村社会論」です。
だから…今回は「7&I」HD(3382)が「試金石」なのですよ。みんな…「根っ子」は、同じです。「政策が間違っている」と…株価は低迷をします。
此方の報道を観てください。「ジャンク債の発行急増、好調な米市場環境に乗じる」たぶん…多くの人は会員でないから読めないでしょう。この「ジャンク債」と言うのは、格付けの低い「危ない債券」です。だから利回りは高いのです。でも「危ない」投資です。米国は名目時代ですから…「危ない投資」もして、経済活動が活発になります。
先日は「農林中金」が失敗して…増資をしました。そうして「あおぞら銀行」(8305)もそうでしたね。此方がファンドに狙われ…「大和証券」(8601)は増資に応じました。当たり前の理屈です。経済が、何とか回るなら…ジャンク債は利払いをされて元本も回収できます。しかし危険だから、利回りが高いのです。そうして失敗をしたのが「農林中金」であり、「あおぞら銀行」です。農林中金は母体が「農協」です。小泉君、「憎し」…構造改革を拒んだ組織です。「きらやか銀行問題」は、此処で関連をします。
もういい加減に…、「最後尾」の落伍者に、政策の基準を合わせるのではなく…グローバル論理にしましょうと言うのが、安倍派閥の意見です。それを叩く…「東京地検」です。
今回は「江戸長崎」です。さんざん…森・加計問題から、桜を見る会、最後は黒川人事で…メディアの友達が黒川さんを、売ったのです。仲間を売るメディアの倫理観、その倫理観に溺れる日本人です。「維新」かな? 「ベーシックインカム」制度を述べ…後期高齢者の医療負担を3割にしようと言っています。自民党と同じです。まぁベーシックインカムは、既に「生活保護制度」が存在しますから、制度を変えれば良いのでしょう。もっと使いやすく…です。「セーフティーネット」を設け…先端に政策を合わせて切磋琢磨すべきです。
決戦では僅差で…高市早苗さんは敗れました。そうして時代は、、石破に「揺り戻され」て「後戻り」するかどうか…。だから「タイミー」(215A)は「厚生労働省」の論理に敗れ…「ジェイドG」も沈みます。
この3月から…ハッキリ言って、何をやっても…「駄目」なのでしょう。空売りが選択肢にないカタルは、半導体株に疑念を抱きましたが、「レザーテック」(6920)の話を出す…程度です。
今回も「日立」(6501)や「重工」(7011)は、既にグローバル評価の株価と述べています。下がることはあっても、上がるのは「難しい」株価です。ただ業績はドンドン…増すなら話は、別です。「重工」と比較をするなら「日立」に軍配を上げています。その理由は既にスペインで実際にやっています。ハワイでも、やり始めました。でも日本は組織の壁があるのかな?
「NTT」(9432)の「IOWN」は、素晴らしいのですが、「スピード感」が、全く話になりません。「ラピダス」も、ようやく…民間資金が集まった所です。
馬鹿に基準を合わせると、世界競争には勝てません。もう日本は周回どころか…何周も遅れています。買うものがないから、仕方なく……面白くもない「東京メトロ」(9023)で勝負です。寄り値で買って、100円か200円抜ければ「御の字」でしょう。果たしてどうでしょう。バブル期は「NTT」が先陣を切ったのです。120万円を少し割れる水準だったかなぁ~。その株価は318万円かな? 160万円の初値だったようです。
今、寄りました。「東京メトロ」(9023)です。1630円でした。バカバカしい株です。1600円は買えると思ったのですが、駄目ですね。仕方がないなぁ~。少しだけ買いました。もう…馬鹿たれです。1200円は、確かに安いのですが…1500円程度が妥当株価でしょう。
所詮、「夢が大きな株」とは違います。今、寄り付きで買った1000株を1710円で利食いしました。同じ株価なら「ジェイドG」(3558)を買います。東京メトロは上がっても1800円止まりでしょう。今、1740円、1750円で、それぞれ…売りました。久しぶりの…短期の微益です。
「タイミー」(215A)は、やはり…1100円を割れています。可能性のある「ジェイドG」(3558)の本日の安値1666円は、カタルが、寄り付きで2000株だけ…2000円台の買いのものを「投げた」のです。ここが下値になるかどうか…。敢えて…カタルは安値を承知で…「売って」みました。実は昨日は買い過ぎて…1680円台の相場で、後場から投げたのです。損をして…株を投げたのですよ。約1万株以上だったかな?
ところが…案の定、1680円の「指値買い」は買えず…その手前で「空売り筋」は、その株を「買い戻して」いました。その前に…1705円だったかな? 3000株ほどの「売り物」があったので、カタルが500株だけ、買ったら…彼らも追随をして来ましたね。「買い戻し」の玉でしょう。
自分で…「実践」に参加してみないと、この「相場観」は育まれません。皆さんの多くは、口だけの人間です。みんなテレビに登場する「机上論」の学者様です。僕らは実践派閥です。
確かに、何度やっても「損ばかり」をしています。何回、チャレンジをしている事か…。この8月のガラから、一旦…「タイミー」の利益で回復したのですが、今回は、それ以上のヤラレ…「元の木阿弥」状態です。
爆益だったカタルの口座は、今年のピーク時は、2800万ほどの儲けだったのです。1000万円が元手です。仕方なく、資金は、かなり引き上げましたが、今の儲けは1300万かな? 僅かな期間に約1500万を負けました。この口座だけの話です。他の口座も似たようなものです。なかにはマイナスに沈んだ…口座もあります。
今回の「総裁選」からの流れ…「政策」が非常に重要なのです。
もう長くなりました。止めますが、何故、会員ページで、今回の推奨が「N」と言う…保守的な「利回り株」なのか? その意味は「時代の逆転」です。本当は「空売り」なのでしょう。でもカタルはやりませんからね。
仕方なく、下値圏の…前回は「エムスリー」(2413)と、問い合わせも多いAI革命の「A」と言う…「ABEJA」(5574)ですが、この「N」と言う保守銘柄も、何人も…問い合わせが在りますから、面倒だから、このNは「日産東京販売」(8291)と言う会社です。何故、このような株を紹介しているか?
先日の「日立」(6501)に…「日本製鉄」(5401)でしたかね。比較して対比したのは…。仮に「政策」が戻るなら、又…利回り採算が合う「割安株」の相場になります。昨年、初めかな?
覚えていますか? 「ナ・デックス」(7435)と言う…ローカルな「割安株」をやりました。そういう「面白くない相場」の選択になります。だから「N」と言う「日産東京販売」(8291)と言う株を、「会員ページ」で紹介したのです。
「駄目相場」を前提に、相場を張るか…。あるいは成長株を採用できるか…「ジェイドG」は、その候補です。
この話は、もう少し長くなりますから…ここで、やめます。今日は、皆さんに、「本当の事」を知ってもらうために、かなり「力説」しました。だから長くなって…ゴメン。銘柄なんか関係ありません。「ジェイドG」だけを、3年間、あと2年間だけ持っていれば、それで良いのです。
「名村造船」(7014)は、割安株でしたが、その時期が来たら…2772円にもなったのです。100円台の株でした。あとは「読者の選択」です。また明日。あぁ~、今日は疲れた。