そろそろ…登場する新しい展開

今日は「米国株の話し」を主体にしたいと考えています。世界市場で一番強いのは日本株です。何しろ…「34年間の肥やし」が効いています。

何故、東証が「PBR改革」を訴え…金融庁が生損保に「株式の持ち合い株解消」の行政指導をしたのか? この意味をよく考えてください。メディアに出ているコメンテーターは素人領域です。問題の原点を考えていません。少し前は企業の内部留保が話題になり…自民党内部でも内部留保に課税をしようと言う話も出た程です。

基本的に、日本人の多くの経営者は「保守的」で自らは動きません。トヨタを観ると分かります。日産の下請け企業の話が話題になっていますが、あの話の基本は「トヨタ」の話なのでしょう。だから章男社長が辞めた途端に、様々な問題が表面化しました。この意味をどう考えるか? ダイハツも…みんな彼の現役時代の話です。

そのトヨタは賃上げも渋り…株主還元も渋っています。完全に村論理の会社です。日経新聞もNHKも同じですよ。大相撲界を観ると分かります。実力者の白鵬は虐められています。村社会の根底にあるのは、「仲間だけ」に甘えを許す社会です。実力ではないのです。

しかしグローバルの世界は違います。大谷君の報酬を観ると分かります。世界と日本の違いをどれだけの人が認識をしているか? だからこそ…昨日述べた「スチュワードシップコード」のグローバル論理が重要なのです。何れ…スタートレックの世界である「地球連邦」になるのです。

既に米国で活躍を続けているM7の活躍は、その証です。そうして本日、日経新聞にも話題になっており、日本でも認可される「肥満薬」のノボノルディスクは、米国の会社ではなくデンマークの企業ですが…この1社の時価総額は、既にデンマークのGDPの3907億ドル(2022年IMF)を超えて…7000億ドルになっているのです。この時代背景を考えないとなりません。

日経新聞には、アップルが「EUの規制」に従って…企業方針を変えています。

日本だけが村社会を貫く…「鎖国制度」を演じることは出来ません。このような基本概念が自分の考え方の根底に備わっている人間と理解できてない人間の差が、株式投資の成績に現れます。

三菱UFJの月足推移

よく野村証券の株を、早く売り過ぎた…とか、悔やんでいる人が居ますが、自分の力量と相談されて決める事です。この判断が出来ない人間が大半です。利食いは大切です。だからジェイドGを売りたいと感じたら…その時が「売り場」なのです。

野村証券も同じで…三菱UFJも同じなのです。多くの人は、あの1000円手前で、株を売ったように感じています。あれから…「喜びのメール」はすっかり…少なくなりました。

野村証券の月足推移

別に良いじゃ…ないですか、自分が 1000円手前で三菱UFJを売って、実際は、株が更に上がっても、その時は、自分はそれでも満足をされたのでしょう。だれでも高値なんか分かりません。たぶん野村証券も、これから三菱UFJのような展開になるのでしょう。必ず、途中で休みますが、仮に休みがあっても3か月程度のものでしょう。

カタルは「ジェイドG」の株価が1万円台になる可能性を考えています。何しろ…夢が大きく、これまでの田中君の実績を観ると…その可能性は高いからです。だから…「たぶん」ですが、伊藤忠が口利きをして…NTTドコモに働きかけたので、実現した「マガシーク」の案件なのでしょう。その話と自分の力量問題の話は「別次元」の話です。

本当に…皆さんは子供に見えます。自分で決断を出来る人は、僅かなのでしょう。その多くは世間の風に「流されて」動きます。自分の考えがないのです。だから…「赤信号、みんなで渡れば怖くない」と言う諺のような…「川柳」のようなものが誕生します。

高値、安値などの認識は、人により、その価値観は違うのです。この感覚が多くの人は理解できないのでしょう。だからこそ…「対面営業」の証券マンの手数料は高いとも言えるし…安いとも言えます。毎日、電話をするだけで、その日の相場の動きを、端的に解説してくれます。

何故、「さくらインター」(3778)のような株が…市場の人気になっているか? 過去のITバブルとの…事例も紹介をしてくれます。基本的に「博打相場」の意味は、業績面に裏付けがありません。しかし、ジェイドGは、ようやく一般的な評価まで…現実の株価が市場で認知されてきました。まだドコモのマガシークを評価した株価ではありませんよ。

こんな相場のイロハは、対面営業でないと…ベテランの証券マンの知識は伝わりません。ネットに流れている話題を、信じる方が可笑しいのです。高級時計シェアの「トケマッチ」のような詐欺に引っかかる人間は、やはり…人間の資質そのものに、何か…欠陥があるのでしょう。全ての行動は「自己責任」なのです。

だから保険と言うサービスが誕生します。家を建てるのもそうです。災害に備え…保険に入るべきでしょう。常に生きている以上…何らかのリスクは存在します。そのリスクを軽減させるのが「健康診断」であり、日々の運動などの「自助努力」なのでしょう。

当たり前の話ですが、カタルレポートの扱い方も同じなのです。自分の中で、その「信頼度」がどの程度か…その基準は、人ぞれぞれです。

米国経済の話でしたね。今は「時代の過渡期」です。産業革命を大きく超える人類の進化を加速させるアイテムの話です。AI革命なのです。国単位ではなく…既にお金の世界ではグローバル化が進展しているから…「M7」や「ノボノルディスク」の株価の話が話題になっています。市場は世界に広がっています。

何故、カタルがアセアンの成長を、日本の取り込め…と述べたか? 

何れ…BASEの話に繋がる可能性があります。まだ先の話ですが…常に創造力が豊かな人はヒントを述べただけで先読みできます。しかし馬鹿は、何度、丁寧に解説をしても…現実を観ないと分かりません。その通りの株価になってきているのに、馬鹿の一つ覚えを繰り返す奴もいます。世の中は色々です。

なにもカタルの解説が正しいわけではありません。カタルは常に反省もしています。お船の失敗は、やはり失敗です。何故、自分の「信じる道」を貫かなかったか? あのままの…ポジションを保持して、維持すればよかったのです。今は同じような気持になっているのが「航空機関連」です。企業業績は上向くのに、何故か…株価は下がっています。結局、お船の場合は時間が解決しました。今回はどうなるか…興味が付きませんね。

米国の話しでした。サマーズは潜在成長率の高さを述べており、この金利は通常の領域だと言う話をしています。カタルも前から米国の潜在成長率は意外に高いと思っています。だから利下げになっても…3回もないかもしれません。

しかし最近は、流石に…「首切り」も多くなってきました。株価は高値を更新している筈ですが…何故か、最近は投信運用会社のリストラが止まりません。米投資信託会社フィデリティ・インベストメンツは、3月8日に終了した週に約700人の削減に動いた。同社が人員を減らすのは、2017年以来7年ぶりというと報道されていますし…こちらを読むと分かりますが、ブラックロックなども同じです。

この話はジェイドGに関連する筈ですが…明日からのしばらく…カタルの考える世界を綴ります。別にカタルが正しいわけではありませんよ。

米国大統領は選挙演説で「利下げ」の話を述べたとか…伝わっています。基本的に、「さくらインターネット」が大幅な陰線になったのは、半導体一本やりの相場は、危険な領域です。常識で考えれば分かります。だから「相場の広がり」が大切なのです。意外に強いのが金融です。この背景には、こんな話題も出ています。

米国ではトランプ前政権の財務長官だったムニューシン氏率いる投資会社連合が10億ドル(約1500億円)超の増資をNYCBに対して実施すると発表していました。

更に日本では、旧村上ファンド系のシティインデックスイレブンスなどはあおぞら銀の株式保有比率を8.92%まで引き上げたそうです。

この話に共通するのは「商業不動産」に対する考え方の話です。

サマーズの米国金利の話なども参考にすると…今の「相場の見所」が、よく分かると思います。知れば知る程、面白い…相場の見所です。カタルは相場の観方を日々解説しています。それは貧乏人ですから、不完全ですが…かなりの水準の内容だろうと自負はしています。

皆さんは無料で…毎日、このレポートを読むだけで投資術が身に付くのです。カタルは50年近く、学生の頃ですから、それ以上かな? その時間を掛けて、ようやくこの水準ですが、皆さんは毎日、カタルレポートを読めば、カタルが試行錯誤して…得た知識の「無駄な時間」を超越できます。

たぶん若者なら…今から投資を始めるなら、晩年は、「使い切れない」お金になっている事でしょう。所詮、お金は使って「ないぼ」なのです。貯める事より、使うことの方が、難しいものだろうと思っています。まだ貧乏人ですが…人生は楽しく生きましょう。また…明日。



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