かたる:残念ながら…今日は、先々週の土曜日に予測した「懐疑から楽観に…」移行する時間を確認する相場になりそうですが…、カタル君はお出かけするので、簡単に相場のコメントだけに留めます。基本的に「システマチックリスク」と呼ばれる市場全体のリスク許容度が、この時期に上がりますから、株価は上昇しやすくなります。しかしプロは悲観の中で、空売りの買戻しをして、懐疑の中で新規買い入れを増やしますが…、これから訪れる楽観の中では、ポジションを大きく膨らましません。でも素人は中国リスクなどが後退したと…強気に転じます。故に、どの株も上昇し始めます。出遅れ銘柄も上昇を開始する筈です。カタルはJ・TEC、クラウドワークス、日阪製作などの出遅れ銘柄も良く見えます。
この楽観時間への移行を感じるのは、やはり三菱UFJでしょう。これまでは800円を超えるか、近づくと…直ぐに株価は崩れましたが、今度は逆に、順調に、上昇波動に移行するものと思われます。つまり日経平均株価は、2万円の大台を目指すことに成るのでしょう。この背景は、米国の景気論争に一定の信任が得られている状態なので、過度のポジション整理が消えたためですね。外人投資家は買い越しに転じることでしょう。ただノルウェーは兎も角、サウジは放漫財政運営になっており、現在の原油価格水準では、海外資産を減らしますね。この影響はおそらく…、米国の景気好調から日米の金利差拡大で円安、為替利益から輸出株が堅調との…連想の動きを抑えると思われます。株価の勢いを削ぐことはないでしょうが…トヨタの自社株買いに、持ち株をぶつける事が考えられます。故に原油価格動向が注目されます。暫く…は、色んな意味で注目点なのです。
しかし世界のヘッジファンドは「金投資」も行っていると言います。現在は中国の減速、インドの消費減などの不安があるのでしょう。更に、一番は米国の利上げですね。金に金利は付きません。しかし彼らの狙いは、別の次元、次のステップを見据えて投資しているのでしょう。意外に世界景気は堅調で、世界の中央銀行の量的緩和の影響がインフレと言う形になり出てくる可能性もあります。この辺りのヘッジかも知れません。理由は、色々でしょう。
カタルは先日述べたように…、相場は、あまり強くないかな?…とも考えています。故に材料株、パイオニアを支持しています。本来なら三菱UFJなどの大型株投資が正論です。あるいは、絶対に株価が騰がるジェネリックなどの長期上昇パターン銘柄ですね。でも金持ちなら、沢井製薬を中心に材料のダイトまで買うのでしょうが…好きな小野薬も手掛けることが出来ない貧乏人のカタルは、相変わらず…ハイリスク銘柄投資です。どうにか…ここに来ての株価上昇で、売買利益がプラス転換し、評価損の改善に努めることに成ります。つまり今年は、儲かってないのです。下手糞ですね。負けていると言えるかどうか…かの評価は微妙ですが、評価損はありますからね。トホホです。
今週は日本郵政関連の押し目の株価位置が、一つの見所になります。何処で止まるか…高値を売りそびれた人も、慌てることはありませんね。たぶん、もう一度、高値を更新すると思っています。このあと、本格的なケアが入ります。日経225にも採用が決まりますね。前回、外れた…日東紡も結構、株価は上がりましたね。2割程度かな?あの時にカタルは本文で紹介しました。自分の得意とする銘柄を、何度も、手掛ければ良いのですね。同じ銘柄を、売り買いするわけです。基本は一度、業績数字が上昇パターンに入れば、株価も基本的に、大きく崩れずに上昇し続けます。ケネディクスも、いつか800円台の高値を更新すると思っています。変化率が鈍く、ほとほと飽きが来ていますが…何度も売り買いを続ければ…どの銘柄でも同じことです。
今日はアイサンも、ずいぶん元気が良いですね。カタルは売り切りました。余り続けるつもりはありません。むしろパイオニアに傾斜します。さて今日は…此処までです。それではまた明日。