昨日の相場などを観ると、「先物」から誘導された日本株と言う…「指数銘柄」が中心の相場だという事が、分かると思います。カタルは前から述べていますが、このような内容のない指数相場が苦手です。

まんべんなく…日本株を持っている人にとって…「ETF」などの指数ものは良いのでしょう。でもカタルは「個別株で勝負」をするアクティブ運用です。パッシブで全体の相場を買う大きな機関投資家とは違います。相場の中身が合いませんから、現役時代から、顧客は株が上がっているから…「自分の持ち株」も上がると思っているようですが、実際は…「総体的な株価の上昇」でエネルギーが分散されており、株式投資を言えるのかどうか…。

もう少し市場全体が暖まると…相場も伸びると思うのですが、今回は多くの銘柄で「腰折れ」の相場に終わりました。

しかし…日本の名目GDP値が2.9％も伸びている現実を経済学者様など、テレビの評論家様は、何も理解してないように思っています。年率では４倍ですから11.6％もの成長です。二けた成長です。その為に「大きな変化」が生まれています。それをカタルは「金額ペース」でグラフを作成しました。しかし日経新聞は、大きくこの事実を報道していません。

日本は、確実に…「違う次元」に突入したのでしょう。「34年間の悲哀」は、伊達に時間を浪費したのではなく…確りした…人間を育てています。

「鉄は国家なり」とゴタクを述べた企業の新日鉄が、社名を日本製鉄に変えましたが、最大の取引相手でしょうが…その「トヨタ」を相手に訴訟を起こした意味を、あまり多くの人は理解してないようです。

残念ながら、章夫社長レベルの人間が、日本にも多く残っています。アップルなどの総還元性向を観ると…稼ぐ以上に「株主に還元」をして、頑張っている姿と、内部留保を積んで安定配当など…と、バカな認識の人間との差は大きいのでしょう。

やはり伸びる奴は、「自分を追い込んで」努力をしています。でも文句を言う奴は、その多くは、自己努力もせずに…他人批判の「責任転嫁」です。人間の資質が問題なのでしょう。故に…やはり最後は教育論になります。

本日は日経新聞からGDPの数字と、カタルが創った金額ペースのGDPの違いの意味を、良く…自分なりに考えることです。基礎認識が間違っていると、全ての見方が歪むのです。何故、「野村証券」（8604）だけを、買っておけばいいのか？　その意味を、何れ…読者の皆さんは知ることになります。そうして…そのヒントが「貨幣乗数効果」です。黒田さんは、盛んに「一人舞台」を演じていましたが、ようやく…その「弛まない努力」の歯車が動き始めます。マネタリーベースとマネーストックの違いを、自分なりに理解しておかねばなりません。

カタルは、やはり米国の景気は「減速」傾向が鮮明になると思っています。もともと雇用は経済指標の中でも「遅行指数」です。ここにあまり拘って、金融政策のスポットを当てるのはどうかと思います。此方の報道が出てきました。

この意味は、30年の住宅ローン金利を観れば分かりますね。7.31％だとか…いう数字です。中国の減速は鮮明になっており、世界の「ものの価格」は沈静化しています。米国だけが…この金利を超えて…更に成長続けられるかどうか。怪しいのでしょう。

ただ世界戦略を考えると、大きな落ち込みではなく…「勘違い」程度の認識で、昔のような低金利時代には戻らないでしょう。それ程AI革命が進展すると思っています。

エヌビディアの評価は、大きく割れていますが、やはりこの数字は凄いのです。この数字の推移が続くのかどうか…ですが、この成長度合いが続くなら、いくら市況品とは言え…人気度合いから見て…「株を買いたい」気持ちです。だから、先日カタルは、試しに…「ABEJA」（5574）を買ってみたのです。皆さんはIPO人気の時に1万円台の株価だと馬鹿になりますが、僅かな期間に半値になった株になると興味を失うようです。でもカタルは違うのです。

皆が諦めても、カタルは自分を信じ…本日もリスクヘッジで持ち株を減らしたジェイドGを買っています。1690円まで買えました。誰かが売っているようで…1700円でも1500株しか…買えませんでしたが、カタルは玉を拾います。何故か？

あの日、8月18日の外部環境は、非常に悪かったのです。カタルは日本株の急落も視野に入れてジェイドGの大きな持ち株を心配して、玉を外しましたが…日本株の「腰」は強くなりました。やはり識者は、ちゃんと見ているのでしょう。

割安株も、どんどん…水準訂正をしており、まともな評価に、何れ…時間をかけて回復するのでしょう。別にジェイドGでなくても野村証券だけで充分でしょう。

今、神主さんから久々に電話があり、先日、梨を送ってくれたのでお礼を言ったのです。そうして銘柄を聞くから、「あんたはもう年だから、野村証券を買って配当を貰えばそれで良いよ。そのうち、株価は2倍になるでしょう。」と言いました。そうしたら…彼はそうしようかな？と応えていましたね。ついでに…彼はロコンド時代に株を買ったのですが、「もう持ってない」と言います。やはり時間軸と言うのは、上手く出来たものです。

多くの人は事前に銘柄を伝えていても…株価が実際に上がらないと株を買いません。

下値を丹念に買う事に、慣れてないのでしょう。名目成長時代と言うのは、循環物色なのですよ。上がった株が乖離調整で休みを入れたら…また株価が上がるのです。今は割安株中心に、この傾向が続いていますが…これが指数銘柄の「ルネサスエレク」（6723）にも言えると思っています。本日は安いから買い場でしょうが…今ジェイドG を買い増ししたから、あまり余裕がないですからね。実験も、ほどほどに…しないとなりません。所詮は実験です。

基本的に、銘柄なんか一つで、充分でしょう。その株の変動を上手く利用して継続した取り組みをすれば良いと思っています。なかなか良い経営者の株式と言うのは少ないものです。

そう言えば…ユニクロに若き社長が誕生するとか…塚越大介氏は44歳だそうです。米国を黒字化させた立役者です。学歴ではなく…本物の匂いがしますが、あまりネット上では、彼の情報は見つかりませんでした。44歳か…良いね。今から24年前ですからITバブルの時分のカタルです。あの頃のカタルもチャンスがあったのですが…上手く利用できませんでした。

ソフトバンクが198000円で、光通信は241000円だったかな？　1000円で買ったソフトバンクが…19万円ですからね。190倍です。株はロマンがあります。まぁ、しばらく…ジェイドG の田中君に夢を託すか…。1500円台で買いの玉は、先日のリスクヘッジで…1602円までで…全部、消えました。今の平均買値は1800円程度かな？　もう少し低いかな？　何しろ…前回は、てっきり…「行ける」と思って1875円だったかな？　そこまで買っています。でもあの大引けの10万株は、期日のクロスだったのでしょう。「買い取り」ではなく…。

なかなかバランスだけ見ても、内容は分かりませんからね。あとは自分自身の感性を信じるしかありません。所詮、どんなに数字が素晴らしくても…「仕掛け人」不在では、良い相場に育ちません。最近では褒められるのは「レーザーテック」（6920）程度でしょう。でもカタルはこんな素晴らしいものを利用していません。でも、よく「好条件」が重なったものです。今の銘柄は、みんな…「帯と襷」の関係です。

先ほど…ジェイドGの1602円の話をしましたが…同じことで「KPPG」（9274）も皆さんの持ちが多いのは「Jトラスト」（8508）かな？　みんな同じなのですよ。他にも仕掛けが入っていると思われる「グッドコム」（3475）もそうです。8月18日が基点になっています。

だから…ジャクソンホールも結果は「R*」ではなく…従来通りの踏襲になりました。でもカタルはエヌビディアを評価しており、此方のロイターの報道を観ると…PER30倍なら、アップルを買うより、エヌビディアを選択する人間です。先ほど、神主さんに話した話題と同じです。ジェイドGでなくても、野村証券で充分だと言う話に似ています。

読者、それぞれは自分の力量は、みんな違うのです。育った家庭環境も資金力も性格も…故に自分に合ったものをやれば良いのですね。

指数を追いたければ…安全性では「リクルート」（6098）です。ルネサスエレクは、どちらかと言えば「博打的な指数銘柄」です。「アドバン」（6857）は、敢えて…外しています。でも今回はこの8月18日が基点になっています。カタルは早めにどちらかと言えば、リスクオンに傾いて「J君」を1万株ほど…買いました。もう少し買う予定でいますが、なかなか…下げません。まぁ当然です。本日はF君が40円高の681円です。この株も600円を割れていました。みんなカタル向きの株です。

「エーザイ」（4523）が高いですね。でも…9600円台に入ったエーザイを買う仕掛けかどうか…この1万円手前の玉を丹念に拾うなら…カタルの想定相場になります。大阪チタンはやはり年末年始かな？　

なにしろ「ボーイング」（BA）の数字を観ると、「赤から黒」の段階ですから、どちらかと言えば「来年の銘柄」で…この年末年始の株価波動に見えます。でも条件が揃っています。コロナに…737MAXの事故です。カタルが機関投資家ならボーイングを大量に買います。カタルはチタンの動向に目を向けていましたが…どうも、株価は素人的なボーイングの株価に連動するようです。

それなら、やはりJ君の方が、ずっと面白いですね。過去500円で推奨して株価は10倍です。まぁ…世の中にはたくさんの選択肢があり…自分の感性がどれに反応するか…自分が納得する取引をしましょう。

株で「儲かるか」どうか…最後は、レーザーテックなどを観れば…「運命の悪戯」の領域の話が、株価を決めるのです。事前に決まった路線があるわけではなく…現在進行形で、形が変化していくものです。この辺りの認識が、日本人は苦手なのでしょう。

何しろ小さい時から画一化教育で育って、周りの空気を読むことを、強要されています。○○ちゃんは…どうのこうの…とお母さんは言いますからね。なかなか独創的な若者は育ちません。ユニクロの塚越大介氏は、玉塚さんの「二の舞」にならず…成長すると良いですね。楽しみです。それでは本日はこの辺で…また明日。