カタルの「疑問」は、どんな形で納得する「答え」が得られるのでしょう。常にカタルは市場を観て株価形成に疑問を抱え、その「謎」が深まるばかりでした。最近は米国のM2の動きとイールドスプレッドの謎ですね。ですが…こんな報道もあります。
しかしNY市場は10連騰で、6年ぶりの連騰記録とか…。この懸念を言う人は、既に市場から、消えかかっています。最近は滅多に観なくなってきました。
「カタルの謎」の中では、「PBR1倍以下の株価水準」などは、代表的な事例でしょう。有価証券報告書が「間違っている」のを疑うほどです。しかしここ1年ほどは、ようやく改善の方向性にあります。アベノミクスの成果は、遅々として…見えませんでしたが、彼が実行した政策は正しかったのです。日銀の黒田さんへの批判発言をよく聞きましたが…でも黒田さんは、成果と言う点では…任期中に回答が得られませんでしたが、今の市場を観れば、やはり…「彼の行動は正しい」のです。
間違っているのは、馬鹿メディアの報道です。
本当に…日本は「偽物社会」だと言うのが、よく分かります。故にカタルは正直な気持ちで…毎日、感じることを書いて、自分なりの結論を得て、その推測に基づいて行動をしています。「事前告知」における…「率先垂範」です。これで…成果を得られるなら本物でしょう。
カタルは、あくまで…偽物の「誤魔化し」の世界ではなく、自分自身が「本物人間」になる為に、日々…努力を続けています。もう34年も「悲哀の世界」を味わっているのです。この34年間は「間違った政策」を実行してきたから…こうなったのです。ようやく…安倍政権の誕生から、政策修正が始まり、現在もこの傾向が続いています。
昨日の「GDP」修正の話ですよ。「実質値」と「名目値」の違いも、分からない馬鹿が如何に多いのか? 東大法科卒、メディアはみんな優秀な人間の筈ですが、報道の姿勢はあまり変わりません。しかし…ネットが普及し、自分で「その気になるなら」間違った報道を理解できる「ツール」はたくさんあります。海外の報道を直接聞くことも出来ますし…各省庁や政策実行する機関が、直接データを発表していますから、自分でそのデータを確かめることが出来ます。ネット時代は素晴らしいですね。昔は一つのデータを得るために大変だったのです。
でも情報が身近になって…様々な意見を聞けますから、自分の欲求が強ければ、本人に考える意欲があるなら、自分の知識を高められます。
カタルは上京以来、顧客レポートを書き続け…ネット上は1998年前後から発信を始めました。ほぼ毎日、自分の考えを綴っています。間違いがあるのは当然です。未知の分野の予測です。でも自分が何故、そう考えて…「野村証券」株だけを買って置けば、それで株式投資は完結する…と、今ほど強く考えているのはないでしょう。
しかしカタル自身は、先日まで2万株を保持していましたが、今週は売らされて…現在は15000株の保持です。まぁ色んな理由があり…持ち株は減りましたが、基本戦略は、年末までに…持ち株を「10万株」の目標にするつもりです。
いよいよ来年、野村証券株は4桁に挑戦するだろうと思っています。非常に大きな会社なので…倍増は、かなりハードルが高いですが…その方向性を歩むと思っています。三菱UFJのようなものですよ。
本日は、その理由の「事前告知」です。先ずは此方を観てください。これは昨日のブルームバーグの報道です。YCCの話です。イールド・カーブ・コントロールがどうの…こうの…と言いますが、この最新のデータ、つまりグラフを見る限り…黒田さんが、昨年、植田さんにバトンを渡すと決まってから…三菱UFJの株価が上昇する理由がよく分かります。如何に事前知識が、大切か…分かると思います。
皆さんの多くは、最近は三菱UFJの株価が上がって「ありがとう」…と言うお礼のメールは減っていますから、たぶんお持ちではないのでしょう。しかし…この三菱UFJを対象に、もし…「雪だるま投資」を採用して、持ち株を増やし続けていたら…きっと多くの人は喜んでいる事でしょう。如何に、自分の知識が大切か…分かると言うものです。
その「根底の話」を解説しているのです。昨年の12月の日銀政策決定会合で…「日銀は19~20日の決定会合で「プラスマイナス0.25%」としていた長期金利の許容変動幅を「プラスマイナス0.5%」に変更したのです。それを「切っ掛け」に相場は動き、そうして「乖離」が大きく離れましたから…事実確認の為の時間調整で、乖離調整をしています。
そうして6月15日に、様々な「データの確認」が取れていますから、株価は新しいステージに入る値動きになり4桁の株価に乗りました。
基本的に、このような新高値をまた更新できるという事は、事実確認が取れているからです。その様子は、YCCを見ても分かります。もともと…批判が強かった10年債に特化した日銀の国債の買いは、売るものが消えるほど…日銀が国債を買ったのです。この行動を批判する馬鹿が多いですが…しかし市場は日銀様の動向に、追随すべきなのです。何しろ、政策を実行できる「強権」を発動できるのです。権力者に敵う訳がありません。
もう狂ったメディアですよ。本当に…
少し株価が下がると日銀が買ったETFがどれだけ損をしたか…とか、国債の損金はどうの、こうの…馬鹿な論理を振り撒く学者は、存在するのがおかしいのです。だから日本の大学も「偽物社会」なのでしょう。何しろ…大間違いをした三重野元日銀総裁が、大学で教鞭を取るなんて…おかしな話です。彼の責任ですよ。自殺者を大量に量産した人間は…。ある意味で犯罪者です。34年の「悲哀のもと」を創ったのです。
ようやく…三菱UFJの株価は上がって来ましたが、何故、純資産価値の1433円より株価はまだ…低いのでしょう。配当利回りは、依然、3.81%です。しかし個人の現預金残は1107兆円もあります。一方、三菱UFJの時価総額は株価が上がっても13.6兆円です。僅か1%程度なのです。「おかしな…現実」です。
一度、決めたら最後まで…「雪だるま投資」を継続させましょう。持ち株を増やすために、クロスを入れて、利益を抜いて…実現利益にして担保価値を増やして、更に持ち株を増やし続けるのです。その間、信用の金利を払っても、配当で補えます。これが「雪だるま投資」です。
昨日、3日連続で植田日銀総裁の日経新聞の記事を掲載していますが…ようやく日本は「実質経済」から…「名目経済」に転換する過渡期にあります。
この記事の良い所は、「実質賃金」と実際の「名目賃金」の推移を載せている所です。カタルは一貫して、その事を言い続けています。日本はようやく…アベノミクスなどを経て、実質経済成長から、「名目経済の世界」に移行するのです。この解釈がちゃんとできてないから…間違った投資になります。
そうすると…内閣府が発表した「GDPの変更の意味」の理解が進みます。自分に経済の基礎知識がないと…識者が述べていることが分かりません。
先ほど見ていたら…やはり、伊藤忠から評論家稼業をやっている岡崎良助さんは、マズマズですね。素人でも分かる解説をしています。この動画は、読者から教えてもらったのですが…カタルの「お気に入り」の水準を保っているようです。その解説がこの動画の20分過ぎから10分程度かな? 要するに…日本と米国の実質経済と名目経済の違いを解説しています。彼に言わせると、この1年3か月かな? 日本は確実に名目の世界を歩んでいると言います。
そうして、こちらのデータを観ると裁定買い残は減っており、外人は確実に先物から現物に投資をシフトさせ…まもなく調整が終わります。
8月一杯は「調整局面」と考えていましたが…意外に早い可能性があります。業績のサプライズがありましたが、「未来図」と考えていた「ニデック」(6594)が、昨日、「狼煙」を上げました。株価を観て…どんな相場に移行し始めているか?
この意味を理解する奴と、出来ない奴は大きな違いです。何故、カタルは会員レポートで2回も、くどい程…繰り返して「電動アスクル」の話を展開したか? 会員の方は有料の読者ですから、カタルの意図を汲まないとなりません。それがカタルの読者の中でもハイクラスの知識層です。
別に隠しているのではなく…一般の読者にも「野村証券」だけで良いと述べています。今日の原稿は、何故、野村証券株が、年末年始に活躍をするか? その話を「事前告知」しているのです。その「背景を解説」しているのですよ。実質経済と名目経済の話です。
昨日のニュースでも、岸田総理は「賃上げ」の話を、何処かの会合でしていたようです。経団連の会長も居ました。なんの会合か…分かりませんが、植田さんはそれを確認して来年、たぶん利上げに移行します。
確かにブルームバーグなどを利用した、債券先物の「売り仕掛け」は、正しい行動です。しかし…今ではないでしょう。徐々に…その時期は近づいては…います。だから、カタルは実質賃金と名目賃金の話の植田総裁の日経新聞の報道を3回に渡り…紹介したのです。この意味は、「野村証券」株が上がると言っています。
報道を観て…直ぐにピンと「動議づけ」できる人間と、丁寧に解説を繰り返しても、分からない人間がいます。
しかし…どの人間も「目先の株価」に動揺をします。カタルなんか…毎度、30%ギリギリで勝負をしていますから、少しタイミングを間違うと維持率が30%を割れます。昨日は儲かる「メルカリ」(4385)を200株だけ売り、大引けで「ジェイドG」を500株だけ買い増しをしています。下がれば良いのです。どんどん下がれば…ジャンジャン、馬鹿が売れば、良いと思います。
ジェイドGの株価は、年末年始が近づくと…確実に「浮動株式」は吸い上がり…動きが軽くなります。一度、価格帯出来高を使ったチャートを観てみれば、良いのです。もし更に株価が下がるなら、「本気モード」になるかもしれません。
何しろカタルが事前告知している…このシナリオは、このあと7月にFRBが0.25%の金利を引き上げて、更にQTが進行しますから…リバースレポも、どんどん減って行きます。そうすると…来年は利下げをすると考えています。
その時に向かって「新興株が物色される展開」が予想されますから、メルカリを筆頭に…既に業績向上が明らかになっているジェイドGは、他の株より、断トツに…変化が訪れて新高値に向かうと思っています。株と言うのは「最初はチョロチョロ…なかパッパ…」なのです。
このチョロチョロ段階では、多くの人はヤレヤレ…となりますが、本物ならどんどん株価の値動きは加速をしてきます。三菱UFJの株価は2000円を超えるのが当たり前なのです。だからまだまだ…配当利回りに合うから、ノンビリやれば良いのです。
この意味は、三菱UFJと同じことが、これから始まる「野村證券」劇場相場にも言えます。
きっと「良い相場」になると考えています。良いですか…億単位の商売をする為には、顧客に「正しい証拠」を突き付けて…行動を促します。小さな勝負とは違いますよ。野村證券レベルなら、証券マンなら1000万株を目標にして、株を買い続けましょう。
昔の証券マンは、みんな…そんな事を目標にして商売をしていました。1000万株と言っても僅か…金額では55億円の話です。100万株単位で買える顧客は、いくらでもいるでしょう。顧客を儲けさせて、そうして自分も更に「大きな器」の人間になりましょう。
確り、その市場の背景を自分で理解をして、そうして顧客に話すのです。毎日、毎日、顧客に同じストーリーを続けて話していくと、何れ…自分も、自らが「その言葉に酔いしれて」洗脳…されます。そうして日本を、更なる極みに向けてステップアップさせましょう。
何しろ、個人のお金は1107兆円と無尽蔵に存在します。海外投資家は、日本が名目経済を歩む限り…世界中からどんどんお金が流入します。裁定買い残の急減は、そんな事を物語っていますね。
しっかり自分でデータを分析して、自分が理解したら、怖がらずに…行動に移行します。34年の悲哀から、この年末年始は無理でも、来年は解放されます。本日のカタルレポートを読んでよかったですね。確り、自分で理解してください。2度読みで、分からなければ…3回、10回と繰り返して読めば良いのでしょう。それでは…また明日。