米国株の動向は、相変わらず揺れ動き…しばらくは判断が割れる展開です。カタルはいつも強気ですが…基本的に2月1日かな? FOMCの見方は0.25%と0.5%の利上げで割れています。この動向を巡り意見対立があり…同時に景気後退に対しても観方が割れています。この動向は春まで続くと思っています。
最初に…「エーザイ」(4523)についてのご報告です。実はカタルは共同で開発しているバイオジェンの株価が何故、上がらないか? 疑問だったのですが…この理由がWSJに掲載されていました。「米FDAが「迅速承認」するも、保険の壁で使用は限定的に」と言うことなのだ…そうです。
しかし…「アルツハイマー病患者の擁護団体、アルツハイマー病協会は12月、米厚生省のメディケア・メディケイド・サービスセンター(CMS)に対し、この方針を再検討するよう要請した。」との動きもあり…可能性はあります。
これは一昨年、大揉めに揉めた…バイオジェンとエーザイが開発し2021年に承認された治療薬「アデュカヌマブ(商品名:アデュヘルム)」が、アルツハイマー病の進行を遅らせる効果を証明する治験データが不十分だと批判されたことを受け講じられた措置だった。…その弊害です。改善される可能性もありますが…直ぐか、どうかは分かりません。
一般的には「承認される」と思っています。故に、相場としては「箔が付く」と言うか…面白さが増します。
カタル自身は「薄利多売買」路線に傾いています。事前公約通りに…寄り値で100株だけ8896円で買いましたが、短期口座では、下値の買いのものを600株は、利食い圏ですから売っており、今、8400円で、新たに…また100株だけ買い直しました。基本的に短期動向を観ながら…エーザイの売買を継続させます。この後、日本や欧州、中国と広がります。何しろ…世界で、ただ一つです。
この株に限りませんが…多くの皆さんは、あまりに短絡的と言うか…。深い読みをしません。株価下がれば駄目だと思い、上がれば、どんどん上がると思っているようです。
人間は誰でも、その感情は一緒ですが、「自分がどう考えるか?」市場に「流されない」確りした…自分の考え方の確立が、株式投資には欠かせません。もう子供の対応は止めにしましょう。確りした「大人の対応」をしましょうね。基本的に日本人は、みんな…「付和雷同」の種族です。大衆心理です。
他人が、どう考えようが…どうでも良いのです。自分がどう考えて、どう行動するか? この「基本的な心構え」が出来てない人間ばかりに見えます。カタルだって…株価が上がれば嬉しいし…下がれば不安に駆られます。でも自分がどう考えて、どう、行動をしたか? その行動に対して、自分が責任を負うのです。こんな当たり前の原則さえ…理解できてないのが日本人です。
ブラジルの混乱と同じです。何処にも…馬鹿は、いっぱい居ます。
エーザイの相場は「人類の夢」への一歩でしょう。学説は色々ありますが…所詮、分からないことを試行錯誤で進めて行くしかないのです。その「挑戦の芽」を奪うのが、日本の「清貧思想」(実質経済成長路線)です。「希望」と言う選択肢を奪った政策です。だから33年も日経平均株価は高値を取れなかったのです。しかしようやく…社会が変化してきました。政策当局も、意見が対立してきました。
岸田政権が「少子化対策」を掲げたことは良いことです。小池百合子に押されて動いた面もあるのでしょうが…最初、カタルは岸田批判をしていましたが…最近は少し見方が変わり始めています。老人の社会医療費の増大に予算を使うのは、「消えゆく利益の株」を買うのと同じです。しかし少子化対策は増え続ける可能性のある利益が見込まれる株を買う行為です。
海運株と半導体の見方も意見が割れます。当然です。様々な可能性の中で…自分がどうするか? 問題はこの選択です。
本命と思われる「三菱UFJ」(8306)の名目時代相場の覇者の株価は、本日で3日間の休みになります。事前予想されていたチャート上の関門ですから…休むのは「当然の一服」です。本日の安値は883円までですが…まだ早いのでしょう。でも買ってみたいのです。何しろ…900円台で買っていますからね。一応、下値は883円までですから885円の指値で1000株だけですが「買い」に行ってみます。買えるかどうか…安値を観てからの対応です。
この株の本当の狙いは名目時代の確立ですが…目先は、金利上昇圧力の話もあります。日銀が強引に0.5%で金利を抑えるか…それとも市場動向に任せるか…が焦点です。何れ…名目時代の確立は、資産価格の上昇に繋がり、証券株や不動産株に流れは加速します。その時代の変遷のスピードにより、株価動向も揺れることになります。時代の進化が早まるかどうかで株価が上がるかどうか…決まるのです。
どの銘柄もそうですが…相場には「争点」があります。金利動向の読み、景気動向の読みなど…色んな指標を観て、その変化のスピードを予測している訳です。先ずは…正しい方向性に自分の投資スタンスを、どう配分するか?
カタルは時々、馬鹿をします。「一本買い」も、場合によれば実行します。
でも今は難しく…流れも微妙です。だから相場の読みが難しい局面だから、仕方がないから個別の「仕手材料株」の選択になり…その候補株として二つを掲げました。
「エーザイ」(4523)と「大阪チタン」(5726)です。前者のエーザイは先ほど述べたように「意見対立の箔」が加わりましたね。金箔のようなものでしょう。「相場の厚み」が増すと思っています。本日は8896円と8400円で100株ずつしか…買っていませんが面白くなってきました。ただ貧乏人は無理をしては駄目です。
何しろ…あっちこっちに、種をばら撒いています。この種が上手く育つかどうか…。金曜日はJトラストの490円が2000株買えたのです。この水準は、たぶん200日線のラインでしょう。そろそろ…本気モードを入れて買い始めても良いのでしょう。でもまだ早い可能性もあります。どっちに転ぶか…神様しか分かりません。
カタルはしぶとく…品薄株のN君も本日は買っています。ただ此方は、もう少し時間を置きたいと思っていますから、上を買わないようにしましょう。調整波動は、どの株にも必要です。どの程度、株価が上がったのかな?
まぁ100円ほどの株価上昇ですから、大きな乖離ではありませんが…何しろ、全体安の中での株価上昇ですから、やはり市場の支持があるのでしょう。どんなに力があっても…全体市況に逆らって…行動をしては駄目です。
あくまでも僕らは「黒子」です。表舞台に立たず…影で相場を支える…「縁の下の力持ち」になりたいと思っています。
良識のある投資家が育てば…やがて日本の市場経済が「根付く」と思っています。カタルは自分自身も実際に株の売り買いをしている「実践派」です。その辺の「机上論」の評論家とは違います。でもあまりに資金が少なく…市場にインパクトを与えることは出来ませんが、カタルの仲間と言うか…同志は増やせるでしょう。豊かな「希望溢れる」社会に日本を変えたいと願っています。志のある若者が、どんどん育つことを願っています。
カタルは散々…の「挫折」の繰り返しですからね。それでもあきらめず…雑草の如くです。やはり…買ってみたいのですね。でも…上値を買うのは、まだ…抵抗を覚えます。やはり昨年の失敗は、まだ堪えて居るようです。「BASE」(4477)の話です。
本日、気になるのは…「I君」と言う会員レポート銘柄です。この株も過小資本株ですが…自動運転関連の株で、株価は長く低迷しています。でも本日は何故か、寄り付きで…成り行き買いが見られたのです。何か、あるのでしょうか?
要するに、様々な株に関心を持って相場を眺めるのが…「市場の整合性」を理解する早道になります。自分が株価の動きに関心を持ったら…その株価の動きを追うことです。早めに利食いをしましたが、やはりJ・TEC(7774)は500円台を回復しています。
この株とエーザイは関係ありませんが同類です。この再生技術は、いつか華が咲く可能性があります。だからお金があるなら…下値の株を集めて5年でも…10年でも…下値だけを買って待つのです。じっと「華が咲く」機会を待つのです。多くのお金持ちは、このやり方が多いですね。自分の力量によりますが…大型株のケースならリスクは大きく軽減されます。
まぁ、たくさんの金儲けのやり方はありますが…それぞれが、自分に合った選択肢を採用して無理をしない投資をすれば、楽しい人生を歩めるのでしょう。自分らしく生きるのです。8400円の買いは、今から思うと絶妙でしたね。もっと買えばよかったな…。でもこのWSJの報道は、まだ一般化してないのでしょう。835円のN君も買えましたね。嬉しいな。
それでは本日はこの辺で…また、明日。