時代は変わる

今年に入って多くの人は株で「負け続け」…多大な損失を被っている人が居るのでしょう。だから市場は、なかなか…「ネガティブ主張」から抜け出せません。金利が上がって財務的に弱い新興株が売られる。当初から…この解説でした。しかし…活躍している多くの新興株は時代背景に合わせた人間の生活スタイルの変化により高成長を続けた会社です。「メルカリ」(4385)なんか…は前期の売上高「成長率」は38.5%です。今期は下がりますが、それでも12.2%増の予想です。だから…金利と言ってもあまり影響を受けないと考えています。

最近、立て続けに…カタルは三越伊勢丹のオンラインショップを利用して、ワインを注文しました。だいたい5本で13000円、18000円ほどのセットものを買いました。先日、近くのすし屋に行ったら、ここの大将はNYで寿司を握っていた経験があるそうです。そうしてボストンのマグロを褒めていました。

その鮨屋は少し洒落ていて…常連はワインを飲んで、寿司をつまんでいるのです。そのワインの開けるのを観ていて…今は、「便利な道具」があるのですね。いつもワインの封印を切るのに…ナイフで苦労をしていましたが、今は、詮のようなものを被せて、クルリ…と回すと綺麗に、蓋の封印が切れて外れます。そうしてワインのコルク抜きも、上から押して抜くだけで綺麗に外れるのです。ビックリです。

カタルは今まで…ナイフで「苦労して切って」封印を外していました。そうしてコルクもクルクル回して…取っていましたが、便利な世の中になりました。その栓抜きのセットを鮨屋の親父さんから売ってもらい、それが使いたい為に、最近、立て続けに百貨店のセレクトワインのセットを買ったのです。時代の変化で道具も変わり、今までなら…百貨店に出向くのに…宅配にするのです。考えて観るとビールのような従量が重い商品は、全てアマゾンのネット販売です。

そうして…うちのかみさんは「使い慣れない」スマフォを使って、ペイペイをダウンロードして、例のマイナンバーカードから、健康保険や銀行口座の指定をして…キャッシュバックを手にしました。ペイペイはこれからの世の中は必需品です。今度は、近くのOKストアではペイペイで買い物をすると2割引きだとか…ホンマかいな? 故に、買おうと思ったウイスキーを我慢してワインに変えています。

カタルにとって、ワインの味など分かりません。どれが、外れで…当たりなのか…サッパリです。飲んでみて、マズマズかな…程度です。5本で2万円未満だから3000円程度なのでしょう。これで1本で2日間は楽しめます。時代の変化で…大きな「生活習慣の違い」は、やはりテレビかな?

最近はテレビを観なくなりました。仕方なく…ニュース番組は観ますが、他は、あまり見ません。むしろ増えたのはアマゾンの会員が無料で観られる映画や海外もののテレビ番組です。

先日のトルコの虐待シリーズは、なんと80話を超えるのです。カタルの好きなサバイバル番組も良く観ます。映画も当たり外れがあり…なかなかいい作品には出合えないものです。お勧めが在ったら是非メールをください。

最近、やに細かい文字が読みづらくなり…来年は、ソロソロ…「白内障」の手術をしようと考えています。来年の秋かな? 今年でも良いのですが…まだ借金が残っています。もう直ぐ…完済です。苦節33年間は、いろんな経験をさせていただきました。だから、身に染みて…「政策の重要性」が分かります。情報化は進み…ウクライナやロシアの動向が鮮明に分かります。なんで…戦争なんか始めるのか? サッパリポンです。やはりグローバルゼーションが完璧に…「浸透」してないのでしょう。

イタリアも怪しいですね。イギリスがブレグジットを選択してEUから離脱したように…同時期の米国でも、トランプ大統領が誕生して、白人主義のような…米国、第一主義です。今はイタリアの選挙です。先日はフランスの選挙があり、辛うじて残りました。でも株をやっていると…公正なルールの下で、切磋琢磨して、正当な競争社会を創るべきだろうと思います。日本の低迷を思うと…一番の元凶は「村社会論」でしょう。でも良い面もあります。

カタルは、ここ2年から3年かな? 年末年始の年賀状を書くのを止めました。そうして…ほとんどお中元もお歳暮もやめたのですが、このような仕組みは、ある意味で良い制度かも知れません。親戚の付き合いも消え…何かないと連絡などしません。

友達にも…カタルは滅多に電話をかけません。でも何かあると「御礼」の電話などを入れて会話する機会があります。よちゃんと…今度、熱海と思ったのですが、混んでいて…湯河原で10月に旅館に泊まり「一杯」やることにしました。これは良いですね。都内で会食をするより、旅館で一杯の方が、ノンビリできます。

認知症のおばあちゃんは一カ月に一度、「ショートステイ」の制度を利用して、その間に、かみさんと旅行に行きます。今回は、よちゃんと久しぶりに飲みます。例の200億円を飛ばした男です。

一口に200億と言いますが大変な金額です。いくら東京でも、なかなか…こんな経験をしている奴はいません。それ程…彼は「優れた男」です。上京した時に、凄いなぁ~と感じました。その「話術」が巧み…なのです。先ず、彼に会って話して観ると分かります。豊富な経験に裏付けされた会話は、なかなか…楽しいものです。

相手のレベルに合わせて「変幻自在」です。あのレベルのセールスなら、何をやらせても大丈夫ですね。何しろ、若い女の子も、その晩に口説き落とします。その彼も、もう…いい年です。カタルより、7つほど…上かな? 証券マンから政治家です。異色なのです。

さて…来週の指標で、注目されるのは「PCEデフレーター」…特に、コアデフレーターの予想値が4.7%とか4.8%と言われています。まぁ、この数字が30日に出ますが…CPIとの違いは、此方の解説です。カタルも、今回は…沢山の勉強をしています。皆さんに解説するにあたり…色んな資料を読み、馬鹿はバカなりに…自分なりの解釈に務めます。

しかし知れば知る程…奇妙でしょう。

Breakeven Inflation Rate 10年物

例えば…「期待インフレ率」は、既にピークアウトしています。その様子が昨日示した「Breakeven Inflation Rate」の利回り推移です。今年4月がピークです。4月21日の「3.02%」です。そうして、今は…「2.37%」です。注目する指標がコロコロ…変化しています。今はPECデフレーターになっていますが、インフレと言うのは、人間の「気持ちの変化」です。だから期待インフレ率の低下は、未来のインフレの「芽」を摘んでいます。よく考えましょう。

基本的に、コロナから発生した物流問題のニアミスから混乱が生じ、ここにロシアによるウクライナ侵攻から経済制裁です。世界中が米国の戦略に嵌まっているイメージです。故に基本は円安ではなく…ドル高なのです。でも確かに円安面もあります。

しかしテレビの解説者はみんな「金利平価説」を持ち出します。ドルの金利が高く、円の金利が安いから…お金が金利の低い方から「高い方に流れる」という金利平価説です。でも…1985年からの円高不況の頃…この円高の為替を阻止しようと日銀は、盛んに金利を下げますが…結局、為替相場には、効かなかったのです。そうしてバブルが発生して過剰貸し付けを見逃して、後手、後手の処理で…2003年だから14年も経ってから、バブルの解消です。

でも…その後、リーマンショックの時は…日本はバブルでも、なんでもなかったのに…金融庁などは、過去の「トラウマ」によって、赤字企業への融資を禁止したのです。狂った過剰な「清貧思想」を、日本中に振り撒いたのです。故に…景気は敢え無く2010年に「二番底」を形成します。利幅の少ない小型車まで、生産移転をしたのが、この年で日産マーチが時代を象徴していました。これが、たぶん…「空洞化の最終現象」でしょう。パイオニアの指名解雇1992年から始まった空洞化の終焉が2010年です。なんと…18年の歳月がかかりました。

そうしてカタルは日銀の「金融緩和」を観て…株は大丈夫だろうと思って、年末に投資家業に転じました。稼業かな? まぁ…良いですね。でも「流動性の罠」と言うか…何と言うか、何度、日銀様が「笛を吹いても」…「踊る人」がいません。今だって…誰も踊りません。日銀様の「一人舞台」で「ETF買い」です。カタルなら、まだ買い続けますよ。38915円を超えるまで買います。でも黒田さんは良識と言うか…、既に止めています。

でも国債は価格が入らない程…債権を過剰に買っています。だから値段が付かないから、今度は「流動性問題」で、とやかく言われています。国内の機関投資家は、日本国債を使った運用が出来なくなるほど…日銀様が国債を吸い上げたのです。仕方なく…米国債を中心に為替のヘッジなどを付けての…債券運用です。だから「リバランス」も、何れ起こります。

日本製鉄(5401)の日足推移

それなら正常な「利回り裁定」取引をすべきです。リートは多少、その面がありますが株式は危ないとの認識が強いのか…なかなか利回り裁定の概念が入りませんが、ようやく…本当に、ようやく…「日本製鉄」は、この株安の局面でも、ちゃんと…理論通りの裁定機能を発揮してきました。だから1800円~2200円に株価が上がっても…ビクともしません。

株主還元相場の狙いは正しいのですが、船株は流石に…ここに来て200日線を割れるようになっています。でもカタルは「株主還元相場」の概念が、通用すると…今でも思っています。少ない株数ですが…実験は、継続するつもりです。ただし余裕があれば…の話です。何しろ、「追証と背中合わせ」の毎日です。

でもカタルが「追証の話」を持ち出したときに、株を買えば…過去は必ず、儲かっています。これは事実ですよ。カタルだって馬鹿ではありませんから、追証にならないように気を付けて運用をしていますが…どうしても事前予想を外れる事態に追い込まれます。

今までのケースはこのような時に、皆さんは株をやれば良いのでしょう。普段は、信用取引などは利用せずに、現物取引にして、ここから段階的に3回ほど…「時間軸」を置きながら買うのです。既に、株価で追う段階は終わっています。今は時間軸で、買うのです。11月まで…この9月末、10月、11月と3回に分けて…買えば儲かると思います。

そうすれば…常勝将軍です。馬鹿な真似は、カタルだけで充分です。この「期待インフレ率」の推移を観れば…パウエル発言は、明らかに行き過ぎです。4月にピークを打って、5カ月が経過して、まもなく6か月です。この6か月間のタイムラグは貴重でしょう。もともと…ロシアのウクライナ侵攻からの経済制裁は、G7側の資源依存に、ロシア産側から入れ替わる為の資源価格の高騰です。これは持続性がありません。「入れ替え」が済めば、終わります。

中国からインド…最近は、更にフィリピンもロシア産の資源を求めています

このG7側の需要の転換は、購買者が中国、インドなどからドイツやイギリスなどに変わっただけの話、需要が爆発的に増えたわけではありません。つまり資源による市況品高は「一過性」の現象です。ある意味で…パウエルが当初、間違えた考え方は、正しいのです。彼はそのトラウマに駆られているとは、やはり…思いません。やはり「ブラフ説」が正しいのだろうと思っていますが、実際の相場は、過剰に反応してNYダウは既に6月の安値を割れました。だから…迷っています。

まぁ、あまり分からないことを、とやかく考えるより、「なるようになるさぁ~」とノンビリ…慌てずに見守りましょう。金曜日に「Wスコープ」(6619)が寄ったことで、追証の処理が進みました。ここから2週間が、山場でしょう。今回の「下げ相場」で主導的な役割を演じたのは、このWスコープでしょう。持ってなくても、証券マンはWスコープの株価に関心を払い、動向を追えば…今回のイベント終了が分かります。これは象徴的な現象の一つです。

Wスコープ(6619)の日足推移

物事の考え方として…パイオニアの指名解雇や日産自動車のマーチの生産移転など…時代の変化を象徴する社会現象が起きます。このような事件と言うか事象が「変化の証し」なのです。だからWスコープが3日間連続で、ストップ安したことで…調整場面の峠を越えたと言う解釈も出来ます。しかし…これだけ、株価が下がっても200日線にまだ届きません。如何に「乖離」と言う「概念」の重要さが、分かると言うものです。だから…Jトラが此処でもたつくもの「良い場面」なのかもしれません。

Jトラスト(8508)の日足推移

まぁ、人生は「塞翁が馬」です。ノンビリ「下げ相場」も楽しめば良いのでしょう。こんな時に、株を買わずに、いつ買うのでしょう。ただし…ゆとりのある人も11月までノンビリやるつもりで買いましょう。この「Jトラスト」は、期待できると思っています。11月の決算発表はいつでしょう。今、調べました。予定では11月14日になっています。どっちにしても…年末年始は「4桁挑戦」が見られる…とカタルは考えています。

保守層は「配当利回り」投資でしょう。参考銘柄として…株式コード順に並べたリストを紹介しておきます。この中から「気に入った」銘柄を選択すると良いのでしょう。勿論は、三菱UFJに野村証券株でも、構わないでしょう。ここから本気モードで、時間軸を考慮した投資を採用しましょう。また…明日。

好業績の割安株リスト


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