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今日は「ニュース」の成り立ちについて…少し考えてみます。昨日も、同じことを感じたのです。日経新聞は、イスラエルとイランの対立について、古い概念に基づいた「恣意的な報道」でした。

だから…相場が始まる「寄り付き」の雰囲気は、新聞の内容とは「全く」…異なっていました。中東の「早期停戦」は、新聞には触れられていません。トランプの発表は、新聞を書く時間の後だったから、相場の内容と違いました。

それにしても、お粗末な「感覚」の内容でした。カタルのようなものでも、「色んなニュース」を読んでいれば…イランが「強硬姿勢」を貫くことは出来ないことは、明らかでした。ロシアと中国の関係です。昨日の午前中にカタルはレポートしていたのです。新聞記事の遥か…前の時間です。「モサド」の力は凄いのです。

同じことを「今朝も」感じています。FRBの議会内容の報道ですが「NHK」が此方ですが、日経新聞は此方です。如何でしょう。

NY市場の相場が、何故、大幅高のまま…引けまで、相場が「崩れず」に強かったのか?不思議では、ありませんか? そこで、色々見ると…この報道が在ります。

少し日本の報道と「ニュアンス」が違うでしょう。「ブルームバーグ」も迷っているのでしょう。実際の…市場の様相は、9月は利下げに動きそうですが…7月はまだまだです。しかし…カタル自身は「利下げをすべきだ」と言う…トランプ氏の意見の「派閥」です。だからこの報道に「引っかかる」のです。

FOMC予想(7月)

何故なら…色んなデータが「景気後退の兆候」を示しています。沢山、掲げても意味がないので、最近の資産インフレの状態を示す「住宅価格」の指数を観ると…3.9%上昇の予想が3.42%だと言います。上昇率はドンドン…低下しています。

明らかに「金利負担」に耐えられず、需要が落ち込んでいます。この理由は「高い金利」水準です。カタルは、もともと…「7%」台の住宅融資金利は、維持できないと述べていました。そうして…基本的な株式投資の運用目標は年率で7%の世界なのです。

米国2年債の利回り推移

これが…世界基準です。だから…ブルームバーグの観測のように、米国の2年債の利回りは、低下し始めています。だから「ナスダック指数」が「高値を更新」するかも…知れませんね。

このような「基本政策の読み」は、非常に大切です。一般的な日本人は、NHKや日経新聞が正しいと思っていますが、「市場の整合性」を観ていると…実際の相場の値動きと微妙にズレる「イレギュラー」を発見できるかどうか…。

金曜日のニデックの大引け気配

何故、カタルが「自分の持っている株」程度は、株価データを「自分で作るべき」だと述べているか? 「出前館」(2484)は、何故か…金曜日に100万株の大引けのクロスが在りました。「ニデック」(6594)は2日間連続で、買い板に「大口の買い物」を残したまま…引けましたね。通常は「あんなこと」はないのです。

月曜日のニデックの大引け気配

日々の「株価の値動き」でも同じです。「板状況」を観ていると、分かることは沢山あります。その売買の多くは「アルゴ」による…「商い」です。「アルゴリズム」を利用した自動売買は、そんなに力はありません。基本的に「プログラム」通り…動くので、継続した動向が観察されると「相場の流れ」が変わります。「継続した商い」がヒントです。

カタルは人気株の目安は、出来高や値上がり、値下がりなどの指標以上に…「TICK」回数を重視しています。株価が動く回数です。カチカチ…音を立てて時計の針が回る動きです。この頻度が早くなってくると…相場に動きが出ています。

昔は「立会場」があり、人が行きかって…商いが集まると、そのブースに「人だかり」が出来ました。そうして…商いが更に激しくなると、手作業での「値付け」が困難になって…「板寄せ」と言う売買を、一時的に止めて、玉を整理する中断になります。これを「笛吹き」とも言います。場内に…響き渡る笛の音です。その後に「買い気配値」になるから「板寄せ」前に、商いを成立させる為に体育会系の体力のある若者が「市場部員」に選ばれたのです。そんな時代でした。

今は違いますよ。コンピュータの自働商いです。「才取会員」はなくなったのでしょうが、売買を監視する人は、居ると思うのですが…どうでしょう。でも、この「TICK回数」は重要です。

今、「3Dマトリックス」(7777)が、前の高値の282円を取って283円を付けてから…株価は売られて269円、いや268円を付けましたね。慌てて…270円、269円を2000株ずつ買って、更に買い物を入れました。後口の269円や270円は買えたかな? 

「3Dマトリックス」(7777) の日足

良く…この「チャートの形」をよく覚えておきましょう。立ち上がり後の揉み合いの形です。下値を「切り上げるか」どうかで…相場の参加層の「勢力図」が分かります。運動会の「綱引き」と同じで…パワーバランスが変わると、一気に「流れが加速する」重要なポイントです。

だからカタルも「有言実行」ですから、新たに相場に参加しました。そもそも…カタルは「博打好き」です。「競馬・競輪」は、勿論、江戸川に住んでいるときは「競艇場」まで通いました。高校生の時から「麻雀」ばかりしていたのです。「パチンコ」で警察官に補導されたり…色んなことが在りました。

「大阪チタン」(5726) の日足

あらら…「大阪チタン」(5726)は1410円まで在ります。昨日も、ある読者が1420円の「大阪チタン」(5726)を買ったとの「メール」を頂きました。でも…まだ分かりません。カタルの有望な「次の選択肢」の一つです。

「デンソー」(6902)の 日足

昨日は1900円で指値をした「デンソー」(6902)の株も買えました。月曜日の寄り付きで200株を買って、追加で300株を買った筈です。面倒で、その証券会社の口座を開いてないのです。最近は「面倒」ですからね。だから、いくつか…証券会社の口座を閉じようと思っています。

分かりますか? これが「規制」と「自由」の関係です。

「清貧思想」は、アリもしない…「安全や安心」を求めます。確かに、ある程度の「規制」は必要ですが…絶対に「事故」は避けられません。被害に、なるべく合わないように「努力」をしなくてはなりませんが、「魔坂」の被害に遭っても仕方はないのです。それより「自由」を、大切にすべきです。自由が加速するのと…人間の行動は、だんだん…大胆になります。その時は「規制」が必要です。ですが…今は「自由」の季節です。

また「3Dマトリックス」が、また売られてきました。今日は「短い陰線」でも構いませんが…「大陰線」は駄目です。相場が終わります。だから…仕掛け筋は「上値を買う」必要はありませんが…270円以下の株は売ってくる「売り物」を丹念に買いましょう。

「ジェイドG」(3558) の日足

同じことが「ジェイドG」(3558)にも言えます。カタルは昨日、一度、ガラガラになったのですが、1400円前後の売り物を「丹念」に買いました。あの大引けは、カタルの演出も交じっています。でも1405円は買っていませんよ。1400円前後の1402円まで…だったかな? その前で止めました。でもたぶん…「他の筋」が相場に参加しているように思っています。

今日は高値を少しだけ「利食い」しましたが、直ぐに下げてきたので…ガチャガチャと「下値に買い物」を入れました。一度、1405円、1400円の指値を買いました。その後も追加で「買い物」を入れたら、もう売って来ません。

「アルゴ」との戦いは「継続した」買い物です。1万株を買うなら、500株ずつ…面倒でも20回を買った方が「場に与える効果」は高いのです。下値に買い物を見せるのは「素人」です。買うなら、ジャンジャン…上の株価を買うのです。こんな株は、所詮は、100万株も買えません。自分の「力量」が上がったら、最後は「大型株」の選択になります。

「ルネサスエレク」(6723) の日足

専門家の筋の値動きで、参考になるのは「ルネサスエレク」(6723)です。本来、手が入ってなければ…株価は簡単に崩れます。あまり「外部環境」は良くないからです。でも「仕掛け筋」が継続して…株価に関与しているから、意外な展開です。この株の外部環境が「追い風」になるなら…株価は1万円を目指します。でも…今は駄目ですよ。

要するに…自分自身に「力」があるなら、相場なんか、どうにでもなります。でも「外部環境」に恵まれるかどうか…。最後は「市場要因」で「株価位置」が決まります。だから「基本政策」が大切なのです。

今、確かめたら…後口の270円、269円の「3Dマトリックス」が買えました。「楽しみ」ですね。 やはり…108円だったかな? あの時に、選択したカタルの銘柄の選別は、ナカナカです。その後「見事」に…相場は立ち上がりました。

今の株価は268円ですから…この水準で、株が買えますよ。「大引け間際」まで観て…「大陰線」にならなければ…更に、カタルは「買い増し」をしましょう。やはり「好き」なのです。このワクワク感は堪りません。

「ジェイドG」は継続して「大幅高」しても…あるいは「揉み合い」でも構いません。まだ「市場の認知度合い」は、低いようです。しかし「PSR 1倍」以上になるのが「当たり前」です。

年内に、PSRが2倍ラインなら…新高値の2828円かな? それを奪回できるかどうか…。あとは、田中君の「頑張り」次第です。基本的に「売上高営業利益率」が15%以上なら「合格」です。そうすると…株価は3000円台になります。

市場が「ドンドン」…暖まっています。良いですか…早く、「名目経済」に頭を切り替えた奴が「勝ち」を収めます。「清貧思想」など…「糞くらえ!」なのです。人間は、常に…未来の「夢」に向かって、歩むものです。

こんなところで…本日はお終いです。冒頭のニュースの比較は、専門家でも分からないのです。テレビに出て「一丁前」の口をきいている…学者先生は、所詮は素人です。カタルは市場原理主義者です。故に、いつも「市場の値動き」を観て、その「謎」を考えます。「時代の選択」が正しいなら…その方向性に向かう銘柄を買えば良いのです。

あっ、「大阪チタン」の1410円が買えました。次は1400円です。当面は無理をせずに「下値」を買う予定です。皆さんは、時間を考えるなら、まだまだ早いのです。でも安全を求めるなら「株価が安い段階」で、株を買わねばなりません。

その代わり「ジェイドG」のように…首が長くなります。「キリン」程度なら…我慢も出来ますが…既に「ろくろ首」のお化けの世界です。

この時間軸は「相変わらず」…掴めません。でも精度は上がっています。「野村証券」の920円は、売れそうでした。寄り付き前は、確か…930円前後の気配値だった筈です。でも始まりは912円でした。こんな株を上がるのは「簡単」なのです。

日本のGDPデフレーターの推移と世界

でも今の市場は、なかなか…人が育っていません。如何に「罪深い」政策だったか…分かります。安倍さんが苦労されたのです。黒田さんが「異次元の量的緩和」まで…追い込まれたのです。それでも、ようやく…「GDPデフレーター」は1.11なのですよ。馬鹿が上に居ると…末端は苦労をします。でも、もう直ぐ「開花」でしょう。また明日。



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