カテゴリー:今日の市況

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最近の気になる話題は、まずは「金融規制」の動向でしょう。「バーゼル3」の対応は、EUが先行して…決めていましたが、米国に「忖度」をして…規制を延期しました。その米国の金融規制は、大幅に「緩和される」方向性です。そもそも…高い「自己資本比率」を適用しても…「抜け道」が、いくらでもあります。

近年は、銀行などの金融機関より、ヘッジ・ファンドへ「高いリスク」を理解した投資が増えています。例えば…こちらの記事です。本当に…投資家が「リスク度合い」を理解しているのか? 疑問ですが、この手の投資は、かなりの「パフォーマンス」ですから、資金が流入しやすいのでしょう。一般的に馬鹿は、リスクを厭わずに…目先の変動率を好みます。

しかし…識者は違います。

バフェットのような「割安株」投資ですが、現実の「確実な利益」を基にして、株を買います。長い時間軸で観るなら…バフェットのような「堅い投資法」が、結果的に…成功しているようです。カタルのような性格とは…まるっきり違います。

カタルは「貧乏人」ですから、何処かで…「大きなチャレンジ」をしないと、決して「あちら側」には行けません。でもチャンスの場面は、これまでも何回か…あるのですが、神様の配慮か…それとも、カタルの「力量」なのでしょう。人間の「器」がきっと…狭いのです。

それでも…馬鹿は、馬鹿なりに「努力」をしているつもりです。このレポートは、その「集大成」です。まぁ…小心者の「戯言」なのでしょう。きっと、この分では、死ぬまで一所懸命に、頑張っても、なかなか…「あちら側」に行けないのでしょう。でも可能性を追い求め…チャレンジを続けます。

エヌビディア」(NVDA)の 日足

相場に話を戻しましょう。この金融規制は、世界の全体経済に影響を与えますから、やはり重要な話題です。故に、これから話す、AI革命と言う「エヌビディア」(NVDA)の話題に優先するのでしょう。

この「エヌビディア」の評価は「割れています」。一般的に、駄目な評価が多いように感じています。アナリストの予想を、常に超える…現実を掲げる「エヌビディア」が、時代を先駆するのか…この評価は難しいのです。

「バージョンアップ」率の「変化度合い」を見ると…5倍とか、8倍という記事を、よく見ます。エヌビディアのGPUの成長度合いの話です。小さい赤ちゃんの成長速度には驚きます。先日、カタルの3人目の孫を誕生しました。猿のような赤い顔をして、時々…「おギャー」と泣きます。そうして、カタルの目を、じっと…見つめるのです。まだ視力は見えないはずですが…こんな小さな子が、1年も経過すると「ヨチヨチ歩き」をしだすのです。この成長力は驚きです。老人の1年と、赤ちゃんの1年は、「同じ時間」でも、違う価値を帯びます。この感覚が「エヌビディア」の株価評価です。

未来は「無限の広がり」をもっていますから、一概に、この市場評価を否定できません。子供の時の「未来の選択肢」は幅広いですからね。カタルのような老人の部類の人間はいくら希望を高く持っても…所詮、知れています。

やはり…世の中に登場する人は30歳前後が「勝負」なのでしょう。この30歳までに、「ずば抜けた」才能があり、さらに「運」が味方しないと…世の中では、認められる人間にはなれないのでしょう。

この人間の成長と株価の成長の話は、似ています。常に「チャレンジ」を続けるかどうか…。この速度が問題です。「エヌビディア」の株価は、今は試練を迎えていますが、果たして、この段階で…目先の「売り物」を消化できるかどうか…。人間というのは、株価が高いと買いに行く…人間は大勢いますが、株価が、少し安くなると…その夢が、急速に「萎みます。」

でも「エヌビディア」のような成長を見せつけられると…誰もが、その世界に…お金を投じます。「ソフトバンク」の孫さんは代表的な人でしょう。その「アーム」を「エヌビディア」に売却する話が決まっていました。その代わり、彼が「エヌビディア」の株を引き換えに、もらう手筈だったのです。でも規制当局の壁に、この動きは「邪魔」されました。

今回の「日本製鉄」(5401)が、これから、どんな変化を見せるのか? 鉄鋼産業は、既に確立された成熟産業ですが、それでも…主力の自動車に使われる「薄板鋼板」でも、「技術革新」があります。その競争力は、日本が一番です。でもEV化で…アルミなどの製造方法も、「ギガキャスト」という生産方法が「テスラ」などに採用されています。

熾烈な競争を勝つために「日本製鉄」も努力をしていますが、「USスチール」は、既に負け組です。だから…基本的には「M&A」が成り立つはずです。でも所詮は人間が決める話です。このような「時代のあや」を、完璧に、「事前予想をしろ」というのは無理な話です。だから株価の未来図は様々な変化をします。

ただエヌビディアの株価は、調整期を迎えたことで…AI革命の「a」のシナリオは、影が薄くなります。代わりに…今は、カナダ中央銀行の発言のように「ゴルディロックス相場」である「ソフトランディング」の成功の確率が、どんどん…上がっています。

カタルは「c」に近い…「b」説派閥です。どちらかと言えば…これから米国の経済指標は、弱くなり、だから金利も下がると思っています。しかし…日本は「金利高」の方向性です。

故に「金利平価説」だけで「為替相場」を見るなら、メディアは、今は、「円安」を盛んに言っていますが、カタルはこの報道姿勢は、目先は正しいかもしれないが…早晩、メディアの報道ぶりは大きく変化をして…今度は逆に「円高」の大合唱になると思っています。

ただ…問題は、この「時間の概念」です。人間というのは、自分が考える相場、一般的には目先を考えるのが普通です。故に「株価位置」が問題になります。

ココペリ」(4167)の 日足推移

例えば…本日も、なかなか…下値が買えない「ココペリ」(4167)の話をしましょうか…最初は、誰も信じていません。カタルは、この「ココペリ」に興味を覚えたのは、自社株買いの前の話です。推奨後に301円の安値を付けたのです。そうして…先日は、なんと…300万株を超える出来高を形成しました。いくら目先筋ばかりの売買でも、この出来高は、なかなか…このクラスでは出現しません。この日の高値は508円です。既にかなり株価位置は上がりましたが…この出発は、「絶妙のタイミング」です。

一気に「4桁乗せ」の可能性が出てきました。

こんな「過小資本」銘柄なのに…貸借株なのです。「さくらインターネット」(3778)が、何故、1万円台に乗ったのでしょう。公募が気になって…常に株価を気にしています。もともと「兼松」と同じで…折角のチャンスなのに兼松商事を売らずに持ったままでした。

双日も馬鹿会社です。カタルなら、ずっと…持ち株の「さくらインターネット」を売り続けます。カタルが担当者なら、こんな馬鹿株価は出現しないはずです。でも市場は、面白いですね。いくら「馬鹿」と批判しても株価が上がります。

昨年末に301円を叩いたココペリの株ですが、この株はコロナの時は、なんと8830円の市場評価を得るのです。カタルは「値惚れ」の買いではないのです。まぁ多少の「スケベ心」はありますよ。だって4桁に乗っても、8830円を基準に考えるなら…1/10程度の話です。でも本当に魅力は、徐々に…そのベールを脱ぎます。

この記事が「ココペリ」に繋がると…いったい「誰」が、考えるでしょう。最近、「京都銀行」などの地方銀行は、「激変期」を迎えています。この時期と「きらやか銀行」(じもとホールディングス=7161)の公的資金の話は繋がりがあります。

ノホホンと…時間経過を、過ごせる時代ではないのです。自分が、自分自身を「改革に追い込む」のです。そうしないと「社会変革」に置いていかれます。「リバースATM」の世界です。知らない人はコチラです。しかし…日本は新紙幣の発行です。この時代ギャップを感じることができるかどうか…。

自分が「時代変革」を、的確に捉えられるか?

常に自分自身が、高い好奇心を維持して、社会変革を捉えないと…株式相場の未来は見えません。でも流石に、年金生活者4年目かな? 老人になるカタルには、時代を追う…体力も気力も衰えてきました。

そもそも「村上隆」が、何故、世界から評価されるのは、心に響きません。ですが「フェルメール」なら…淡い光の感じは、「ルノアール」に似た…感覚に思えます。「藤田嗣治」の「白」の絵の具が、独特の印象を与えるのは…あまり理解できませんが、「そんなものかなぁ~」とは、思います。でもアニメ作品の現代作家の絵画が、どんどん…値上がりするのは、奇妙な感覚です。写実的なものより…「独創性」が求められるのでしょう。株の世界も同じですね。

やはり最後は「感性」です。割安の利回り株を理解できるのは、誰もが分かる…理屈です。金利平価説です。はっきり言って、何故、利回りが、5%もの株が「ゴロゴロ」しているのか?…日本人の「馬鹿さ加減」を感じます。誰も真剣に…株式投資、つまり市場経済を考えてないのでしょう。

本日も、たった400株「ジェイドG」(3558)を、買ったカタル君です。本日も株価が下がるなら、明日は、「寄り値」と「後場寄り」で、400株ずつ合計800株を買います。そんなことで…本日のレポートは、この辺で、お終いにします。もうすぐ…明らかになります。エヌビディアが調整入りするなら…そういう時間軸になります。また…ね。

仕方がないから、ココペリを501円を付けたら「逆指値」で、成り行きで買いに行くかなぁ~。今、わずかな株数ですが、それでも501円以上になったら、成り行きで買いに行く注文を設定しました。でも野村証券の口座はどうやるんだろう。そもそも…そんな注文の仕方が、あるのかどうか…。まぁ、良いか…これから食事です。



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