カテゴリー:今日の市況

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昨日の日経平均株価の値動きは、理解に苦しむ動きでした。たぶん半導体の相場が基本的に「峠」なのでしょう。終わったとは思いませんが、明らかに手垢がつき過ぎ…調整が必要なのでしょう。かなり人気が継続しており、どれも値嵩株の部類になり、「エレクトロン」(8035)などは指数を制限されるラインまで、指数に占めるエレクトロンのウェートが高くなったそうです。 

「ファストリ」(9983)つまりユニクロですが、両社とも指数の制限を受けるような株価水準だということです。基本的に日経平均株価は「値嵩株」の影響を受けやすい指数です。それに引き換え…同じ指数でもTOPIXは時価総額ですから、出遅れており、いまだにバブル期の2886.5を抜いてないのです。

日経平均株価の日足推移

WBSの解説では、日経平均株価は日銀の審議員の「金利のある世界発言で…下がった」と言いますが、この解説は「的外れ」な気がします。だって…前から同様の発言は繰り返されており、今頃…蒸し返すのは、おかしいのです。通常は続落する形で、しばらく休みですが…頑張るなら強いのです。数日、様子を観ればわかります。

カタルが考える構図は、海外投資の現物を売り、先物に繋ぐ…入れ替えじゃないかな? だから…自己による買いが増えて裁定買い残が増加しています。この見方が正しいなら、この辺りから株価は「調整ライン」に入り…4月の半ばに反転をする筈です。約1か月の休養です。

所詮、国内勢は「烏合の衆」なのです。日本は実力ではなく「飾りの人間」が、跋扈する集団です。

問題はどうやって体制を立て直すか? カタルが推奨している中で失敗と言うか…目先、下がっているのは「エーザイ」(4523)そうして「Jトラスト」(8508)、最近では「メルカリ」(4385)も、そうかな? あとは航空機関連の「大阪チタン」(5726)、ジェムコ(7408)などでしょう。

相場にはそれぞれの「流れ」がありますから…その風が来ているときには、株価は上昇し…その風が来てない時には、今のように株価は「調整期」にあります。その中でも「ジェイドG」(3558) は異色の展開で強い銘柄なのでしょう。

株価が下がった時の「対処」が大切なのですが、多くの人は下値になったときに株を買いません。今は、高値になってきた「野村證券」のヤフーの掲示板などを観ると、900円前後で買ってヤレヤレ…の「心境」の人も居られるようです。面白い現象ですね。

基本的に多くの方は、株価が下値の時に「買いたい」という気持ちは薄れるようです。しかしカタルは基本的に、自説を曲げず…株価が間違っていると思う方です。「三菱UFJ」(8306)の話題を、何度も出したのは…現役時代に、銀行株は安いと思って買い続けたのです。

最初は800円を割れたときに「打診買い」をして…様子を観ていたのですが、500円台になると、流石に「こんなバカな」…となります。そうして…当時、100万株まで行かないと思いますが、かなりの株を買った記憶があります。「隣の浜ちゃん」も同じでした。

その天下の三菱UFJが、どんどん…株価が下がるのです。如何に「金融政策」が大切か…が分かるというものです。バブルの反省が強すぎて…完全に「トラウマ」状態です。だからダヴィンチなどが、市場から退場させられます。その三菱UFJは、ようやく…「純資産価値」を回復したところです。ここからが本番です。

このような歴史的な時代感が、多くの市場参加者にはありません。目先の博打も良いのですが…根底にある「時代投資の意味」を理解して欲しいのです。

結局、本来ならアベノミクスの政策転換で株価は上がるはずでした。しかしその後10年以上も、チンタラ…「成田闘争」をする政策指導部には呆れますが、これが日本と言う国なのでしょう。

我々の心の中には、村社会論理が、沁み込んでいます。カタル自身も、そうだと思っています。やはり…中国人やインド人が増えたなぁ~と思うのです。先日と言うより1年程前かな? 携帯電話を買い替えたのですが…「ソフトバンク」の社員が、悠長な日本語を話し、出身国は、ネパールと言ったかな?

そういえば余談になりますが、ラインヤフーへの「行政指導」がありました。基本的に、あの報道は韓国の排除でしょう。たぶん…「出資比率を見直せ」と言っているのでしょう。「日産自動車」の問題も、基本的な構造は、この辺りにあるんじゃ…ないかな? 日本は排他的な国です。最近の白鵬への大相撲界の「風当たり」も、そのような現象と考えています。

聖徳太子の時代かな? 「渡来人」の血が混じり…この中から日本にも帰化した権力者が多く誕生しています。

京都には秦氏(はたうじ)に纏わる名所も、数多く…残っています。カタルは昔、黒岩重吾の小説を多く読み…その時代に親近感を持っています。葛城 襲津彦(かずらきのそつひこ)など…なんとなく、この時代に憧れがあるのでしょう。とにかく、暇な人は黒岩重吾の「聖徳太子」かな?…などの小説を読まれると、面白いと思います。

昨晩は、早くに眠りについて5時ごろから、この原稿を綴っています。だから少し相場から離れているかな? 何しろ…温泉地は「季節外れの雪」がチラついています。雪を観ながら温泉に浸かって…からの原稿です。車ですから帰れなかったら…もう一泊ですね。果たしてどうでしょう。

幸い…米国株は大幅高です。やはり「エヌビディア」効果なのでしょう。

よかったね。たぶんスタートは戻ります。でも…やはり警戒すべきだと思っています。何しろ、3回もやられ続ければ…馬鹿の部類です。

今回は、流石に…「警戒」をしています。何しろ…株価は、かなり上がっています。当然、GPIFの「リバランス」もあるでしょう。4月の半ばまで…多くの利益を期待するのではなく…早めの利食いを推奨します。実は…野村証券の残り2000株は寄り付き段階が高いなら売る予定です。問題は「雪だるま」の口座です。

野村証券の週足と価格帯出来高の様子

チャート分析では、野村証券の「重い所」を抜けたのです。ここからは「真空地帯」の領域になります。もともと…野村証券と言う株は「仕手性」を帯びており…意外高をする銘柄です。証券株の多くは仕手株のような値動きをするのです。

2000円程度まで…大きく株価が伸びても、カタルは驚きません。ただ…やはり乖離が大きく一度は、「休み」を入れる可能性もあります。980円を抜けてから一服するのが、理想的な展開です。前の壁を抜いてから「休む」のです。

そうだ…「ジェイドG」(3558)もそうなのです。

コロナによる馬鹿上がりの後の調整過程(2020年から2021年)のジェイドGの動き

昨日は、全体相場に押され…「利食い」売りが嵩んだのでしょう。しかし小型現物株で、今回は既に2400円処を一気に抜いています。

カタルは、前から「この壁」を指摘していました。あの時、2020年から2021年にかけて…2400円ラインなら、「現引き」をした方が、良いんじゃないか?…と考えたのは、やはり正しかったのです。そこから…1000円割れですから、そこでも…また株を買えば良いのです。

ただ3000円ラインから下がる場面で、一日だけですが「商い」が膨らんでおり…このところの消化に、どの程度の時間を要するか?…ですね。今は、まだ株価が大きく上がる場面ではありません。「我慢をできるか」どうか…。株価を「慣らす時間」です。

だから株価が高い時には「利食い」を先行させ…「押し目」は丹念に拾いましょう。もう4180円奪回は決まっており、場合によれば…「1万円の掛け声」が、かかる器です。来週にも…その銘柄解説をします。

故に、これから「相場」が開きますが「寄り値」で100株を買い、また後場寄りも100株を買います。カタルは、いつも有言実行なのです。皆さんの有志と供に…カタルは行動をします。

机上論の評論家様とは違い、身銭を切って…実践をするのです。野村証券が正しいか…このジェイドGを、「雪だるま投資」にするのが正しいか…迷う器なのです。

今回のIRの発表は、まだ株価に完全に織り込まれていません。今の株はリーボック効果による株価上昇でしょう。新興株の部類のなかでは、この株は先行しており、しかも「業績面」で、裏付けのあるリーダーです。

次は「BASE」(4477)だろうと思っています。いったん、一昨日かな? 290円で買った玉の利食いを先行させました。例の「日証金のグラフ」の間違いのためですが…それを本日の安い場面があるなら…買い戻そうかな?…とも思っています。まだ決めていません。

あとは場が開いてからです。

さて…始まりました。今ほど、いつもは食べない朝食を食べてきました。2600円でジェイドGを買いました。あとは後場寄りですね。これで高値圏の買いは後場寄りも買うと合計で1000株になります。

来週も同じように買いますから、この2500円前後の買いが合計で2000株、昔、かった玉もこの辺りですから、その株が2000株あります。あとは2000円前後のものですね。来年でしょうが、鬼が笑うかな? でも本当に株価が業績次第では1万円になる可能性が濃厚です。だから楽しみです。

皆さんは「塩漬け」になると…1年、2年は平気で待てますが、利食いはなかなか待つのが大変です。しかも高値圏での「買い乗せ」は、なかなか…できません。これを克服するなら…バフェットのような爺さんにも「負けない投資家」になれるかもしれません。やはり野村證券は朝だけですね。今のところは…既にマイナス圏になっています。

この900円前後でもみ合いかな?たぶん…下値は850円前後…じゃないかな? 下がったとしても…その程度でしょう。その下は810円前後、まさかに720円前後までの押しはないでしょう。

また馬鹿株評価の「さくらインターネット」(3778)は高いのです。本当に驚きです。当面は、様子見を優先して…下値があるなら買います。しかし基本は、やはり少し「様子を観たい」と思っています。どの株もそうですが…ぶつぶつ投資なら…どんな高値を買っても怖くはありません。基本はここにあります。

のんびりやりましょう。また…明日。



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