カテゴリー:今日の市況

6/14

かたる:いやはや…、また始まったガラ相場…。まぁ、ガラと言う程でもないが…、一部は追証の投げが加わっている様に思います。昨日のアコムなどは大きく出来高が膨らんでいました。明らかに、誰かが…投げている訳です。もともと逆業績相場の…この時期は難しい局面です。小野薬品は長い上昇相場で、既にかなり疲れており、リーダーも青色吐息です。この4500円前後は26週線水準で、通常なら、この水準がターニングポイントです。しかし期待したバイオ第二弾は、新日本科学の腰折れが響き、折角の好材料も先駆銘柄、そーせいやグリーンペプタイドからのバトンが、上手く継承できずにいます。どの銘柄も先駆銘柄に引きずられ…、相場の景色図は変化しているようにも見えます。でも肝心の三菱UFJなど金融相場の下値固めは、依然、継続中と言う印象です。

カタルは、アベノミクスは、道半ばで、景気は中弛み…と思っていますが、一部には失敗説も存在し、「いつか来た道、帰る道…」と、「帰るコール」が鳴り響いています。ここでデフレの世界に逆戻りしては…今度こそ本当に大変です。本当に、ガラガラポンを心配しなくてはなりません。この円高は、その下準備とも思えます。非常に微妙な展開です。しかしデータ上は、マネーストックは伸びており…これから設備投資も、長く更新需要が存在するのです。今までは、改修で凌いでいたために、これから本格的な設備投資気運も存在します。覚えていますか?

カタルは、昨年、設備投資銘柄として「日阪製作所」を掲げた時期がありました。しかしこの会社、ご多分に漏れず…村論理に染まっておりROE経営など…どこ吹く風の有様です。でも実際は、カタルの読み通り、食品の投資関連の熱交換器需要の為、実際の数字が増額修正されました。しかし株価は低迷しており、最近になり数字を観ての見直しはあるようですが…今期予測も減額する有様です。いつも…こうですね。何もケネディクスだけじゃないのです。これが日本式の経営スタイルです。アナリストの評価として、実際の企業業績数字予測が、当たるか? 株価予測が、当たるか?の二つの評価がありますが、企業業績予測が、折角、当たっても…株価は、サッパリのケースも、ママあるのです。

多くの読者は、企業業績の読みが当たるなら、株価推移も当たると思われているか知れませんが…、現実は増収増益でも、株価が下がる事があります。例えば…もっと身近なケースでは、パイオニアでしょう。先日、復配予想が出ていました。しかし期日を迎えているパイオニアの株価は、相変わらず、冴えませんね。今日は200円を大きく割れ、192円の6円安です。あの時、やはり空売りでしたね。この株価で100円以上の鞘です。

カタルも、本日は追証の投げを入れた次第です。470円台の買いなので…利食いの機会は、何度かあったのですが…その度に買い増しをしてヤラレ。結局、380円で投げる始末です。相場の見通しとは、違いますからね。カタルの個人的な力量把握の問題です。いつもこうです。そうして反発を迎え、また買い増して、又、投げさせられる繰り返しです。本当に…本格的な名目の世界は、やって来るのかどうか。今日は愚痴が出ますからね。皆さんも覚悟して…聞き流してください。だいたい舛添都知事を、ここまで叩く必要があるのかどうか…。日本人は本当におかしくなっていますね。NHKが「不寛容社会」の特集を組みましたが…おそらく多くの人が、カタルと同じ清貧思想ぶりを嘆いていると思います。だいたい個人情報保護法案辺りから…おかしくなってきましたね。国民にユトリがないのです。長いデフレ社会の為に、みんなが疲弊し…ヘキヘキしています。

その象徴的な現象が、三菱UFJの国債入札の特別資格の返上ですね。「いい加減に、せい」…と、国に匙を投げたのです。カタルが述べている財政ファイナンスの意味がいよいよ現実味を帯びてきます。だいたい日本国債など…ただの紙屑で…、今の「元」同様に…いずれ、日本人も「円」を信じなくなります。大変ですよ。この循環が始まったら…。まさにカタルが懸念しているガラガラポンの世界です。その象徴銘柄が、ケネディクスなのですね。地価動向がどうなるか? 非常に…重要なアイテムなのです。

この清貧思想を、まだ広めようと…週刊誌もテレビも新聞も、馬鹿な争いを演じています。一体、誰が、こんな国にしたのでしょう。みんなメディアのミス・リードです。AA型株式を発行した時に、今の舛添知事のように、トヨタを叩くべきだったのです。賃上げもソコソコで…横並びの水準でした。金融庁が方針変更したのは、今年3月です。赤字法人への融資を認めたのですね。カタルは、この報道を観て…直ぐに「クラウドワークス」を連想しました。

このような新しい試みの会社を応援しないで…、どうして、新しい時代のスマートコミュニティーへ移行できるのでしょう。必ず、4ケタ以上に復帰します。だって目先数字も…おそらく大きく改善し始めていると思っています。四季報数字を過去のものと比べることです。楽しみな銘柄です。この会社は9月決算で、少々、他の会社とイメージが違います。故に、この夏はひょっとすれば…、ひょっとするかもしれません。親会社と言うか…この会社に出資した「サイバーエージェント」も、どうやら新しいステージに入ったようです。この両社から目が離せません。

日銀以外の引き受けで、国債の発行が困難になると…考えただけで、ゾッとします。日銀もインフレ目標の期限に「ノルマ」を掛けられたのです。黒田さんの真価が問われる訳です。実は名目復帰は、簡単なんですよ。ガンガン、やれば、いいだけの話なのですが…必ず批判されますから、その批判に耐えられるか…、どうかなのです。孤立無援と言うのは…哀しい事です。今の舛添知事のような心境でしょう。なにも…ここまで叩く必要はないと思っていますが…参議議員選が絡んでいますからね。もともと週刊誌の狙いも、そこにあったのでしょう。メディアも同じ穴のムジナです。

憂国の志士は、何も幕末だけでなく…今の時代も同じく、必要です。本当に…メディアのトップは、日本国の将来を考えているのでしょうか? だいたい鶴田体制やナベツネなどの村論理が、メディアに蔓延ることが…どうかしています。だからホリエモンのフジテレビの買収も、必要だったと…カタルは今でも思っています。あれは2006年でしたね。地検と言う国家権力を利用し、若者を叩く構図は、やはりどうかしています。笑って変革を受け入れる度量が、この国のトップには、ないのでしょうか…。呆れる権力構造です。株が下がると…こんな話ばかりですね。面白くもありません。昨日の水準を維持できず…たぶん、下値のボックスを確かめる動きなのでしょう。

でもカタルは2006年当時とは違い、日銀は曲がりなりにも…資金供給を続けており、伸び率が高いとは言えませんが、マズマズの水準です。マネーストックが伸び続ける限り、株価が下がる事はありません。今は目先の現象です。まもなく…逆業績から金融相場へ移行すると思っています。此処での注目は、商業ビルの賃貸料にもピーク説が出て来たように…中弛み現象から脱出が出来るかどうか…。そこに焦点があります。カタルは政策当局が、しっかりやっていれば大丈夫だと思っています。外人投資家は選挙の動向があるので…仕掛けづらいですね。なにも「イギリスの離脱問題」だけではありません。

今日のトヨタは55円安の5373円ですね。良い水準に来ています。代わって三菱UFJは、天世の買い場の500円割れの水準です。美味しそうですが…機関投資家ではないし…お金もないですからね。ほぉ~、昨日、下げていたソニーは、本日はこの環境下でも高いですね。VRの覇者ですから年末にかけ有望な存在です。何も小型株だけではありません。しかしマイクロソフトが「リンクイン」を2.8兆円も払い買収するとか…。流石、米国です。この新陳代謝は凄いですね。日本は自前で構築しようとして、失敗を続けています。何処かが…始めると、必ず、我も、我も…と追随します。昨年のラオックスのインバウンド需要が、その事例の一つです。カタルは競争相手が登場し成長率が落ちると述べていたのを覚えていますか?

この1、2週間の相場を、よく観察していてください。未来のスター株が誕生すると思っています。出来ることなら、注目している株が、スターに選ばれて欲しいのですが…果たして、現実はどうでしょう。昨日、戻りの新高値を取った「クラウドワークス」も、その候補銘柄の一つですね。サイバーエージェントが選択され始めている事も支援材料です。本日、高いソニーもその銘柄の一つです。掲げると、かなりありますから…止めましょう。シャープは129円ですね。今週が分岐点の可能性もあります。しかし…やはり内需は強いですね。上がりはしませんが…全く下げません。大成も大林も…昨年から全体相場は、ずいぶん下げたのです。ところが…まったく下げていませんね。まぁ、上げもしてないのですが…。でも凄い事です。

追証なら、無理をする事はありません。カタルのように…損切りをすればいいのです。カタルの場合、利食いと言うか…、利食をさせられたのです。まさか…本家のイギリスもこんなに下げてないのに…いつも日本だけは最速で反応します。付和雷同の日本人らしいですね。機関投資家も右往左往するばかりです。既に、空売り比率が、これだけ上昇している訳ですから…あと僅かなのですね。論理価格を、確り把握され…機関投資家は粛々と株を買えばいいのです。配当利回りだけで…相当な水準です。ROEが後退と…先日の新聞に載っていましたが、三菱UFJが資格返上したわけですから…いよいよ本格的な上昇相場の開始になります。この意味は、無駄な所に資金を置かないと宣言したのです。

マイナス金利政策から、護送船団方式の離脱が決まり…いよいよ、当座預金の資金、210兆円(付利金利適用分)の船出とも、言えると思っています。果たして現実はどうなるのか…。カタルの追証も相変わらずです。トホホ…。



amazon.co.jp 全品に拡大 無料配送キャンペーン実施中!詳細はこちらをクリック。
2024年11月
« 10月    
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
株式投資関連の本