カテゴリー:株式教室

米国の潜在成長率は高い

本日は書き出しが遅く…簡単にしましょう。

日経平均株価の日足推移

株高が続いていますが…これは基本的に「指数」だけの話です。指数ですから大型株も多く値上がりしています。でも個人好みの中小の小型株は、基本的に底堅いのですが、まだここまで…株高は波及していません。日経平均株価の指数は、よく上がってきていますが…グロース株は、基本的に「低迷」をしています。此方の週足を観ると分かります。

グロース株の週足推移

この指数も上がるようにならないと…基本的に個人投資家は元気になりません。今は一部の人間だけが儲かっている相場だと言うイメージです。TICK回数は底堅いのですが…レーザーテックのような一部の人気株、半導体などに人気が集中しています。

まぁ今、手掛けている「BASE」(4477)を観るとこのような…相場の実態がよく分かります。

「BASE」(4477) の日足推移

カタル自身は、2年前になるのでしょうが…その時から観察を続け…売買を継続しています。当初は「薄利多売買」でしたが…前回あたりから、「雪だるま」に変えると失敗していました。でもしぶとく…チャレンジを繰り返しています。

少し…この背景を語ります。カタルは「日本人向き」の可能性を考えています。個人レベルで、気軽に…「趣味」が「実益」を生む可能性です。ジュエリーにしても…基本は個人が会社に勤めて…加工作業をします。そうして、店のブランドで…その製品を売るのでしょう。でも宝石の原価などは安いもので…少し技術がある人は、自分で出来ます。

問題は作るより、販売でしょうが、趣味に実益程度なら…月に数万円のお小遣いになるなら…それで「良し」と言う人も多いでしょう。だからネット販売のチャンネルは基本的に伸びると思っています。しかも時代はグローバル時代です。今回、BASEは「海外チャンネル」も用意したようです。コロナ禍での「爆需要」から、本来の「巡航速度」にネット販売は戻るのでしょう。

何れ…「BASE」は「見直し買い」が入ると思っています。今年はチャンスなのでしょう。BASEは赤字が続いていますが、基本は拡張過程です。「損益分岐点」の図式が、頭にあるなら…今年は何処かで、本格的な「狙い目」がやって来ます。爆発力はないと思っていますが…仕手化すれば…話は変わります。良い素質を秘めた会社の一つでしょう。長く…低迷が続いています。

今回の黒字過程で…一度、昨年9月に386円まで買われています。基本的に、ここが200日線を初めて「本格的に抜く」…第一回目の場面でした。そうして下落…カタルは200日線を下回らないと思っていましたが、実際は「新安値」まである…下げ過程でした。でも昨年末間際、「こんなバカな…」と思って、株数を12万株まで増やしていたら、案の定、相場の流れは指数買いですが…しかし小型株でも環境の改善で、株価は久しぶりの300円台の復帰です。

カタルは、内容から観て…昨年9月の386円は簡単に抜くと思っており、場合によると…下値圏の高値水準の2022年4月に付けた549円を奪回して…本格上昇を迎える可能性も考えています。故に5000株だけ売ったのですが、最後は逆に7000株を買い、持ち株は82000株に増えてきています。

でも流石に…「黒字転換」だけでは4桁が限度でしょう。その上に復帰するには実際の業績数字が動かないと駄目でしょう。でも低位株ですが…「10万単位」で、売り買いが出来ます。

皆さんは経験がないでしょうが、低位株は株数勝負になりますから…意外に「投資効率は高い」のです。カタルの仲間のなかにも…嘗ては低位株の専門家が多く居ました。その多くは…1000万株以上の株を下値圏で集めます。BASEを1000万株程度集めるのは…実に面白い投資ですよ。

カタルが、お金持ちに成ったら、「未来において」やりたい投資方法の一つです。

「クックパッド」(2193) の日足推移

最近、「クックパッド」(2193)も下値圏での株集めが難しくなっています。丹念に150円くらいまで…を目途に株数を揃えて行くのです。この手の投資対象は、今年がチャンスの一つでしょう。

クックパッドは117円ですから、100万株と言ってもたかが1億円程度の話です。マンションを買うようなつもりで100万程度を集めて置くのは、「面白い投資」の一つです。この株も黒字転換を狙っていますが、BASEより、若干、時間軸は遅れているようです。でも財務内容はマズマズです。投資の方法は「沢山のやり方」があります。自分の好みの合うやり方を選択すると良いのでしょう。

本日はイエレン氏の談話を紹介しておきます。此方です。

侮れない…米国経済なのです。カタルは米国の潜在成長率(R*)は、意外に高い可能性を考えています。故にイエレン氏の談話が、直ぐに心に響きました。市場には、金利低下期待が根強いですが…仮に金利が引き下げられても僅かで…インフレ再熱になるのかどうか…まで考えているのです。

「エヌビディア」(NVDA)の日足推移

問題はAI革命の「進展度」です。「エヌビディア」の株価上昇を短期のものと判断をしている投資家が多いようですが…マイクロソフトの時価総額の話とチャットGPTを含めたAI需要はどんどん広がります。この進展速度が、半導体需要にも…影響を与えます。

マイクロソフト(MSFT)の日足推移

まだ実用化前の実験段階ですが、既に自動運転のタクシーも米国では始まっています。日本はようやく周回遅れのライドシェアですが、この進展度合いが、人類の成長度合いを大きく変えるのです。スタートレックの未来図のSFの社会に近づいています。

成長株投資の30%成長と言うのは、「天文学的」な株価になるのです。たった100万円のお金を30%で運用するなら…10年では1379万円ですが、20年では1億9005万円、30年では26億2000万円です。100万円が26億円ですよ。

やはり「成長株投資」は魅力がありますね。今の時代はAI革命など…「革命」と呼ぶのに、ふさわしい環境になっています。どんどん…生活様式は変化を迎えます。

米国のGDPの推移

米国の2023年の実質値は、此方のサイトの通りですが、何度も言いますが、僕らは「名目経済」の世界で生きています。2023年の米国の名目ベースの成長率は、前年比6.3%増加です。中国の4.6増を大きく抜いているのです。今年は、6回の引き下げなどの…あまりに大げさな 金利低下を期待する相場観を、見直す必要があるのでしょう。カタル自身は、昔のような低金利を再現するような…大きな金利低下を見込んでいません。

こんなところで本日のレポートは簡単ですが…お終いです。また明日。



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