アーカイブ:2015年5月13日

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かたるこの所、不思議に思うのは、中国の動きですね。AIIBから一連の政策を見ると…株にプラスですが、それにしても…実体経済の悪さは、やはり気になります。前から不動産不況は分かっていましたし…節度を欠いた地方政府の財政出動が、過剰な供給体制に繋がり、ほとんどの投資が無駄になっています。鉄鋼などは良い事例でセメントもそうですね。無秩序な開発が生んだ結果です。バブル期に竹下総理が「ふるさと創生」事業として実行し、全国の市町村に、ばら撒いた1億円は温泉の試掘や金塊購入などに充てられましたね。能力のない連中に、突然、宝くじが当たると、馬鹿をやる行動にどこか似ています。みんなそうなのです。カタル君もお金がある時は、銀座のクラブの渡り鳥でしたからね。他人批判は出来ません。

実は、日経報道とコマツの決算が切っ掛けになり、この出だしになりました。コマツの坂根正弘さんと言う人は、凄い人ですね。カタルは、あの時のコマツの上昇を、あまり理解できなかったのです。折角、良い相場になったのに…一度も手掛けませんでしたね。2002年から2007年の相場の話なのですが…、実のあの時は300円台だった株価が4000円台へ、10倍以上になったのにも拘らず…見逃したのです。背景は中国の爆食による鉱山開発なのでしょうが…、今回は、かなりコマツの置かれた環境は悪いですね。それにも拘らず、なかなかの数字で纏めています。昔なら、株価1000円を、再び割れても、おかしくない環境ですね。実は、コマツはスマート・コミュニティーに向け、着実に対応していますね。GPSを使った無人のダンプカーやブルドーザーなどの建機の開発、今回は、ドローンを使った計測を含め、建設計画など…。なんと、このスマートコンストラクションは、従来比で5倍の効率だそうですね。関連記事は此方です。

カタルが、一気に時代が変化するスマート・コミュニティーに、日本の未来を夢見て、期待をかけている理由が、この記事を読むと分かると思います。これを可能とするのが「IoT」ですね。ネットを使いクラウド上で処理を加速させます。その内、スパコンなど必要ないかも知れませんね。使ってないコンピュタ―がネットを経由して結ばれていますから、稼働してないコンピュタを使い、計算するサービスが出てくるのでしょう。カタル銘柄の007とJTECは、現在は何れも今は赤字ですが、非常に楽しみな存在なのです。既に株価波動は、何れも2年の調整期間を経て、変わっていますね。でも人間と言うのは不思議でしょう。読者の皆さんは、きっと、これらの株を買いたくないと思います。これが調整ですね。この心理変化が、新たな株価波動を生むのです。

株で儲ける難しさは、自分の感情を打ち破る事ですからね。なかなか自分の深層心理には逆らえません。そんな人は、人間の構造上、ほとんど居ないのです。だからバフェットのような人間は特殊なのですね。あのお爺ちゃんは…通常の神経ではありませんね。コカ・コーラを見れば分かります。通常は「女房と畳は新しい方が良い」と言いますからね。これが人間の心理です。株で儲けるのは大変です。なかなか底入れをしないケネディクスなどを見ていると、嫌悪感さえ、覚えますからね。でも6か月前のハローウィン緩和の時はピカピカに輝いていたのです。そのピカピカが、いつしか…くすんで見えるから不思議です。Vテクは「活きが良い」ですね。それに引き換え…。まさにトホホ…。先週、分岐点である30週間の時間を経過しました。今週は482円から始まり、現在は469円と再び新安値に接近ですね。決算は今日かな? まぁ、こんなものは常識ですが、経営者のさじ加減次第で、いくらでも収益を作れるのが、この業界ですね。宮島さんの腹一つなのです。どんな数字を出してくるのか、どうか…。

先頃、「一瞬の風になれ」佐藤多佳子の本を読みましたが、記録を塗り替えるには…精一杯の努力を積み重ねるから、新しい境地が開かれるのです。その点、ユニクロの柳井さんは見事な変身です。一方、島村や西松屋は、同時期のユニクロから比較すると…成長速度が大きく見劣りしますね。ニトリとユニクロだけが、デフレ環境から見事に変身したように見えますね。このニトリ、今度は、米国に続き中国だそうですね。ピジョン化を、是非、加速させ、「ニトリ」ブランドを確立して欲しいものですね。何しろ、カタル君は似鳥さんが好きです。私の履歴書は好評だったようですが…お母さんは事実に反していると述べているとか…面白いですね。カープの黒田投手も、厳しいお母さんに育てられたとか…。わが子に、愛情を持って厳しく接するのは、きっと難しいのでしょう。

カタルの両親は、既に他界していますが…、おふくろの愛情を、今でも時々、想い出します。サラ金に借金をする為に、実家を担保に入れたのです。おふくろは、「お前の好きなようにすれば良いよ。」…と、何故か、あの光景は、今でも目に焼き付いています。あんな経験があるから、金融界の仕打ちが、おかしいと思うのです。カタルの金融庁批判も、そこから生まれていますね。バブル期は、担保の120%貸しを容認して、厳寒期は担保があっても貸し出しを認めないのです。ちゃんと正当な理由があっても、融資を認めないのですからね。三菱UFJは、4桁が当たり前の株価なのですよ。通常なら2000円近い株価でしょう。その水準が妥当株価です。だから、まだまだ…ですね。のんびり持っていればいいのです。デフレ脱却とは…そういう事ですね。

ここに来て、出遅れが著しかった双日や、合同鉄鋼などの株価が、少しずつ戻り始めています。もともと商社は、何故、こんなに安いのでしょう。三菱商事は、自社株買いを実施しましたが…トヨタの動きが切っ掛けになり、日本企業の株価は、やがて正常な株価に戻るのでしょう。海運も安いですね。まともな相場環境になれば…カタル君だって、ちゃんと銘柄を当てられますからね。あとは読者の選択ですね。自分の選択ミスを、カタル君の責任に転嫁しないでくださいね。恥ずかしいですからね。カタルは、自分で良いと思っているから、007の1000円割れも、実際に買っています。でもお金がなく、良いと思っても、そんなに買い増す事が出来ません。ケネディクスに至っては、640円台の期日は来る有様ですね。1000円でも、安いと思っています。だから現状は、まさにトホホ…なのです。

でも最近では、さくらリポートからのラオックスは3倍近いかな? 昨年の日本通信や富士通はマズマズだったでしょう。今回は、最近、Vテクを掲げましたね。合同鉄鋼も100円台での推奨です。いくつか銘柄を掲げていますが…、どれでも自分が良いと思うのを、買えば良いのです。昨日だって、Vテクに、JTECを、カタル君は買っていますね。まぁ、カタル銘柄は、前から持っているから、貧乏故、良いと思っても、殆ど株数は増やしていません。世間の認識が、カタルの感覚に追い付くまで…待つしかありませんね。まぁ、間違いも良くあるので…どれが正解かは、カタルも分からないのです。失敗したら、その失敗を、次回に活かせば良いと思っています。

さて007の立ち上がり後のこの揉み合いの形は、非常に重要です。GWのチャート解説で述べましたね。小さな右肩上がりのコマが続くようだと…、一気に再び、相場が沸騰しますね。Vテクも、同じような形を継続していますね。通常、多くの人は利食いを考えますが…、シャープもそうかもしれませんが、追撃買いが、正解でしょうね。カタルの場合、先ず、利食い売りを考えるより、買い増しを常に考えています。だから、どんどん建玉が膨らんで…当たれば、でかいですが…、失敗すると悲惨な結果です。そろそろデフレ脱却が、実現して欲しいものです。何しろ、1989年に上京して以来、初めて…、本当に初めての政策で…、カタルの感覚と一致した政策なのです。2006年の時のように、馬鹿を、やらないでほしいですね。今の米国が、そうですね。心配は尽きません。

今年は、米国と中国のかじ取りが難しいですからね。でもナスダックの名実ともに新高値を付けるのは、もう直ぐです。人類は一気にスマート・コミュニティーの世界に突入します。そうすると、時代観が大きく変わる為に、一気に、時間の感覚は変化しますからね。J・TECは、世界でも指折りの会社に成長する可能性があります。フィルムは何時か、吸収するかも知れませんね。何しろ、人工臓器製造ですからね。人間が死ななくなるのです。イメージが湧かない人は、押井監督のアニメを観てくださいね。SFアニメですが、電脳の世界が、描かれています。映画でも良いですよ。時間空間を旅する世界が、もう直ぐ見えるようになるのでしょう。そこまで、一気に飛躍するのです。007のIoTの発展は、必然なのですね。

ケネディクスの日足推移
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ケネディクスの日足推移

ケネディクスだけが、株価波動の変化を迎えていませんが…。たぶん、大丈夫だと思っています。だって…4月23日の518円は、4月17日の512円、4月10日の510円を、一旦クリアしましたからね。おそらく信用買い残が重い為に、駄目押しを入れていると推察しています。だから、今度は、4月23日の518円と、3月16日の531円をクリアできれば、完全に株価波動は変わりますね。おそらく、何かの切っ掛けが生まれ、一気に更新すると考えていますが…こんな予測は「当たるも八卦、当たらぬも八卦」なのです。でも人間心理って、面白いものですね。それでは、また明日。

そうだ…忘れていましたが、セル・イン・メイの格言ですが、新営業年度に入り、買うべき年金基金が売っていたから、カタルは、今回は外れると思っています。故に、リード役の三菱UFJの株価が、注目されますね。今日も安いですね。860円台です。それでは…またね。



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