アーカイブ:2015年4月

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かたるカタルは昨日の安倍総理の米国議会演説を聞いて、ずいぶん米国に媚を売るんだな…と感じました。確かに日本は戦後、米国の恩恵を受け成長を遂げましたが、まるで従属国のイメージで、日本は米国の番犬との…印象を受けたことも事実です。あれじゃ、馬鹿にされますね。でも確りとTPP交渉も、日米同盟から生まれる「希望」を言う言葉を何度も使い、日本に欠けているものを補っており、構造改革も逃げることなくやると宣言していました。まぁ、及第点でしょうが…、米国が、何れ中国重視に舵を切るのは目に見えています。先ずはGMの存在や、今回、売り上げを伸ばしたアップルですね。中国市場なくして、米国なしを、データは示しています。VWとトヨタの関係も、中国市場の違いですね。この辺りが、やはり気掛かりです。日本も同様なのですね。AIIBの参加を遅らせることで、米国のメンツを立てた訳であり、ロシアとの方向性も触れても良いように感じました。折角、訪れた北方領土改善のチャンスなのです。

昨日、述べましたが…アップルの自社株買いから、世界のお金の流れの話は非常に重要です。あれは仮説ですが、企業が自社利益を自己株などの株主還元に向けることは、スマートコミュニティーへのスピードアップに繋がります。アップルの株主還元に於ける1兆円は、再び市場に戻り、このお金が、ベンチャー企業の行動を促進させ、時代の変化を加速させますね。本日の新聞にも、日本郵政のIBMのワトソン活用が、文字として踊っていました。時代は一気に、進化する可能性が高いのです。ナスダックの新高値更新は、その様な意味を秘めていると思っています。だからJ・TECや007は注目されます。細かい話ですが、J・TECは休み前の1470円の2万株の買いは、おそらくファンド関係か、新たな資金であり、目先ではないですね。007も同様の動きに見えます。株価波動が、一旦変わると、多くの銘柄は、押し目買いになります。Vテクも含め、この時期の株価はハローウィン緩和を受けた急騰後の影響を受けますから、どうしても弱いのですね。とくに、明日は一気に期日の売り物が被ります。故に面白いですね。まぁ、通常は既に消化済みです。

ケネディクスも、そうですね。最も重い筈の銘柄が、ケネディクスです。しかしチャートの形から見て、465円を破るのは難しいかな?…とも考えています。通常は簡単に割れるのでしょうが、果たして…どうでしょう。つまり下値は限定的と、カタルは考えている訳です。休み前に合同鉄鋼が上がっていましたが、基本的に、株と言うものは下値が限られていれば、恐いものはありません。2年間の休みと言うのは、そういう時間経過を示すのです。人間は時間の概念を乗り越えることが、なかなか出来ないものです。どんな悲しみも、時間が5年、10年と経つと段々と癒えるものです。

一方、休みの可能性もある三菱UFJは、800円台の値固めの動きに入る可能性は否めません。カタルは金融危機後、この800円と言うラインを見て買い始めたのです。そうして500円割れは、天世の買い場とお客様に訴えてきました。しかし現実は300円割れ寸前まで、叩き落とされます。金融庁の過剰反応が、ダヴィンチなどを貶めました。明らかにやり過ぎでしたが…これも時代のアヤ、この影響の受け、今回のケネディクスも周回遅れを演じているのでしょう。競争相手が消えることは、怠慢を生みますからね。だから独禁法があるのでしょうが…。傲慢が生まれなければいいのですが…。2006年と比較すると、消費税の影響もあり企業の設備投資も弱く、ブルドック事件の影響もあり、外資の参入が少ないですからね。でもインバウンド需要が活発化し、オフィス需要も遅れていますが、改善されています。この角度が、あの時と少し違う影響があるのでしょう。でもデフレ脱却は確実ですからね。やはり日銀様なのです。

あらら…かなり日経平均株価は下げてきましたね。300円を超えています。もともと指数のやり取りで、余り意味はありませんが…、外部はやはり指数の動きに関心を払いますからね。今日はユニクロ、ソフトバンク、ファナックと…何れも大幅安を演じています。カタルはゴールデンウーク明けの相場に、期待を抱いています。理由はファナック現象の広がりですね。配当性向の高まりが、期待できるんじゃないかと考えている訳です。今回の決算の注目点は、今期の業績数字の読みではなく…二つです。ROE経営の浸透と、設備投資計画に関心を抱いて下さいね。武田が何故、前期に訴訟費用を引き当てたか? 時間を優先させ、前を向いている訳ですね。経営者は、この感覚が必要ですね。常にチャレンジです。保身ではなく、前を向くことが必要なのですね。

カタルがケネディクスの評価を下げているのは、メザニンなどへの投資姿勢から、経営者の保身を感じるのです。今回の配当総額は8億円余りですが、BBT信託の費用は4億円弱です。実に半分も取るのです。別に、この程度の金額は構いません。しかし真剣に取り組めば…の話ですね。メザニンなどの保身は、止めて欲しいのです。明らかに時代錯誤ですね。僕は銀行にお金を預けている訳じゃないのです。株式投資をしている訳ですね。安全など必要ありません。あくまでも、果敢なチャレンジを期待している訳ですね。だからコンセンションへの案件を、早く立ち上げて欲しいのです。それが開拓者の道です。もしこの表明があれば、あっという間に4ケタを超えますね。PER100倍の世界へ飛躍します。故に「オリックス」に期待して下さいね。年金基金の皆さん、オリックスは、時代を変える可能性があります。所詮、お金は利用してなんぼ…なのですね。絵に描いた餅では仕方ありません。

ここに来て、非常に良い形で推移しているのが、富士通です。あれだけ、やり過ぎたのに…1年余りで先の高値を更新して、今は休んでいます。経営者の感覚次第ですが、一気にスマートコミュニティーの世界に、入る可能性があります。アップルの自社株買いやファナックの配当性向80%と言う報道は、そういう事を意味しています。つまりクラウドが一気に普及するのですね。富士通は、値嵩株に育つ可能性がありますね。クラウド、通信、そうです、007が注目を集めてきますね。まぁ、見ていてくださいね。楽しみな時代がやって来ます。同時に出遅れているNECなども、注目されますよ。シンガポールで採用されている空港システムの顔認証にかけては、世界一の技術力です。スマートコミュニティーに欠かせない認証技術は蓄積されていますね。あとは経営者の腕ですね。こういう未来の話は楽しいですね。希望が語れるからです。株式市場は、常にこうでなくてはなりませんね。

ケネディクスのチャート論は、週末に展開しますね。テクニカルバランスの転換点は、来週にも訪れます。GWの休み明けになりますね。焦点は465円の攻防ですね。でも叩けるかな? どっちでも良いのです。下げてよし、上げてよし、どっちでも構いません。相変わらず、大きく下げていますね。現在の日経平均株価は364円安ですね。

米国のGDP発表が、気になっているのでしょうか? カタルは港湾ストの影響が大きく貿易に波及したのだろうと思っています。もともと、前から述べている様に、オバマの清貧思想が金融の回復力を削いでおり、2007年からの金融庁の動きに似ています。過度の咎めが、FRBから民間金融への橋渡しを遅らせている様に感じています。でもGSは既に立ち直り始めており、明るさは、あるのですね。だからそんな懸念は必要ないですね。それとも…習近平主席の姉の蓄財問題から、中国の混乱を予想しているのでしょうか…。まさか…そこまで、現時点で、先取りするとは考え辛いですね。おそらく日銀のハローウィン緩和からの期日の影響だと思っています。だから単発ですね。見どころは、それぞれ解説しましたね。それでは…また明日。



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