アーカイブ:2015年4月27日

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かたる人間心理は不思議なもので…、あれほど熱狂的に売り買いをした株が、下げ相場を2年も演じると…完全に潜在意識がリセットされるようです。株と言うのは実に面白いものです。実態が悪化しているなら兎も角、改善が続いているなら、そのままの姿勢を堅持すれば良さそうなものですが…やはり浅ましい存在なのでしょうね。まぁ、人間だから目先の感情に左右されるのは仕方ないと言えます。こう考えると…やはりバフェットと言うのは、やはり凄い精神力なのでしょうね。どうしても株が上がれば売りたくなるし…持っている株が、一度、下がると売りたくなりますからね。基本的に相場は自分の心理と、逆行動すれば儲かるようになるのかもしれません。

今日の見所はアイフルかな?

日経新聞に赤字決算数字が載っていましたね。事前予想より、悪いと言う結果です。しかし…カタルは「あく抜け」をしているかどうか…非常に関心がありますね。もしそうなら、相場は高い筈です。つまり、カタルの仮説の一つである「期日向かいの相場」まで、発展する可能性が高い訳ですね。そうです。ケネディクスの相場にも影響を与えるから関心を持っているのです。この事は何度か既に指摘していますね。ラオックスやSUMCOの公募相場も含め、次は期日向かいと…。

もともと相場は、事前に内部情報を察知して相場に織り込んでいると言う「相場は全てを知っている」と言う、「効率的市場仮説」が存在するほどです。市場経済に於いては、市場の動向が、万能だと言う考え方ですね。故に、米国では経済指標に従い、政策を変更するのですね。ところがバブル崩壊直後の元日銀総裁の三重野氏は、株や土地が下げても実体経済に影響を与えないと言う論者だったのですね。僕らは、ずいぶんと、彼を恨んだものです。

株が上がれば、休むのが当然です。その休み方が問題ですね。ここで非常に興味があるのがシャープの存在です。ソニーは同様に企業業績が悪化しましたが、ソニーは資産売却でリストラを乗り切りつつあります。しかしシャープは借り入れが主体で、思うようなリストラが出来ませんでした。その為に2度目の方策に追い込まれました。4月17日のチャートは大幅な大陰線で、嫌なイメージです。しかし…大幅赤字が報道されると、はや倒産か…と市場で噂され、空売りを飲み込んだままですね。通常は、このような間違いを相場は、必ず咎めるものです。故にカタルは何度かシャープを買っては売り…を繰り返しています。正式発表されれば、今度、上がり始めたら…(289円をクリアして来たら…)買い乗せをしようかと考えています。

シャープの日足推移
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シャープの日足推移

同様に…ようやく株価波動が変わったカタル銘柄も、最近は買い乗せ意方向で検討しています。貧乏人ですから、僅かしか買えませんが、それでも株数を増やす方向性で臨もうと思っています。J・TECにしても、007にしても、2年に及ぶ調整を経てきましたからね。今週を乗り切ると…力を入れているケネディクスも、ようやくターニングポイントを迎えることが出来ます。はたして新規のプロは参入してくるかどうか…。

もともと「脱デフレ」と言う政策は、金融セクターにとって、追い風になります。そうですね。保険を考えると分かりやすいですね。生命保険などの賭け金は現在価値の投資ですね。保険料の計算も死亡率が計算され、掛け金が計算されています。しかしデフレなら未来の価値はドンドン下がりますが、インフレだと未来の価値はドンドン上がります。毎月、得る保険収入の多くは資産運用に回されますから、投資した土地などがドンドン上がる訳ですね。10年で2倍、20年で4倍、30年で8倍と言うイメージですね。しかし契約した死亡保険などの保証金額は物価を考慮してありませんね。だから保険会社は大儲けして田中角栄の朋友だった駒形重吉が、銀行ではなく保険業だったと…晩年、悔いた訳です。しかし反町家は、大東京火災を起こし、財を成しました。

時代の移り変わりを…どう感じるか。非常に大切な所です。007を金曜日も、本日も僅かですが…買いました。もうじき期日が来るし…補完の意味もあります。なかなか買えなかったJ・TECも買い値を上げ、今日は追撃買いです。昨日、親せきのお見舞いに行き、スマフォで株価データを見ていたら、機関投資家の売りを確認したからですね。実にサラリーマンらしい対応です。まぁ、彼らの気持ちは、よく分かります。保身意識が通常は働くものですからね。当然です。今週も同様の動きでしょう。でもどうでしょう。カタルは何故か、再び強気に傾いていますね。4月23日の三菱UFJの陰線も長く、通常は調整を欲している様に見えますが、この背景が、この動向の表れだとすれば…。早晩、目先の売り物は消化され、逆に強く見えるようになりますね。シャープや三菱UFJの大きな陰線は分岐点であり、相場の見所、焦点なのですね。

三菱UFJの日足推移
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三菱UFJの日足推移

アイフルの本日の動きも、そうなのですよ。朝方の気配値は400円を大きく割り込んでいましたが、実際は407円で寄り付きましたね。そうして今は…案の定、切り返しており427円で、プラス圏ですね。今日はプラス圏で引ければ…いいですね。上出来の部類です。007は、IoTの流れを組み、ナスダックの新高値はスマートコミュニティーを象徴する出来事なのですね。株式教室で書いた通りです。いよいよITバブル時に、大きく株価が飛んだ理想買いが、現実になる時期を迎えたことを示しています。カタルはナスダックの新高値が、007の上場来高値を後押しするとも…考えています。故に、本日も買い乗せを実行しました。まぁ、所詮、貧乏人だからね。あっちこっちを買い続けると…その内、資金はなくなります。

でも概ね、カタルの考えている通りの展開が見えてきました。光通信にも関心がありますね。ナスダックの新高値は、あの時に賑わった光通信の株価も、多少は押し上げると考えています。何故か?リクルートと、同じ発想ですね。この共通点は些か皆さんには見えづらいかもね。先日の古河電工と板ガラスは、結構、共通点を分かった人が居ると思いますが…、光通信とリクルートは、プロの証券マンでも共通項を見つけ出しにくいと思います。カタルの考える回答は、忘れなければ、明日、示しますね。両者とも株価が騰がる理由が背景にあるのです。

一旦、株価波動が変われば…しめたものです。休みを入れることはありますが、基本的にしばらくは、上昇波動が続くものです。明確ではありませんが…たぶん、ケネディクスも変わっている様に感じますね。新しいリリースが出ていましたね。7億円の営業利益が生まれると言うものです。カタルは、こう解釈しました。(具体性を欠いており、この発表文だけでは、よく分からないのですが…。)5億の6%と言う訳で、投下資本は83億円ほどの総額になりますね。つまりこの内容は、何年か前に投資した物件が、2.4倍になったと言う事ですね。つまり200億円で売却されないと…これだけの利益が生まれませんね。

つまり金融危機後に上手く投資をすれば、投下資本は2.4倍になっていると言う事を示します。そうだとすれば…1兆5千億も投資しているAUMの資産は、厳密な減損会計を実施していると、かなりの含み利益を有していることに成ります。こんな事がデフレ脱却の相場を支えるわけです。日経平均株価が2倍以上になっている理由の一端でもありますね。僅か7億なんて思わないで…背景には1兆5千億円が眠っている訳です。

故に、カタルは必ず、ブラックロックなどが関与してくると思っている訳です。果たして実態はどうなりますか…。今日も、買えたかどうか…。本当は…追証懸念で、追加で入れた資金を引き揚げるべきなのでしょうが…。評価損がどんどん減り、枠が増えているのですね。本来は無理をしないのがセオリーですが…、やはりハイリスク派のカタルとしては自らの仮説を信じ、前向きに、考えている訳です。皆さんは無理をしない方が良いですね。まもなく夏になります。故に手元資金を増やすべきなのでしょう。さて今日はどんな展開になるのでしょう。それでは、また明日。



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