アーカイブ:2015年4月2日

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かたる昨日の三菱UFJの値上がりは僅かながら…全体安の中で、ポイントの株価を保っており、非常に注目されますね。市場では日銀短観ショック?などと言うバカな発言が多かったですが、もともとカタルは、そんなものだろうと考えていました。所詮、円安だけを梃子にした改善は、一時的なカンフル剤のようなものです。新時代のインフラ投資、スマートコミュニティーへの世界の扉は重く、米国でさえ、試行錯誤しているようです。それはおそらく経営者が、新時代の到来に気付いてなく、これまでの論理を踏襲しているからですね。見えない財産に、価値を見出さないのは人間の本質でしょう。しかし一番価値があるのは文化や能力の価値、アイディアなどの無形文化と言うか…そんなものでしょう。つまり新時代は、誰もが試行錯誤の為に、無駄なエネルギーが使われます。

だって再生医療など、これまでになかったのですね。技術進化により、新しい分野の道が開けるのです。その為に、異業種から参戦したフィルムは、競争相手がベンチャーだけの市場に、資本力をバックに乗り込むわけです。赤字の会社に、300億、500億と投じることが出来ますね。コダックは消え、フィルムが残る、この経営感覚は、ものではないですね。企業カラーと言う文化です。なかなか形にならず、世間は、あまり見向きもしませんが、J・TECの価値は、非常に高いのですね。故に売り上げが15億に満たない会社なのに…523億円もの評価を、市場から受けている訳です。しかし、そのフィルムは…なんと、現在の523億円より高いと評価しています。先頃、1900円で権利を行使しましたね。つまり771億円以上の価値があるとフィルム自らが、認めている訳です。

これ故、IPS細胞のベンチャー企業に、370億円ものお金を投じることが出来るのです。富山化学を買収した時もそうです。フィルムの文化ですね。一方、折角、技術供与などの権利を手に入れたのに、550円の払い込みを価格が、時価が下がったと言う事だけで、高い…と、不義理したホンハイは、どうなるのでしょう。今では技術力で競争に敗れているとも言われています。シャープとパイオニアの時も感じましたが、お金より義理と言うより、信義ですね。それを大切する会社と、gumiのような問題企業と…それぞれ企業文化は、大きな違いがあります。カタルは、一度は見切ったグリーを、その後も観察しているのは、田中さんのアイデンティティーに、興味があるからですね。企業は、所詮は人が運営するものです。だから人脈の関連などにも、銘柄選抜する時には注意をはらいます。

007もそうですね。この人脈は、なかなかなのです。アスキー人脈が…如いては、インターネットを支えたゲイツのような人脈にあたるのですね。だからカタルが惹かれたのかもしれません。J・TECは、これまで日経に書かれると、目先の天井を付け、下げ波動を繰り返す日々でしたが…先日来、指摘している様に、そろそろ底値を付けた可能性がありますね。もともと割高故、底値の目途は、見えづらいのです。でもスマートコミュニティーへの夢を買う展開は、時代の流れです。益々セルラー・ダイナミックス(CDI)を買収したことにより、JTECの存在意義の価値が増しましたからね。市場と言うものは…このような材料を、必ず評価しますね。

さて先日来、時々、批判していた新興御三家の話しをしています。調整が充分だったアドウェイズに、関心を持っていたわけですが…1000円絡みの会社と言うのは、この会社ですね。充分な調整をしていたわけで、遠退いていたとおもわれるLINE上場報道により、一気に再び脚光を浴びています。この株も人気化した時は、売りだろうと思いますが…辛抱の賜物ですね。小型現物株は、一旦人気が冷めると…調整が長引くものですが…ある程度の資質があるなら、一気に人気化するものです。あれほどの人気を作ったので、リバウンドは、当然あるのでしょうが…カタルには、上値を買うほどの勇気はありません。所詮は、ワンタッチにみえます。むしろ昨日は、シャープに再びチャレンジしました。今回で、3回目の挑戦になりますね。まぁ、こすくいの狙いで、どっちでも良いのですが…何れ、本格的な相場に発展する素地を秘めている会社です。故に僅かな遊びでも、関わっていることが大切です。

相場の転換、所謂、流れの変化ですが…。J・TEC、007、ケネディクスと観察を続け、先ずは打診を入れますね。そうして観察します。何度か、予想通りの動きなるなら、大概は、頭の中のシナリオが実現するものです。しかし何度かチャレンジしても思うような動きにならないことがあります。その時は、もう一度、原因を探らねばなりません。グリーのケースですね。カタルは読み違いをしていましたね。プラットホームの実現により利益が転がり込むと思っていましたが、実際はアップルやグーグルに搾取される構造だったのです。その為に1000円で、泣く泣くあきらめました。このような根本的な見込み違いなら諦めるしかありませんが、遅延、例えばJTECもそうですね。これは仕方がない。よくあるケースです。もう一度検証しても大丈夫なら、粛々と投資を続けます。下がれば下がるほど、投資妙味は増しますからね。だから株式投資はお金持ちのゲームです。いくらでも下がればいいのです。お金など無尽蔵にあるのですね。でも企業の株は限りがあります。だから企業の目指す方向性が、最も重要ですね。

カタルにとって、宮島さんの経営姿勢は、保守的に見えますが、きっと過去の失敗に懲りたためなのでしょう。この辺りが3流なのですね。経営者だから、黒田さんと心中をするわけには行かないのでしょうが…期待インフレ率は徐々に高まり、当座預金は200兆円ですからね。どう考えても「1300兆円の逆襲」は時代の流れです。1300兆円は、1989年に戻るだけで、生まれる価値ですからね。株高で大手銀行には、8兆円の資金が生まれたと言います。だから800円を割れる三菱UFJの価値は、ドンドン増しているのですね。金融に力が付くと…一気に、スマートコミュニティーへ走るのです。自分にユトリがなければ、シャープの1500億円もの棒引きは、到底、飲めませんね。でも1兆も含み利益があれば、まぁ、いいか…と、鷹揚に構えてられます。社会にユトリが生まれ始めますね。このユトリが、チャレンジへの原動力を生むのです。20年以上もデフレ環境に慣れているから、なかなか展開できない訳です。でも方向性は明らかでしょう。

今から宣言をしておきますね。三菱UFJが復帰すると…今日は170円台の株価のようなPBR1倍割れ銘柄も、何れは市場から消えますね。だいたい企業が自社株買いをしても割安に放置され続けているデフレ現象が、おかしいのですね。三菱UFJは4ケタ奪回に向け、必ず上がるのです。だから今回のような下げは、買い増しのチャンスです。そうして高値に復帰し過熱したら、再び鞘を抜けばいいのですね。基本的に、何度でも利用できます。同じ銘柄を、何度も、売り買いすればいいのですね。ところが仕事が出来ない証券マンは利食いさせることに専念し、再び買わせることをしませんね。

これを何度か繰り返すと、何処かで…動きが加速します。その時は、自分が売った株価より高くても、もう一度、買い増しをします。自分が売った株価より下がった場合は、比較的セールスもし易いですが、自分が売った株価より、高値での買い推奨はし辛いものです。しかし素直にお客様に謝罪し、もう一度、乗りましょうね。仕事の出来る証券マンは、何度でも、高値を買わせることが出来ます。相場心を、知っているからですね。相場から離れては駄目ですね。でも論理価格以上になれば…別ですよ。三菱UFJの場合は、今なら1500円程度が…妥当株価だろうと思っています。実現するまで、何度も利用すればいいのです。だんだん上昇速度が、上がって行きます。車の加速と似ていますね。

企業の潜在的な資質、企業価値に、早くから目覚めて欲しいのです。赤字でも良いものを持っているなら、必ず市場は評価します。JTECが底入れを迎えるかどうか…非常に関心がありますね。慌てて買わない方が良いですよ。株価が底入れしても、底這いを続けることはよくある現象です。打診をしたら、のんびり構えましょう。上昇し出したら…自分が、利食いが効くようになれば、大概は上昇開始です。そうなれば…思い切って攻めても大丈夫です。先ずは入念な観察姿勢から、全てが始まります。

高い資質を秘めている企業は非常に少ないのです。所詮は、みんな3流止まりです。だから、なかなか新しいスター株が生まれませんね。株価が2倍になっても…その輝きが、更に増す銘柄と言うのは少ないものです。だから所詮は、皆、から売り対象になりますね。ソニーが復活できるのか…カタルには新しい流れが見えません。そりゃ、過去の蓄積があるので、オリンパスの売却のように利益はいくらでも出ますが…所詮は遺産の食いつぶしです。シャープは遺産さえ、ないから必死ですね。その分、社員は強い心が宿るのですね。みんな自分の会社を愛している筈です。どうなるのでしょう。中途半端な形だと…力強い上昇は期待できませんし…環境は悪くありませんね。

まぁ、当たらない講釈を述べているより、これから最後のお花見に出かけるかな…。まだ自分の描くシナリオ通りに、相場は、なかなかいう事を聞いてくれませんからね。所詮、3流域から、なかなか抜け出せません。未だに、トホホのカタルなのです。



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