アーカイブ:2016年1月

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かたる:へぇ~、また昨日はサーキットブレーキの発動とか…。人民元のレートを見ると、現在はドルに対し6.6元近くです。カタルの予想は6.8元水準なので、だいぶイメージに近づいてきました。新聞には、あのようなチャートを掲載するから、読者は勘違いをします。元はここ数年間、上がっています。故に、今は売られている訳です。80円から120円になった円レート程…動いていません。まだ1割程度ですからね。更に為替操作を疑われ、何処かの銀行が取引禁止処分を受けていました。そういう国だから、悪戯に混乱するのかも知れません。何故…殊更メディアは、大騒ぎをするのでしょう。苦境に陥る中国を救う方向に動くのは市場経済下では…当たり前の理屈です。

本日は、日本株にとって3連休を控え、売られやすい地合いです。日本人は付和雷同型です。何しろ、「赤信号、みんなで渡れば怖くない」の口です。良く言えば…組織力が強い国民性です。故にリーダーの舵取り次第なのです。幸い、安倍政権なので…ボンクラの村論理のリーダーとは違い、相場にも安心感があります。彼は難攻不落の日本村論理と…良く戦っていると思います。日本発で…世界同時株安を止めて欲しい所です。

でも相場は良く出来ていますよ。空調のダイキン(6367)はM&A戦略が成功し…このように村論理を打破した企業の株価は右肩上がりを続け、ずいぶん上がりましたね。ピジョンとはやり方が違いますが、良い会社になりました。「たけもとピアノ」のテレビCMが見られるように…、日本の中古ピアノは、日本車同様に所得水準が上がったアジアから引っ張りだこ…の様子です。ヤマハ(7951)なども収益構造が大きく改善しています。日水と同じ理屈のようです。団塊の世代は続々と高齢化し、難聴対策が必要になります。補聴器のリオン(6823)は、高収益が続きますね。カタルは、地味な企業を取り上げませんが…、明らかに日本企業の収益構造は変わっていますね。

貧乏人のカタル君、本日は年末に損出しクロスをしたパイオニア、304円の玉かな?を6000株だけ投げました。自分の力量以上に、余分に買った分を処分しました。適性値に戻したわけです。シャープに続き本年、二度目の損失です。理由は…持っていてもよかったけれど、カタルのやり方と違うため…。本来なら、こんな相場は絶好のチャンスなのです。全体が下がっている時に、自らの存在を自己主張すべきですね。「わしは健在だ」と…とアピールすべきですが、これでは…普通の株です。あの…今より弱い夏の下落で株価を上げてきたのですから、仕掛け筋は力があり相当のスケールかな?と思っていましたが…、少し、がっかりです。でもいつもカタルが、投げてから相場になるケースが多く、自走車関連の相場の火は、消えませんからね。故に大部分を残したわけで…。僅か6000株を外しただけです。

本日の日経新聞には、小型棒鋼の話、所謂、村論理が載っています。紙もそうですが…石油もそうでした。早くお山の大将から、株主本位の経営姿勢に変化した方が良いですね。合同鉄鋼の株が割安でも、なかなか騰がらない訳です。この市況に絡み、高橋カーテンウォールも年末の税金対策で外しましたが、やはり気になるのは、横河ブリッジ(5911)の存在ですね。川岸工業も関連しますが、四季報では…良い数字の変化です。

同じく…本日の市況面に、商業ビルの話が載っており、4.03%の空室率とか…。いよいよ秒読みに入りました。果たして…景気は「中だるみ」なのかどうか…。日銀の追加緩和は為替が円高方向に動いており、いよいよ濃厚になって来ました。今年は参議院選挙前が、一番、可能性があります。前半は、此処が焦点になります。今のテーマ相場は、どちらかと言えば…幕間繋ぎ的な性格です。

でも、もともとカタル君は、キャッシュレス社会の構築を主張しており、「さくら」は相場になりましたね。まだまだ続くのでしょう。スタート段階で躓いた為に、参加したいけれど…腰が引けています。このキャッシュレス社会は、時代の流れ…です。クラウド化は、全ての共通するIoTの世界です。今年は、007やJTECも注目される機会が増えるのでしょう。

米国株の日足推移
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米国株の日足推移

あらら…原稿を書き進むうちに…願いが届いたのか。日本株はプラス圏になって来ました。これじゃ、この原稿はボツになりますね。でも面倒だから…このまま書き進みますね。皆さんが読むタイミングと、書く時間は違いますからね。米国株も下値ゾーンに入って来ました。昨年の夏の上値水準です。この16514ドルの世界は、昨年の下値ボックスの上値ラインです。通常は、この辺りで…止まります。事実、混乱に連動するVIX指数は、こんなイメージです。

VIX指数推移
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VIX指数推移

つまり今の相場は、昨年8月、9月の二番底の確認作業に過ぎません。あらら…ケネディクスも上がって来ましたね。前回、買い増しした分を外した株価は、確か…435円だったかな? まだ下値ですね。420円を割れたので、再び400円割れで、買えるように算段をしていましたが…、果たして、自社株買いをしているだけに、下値があるのかどうか。基本的に浮動株は消えていますからね。

通常、同じように信用買い残が重いアイフルの株価が376円なので…400円前後は、良い所なのかもしれません。株と言うのは、このような比較感で動きますからね。全体の株価を比較できるかどうか…。三菱UFJの株価は、今の処、今日は701円が底になっています。前回は692円の所でした。でもアジア融資で海外の不良債権が増えていると噂される三井住友は、昨年9月安値の4388円を割れましたね。流石に配当利回りの「みずほ」は、前回の安値(215円)を割れないのでしょう。おそらく…今日あたりは銀行株を買うチャンスでしょうね。でもあまり目先、儲かるとは思えません。しかしみずほは、おそらく8円配当をするのでしょう。配当利回りは3.5%ラインですからね。個人投資は、こういう時に株を買えばいいのですね。7.5円でも良い利回りです。何れ、株価は500円ですからね。

指数が下げている割に、カタルのイメージは、あまり悪化していません。おそらく空中戦から地上戦の為と思いますが…「さくら」の出来次第になっています。可哀そうに…休ませたいところですが…パイオニアなどの動きが鈍く、JVCKWでも良いのですよ。兎に角、負担を軽くすべきですが…何か、出てくると良いですね。日経にユニクロの記事が載り、指数推移も、良い所なのかもしれません。叩けば…あく抜けします。

さて今日はこの辺で…良いでしょうか? リスクとリターンの関係は上手く出来ています。絶対に、安全で儲かる株などありません。儲かる株は危険と背中合わせなのです。どの程度、自分自身がリスクを負えるか…自分の力量と相談しながらチャレンジすべきですね。無理はしないように…いくら自分の考え方正しいと思っても…力量不足なら仕方ありません。いつでも買えるように準備をしておくことです。あと1週間程度かな? 通常は混乱が続く時から2週間程度の観察期間が必要になります。余程、余裕資金があるなら、粛々と下げた所を買えば…必ず儲かりますが、下値は誰にも分かりませんからね。基本的に昨年の8月、9月を下回るような株は駄目でしょう。通常は、あの安値を下回らない株を買うのが良いのでしょうね。でも多くの株は、結構…堅いですね。

さてケネディクスは高く、パイオニアは沈んでいますが、年末に手が入っている様子のテクノスジャパンはマズマズ、JVCKWもプラスですね。どっちに転ぶのか…。面白いですね。それでは…また明日。生贄をささげたので…神様の怒りが静まると良いのですが…果たして2016年は、どうなるのでしょう。



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