アーカイブ:2016年1月

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かたる:一般的に…大胆に先物指数などを売買するCTA(Commodity Trading Advisor)は商品などの様々な指数と組み合わせて、先物市場を席巻すると言われています。ただ、この資金元は金融機関ですね。その全体の資金を絞っているのが、金融規制である自己資本比率規制などです。故に、原油価格などの値崩れが加速したとも言われています。

昨年1月、サウジのアブドラ国王が死去し、サルマン新国王(79歳)が即位しました。既に前国王が決めていた副皇太子のムクリン王子が、次の国王に…、そうしてサルマン国王は、その後に、甥のムハンマド王子を王様にすることを決めたと伝わっています。このムハンマド王子は内相を務めており、ジハード主義者に対処するうえで優れた手腕を持つと評価されているそうです。それ故、過去に内謁を許された戦闘員が下着の下に隠されていた爆弾を爆発させ、ムハンマド王子が狙われたと言います。実際の実権は、このムハンマド王子にあるのかも知れません。サウジも村論理が存在し…グローバル化で変化の途上にあります。地政学的リスクの発生で原油高を狙ったのかどうか…。どっちにしても、中東の動きはISやシリアなどが絡み、混沌としています。

ロシアルーブルの下落、ブラジルと…海外情勢は、米国金融の意見対立を含め、混沌としています。日本は国債発行を押さえており、円が買われるのは道理です。公明党の活躍で軽減税率の適応もあり、日銀はフリーハンドを握っている様に感じています。カタルは選挙前に安倍政権の要である株価に、インパクトを与えるタイミングを狙っていると思います。仮に、この時期に発動がなければ…追加緩和はなくなるのでしょう。何故なら、今年の春も3度目の賃上げ実施で、徐々に名目重視の世界に移行するからです。果たして、そのスピードを更に上げるかどうか。

日経新聞の三鬼商事報道によれば…、商業ビルの新築予定は減り、空室率の改善は続くと報道されています。2006年の動きが予兆だとすれば…、徐々に、そのピークを抜く動きが加速するのでしょう。ケネディクスの狙い目が、近づきます。420円は守られるか…と思っていましたが、割れましたね。でも410円前後は、カタルが買い増しに動いたタイミングです。カタルの今の仮説は、ケネディクスの株価は、この賃貸料に連動すると言うものです。最近は企業業績の改善を背景に、色んなところからポジティブ評価を受けています。一度、信用残のシコリを作り、これをリカバリー出来るなら面白いのですが…。一度、シコリを作ると…演出でない限り…その解消は骨が折れます。

そのシコリが大きくなっているパイオニアは微妙ですね。実は…本日も買っていますが、もともと、カタルと違うやり方で、多少の違和感を抱いています。この株価まで下げずに調整をするのが…普通だと、考えていました。逆に、これが演出なら、たいしたものです。相当、上値を見込んでいる可能性もあります。何故なら、買う株数が増えるからですね。信用買い残は、この調整期間に500万程度、増えています。これは株価を下げたことで生まれた結果です。「さくら」のおかげで、市場は、一気にフィンテック関連一色なので…、当然のことですが、自走車関連は、勢いを失います。さくらの動きが、自走関連の動きを左右するのでしょう。

パイオニアよりボラティリティーが高いのはアイサンでしたが、カタルは最近ZMPに絡むテクノスジャパン(3666)も、少しですが買っています。でも勇気ある目先筋は、最近、儲かっています。このようなテーマ相場は、一般的に業績の裏付けがなく…夢だけの相場で短命です。値動きが止まれば…見向きもされなくなります。アドウェイズのような新興御三家相場ですね。でも馬鹿に出来ません。ITバブル時は、光通信やソフトバンクを馬鹿高値まで、持ち上げた連中と同じ考え方ですからね。短期だから、内容を問わずに買い上げることが出来ると考えています。あの時、2月まで続きました。その後、光通信は売れないまま…何日も、売り気配を続けたのです。当然、破産した人も居たのでしょう。証券会社は、それから自己防衛をしており、信用取引の買い付けを、独自に規制しています。さくらなど…既に、その領域でしょう。でも凄いですね。

本来、順番にやれば良いと思うのですが…フィンテックに自走関連、バイオなど…。そうすれば…息の長い相場が持続できます。さて冒頭のCTAの話ですが…、最近は指数の影響度が、逆回転しています。お気づきになったでしょうか? 原油価格相場と理屈は似ています。おそらく米国の金融政策が影響しているのでしょう。一昨年半ばから続いていた指数だけの相場が、明らかに崩れていますね。カタルはETFなどの指数売買に傾斜する年金運用などを批判していました。

ファストリ(ユニクロ)の日足推移
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           ファストリ(ユニクロ)の日足推移

例えば…ファストリ(ユニクロ=9983)を見ると、その事が分かります。既に、昨年の夏の安値を下回っています。実際の相場観と違和感がありますね。ソフトバンクは、どうなるか分かりませんが…同様の動きに見えます。 どちらかと言えば…空中戦を演じていた相場が、地上戦に舞台を移したイメージです。証券マンの腕の見せ所ですね。

カタルは昨年末に…いろんな銘柄を損切りしました。その中に高橋カーテンウォール、日本ヒューム管などがあります。最近の市況を見ていると、小型棒鋼、H鋼、スクラップなど安くなっていますね。これは海外市況の絡みと思われますが…カタルの認識は、内需は堅調と言う見方だったのですが…違うのかな? 建設資材の多くは鉄鋼関連で、中国は過剰生産設備を抱えたままで、倒産の危機に直面し、利益水準など無視して投げ売りしていると言いますからね。この構図は資源価格全般に言えます。スイスのグレンコアなどが、代表的な事例です。だから…原油価格がさらに大きく下落するとは考え辛いですね。しかしメディアは、色々言いますよ。イランの輸出再開や米国も同様ですね。在庫水準だとか…でも、考えてみれば分かります。既に投げ売り状態なのです。

昨日は、さくらに続き…ラクーンなどが賑わっていました。既に二番手、三番手にフィンテックは、波及しており…日経新聞にブロックチェーンの解説が載るのです。このような現象は、過熱感が出ている証拠で…賢い人は、手を引く場面です。でも、なんでもそうですが、ババ抜きは、最後の2人か、3人の場面を見るのが…面白いのです。だから当然、株価も大きく変動します。年末から続いた流れも、中旬になれば…山場は越えると思っています。代わって登場するのが、自走車絡みと思っています。しかし、その予想に反しトリオの動きは鈍いですね。ZMP絡みでJVCKWの戻りが、一番強いのですが…、カタルは手垢のついているJVCKWより、新鮮な昨年9月からのパイオニアに執着しています。結果はどうかな? 今は、二番底を確認できるか、どうかの瀬戸際ですね。

他には、バイオなのでしょうが…小野薬品は既に仕掛け筋は、野村が推奨し、日経にも記事が掲載されているから、逃げに入っていると思っています。最近、JTECも日経に掲載され、強いですね。でも赤字は続きそうです。来年になると黒字転換かな? 問題は薬価の適用基準が、拡大されるかどうか…。もともと再生ビジネスは、培養技術がキーポイントだと思っています。量産化してコストを下げないと…利用が進みません。

人工臓器は人類の夢ですからね。非常にスケールが大きく、黒字化から、利益が増え始めると、株価は一気に異次元相場に突入ですね。株が難しいのは…利益が出ない時に、この夢の先買いをして…割高相場にして仕手戦になる事ですね。小野薬のケースですが…、これも仕掛け筋が弱いですね。本当は、売りながらガンガン買えば面白かったのです。さくらは割高だと思いますが…今、空を売るのは、火に油を注ぐようなものです。空売りはみんなが諦めた時に、やればいいのです。化工機は2年間、下げ続け…ようやく地相場になりました。

外れているカタルが、何を言っても…無駄ですね。ゴタクも、いい加減にしないとなりません。しかしフィンテック関連と言うのは、色々、あるんですね。峠にならないと分からないから面白いものです。通常、新年に入って…2週間程度で、新しい動きがスタートするのでしょう。どのような様相になるか…。パイオニアの今日の安値は311円ですね。

通常の確認作業は、これで完了と願いたいが…、一度、年末の安値302円割れの演出もあり得るかもしれません。果たして、どうなのでしょう。こればかりは…仕掛け人たちの意向次第です。それでは…また明日。今日も日経平均株価は、安いですね。今は162円安の18211円です。昨年夏の下値ボックス圏に入って来ましたね。9月29日の16901円がボトムです。そろそろ反転に動きを見せても良い頃合いですが…果たしてどうなるのでしょう。2番底を確認できるかどうか…。興味は尽きませんね。この1月に忘れていたのですが…シャープの期日が来ます。よって本日、損切りのクロス商いをしました。165円を121円に変えた訳です。本年初の損切りです。トホホ…。まぁ、1000株だから良いか…。なんて、悠長に構えていられません。何しろ…貧乏人なのです。



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