アーカイブ:2018年12月

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かたる:わが国の見えぬ闇の村組織、矛盾を露呈する報酬かな?

9月に発足した産業革新投資機構(JIC)の田中正明氏の報酬に対する異論から、問題が炙りだされた印象です。この問題はゴーン事件とも関連があり…日本の仕組みを考える上で重要なのでしょう。

そもそも金融危機が起った時に、駄目企業を救済する形で発足したのが元なのでしょう。民間論理では融資できないから、それを救済する目的で企業を救いました。たぶん…必要性がなくなったのに、組織を解体できないから、その時に採用した人を食わせるための処置で…無駄な組織の膨張論理です。肥大化する官組織です。

あの時、カネボウなどは花王が手を上げているのに、強引に仲を割って入って、官が主導権を奪った格好です。アークもその名残を受けた資本過多の状態が続いています。きっと同じような組織なのでしょう。名称がいつも変わっているから、カタルの解釈が間違っているかもしれません。

東芝が、何故…自社株買いなのか?

日本では資本論理が、なかなか根付きません。結局、市場原理主義と言うか…。市場に対する根深い不信感が背景にあるのでしょう。カタルは市場原理主義者かな? 市場はすべて正しい…と思っています。一時的に間違った価格を付けますが、それは時間とともに修正されます。そのギャップを埋めるのが…投資だと考えています。

自分自身の「時代の考察」が正しければ…必ず、株式投資で利益を上げることができるのでしょう。だから株式投資は未来の姿に希望を抱き、時間を早める為の仕組みです。必要な所に資金を集め、時代の変革を促進させるわけです。

自分が、どんな理想社会を創りたいか?

株式市場は、それを実現させるための仮想空間でもあるのでしょう。株価が下がっているという事は…駄目な世の中なのです。順調に株価が上昇する社会が理想社会です。カタルが証券界に入った時のNYダウ平均株価は800ドル近辺をウロウロし…日経平均株価は8000円台だったと記憶しています。丁度、日本株価はNYダウの10倍だったのです。この40年間で並び…逆転しています。

実質成長の清貧思想は、松平定信の「寛政の改革」のような時代です。名目時代は田沼時代でしょうか? 昔から…景気の波は上下に揺さぶられ、その波動の中で時代は動き続けているのが、自然の摂理なのでしょうか?

パッパラ・パーと生きるのが良いのか? それとも厳格な他人批判が溢れる社会構成が良いのか? 平成の時代は、まるで松平定信のような清貧思想の時代です。絹が駄目だとか…文化をも否定します。江戸時代はこの後、化政文化が華ひらきます。今の時代に似ている感覚です。僕らはスマートコミュニティーの黎明期に位置しています。

先日、CT画像の診断ミスが指摘され、ガンの告知が遅れて…死んだ人が、大勢いる特集番組がありました。もしAIが判断できれば、その可能性は飛躍的に減るのでしょう。好き嫌いは兎も角、確実にその時代はやって来ます。

その為に、僕らは…それを応援するために株式投資をしているのです。まぁ、大義名分はこのような理想論を掲げますが、貧乏人には、その力がありません。僅かなNY市場のブレに怯えるようでは…とてもとても。

昨日まで、東邦チタンの1400円を1万株、新たに買って勝負しようか…と考えていたのに、本日は寄り前の1360円の板状況を見て1360円と1355円に指値を用いました。でも入りそうもないので1355円を1365円に上げ1000株だけ買いました。 貧乏人はこれだから駄目です。つい「暴落に次ぐ暴落」で…追証の二文字が頭に浮上します。他に本日は東芝の3500円、古河電工の3150円も買いました。

どうした事か…、昨日も米国債は大幅に下落しており2.915%との事です。これじゃ…逆イールドも目の前です。市場では先日の発言を受け、これを「パウエル・プット」と呼ぶそうです。市場原理主義では、株式相場の反応を見て…政策に反映させます。

800ドル近い下げを見て、カタルはそもそも…昨日の日経平均株価の下げにも違和感を抱いていました。 最近の東芝の株価もそうです。 本当は11月26日の3525円は安値だろうと考えていました。でも昨日もそうですが、明らかに、何処かのヘッジファンドが株を売っています。それを東芝が自社株で拾っていたように感じています。

たぶんこの動きは、後10日程、続く可能性があります。何故なら、12月ギリギリまでヘッジファンドは利益を計上する必要があります。今年は、どのファンドも苦戦をしており、益出しが出来る玉がないのでしょう。その為の売りでしょう。

チャートの形(出来高が重要)を見ていれば…分岐点が分かります。東邦チタンはどちらかなのです。此処で揉み合えば、揉み合うほど値固めが進み、上昇幅が大きくなると考えています。 先日までは1300円割れを、丹念に拾え…と言いましたが、今度は1400円割れ…と100円程、ラインが上昇したのでしょう。何れ、1400円も買えなくなると思っています。

段々スピードアップしますから、もし乗りたいと考えていたら、無理をしない範囲、100株でも良いのですよ。現物で株を拾っておくと、カタルと共に年末年始の相場を楽しめると思っています。

株式相場の常識ですが…天底では相場は乱高下をします。たぶんNY市場の動向は急激に変化している政策が、なかなか消化されてない様子を示しているのでしょう。

あらら…やはり割れましたね。三菱UFJは608円を割れて…今の株価は604円台です。このような動きも、FRBの政策変更を市場が消化してない現象でしょう。でもこの動きはケネディクスの投げと同じで…必要不可欠な条件です。

いよいよ進化論の可能性も高くなっています。 何故、カタルは古河電工に固執しているか? SUMCOでも良いのですが…金持ちは村田製作(6981)でも同じことでしょう。前回はメトロサークの立ち上げで乗り遅れましたが、次の主役は村田なのでしょう。まぁ、早すぎる可能性があるから、ここで…この話は打ち切りです。

どちらにしても…カタルは、この落ち込みは非常に小さいと思っています。来年の秋以降は素晴らしい相場が、期待できると思っているのです。いよいよ、パッパラ生活と…おさらば出来るんじゃないか?…と思っています。でも残された人生は少ないですからね。困ったことです。この物理的な時間は誰にも訪れます。

だから読者の中で若い人は、カタルの失敗を繰り返さない為に、カタルを餌にして利用して下さい。このブログは20年以上、遡ってみることが出来ます。山一證券、倒産の頃は、やってないと思いますが、あの悲劇を見て、カタルは転職を決意して、その為のステップアップで始めたのが、このブログを始める「切っ掛け」です。

当時の名前は「株式市場 日本を考える」ですからね。今から考えると笑えます。その後、IR事業の必要性を考え、今の名前にしました。当時はIRの言葉は一般化していません。今日は与太が多いですね。

アレレ…根性なしです。1万株が1000株になった東邦チタンは再び切り返し…1390円台です。やはり…ここが一番手かな? 貧乏人は慌てずに粛々と下値を買って、我慢をして…もし下値が買えず、このまま1478円を抜いたら、再び買い乗せをしようかな? 出来高バランスからして、下値を丹念に拾うのが、今は一番なのでしょう。

ゆっくり、やれば良いのです。貧乏人は兎に角、時間の概念がありません。この「時間を味方にする人」が、「成功」の二文字を獲得する人なのでしょう。まぁ、1000株だけでも、買ったから「良し」としましょう。それでは…また明日。

ブレグジットなど…とメディアは騒ぎますが、本当の焦点は、米国の金融政策変更の市場の消化度合いでしょう。



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