アーカイブ:2018年12月27日

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かたる:ようやく…過度の市場リスク要因が解消し、おそらく本日のNY市場の1086ドル高を受け、これで追証地獄も解消されます。思い返せば…10月からですから3か月ほどの急激な下落相場を味わってきました。

いつも強気のカタル君にとって、様々な「学び」になっています。やはり証券マンの頃の損失より、身銭を切っての損失は、いい勉強になります。レポートに、何度も同じことを書く為に自然に覚えます。公文式です。読者の人はまたか…と思われるでしょうが…。何度も繰り返せば、いくら馬鹿なカタルでも、少しはマシになるのでしょう。

年末の損出しも終わり、今年は春と秋にピークがありましたが…その2度のやめる時期に株式から手を引かない限りだめだったのです。そりゃ…下がらない銘柄もあるのですが、カタルには到底…無理な話です。いつもニコニコ、精一杯の人生を歩むカタルは毎日が挑戦です。

結局、今年の成績は、若干のプラスで終了しました。一時は目標に到達していたのですが、この12月に、全部、飛ばしました。この口座は短期運用の成績です。ケネディクスを買う口座は大幅なマイナスで…確定申告に初挑戦です。

株式で損をした人は3年間、損益の通算が出来ます。ただし…確定申告をしないと駄目です。税務署に足を運ぶか…、インターネットでも出来ますが、事前準備が必要で手続きが煩雑です。誰か代行サービスがあれば良いのですが…。読者の皆さんも、たぶん多くの人は損でしょうから、必ず、確定申告をしましょう。

さて…市場では既に年が変わりました。今年はどんな展開なのか。基本的に逆金融相場の終焉から中間反騰になり株式相場は上昇と言いたいのですが…基本は横這いなのでしょう。この期間を経て逆業績に移行します。でもカタルはこの期間が短いと考えています。

上手く行けば…日本の場合、キャシュレス減税などが予定されており、一気に金融相場的な色彩もあるんじゃないか…と思っている程です。いよいよ名目時代が確立されます。平成の清貧思想の時代から、パッパラパーが躍る時代に変貌します。

でも追証ギリギリの人は、まだ無理をしないようにしましょう。酒田五法では「化け線は一本と知れ」と述べられており、過去の経験では、ここから2週間程度の期間を見ないと本当に下落相場が終ったと断言できません。

ただ…ね。カタルは前向きにFRBの政策支持のコメントを載せて来ました。本音は違うのですよ。本当は休止すべきだと思っています。でも可能性は在るのです。その根拠ですが…こんな報道があります。

『ネット通販と実店舗販売の両方を調査している「マスターカード・スペンディングパルス」によると、11月1日から12月24日までの小売売上高(自動車を除く)は前年同期比5.1%増となった。マスターカードが集計している年末商戦の売上高の伸びとしては6年ぶりの大きさで、株価の下落や政府機関の一部閉鎖にもかかわらず、消費者のマインドや購買力への影響は軽微だった模様だ。』と消費の堅調さが裏付けられています。

パウエルFRB議長は、難しい局面で正しい選択をした可能性があるのです。何しろ、株価が大幅に下落したので、市場に蔓延していた「期待感」を大きく後退させました。この期待値の剥落により、景気循環は、更に延長される可能性があるのです。だからカタルはゴルディロックス相場の復活と言うか、再来を彷彿したのです。ISM統計を見て…。

期待値が過大に膨らむとバブルの元である仮需が増長します。借り入れが膨らみます。株式市場では信用取引の残高が肥大します。このような下落は、良い薬なのです。「良薬、口に苦し」と言いますが、カタルにとっては毒薬のような存在でした。

もう少しお金があれば…910円の東邦チタンも売らずに済んだのです。当然ですが、お金持ちなら、笑いながら…株を買っています。でも貧乏人は買いだと思っても、粛々と崩れる積み木です。ガラガラ…ガラ。相場観など関係ないです。東芝も2900円で、投げさせられたのです。仕方ありません。

でも学んだことがあります。チャートのテクニカルですが、今年は様々な学びをしました。これを次回に活かせれば…大金持ちで、使い切れないお金を手に出来ます。バフェットを超えないとなりません。でも既にカタルには時間がないから、この意志を若い読者に次いでほしいと願っています。

億単位なら、なんなくディーリングで稼げるでしょうが、小手川君だって不動産に移行したように、経済の本質を知らないと、レベルを更に上げることができません。カタルはその仕組みを、実践を通じて…日々語っています。毎日読むだけで、自然に市場の考え方が身に付くようになっています。だから長く読んでください。

カタルは40年の歳月と真剣な勉強によって、ようやく入り口に来た思いです。でも皆さんはカタルが回ってきた道を省くことが出来ます。無駄な時間を費やす必要はありません。先輩の失敗を糧にして…成長すればいいのです。

カタルは経済の両輪は、実体経済と金融経済の二つの歯車がうまく動かないと正常な成長が出来ないと思っています。ようやく、三井住友が来年以降に正常化に向かいます。グローバルでは三菱UFJが一歩、先を歩んでいます。

邦銀株の復活がない限り、名目時代は確立されないと思っています。だから若者は一番遅れている「みずほ」でも良いのです。お金が出来たら、買い続けておけば、その内、10倍程度になります。ボーナスの度に、買い増して…預金感覚で投資をすれば良いでしょう。この株価なら、配当利回りは4%を超えるはずです。ソフトバンクB等より、ずっと良い筈です。

それでは米中貿易関連の勉強をしましょう。此方の記事を読むと…今のファーウェイの未来が見えます。カタルは実際に、この様子をNECだったかな?の技術者が、サムソンに移籍した顛末を、本人の口から聞きました。その夫婦がたまたま知り合いで、旦那を交え築地「田村」に夫婦を招待して、本当の真実を聞きました。でも税務署はこの接待費を認めません。まぁ、良いか…。萬平さんのようなケースは良くあるのです。

政策官僚を招き、何度か…議論したこともあります。政治家との付き合いもありました。カタルの友達が衆議議員の私設秘書だったのです。株屋も大変なのですよ。勉強会にも出たりします。情報と言うのは、非常に高価なのですが、皆さんはその価値を知らないのです。価値と言うか…利用の仕方ですね。情報は利用の仕方に尽きます。この辺りは本人の感性ですから、諭しても…なかなか難しいのでしょう。

カタルは多くのレポートを読み、気に入ったものを皆さんに紹介しています。今回の「半導体の凋落」の裏舞台のレポートもそうです。でも自分が見つけるのは大変ですよ。それだけ多くの記事に接しているのです。その時間は非常に長く大変です。その中で選んでいます。だから読者の人は、そのカタルが費やした時間を節約できます。この価値は、相当なものです。時間給1000円としても、毎日記事を読むだけで、たぶん2時間程度かかり、その他にも努力しています。

自分でやってみると分かります。だからカタルは自分の持っている株ぐらい、様々なデータを集めろと述べています。

今の相場の焦点は、パウエルの判断が正しいかどうか…でしょう。もし間違っていれば…来年、さらに株価は下落します。もし正しいなら…今回の上げで、この下値が基準値になります。しばらくは下値の確認をしながら、上昇することになるのでしょう。でも新高値は無理ですよ。おそらく…ここで歪が入ったので、1年から2年程度は掛かると思います。通常は1年半程度なのでしょう。つまり再来年、NY市場はまた新高値を更新します。

成長を続ける景気循環は衰えず…リセッション入りを免れるのです。多少の落ち込みはありますが、基本的な主流の波動は続きます。カタルはSUMCOの取引を継続しています。直ぐに大きく上がるとは思っていませんが、スマートコミュニティーは、データエコノミーの価値を新たに生みます。データは大切で、半導体はドンドン使用されます。データーサイエンスの分析能力も、非常に価値の髙い分野です。学生の人はこの分野を勉強しましょう。

未来は高額報酬が確約されています。ISMの数字を見て…カタルはゴロディロックス相場を彷彿しましたが…可能性があるのです。今回の歪が、いい薬になるのです。何れ、この手のレポートも数多く市場に出回るでしょう。

此処にデジテル減税などの日本の政策がマッチする可能性もあります。三井住友のレポートが活きてきます。ガチガチの金融規制から、ようやく抜け出せるのです。その時期とマッチします。カタルが元号の改正と共に考えている構想が、何も眉唾でないことが…読者の皆さんにも伝わると思います。

でも毎日、カタルレポートを読んでないと、この整合性が分かりません。市場は見えない糸で繋がっているのです。この繋がりが理解できるようになると、株式相場が、単に損や得ではなく…経済の面白味が分かります。僕らは実践を通じて…世界経済を毎日、観察している訳です。

カタルは真剣に本物領域に到達するまで努力しています。あとは神様の裁量です。金融庁や地検の判断が、どのような形で市場に影響を与えるか? ネット時代のグローバル化は、まやかしではなく…本物だけが上に行けるのです。

本物の価値は、今なら20億円レベルなのでしょう。故に、カタルがレポートをやめるのはその時分なのですが…。いつになったら追証が楽しくなるのか。他人の不幸は蜜より甘いのです。お金持ちは良いですね。馬鹿が苦しんでいるのを…笑って過ごせます。

コンチクショウ! 今に見ていろ、僕だって…。

それでは、また明日。



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