アーカイブ:2019年7月

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選挙は重要な「時代の出来事」です。世の中の流れを見て、株式投資の方針を決める「カタル投資」は、様々な出来事で世情を読み解こうとします。先日、起った不幸な京アニメ放火事件の背景も、就職氷河期が生んだ事件ではないかと推察します。

日本村論理から脱皮するために日本は構造改革を断行し、国内から二重価格制度が消えて行きます。その原動力になったのがユニクロやニトリです。海外労働者の活用で単価を下げ、良い製品を販売する合理的な経営です。その為に、国内で余分に抱えた「余剰人員」を削除するしかなかったのです。終身雇用や年功序列と言う日本独自の雇用システムの見直しです。

もともと市場を自由に開放すれば、こんな問題は起りませんでした。一番のターゲットは「コメ」でしょう。国内米の価格は、国際価格と比べ大きな差を今も抱えています。日本価格と国際価格の格差は、人為的に決めるのではなく市場が決めるものです。

パイオニアの指名解雇事件は不幸な出来事でした。メディアが叩くから…構造改革が遅れ、時間闘争である「失われた時代」となりました。日本人は弱者の声にも配慮し、村全体で統一された答えが出るまで動きません。

故に矛盾だらけの仕組みが多く、曖昧な対応が求められます。「大岡裁き」と呼ばれる裁定が拍手喝采を浴びるわけです。もっと合理的な判断をすれば良いと思いますが、日本人は感情論に流されます。

おっ、買えなかった470円のJTトラストが、本日は買えるかな? 安値は470円までありますね。

メールでT君の問い合わせも多く、本日、原稿をアップするまで安ければ、もっと分かりやすい記事を紹介すると述べましたから…約束を守らねばなりません。週末は原稿をあげた後…株価は上がり金曜日は41円高でしたから、たぶん本日は安いのでしょう。今の所は案の定、安く…950-956-939-945=26000(9:22)で12円安です。

でもね。 銘柄なんて関係ないですよ。自分が、どう考えて…どう決断をするか?…ここが肝心なのです。事前にカタルが推奨している千代化にチタン、そうしてJトラストの株価が安くなったら、買えばいいのです。でも人間と言うのは面白い動物で、ベールに掛かっていると知りたくなります。その背景を知るより、兎も角、答えが知りたいのでしょう。

でも肝心の株式投資と言うのは、時間がかかるゲームです。1年や2年で結論が出ないものもたくさんあります。今回の「流動性の罠」は、既に6年です。2013年の春に日銀は量的緩和を実施していますが、未だに止められません。深い泥沼です。まぁ、失われた時間が30年間も続きましたから、ケネディクスの宮島さんのように保守的な対応になるのは頷けます。

でもこの6年間で、ようやく日本の経営者はROE経営に徐々に目覚め始めています。だから高配当の銘柄も出てきています。配当性向も50%を超える企業も出ています。つまりこの時間闘争が、経営者のマインドを変え始めています。カタルに日立の社長室長は「日立は変わらないことが、社風だ」と馬鹿を言っていた日立が、グループの中核である日立化成を売る時代になります。

ここまで来るまでに20年です。もっと早くグローバル論理に目覚め、競争をしていれば…就職氷河期などなく、不幸な京アニメ放火事件も起こらなかったかもしれません。メディアがパイオニアを1993年に叩かなければ…もっと早く日本は構造改革を成し遂げて…一人あたりのGDPは、ここまで停滞しなかったでしょう。ようやく希望退職を実施しても、メディアは文句を言わなくなっています。

むしろ賛美する傾向もあります。昔なら、業績が悪化しないのに…首切りをするなんて…おかしいと騒いでいたのに。古河電工の不採算工場が閉められても、当然の事と言う風潮に変わりました。この時間闘争が30年です。現役世代が全部、入れ替わるまで時間がかかりました。成田闘争よりずっと時間を要しました。

もっと早く…スピード感を持って体制転換を謀るべきでしょう。まぁ、その分、日本株は、壮大なスケールの時間調整を完了し、いよいよ新高値38915円を抜く準備が整いました。10万円に向け、改革は加速する事でしょう。金融界で静かに進行しているRPA導入は業務の効率化に繋がり、利益率を上げる動きです。これだけの人間を切って、リストラを断行しても…メディアは騒がなくなりました。希望退職者は、どんどん集まります。

新しい時代が…「令和」と共にやって来ました。

馬鹿は時代を観察しません。誰かが株を買うとか、売るとか…そんな他人の決断が生まれる根拠も考えず、表面上の動きに一喜一憂します。だからカタルは今回、過小資本の小型現物株だから…事前に注意を促し、最初は説明からスタートしました。でもいくら良いと思っても「知ったら、お終い」の種族は多いのです。

時代の流れを知らない為です。時代の流れは変わりませんから、株価は上昇を続けます。乖離が開けば、かい離調整をするのが当然です。でもカタルはいつも株価位置が低い所から推奨しています。

Jトラストの日足推移

Jトラだって、この水準だから推奨をしているのです。それを、目先少し調整をするとガヤガヤと…時代はアセアンの流れになっており、GDP成長率を見ればJトラストの成功は明らかです。

日本の不良債権処理と背景が全然違います。それなのにインドネシアの不良債権を先行して処理するとワイワイ…馬鹿じゃないかと思います。昭和30年代の日本の姿を知らないのでしょう。ダイエーの中内さんの私の履歴書でも読んで、借金して不動産を買った背景を知るべきです。

Jトラストはきっと良い会社になると思っています。藤澤さんの着眼はなかなか優れています。三菱UFJはインドネシアのダナモン銀行の株を、まだ減損処理をしていませんが、Jトラストは既に…不良債権処理を終えました。この事象だけを見てもJトラストが、天下の三菱UFJに先行しています。様々なパーツを複合的に判断できないと株価の先は読めません。

千代化の最も高いカタルの買いは365円かな? そうして最も安いのは先日買った270円だったかな? 今の株価は…今日は高いですね。12円高の334円です。 皆さんは、幾らでも儲けるチャンスがあったのです。でも株価が少し下がると動揺して、安い価格で株を買いません。株は腐りませんよ。本日、カタルはJトラスに470円の買いを入れてあります。買えるかどうか。基本的にカタルより安い株価位置で買えば、大概、儲かっています。

よくカタルレポートを読んで…カタルの真意を読み取ってください。ここが肝心です。最後は、「自分の判断」で決めるのです。カタルが強要している訳ではありませんからね。反対意見ならJトラストは貸借銘柄だから、空売りをすれば良いのです。賛成なら買えば良いし…自分で結論を出すのです。

自分で結論を出して、結果論で損をしたらカタルにだまされた? おかしいね。どう考えても…。日本人は他人依存型の人間ばかりです。自分で決断するのです。市場には様々な意見があります。その様々な意見を、どう利用しようが…それぞれ個人の勝手です。

さて…この時間まで掛かっても、T君の株価は安いので、本日は誰もが分かる形の新聞掲載を紹介します。大切な点は7月11日の今日の市況の売上変化です。この売上変化は、何故、発生し…これからどうなるか? 此処がミソですからね。株価は下値圏です。あとは皆さんの判断次第です。

T君の日足推移

一番大切なことは、ブツブツ投資を敢行する事です。高値で株を買っても良いのです。その後、株価が下がったら、ブツブツ投資で、背景の条件が変わらなければ、買い続ければ…何れ株価は上がります。必ず、儲かるのです。

ただし倒産や上場廃止にならなければ…という条件付きです。しかも買うお金がないと駄目ですね。故にカタルは先ず100株だけ成り行きで買って、あとは様子を見て、買えば良い…と、買う前から買い方も指導は、おこがましいが…やり方を掲げています。

自分で過去のT君の資料を読んで、自分で納得したら買えばいいのです。ただそれだけの話ですよ。株価の上下で一喜一憂しない、確りした…投資態度を貫いてほしいと思っています。

それでは、そのT君の動向を集めた日刊工業新聞の記事をネット上で見つけたのでそれを紹介します。此方です。 くれぐれも…高値を追わないでください。カタルも皆さんと一緒に、昨日の終値957円まで100株~500株の範囲で皆さんと共に行動をします。後場寄りに注文を発注します。

でも今日は株価が安いJトラストの方が、格はずっと上でしょう。この銘柄が横綱に大化けするかどうか分かりませんが、かなりの器です。少なくとも三役クラスでしょう。小結か関脇か…。久しぶりのカタル銘柄らしい銘柄です。カタルは髙く評価しています。この良さが、皆さんと共有できるようになると良いのですが…。早くカタルの感覚を理解して欲しいものです。

あらら…まだ1時間以上もあるのにT君は切り返してきました。今は寄り値と同じ7円安の950円です。カタルは金曜日の大引け価格957円の指値ですからね。皆さんも、なにも高値を買わなくても良いのですよ。株なんか、安い日に買えばいいのです。千代化は270円で買ったのです。それが今は13円高の335円です。ほら、もう2割以上株価は上昇しています。

肝心なことは、ブツブツ投資を心掛けて、目一杯に勝負をしないことです。毎日買えるようにすれば良いのです。そうすれば…たとえ最初は100株でも、1年間の営業日数が200日だとすれば、10日で1000株ですから、1年で2万株です。手数料が安いネットなら、出来る芸当です。自分で納得してから行動して下さい。

それではまた明日。



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