アーカイブ:2021年9月

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ECBはステルス・テーパリングのようなものでしょう。債券(国債)の買い入れを800億ユーロから600~700億憶ユーロに減らすと言います。影響はないと思われます。既に日銀は、この処置を実施しています。問題は米国です。カタルはリバースレポの取引高に付いて言及しており、昨日だったかな? 日経新聞にも掲載されていました。この残高を観ると、明らかに…資金余剰は鮮明です。

中国は備蓄した原油を放出しました。今の中国は「一発触発」のイメージです。今年に入り、恒大集団は過剰債務問題の解消を迫られました。これは明らかに…中国の固定資本形成からの仮需と言うか…、資産効果からの国民所得の引き上げの連動が、壁に当たった現象です。たぶん行き過ぎた固定資本形成への依存度が限界に達し、方向転換を求められたのでしょう。

カタルは「上海女子図鑑」と言うテレビ番組かな?…を観て、中国の若者の向上心の高さが成長を支えていると思ってきました。しかし…その競争が狭き門になり「寝そべり族」と言う「競争を諦める」人間が多くみられるのでしょう。その不満解消からの方針転換です。

この「共同冨裕」と言うアメと鞭を使い分けるのは至難です。ゲームは阿片と言う規制は兎も角…学習塾への規制から芸能界への締め付けは、市場原理を否定したものなのでしょう。 最大の問題は アント(アリババの金融子会社)などの上場否定の出口規制です。

明らかに…トランプ政権の「アメリカ第一主義」を経験し、国家方針が転換したように思えます。今の中国は「新興国の罠」と言う成長が鈍化して、物価高に悩まされる状態に突入しました。つまり固定資本への投資が壁に当たりました。

日本はバブル崩壊を経験し、この解消が、未だに完全に終わったとは言えません。個人の現預金残高が1056兆円もあるのです。日本人の向上心は完全に失われたままです。中国が日本と同じような過程を迎えるかどうか…。疑念があります。中国の物価高は大変な数字です。8月は9.5%の上昇ですよ。明らかにスタグフレーションの状態に見えます。

一つは「時代の進化」に、人類の気持ちの変化が、追い付いていない為、戸惑っているようにも思えます。

トヨタ社長は、総裁選を前にして、またも…未来の「新政権」に噛みつきました。これは…当然の帰結なのです。 少し古いですが…こちらも参考に…

550万人の雇用が失われると言うのは、大げさのようにも聞こえますが…多くの人が「行動転換」を迫られることは、事実です。何も日本だけでなくドイツも同じです。

自動車業界だけでなく、今の若者は自己研鑽をして、自らのスキルを高めないと駄目なのでしょう。異業種への転職も当たり前の時代になります。

非常に大きな構造変化が、これから次々に起こります。産業革命の頃より、激しい変化だろうと思っています。何しろ…時代の流れのスピードが違います。国と言う枠組みも変わる可能性があります。米国のドルと言う基軸通貨問題から「世界の警察官」(アフガンの撤退)の期待が消えました。安全保障を含め、大きなパラダイムショックです。

これまでの既存の考え方が正しいかどうか…分かりませんからね。

新生銀行(8303)の日足推移

「SBI」(8473)による「新生銀行」(8303)へのTOB(2000円)も面白いですね。東芝の事例を観ると分かります。最近は経産省も態度を変化させているのかもしれません。あれだけ叩かれました。非上場化の話も噂されています。

日本がアジア圏の成長を助け、共に、この「勝ち馬」に乗れる政策が正しい方向性です。

中国のこの壮大な実験の成否は、日本にも影響を与えます。しかしアジアの人口は多く…この人たちは、日本の昭和30年代の「希望」溢れる民族なのです。上手く新しい社会に誘導できるなら面白いのです。たぶん…今の日本の新興企業は、この路線でしょう。

ここに次の「成長の芽」が存在します。この感覚を磨いてください。そうして…何か感じたら、カタルにも教えてくださいね。このグループから「化け物」が出てきます。新しい希望です。

さて…冒頭から少し難しかったかな?

このような基本的な概念を普段から考えてないと、そのヒントに接した時に、折角のチャンスを見逃すのです。意外に、「開運株」(海運)の相場が大きく育つのかもしれません。そういう「暗示」かもしれません。

レザーテック(6920)の週足推移

PER100倍以上の「レーザーテック」(6920)の評価は無理にしても…せめて「エレクトロン」(8035)評価(PER20倍程度)に格上げされる可能性があるのかもしれません。非常に僅かな可能性ですが…その否定はできません。あるとすれば…その路線でしょう。

この時期に相場が誕生するのは、この「暗黙の了解」が、市場に容認されるなら、とんでもない株価に成長します。市況産業が成長産業に変化するとPER評価は激変します。レーザーテックなどの「馬鹿」高値が生まれるのです。

仮に…そんな話になったら、川崎汽船の株価は30万~40万円…と言う株価になります。皆さんは、その水準で「レーザーテック」の株を評価しているのです。呆れる株価です。でも現実ですから仕方がありません。カタルが批判をしても無意味です。しかし…ある意味で、半導体は市況産業なのです。

NPC(6255)の日足推移

やはり来ています。NPC(6255)です。

確か…この株も日々発表の対象を解除されたんじゃ…なかったかな? そうして決算の数字はマズマズでした。カタルは、この銘柄を読者から教えてもらい、好きになったのです。この手の「値動き」が、カタルの心に響きます。

ですが…今は「開運株」の一本釣りです。カツオ漁のさなかです。江戸っ子は、金はなくても、旬を食わねばなりません。

カタルの親父は東京の生存競争に負けて新潟の田舎に行きましたが、もともとは芝なのです。たぶん貧乏侍の2男か3男か…その末裔でしょう。東急の五島慶太に土地を巻き上げられた口です。一族が貧乏をすると地方に逃げる口でしょう。でもお爺ちゃんの墓は都内にあります。小さい頃は世田谷に住んでいたのでしょう。本当は芝ですから…東京タワーの辺りに大昔は、本家があったのでしょう。

さて…本日も与太話ばかりです。野村証券が「売り気配」のスタートだったのかな? そこから…全体は切り返しています。「配当月」なので…その影響もあるのでしょう。ですが…この程度の僅かな買いの需要で…簡単に3万円台の株価が復活しました。

本日の日経新聞の記事を、観ましたか?

15面の下の方に工作機械受注86%増の記事の見出しの中に「内需」2年5か月ぶり高水準となっています。この記事とSBIによる新生銀行へのTOBは関連があります。

カタルが「デンソー」の報道を、殊更に…何度も引き合いに登場させている意味を考えると…ハイ、おまちどう様でした。だって企業の内部留保は484兆円で設備投資にお金が動きます。30年間の悲惨の時代が終了して、希望溢れる…豊かな時代、日経平均株価は10万円の世界に向かうのでしょう。この「見えない糸」を感じることが出来るのかどうか…。

先ほどの…アジアの成長の「勝ち馬」に乗る話などを、普段から考えながら…報道を読むかどうか…に、自分の理解度がかかるのです。外れても良いのです。的外れでも…可能性を考えることが、夢を発見する糸口になります。

SBIが新生銀行へTOBをかけたおかげで…野村も三菱UFJへの株高の援軍です。株価と言うのは、様々な観点から影響を受けて動いています。

それでは本日は、いくつかの重要なヒントを掲げました。自分の頭でカタルのシナリオの可能性を精査して、自分が自分の行動を決めるのです。その結果が悪くても、良くても自分の決断の結果です。この辺りの感覚が日本人には欠けています。

自分で決める教育を受けてなく、常に正解を教えてもらっているからでしょう。でも僕らが学んでいる歴史など…本当なのかどうか分かりません。時代が変化すると解釈も変わります。

東芝なんか…欲しい奴にくれてあげればいいのです。どうせ、国内の工場は残るし雇用が失われるわけではありません。これだけ資金がジャブジャブなので…東芝を好事例に変えるなら…海外からドンドン溢れる資金が日本株に投入され、日経平均株価は、あっという間に10万円になる可能性もあります。

この起爆剤に連動して、1056兆円も眠る資金が動きます。企業の内部留保は484兆円です。新生銀行の経営者は、全く株式投資を理解してないのでしょう。だからTOBに遭うのです。前田道路など…たくさんの事例が生まれているのに…時代の観察も出来ない経営者なのです。トホホのレベルの経営者が、如何に多いか?

日経新聞が悪いのです。こいつらが正しい時代の流れを教育してないから、「失われた時代」になったのです。政治不信も同じなのです。馬鹿なぶら下がり質問をして、未だに…サナエミクスに対し、森・加計問題を持ち出すレベルです。もうどうしようもないクズのレベルです。悲しいメディアの資質。国民が苦労をするわけです。また明日。



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