アーカイブ:2021年9月

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昨日は「三菱重工」(7011)に…本日は「長大」(9624)の増配報道がされています。「横河ブリッジ」(5911)と同じ「橋」の会社です。我が国のインフラ整備は、遥か前で…全国の橋は「待ったなしの改修」が必要です。橋が落ちれば…関係自治体(役所)の関係者は責められます。

そうして「ENEOS」(5020)は、子会社で道路舗装大手の「NIPPO」(1881)の株式を非公開化すると発表しました。買収価格は4000円の価格だと言います。

このコーポレートガバナンスの観点から、問題視されている「親子上場」を解消すると言う概念を、早くに解消したのが「パナソニック」(6752)です。パナソニックは、松下通信や松下寿などの子会社を本体に取り入れました。「日立」(6501)はスピンアウトした「日立化成」を「昭和電工」(4004)に売りました。日本企業も、ようやく普通のグローバル論理に変わってきたように感じています。

だから武者氏のレポートは、タイムリーなのです。彼はやはり一流域の視線をもって…市場を観ているのでしょう。米国の「株主還元率」が、この6年間で100%近いのです。しかし日本は未だに25%とか30%とは言っています。これ以上、内部留保を高めても意味がありません。

カタルが株屋だった頃…この時は社員セールスです。あるマンションを持っているオーナーの所に行きました。たぶん家賃収入が億円単位です。月額の話ですよ。でも…ね。彼は一度、鼻をかんだティッシュを広げて、ストーブで乾かして…また使うのだそうです。「守銭奴」と言うか…何というか…。呆れる価値観です。

貧乏していた頃、「このお金を使いなさい、サラ金への借金を返したら…」と言い、ポンと1000万円のお金を貸してくれた先輩がいます。当時のカタル君、税務署に追われ…サラ金から800万円を借りて手元にあるお金と合わせて、国税の追徴分を払ったのです。彼女はその借金を返しなさいと、カタルにお金を貸してくれました。ですが…この性格ですから、また株を買います。呆れる性格です。

その彼女、昨日、内のかみさんが様子を観に、彼女の家に遊びに行きました。小佐野賢治だったかな? その豪邸の跡地はマンションに変わりましたが、そのマンションを彼女の姉妹は買ったのです。自由が丘から少し歩きます。でもその彼女もそろそろ「痴ほう症」のような状態になって来ました。故にカタルは慌てて…この借金を返しています。あと300万ほどで、彼女への債務の返済が終わります。この年末に返済する予定です。金利は3%で借りました。

彼女は「お金なんか…要らないわよ」と言いますが、こっちは義理がありますから、きっちと…彼女が理解できるうちに清算しなくてはなりません。何しろ彼女はブツブツ程ではありませんが、歩合セールスでも優秀です。お金は唸るほどあります。ダイフクやHOYA、エーザイなどの株を持っています。昔、買った株です。たぶん…みんな1000円以下の買値です。このような株だけで数億円はあるのでしょう。

でも…ね。結局、お金なんか使わなくては意味がないのです。守銭奴になってティッシュを乾かして、使っていたお金持ちの…その後は分かりませんが、人間は分相応なのです。80歳を超えて、お金があっても使う所がないのです。望みを聴いても…欲望もないようです。同じ状態が、今の日本企業です。

ようやく…日立が変わり、デンソーが変わり、重工が変わる…そういう時代だから、日経平均株価も38915円を超えるのでしょう。何も首相が変わるから…その「政策期待」だけで、株価が上がっている訳ではないのです。カタルは、ずっと…同じことを述べています。ようやく最近ROEの話が出てきています。

昨日、報じられた「三菱重工業は2024年3月期に株主資本配当率(DOE)を4%程度と、今期予想の約2%から引き上げる。DOEは自己資本に対する株主還元の大きさを示す。」と言う日経新聞の報道は、配当性向にROEをかけることと…同じ意味であり、ROE重視の姿勢に「一流企業」も変化するのです。

一流企業は語弊があります。昔の…と言うか、僕らの世代の一流企業です。MRJの失敗や造船での多額損失の計上など重工にも、人はいません。全く仕事のできない人間ばかりが上に居るように感じるのは…カタルだけでしょうか?

昔もあったけれど…今のような知識がなかったから、知らなかったのかもしれません。世情を観察すると日本民族の劣化は明らかです。何しろ…振り込め詐欺の手先(受け子)になる若者が多いと言いますからね。情けない話です。

やはり株価が下がるという事は…社会も狂うのです。政策は重要なので是非、次の総選挙は投票に行ってくださいね。そんな義務も果たさずにグダグダ言う奴ばかりです。

ブツブツは…長年、白紙投票をするために、投票所に行ったのです。失われた時代は、支持できる政党もないですからね。呆れる政策の連続でした。その国の世情は、その国の株価を見れば分かります。

カタルは、本日も川崎汽船を6000円まで400株、買いに行きました。別口座ですが…本当に8月2日から毎日買い続けているような気がしています。だって…どの株価も戻り始めて…信用の評価損が消えていますから、信用の枠がどんどん空きます。

本日、また神主さんから電話があったのです。「信用の枠が空いて、何かいいのがないの?」…やはり船株は買ったようです。野村証券も持っていると言います。そうしてロコンドも持っており…やられて現引きしたそうです。

日経平均株価は3万円台になると、みんな元気が出てくるようです。これからでしょう。何しろ…内部留保484兆円です。どの株も水準訂正をします。

ダナオス(DAC)のチャート

カタルは、船株の「低PER」の謎を解明すべく…努力しています。その過程で発見した米国市場に上場している「DANAOS CORPORATION」(DAC)のチャートを付けておきます。なんと…株価は、2.5ドルから昨日は87.73ドルです。

まぁ、今でも債務の繰り越しをしているような有様のようです。まだ財務内容まで見ていませんが、かなりの借金を抱えており…返済途上のようです。昨年の3月に安値を付けています。コロナ禍の時です。昨年末から株価は上昇を始めます。

解説文を読むとコンテナ船を貸し出す会社のようですね。しかし…まだ株価は100ドル台の高値を取っていません。この会社は海運市況の「後発」企業です。でも…論理的に見てこの会社の株価が高値を抜けるのが道理でしょう。

何故、こんな事例を観察するかと言えば…「市場の整合性」を感じるためです。株価のピークは、どの時なのか? これが分かるなら恐いものはありません。仮に一時的に株価が下げても…

アレレ、ロコンドの1400円が500株だけ売れました。10月の初めに期日が来ます。これで持ち株は1万株に減りました。また下がったら今度は買います。ですが…下がるかどうか…。

基本的に。このように個別株要因により株価が下がる影響ではなく、全体市況が低迷するとどんな株も下げます。そんな中で、生まれた「開運株」(海運)の相場は、価値が高いのです。

カタルはこう述べました。先ず、海運株がリードして、全体の株を引っ張ると述べています。しかし…こんな程度の株価上昇で、カタルが述べる「仕手株相場」を語れるものではありません。

100%乖離を超える上昇を示し…「高所恐怖症」に陥るから、株を高値で買うのに「躊躇い」を覚えます。ですが最後は、必ず…もっとムードが盛り上がり、馬鹿が高値を買います。カタルは、その「仕手材料株」の相場の醍醐味を味わってほしいと思っています。まだまだ…なのでしょう。ここからが相場です。

しかし博打だから、皆さんは無理をしない。100株程度に押さえて…相場を楽しみましょう。

このDAC(ダナオス)のPERは2.5倍ほどです。船株はこのような「後発」企業より、先行して株が買われるのでしょう。このDACのチャートは興味深いです。2017年2月に韓進(ハンジン)海運の破産決定から…更に株価は下げ続け…昨年、株価は底入れしています。この2016年からの落ち込み方が凄いのです。100ドル台から2.5ドルまで…そうして87ドルです。

海運市況のイメージが湧きます。株と言うのは…長い上昇期間が続くと、天井圏の株価上昇スピードが、だんだん高まります。そうして「狂乱して」相場が、終焉を迎えます。そこまで付き合えるかどうか…。自信がありませんが、今回は、珍しくカタル自身も狂っています。この性格はなかなか直りません。まぁ死ぬまで修正できないのでしょう。治るかな?

でも、どの株も上がっており嬉しいです。やはり株は高いのが一番です。日経平均株価は129円高の30045円です。3万円台の回復です。やがて38915円も単なる通過点になる事でしょう。今日の「船祭り」はなさそうです。全体相場が上がっていますから。お休みでしょう。野村証券はプラス圏になって来ました。

本当に2012年末からの「再来相場」なら…このまま一気に38915円の奪回が年内にも見込める可能性があるのかもしれません。だって…配当利回りを考えると…株が買われて当然です。

神主さんだけでなく…誰もが元気になる株価になって来ました。そうだ…ソフトバンクGの話ですが…ドイツテレコムとの株式交換は、面白いですね。グーグル、アップルのサービスだけでなく…今度はプラットホームが形成できます。

オンライン診療でピンハネをする商売にあるし…あらゆる商売で利用できます。やはり流石だなぁ~。年内は無理でも、来年は野村証券の4桁奪回を夢見るような相場に成長して欲しいものです。

それでは本日はこの辺で…また明日。今のカタルの最大の疑問(関心)は、低PER評価の「船株の謎」です。誰か…この解説をしてください。それとも…新しい四季報が発売され、一気に…市場は船株の水準訂正が起きるのでしょうか?

この疑問は、興味が湧く課題です。過去の相場との整合性を信じるべきか…。それとも既に、相場は天井圏なのか? しかし、カタルのこれまでのキャリアではこんな形の終演は…あり得ません。必ず、バカ騒ぎのお祭りがやって来ます。ITバブルの時はそうだったのです。



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