アーカイブ:2022年8月26日

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たぶん…最近では珍しく相場観を「強気に」…変更せざる得なくなりました。すっかり弱気虫が鳴き始めて相場観を、「非常警戒モード」入りをしたのに間違っていたようです。意外に米国株は強いですね。国民性か…どうか。

この理由は歳出・歳入法の自社株買いに対する1%課税が実施される前に年内に米国で自社株買いラッシュが起こる影響かもしれません。まぁ、意外に強い景気動向もあるのかも…知れません。基本的にFOMCが目先のイベントになっていますが、ジャクソンホールでの「売り崩し」は不発のようです。

当然、「BASE」(4477)の株価にも影響を及ぼします。それで…昨日は、売れない筈のメルカリの2400円が、僅かですが…利食いで来たわけです。この買値は2380円ですから、ほんの手数料分だけです。それだけ…カタルは「Jトラスト」(8508)に惹かれているのでしょう。

本来なら…買われるはずの「高利回り株の船株」も、昨年のトラウマがある為に、あまり買われません。そんな事で…カタル自身の相場観も、珍しく…「弱気スタイル」に傾いたのですが…一昨日も、昨日も強い米国株を観ると、完全に「景気問題」を超え、「新常態」への舵まで視野に入ります。「おめでとう」を言うのは。早いけれど…既にソフトバンク、メルカリ、BASEにサイバーダインと「長かった下落波動」は、「払しょく」される年末年始の相場が見えてきました。

S&P500の日足推移

この構想が確認をされるかどうか…。S&P500の戻り相場が3636*1.2=4363.2越えを実現するかどうか…が、米国株の「見どころ」になります。加えて…アップルが高値を抜けるかどうか…は、「新常態」を確かめます。この大型ハイテク株は、主だった投資家が既に下値圏で、「買い増した」と報道されています。

もともと日本株は好業績で、この金融環境ですから…株価は簡単に上がります。

相場観を修正したので…「メルカリ」を、再び…お買い上げです。買値と同じ2380円でパラパラと買いました。でも「商船三井」(9104)が気になって、しょうがありません。ただ…海運株は基本的に、昨年同様の「トラウマ」を抱えています。何しろ…昨年は8月の爆上げがあり…その後は爆下げ…と「極端な値動き」でした。だから数字が合うと言っても、どうしてもユトリが乏しいから…慎重になります。大儲けのウハウハ状態なら冒険もしますが…難しい判断です。

カタルは昨年と違い、今年は権利落ちの9月からも「堅調な相場」が続く…という考えをメインに据えています。でも「一抹の不安」もあるから、儲かるなら利食いを優先させようと考えています。まぁどっちでも良いかな? 

8/25のTICK回数上位銘柄

たぶん…今のスターは「ソフトバンク」(9984)と「メルカリ」でしょう。ソフトバンクは自社株買いのお陰で需給バランスが大きく改善をしており「取り組み」が接近し始めています。メルカリは昨日もTICK回数上位の第3位に顔を出していました。今、メルカリが、下げてきましたから…もう一発、買いましょう。ハイ2330円で追加のお買い上げです。本日は2380円と2330円で買っています。

この相場観の修正が正しかどうか…来週にも判明します。S&P500の指数がどう動きか? 見ものです。基本的に…来月の「FOMC」の通過まで、もたつくでしょうが…年末年は意外に明るい展開になりそう…と思っています。

読者の方は、カタルの自信作の「Jトラスト」(8508)を100株だけで良いですから、買って置きましょう。たぶん…カタルは年末に、この恩恵を受けられると思っています。当面はもたつくのでしょうが…755~630円の125円幅の倍返しで880円、あるいは2倍波動の1005円が目標株価でしょう。今回の125円の押し幅…は、まだ確定ではありませんが、この押しは「良い調整波動」でした。断定ではありませんね。ゴメン。

Jトラストの日足推移

もう少し観察していると分かります。前回同様なら、一度、少し上がって再び630円を割れるような場面があった所が、下値でした。同じような展開も考えられます。

ここはメルカリかな? この株は、意外に値動きが良いのです。だから市場人気を得やすいようです。この変動率なら、目先をやる人達の関心を買います。まぁ上値はそんなに高くないですが…新常態なら、別の話です。それに…買収される可能性もあります。最近、アマゾンは、色んな企業の買収に乗り出しています。可能性は否定できません。

相場観としては、そんな所ですが…新しいアイディアも浮かんでいます。この発表は9月になります。先ずは…再来週末の会員様が優先でしょう。そんなにたくさんの選択肢を提示しても…皆さんは迷います。今は「Jトラ」だけで充分です。

まぁ9月のFOMCまで、「売り崩し」の可能性は存在しますが、どう考えてもBASEの売り仕掛けは、悪手です。しかし…プロがこんなやり方をするものかどうか? 疑問です。余程、下手なのか…あるいは、「買うため」の売り仕掛けの可能性は存在します。

大きなファンドの場合は、先ず、買う前に、売りから入るのが「常套手段」だからです。カタルは大きな資金を運用しているなら、間違いなく採用する「売り崩し」からの「買い仕掛け」です。やはり単純なやり方ではなく…買うための戦略と考えるのが普通でしょう。そう考えると年末年始の新常態を買う「爆上げ」展開になった時の「スター株」の可能性があります。これほどの素質ですから…利用をしない方がおかしいのでしょう。

メルカリの日足推移

メルカリは、なかなか…です。本日、買い気配からの下落は「素晴らしい」形です。あの2153万株の時からの「振るい落とし」も素晴らしい。200日線回復は、今回の株価波動では難しいと思っていますが、既に下値圏のボックスを一度、放れています。

たぶん…今回の上昇波動はCのライン辺りじゃないかな? カタルの目標は3000円台乗せの辺りにします。こんな事は誰も分かりませんから「アテ」になりませんよ。所詮、世の中には…「いろんな」考え方があります。

カタルは今回のバイデン大統領の学生ローンの1万ドル免除には反対です。国民の税金を使って…バラマキ政策に見えます。

市場原理主義者は自分にも厳しくあたります。カタルは小手川君に遠く及ばない現実を考えると…何故、彼とカタルは違うのだろうと思います。やはり最後は人間の「器」の問題ですね。これは小さいころから育った環境により大きく変わります。

ソフトバンクの孫さんは、小さいころ、お祖母ちゃんが、街に残飯を貰いに…リヤカーを引いてた頃の思い出を話していました。そのような体験が、人間としての資質を強くしたのでしょう。大学に行くために借金をして、卒業してから働いて返すのに…何故、一律に免除するのでしょう。やはりカタルの価値観とは違います。アフガニスタンから今回のウクライナ紛争の対応も、カタルとは違います。難しい話です。

どれが正解か…やってみなければ、分からないことは沢山あります。でも悪戯に税金をばら撒くのはおかしいですね。やはりカタルは共和党の支持者でしょう。でもトランプは大嫌いです。故にフロリダのデサンティス知事に頑張って欲しいのですが…チェイニー氏の予備選は大敗でした。まぁ、政治も難しいですね。どの世界も大変ですよ。

本日は米国株の動向から観て、カタルの相場観を修正しました。非常警戒モードを解除しました。でも基本的にFOMCまで、気を抜けないことは事実でしょう。しかし…これだけ弱気報道がいくつも出る中で…実際の株価は上がっていますから、「強い」と考えるのが、普通です。ここはソフトバンクにメルカリに注目すべきでしょう。そうして気になるのが高配当の船株です。日経新聞には商社株の配当性向などの話題が報じられています。

基本的にこのような成長が望めない産業の還元率は50%を超えるのが当たり前の感覚です。純資産価値と株価の開きを観れば…自社株買いをすべきでしょう。…と書いて今調べたら…結構、商社株は株価が戻ったのですね。時価と純資産の差は消えていました。カタルの認識を新たにしました。てっきり、銀行と同じように大きく開いていたと考えていたのです。既に純資産価値と時価はそん色ありません。

カタルは来週末に出かける予定ですから…大きく張れませんが、基本的に非常警戒モードから、通常の感覚に修正しましたから…今、先日利食いをしたロコンドを1290円で1000株だけ…売り物があったので、買い戻しました。何しろ…利食い出来るものは、みんな利食いをして…警戒して「Jトラスト」一本体制に移行しても良いと思っていました。それ故に…多少のユトリがあります。

まぁ来週まで…下値しか買いませんが、旅行から帰って来たら…更に、下値が買えないようなら、Jトラストの買値制限も解除して…上値を買い始めます。たぶん630円が目先の下値だと思っていますが、場合によれば、もう一度、駄目押しの演出も…あり得ます。それを覚悟するなら、時価でも構いません。どうせ…年末年始の相場は良いものになるでしょう。

仮に、先ほど紹介したロイターの見方が正しいなら…つまり来年から始まる1%自社株買い課税を避けるためにユトリある企業は、年末にかけて…自社株買いラッシュになるかもしれないという観測ですね。

日経平均株価の週足推移

中間選挙がある為に通常は、米国株も上昇基調なのでしょう。やはり日経平均株価の26週線が52週線を下から上に抜ける「ゴールデンクロス」は間違いないと考えています。どの時点で日経平均株価が3万円を超えるか分かりませんが、強気な見方を前提に…相場のシナリオを考え直しています。今日は、こんなところで良いでしょうか?

要するに…他人の意見を聞いて、自分がどう考えて、どう行動をするか…こんな初歩的な原則を、何度も、何度もカタルが繰り返すのは、日本人が非常に他の民族に比べ劣っている人種だからです。これは一般論ですが…周りの人間の仕事ぶりを観ると、カタルの現役時代のノルマ意識と大きな違いを感じています。

メルカリの(4385)5分チャート

カタルは新人の頃は、自発的に日曜出勤をしてノルマを消化していました。こんな事は当たり前だと思っています。さて…またメルカリ君が切り返しています。5分チャートを掲載しておきます。今の時間は10時18分です。

そんな所で本日の解説は終わりです。カタルは相場観を若干、修正しました。このように相場観と言うのは、常に修正されるものです。実際の動向を観て…頭の相場のシナリオを修正していきます。これが「市場の整合性」と言う考え方の基本です。またね。

カタルが正しいわけではありません。だから気を付けて…自分で考えて行動をしましょう。



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