アーカイブ:2023年3月

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先ずは…日経3面の「中国から入国、水際緩和」の報道は、時代遅れの「清貧思想」の押し付けだと感じました。WHOは、既に効果の薄いワクチン接種の奨励を止めるような報道ぶりです。此方です。

架空の「安全・安心」より、中国との外交を見直すべきでしょう。カタルが編集長なら…WHOの新基準の声明も、同時に並べて報道をします。しかし一面の公取の課徴金1010億円命令は良い報道です。パチパチパチ…。NHKも、流していました。ただ「村論理」を裏切った「関西電力」(9503)の罪は、重いですね。以前、原発に絡み汚職をしています。村社会論の「極み」を行っている企業です。でも最近の公取は、変わってきたように感じています。もっと高い課徴金で良いと考えています。

先日は、あれは…? 中小企業庁のアンケートで「下請けいじめ」をしたと…日本郵政(6178)を始め、悪質な親会社の企業名が発表されていました。「トヨタ」(7203)の2次、3次下請け部品メーカーのようなものです。

基本的に力関係を利用して、強引に「値下げ」を押し付けます。故に「ルネサスエレク」(6723)は、長年、世界一の自動車向けマイコンでしたが…設備投資も出来ないような利益しか生まれずに、株価は低迷していました。その時に「日本製鉄」(5401)の橋本さんは、トヨタに喧嘩をうってまで、製品価格の「値上げ」を迫ったのです。何しろ…訴訟まで起こしました。


「ルネサスエレク」(6723) 週足推移

この話とルネサスエレクは。同列の「背景」を持っています。最近のルネサスエレクの株価は堅調です。コロナ禍でサプライチェーン問題が起こり、構造問題が露呈して、解決の方向に働きました。トヨタも反省をして…グローバル競争に「舵」を切ったのでしょう。たぶん、そうだと…思っています。

この見えない企業の精神構造の変化は、ユニクロ(ファストリ=9983)にも共通しています。柳井さんの賃上げは、「グローバル価格」での競争です。一昨日かな? 紹介したヨーロッパでのユニクロ展開は、その行動の表れに見えます。欧州での「覇権」ができるなら、世界のブランドの確立です。スペインのZARA(インディテックス)やスウェーデンのH&Mと対等に、渡り合えます。むしろ…それ以上です。

公取や中小企業庁の行動は、グローバル論理の浸透に「一役、買います。」

このような村社会の成り立ちは、此方の報道の表面化が、日本の変化を表しています。通常、このような内部情報は表に出てきません。しかし…今回は報道されています。あまりに「露骨なやり方」だった…ためでしょう。でも多くの読者と言うか…一般の人は、この報道が「野村証券」(8604)の株価を押し上げる原動力に、「繋がる」と言う発想には至りません。

NHKが、役人の権力乱用を謳っています。NHKですよ。NHKの社内にも「改革を支持する人たち」がいるのでしょう。この問題と東芝のJIPの関与は、同じ土壌です。東芝のゴタゴタの内部事情の真相が、いつか…暴露されるのでしょう。その時が楽しみです。

時代背景が、このような「改革の流れ」になっています。

SNSが一般化して、誰もが簡単に内部情報を公に出来る世の中になり…隠せなくなっています。今までは報道機関を抑えて置けば、なんとか…なっていましたが、今の時代はSNSと言う「庶民の武器」があります。

故に「公明正大」に…時代の変化に対応した本物だけが残る方向性に、時代が動いています。東証の「PBR改革」ではなく…自ら、企業がROE経営を実践しないと、ドンドン…社会から遅れます。「フジテック」(6406)の話も「東洋建設」(1890)も同じ事です。

だからNHKが報道した国交省OBの話は、日本株が上がる方向性になり、野村証券の株価も、ようやく「本格的に」上がるのです。しかし方向性は分かりますが、自分がいつ野村証券の株を買って、利益に繋がるか…この時間軸が見えません。カタルが挑んでいる最後の時間軸の壁の話です。

銘柄の選択は、このような時代背景を考えて、その時代の「潮流」に乗るようにします。そうすると…時代背景が、時間軸の経過でも…応援してくれます。

例えば…こちらの報道です。東電は29.3%に決めた値上げを最近の資源価格の下落を反映させて17.6%にするそうです。カタルはこの報道を聞いて…「大阪チタン」(5726)の将来性が更に…「明らかになった」(正当性)と連想をしました。一般の人は、何故、電力料金の引き上げ幅が圧縮されて、大阪チタンに繋がるのか…その流れが分かりません。

先ごろ、3割の製品価格の引き上げが決まりました。でもスポンジチタンを作る過程で「大量の電力」が必要だと言う知識が、自分の中にあるかどうか…。つまり…この報道は大阪チタンの利幅を増やして…企業業績の向上に繋がります。これが時代背景を考えた株式投資です。本日は、馬鹿でも分かるように…小学生向けに株式投資の本質を語っています。

「大阪チタン」(5726) の日足推移

本日のレポートは、「事象」から観た…「市場の整合性」の考え方を解説しています。何故、カタルがその大阪チタンを推奨しているか? 

ボーイングやエアバスの増産、ロシア制裁に米中対立、サプライチェーン問題から…航空機は誰もが分かりますが、ミサイルや衛星、オーストラリアの原潜などの軍事力強化は「見落としがち」になります。どっちにしても大阪チタンの経営環境は「追い風」です。

あとは仕掛け筋が、いつ、どのような演出で株価を持ち上げるか…観察して置き、僕らは、その動向について行けばいいのでしょう。本日は1100株のお買い上げです。

更に…NHKでは「地上げ」の話を報道し始めています。

カタルが希望に燃えて上京した時に、カタルは八重洲口支店の勤務でした。東京駅の前の店舗で歩合外務員を始めたのです。その時分、地上げの末端を手掛けている若者に会いました。彼は地域に住み込んで…毎朝、掃除をするのです。その地域の周りを毎朝、掃き掃除をして道を綺麗にします。そうして近所の人に朝の挨拶をして、顔をうって…その土地の買収をするのです。

その地域の「御用聞き」のような「便利屋さん」も同時にやります。そのような努力を続けて…10坪ほどの小さな地面を纏める作業です。故に2年も3年も掛かります。これを「地上げ」と言います。ヤクザを使う「強引な買収」の仕方を、メディアは(NHK)報道しますが、一般的ではないのでしょう。

通常は「正当なやり方」をします。社会的なイメージを考えますからね。メディアの報道は、視聴率を狙った解釈でしょう。一区画を纏めることが出来るなら、数千万円の仕事になります。場合によれば…「億単位」の成功報酬も、あり得ます。

「野村証券」(8604)の週足推移

末端営業をやったものでない、その苦労は分かりません。NHKがデベロッパーの話として既に東京ではマンション用地の確保が出来ずに、地上げを利用していると言う報道を聞いて、いよいよ野村証券株も「上がるなぁ~」とカタルは、思いました。

この動きは名目成長率の引き上げに繋がります。日本中、至る所で始まっています。実質経済成長から、名目経済成長の流れです。ようやく…です。何しろ34年です。苦節、34年の株屋の苦労が、ようやく…報われる時代背景になって来ました。野村証券株だけを、永遠に手掛けても良いのでしょう。株価が10倍以上になるまで…。何しろ34年ですもの…。

ただ皆さんが抱く…「時間の概念」とは、少し「時間軸」がズレています。

何故か…大阪チタンが下げていますから、もう500株を追加で…買いに行きます。ハイ、3175円でお買い上げです。そうして…本日は、他にBASEも1万株だけ買っています。どうなるでしょう。本日は東芝を利食いして…乗り換えました。東芝の手持ちは、あと少しになりました。

鹿島建設」(1812) の日足推移

本日のレポートは、村社会論の話しから…グローバル化、ROE経営を含め…「公正な戦い」に焦点を充てています。

「フェアな経営」とは、どういうものか? 

他人を叩いて、無理やりに作った利益ではなく…皆が納得をする「無理をしない利益」が本物の利益です。ユニクロとトヨタの比較をしています。別にトヨタを批判している訳ではありませんが、そろそろ…村社会から卒業して真のグローバル競争に舵を切るべきです。建設業界も激震でしょう。「鹿島建設」(1812)の株価は割安株です。

「大東建託」(1878) の日足推移

でも僕なら…建設業に限定をするなら「大東建託」(1878)を選択するかな?

まぁ、色んな選択肢を提示していますから、後は読者の皆さんが決める事です。別にカタルの見方が正しいわけではありません。

「Jトラスト」(8508) の日足推移

「Jトラスト」(8508)は、本日は安いですが…カタルが400円割れを買った玉は、僅かな利幅ですが…それでも…「買いで入って」利食いが出来たのです。明らかに…流れが変わって来た現象の一つです。

Jトラストの選択の方が「アクティブ」と言うか…。変動率は高いのです。つまり逆説的には「ハイリスク」の選択になります。どれを選んでも自由です。既に米国株も「SVBショック」から卒業式を迎えています。

例に「2週間の様子見」の論理です。

でもメディアは自分達の存在を誇示するために「大げさな見出し」を打って、皆さんの関心を買おうとします。だから「リーマンショック」など…と、バカな報道をします。これを観ただけで、今の日経新聞のレベルが分かるでしょう。

僕らは「賢い投資家」を目指して…日経より、ブルームバーグやロイターを読みましょう。様々な角度から…その事象を検証して、真の「理解」を深めましょう。そうすれば…やがて冒頭からの時代検証の論理の組み立てが、理解できるようになり、自分が「市場の整合性」と言う「武器」を手に出来ます。

そうなれば…自ずと株式投資で利益をあげられ、老後は「豊かな時間」を過ごせるはずです。残念ながら、カタルは、まだ、そのレベルまで行きません。トホホの馬鹿カタルの挑戦は続きます。また…明日。



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