アーカイブ:2023年3月26日

自分なりの検証作業を続ける

本日の原稿のアップが遅いのは、理由があります。昨日会員レポートを書くにあたり…色んなデータを調べ…関連性を調べていました。何しろ…英語ですし、それにデータが揃わずに…手さぐりで「正確なデータ」を落とし込むために…苦労をしたのです。

エクセルに精通しているなら…簡単にグラフが作成出来るのでしょうが、カタルのような素人にはハードルが高いのです。マクロ機能なども使えないし、簡単な平均値や合計を求める程度の一般的な知識レベルです。それでも…グラフを「ちゃんと」作れるようになったのです。まぁこの程度がカタルの限界でしょう。

CPIと金利と株価の推移

その成果…昨日は「CPI」が入っておらず…資料として不十分だったので…本日は商務省のデータに飛んで落とし込みました。その成果が、此方のグラフです。

タイムリーで「重要な」グラフですが…解説をしないと分からないでしょう。

CPIはオレンジのラインです。更に部分的な期間に焦点を充てて…細部を検証すれば完璧でしょう。このようにして観ると…元FRB議長「ボルガ―」の態度、つまり金融政策の実行は「後手・後手」の対策が「致命傷」になったのでしょうね。だから10年債の金利が15%台に乗るのです。

一部の経済学者が…今のFRBの態度を批判するのは、この辺りの検証を踏まえた発言なのでしょう。でも今は、色んなデータが瞬時に手に入ります。

1970年代の中東戦争からの「オイルショック」当時と似ているようで…違う部分もあります。主眼が、会員レポートに書いたように「スプレッド」の話しなのです。このラインは紺色と濃い茶色になっています。会員の方は、レポートの補完だと思ってください。かなり重要じゃないか…と思っているから、グラフを掲げています。

カタルの課題である…「時間軸」の最後の壁に、挑んでいます。

一般の読者にも…別に隠すつもりはありませんから、長く原稿を読んで頂けるなら、必ず…日経新聞などより「有益だ」と思われると思っています。かなり色んな報道機関などの資料を総合的に伝えています。今の焦点は「SVB問題」から…金融政策が激震している相場への影響度の話です。

ですが、今は「目先の動揺」は、「収拾」に向かい、「新しい相場の台頭」を皆さんにお伝えしています。タイムリーな話題として、こんな話題が伝えられています。此方です。

情報操作の一環か…? カタルはそう疑っています。孫さんはこの程度では、難なく…ハードルをクリアです。彼の本当に苦しかった時期から比較すれば…「お茶の子さいさい」でしょう。故にMBOを狙っている…可能性さえあります。

この報道にはNAVが7兆円の文字が躍っています。いくら勝手な計算でも、そんな馬鹿ではありません。世界の銀行が、彼を評価して…「兆円」単位の資金を融資しています。このようなネガティブな報道は、日経新聞のようなものです。過去の検証をしてない…馬鹿なのでしょう。ソフトバンクの解説は此方です。

カタルは買ったソフトバンクは、追証の関係で僅かな利幅で売りましたが…また株価が下がるならソフトバンクを買います。

カタルの注目株リストの上位に並んでいます。こんな事は常識のイロハですが…僕らが目にする一般的な報道は、内部情報とは違います。陳腐化された…識者なら誰もが事前に観測して「知っている情報」です。情報と言っても、非常に価値が薄い…劣化した部類の話です。だから…その多くは「材料出尽くし」になります。逆張りのチャンスです。

最近のスプレッド推移

既に…「逆イールド」から「順イールド」に2年物のスプレッドは向かっており、このあと3カ月物が追随を始めている段階です。このスプレッドの意味も理解しない素人の書いた原稿に見えます。

その最新のグラフを提示しておきますから…このグラフの意味を、読者の方は自分なりに消化しておきましょう。このグラフは、会員レポートで用いた同じものです。会員に向け詳しく語りましたが、時間軸がズレ、5月頃になると、カタルの観測が正しいかどうか分かります。その時分に…この事を忘れなければ、公のカタルレポートでも「後追いの検証」の資料として…掲げて、詳しく解説するかもしれません。今は仮説の段階です。

今回のSVB問題は、いろんな面で、カタルに勉強する機会を与えてくれました。AT1債の存在などは知りませんでした。日経新聞が、盛んにドイツ銀行の事を、しつこく…掲載していますが、クレディスイスと月とスッポンです。ネットサーフィンをすればその違いを解説したサイトは至る所に存在します。なにより…その違いを株価が証明しています。

ドイツ銀行の株価推移

仮に日経新聞が書くようなら…8ユーロ台の株価ではなく、5ユーロ台の株価になる筈です。日経新聞の記者が、ドイツ銀行株を「空売り」すれば良いのです。こいつ等はムードを煽る「野次馬」です。真実を報道するメディアの役割を、忘れたカナリアです。

「高市早苗」問題が起きる背景を、自分の頭で考えた人なら…分かるでしょう。だから政治家が、的の外れた…阿保な質問を繰り返して大臣の「辞任」を求めます。一度、任命したら…公に選挙民が、その人を選択したのですから、その権利を認めるべきです。

余程の犯罪などの行為なら辞任も「やむを得ない」でしょうが、軽い失言で、揚げ足を取るのは子供のレベルです。大人は、選挙の洗礼を受けたのだから…辞任など求めるべきではなく…嫌なら、選挙民が「次の選挙」で落とせば良いのです。

官僚と政治家の大きな違いは、国民が選択した人なのです。官僚の地位が上ではありません。最近の官僚は、前川元文部事務次官のような…「主人と家来」の関係も理解しない馬鹿レベルが非常に多いのです。狂った役人です。だから「失われた時代」も長くなります。自分達の政策の失敗も理解せず…自己主張ばかりを繰り返すのが「東芝問題」であり、日産のゴーン逮捕です。

本当に日本国の未来を願って行動しているのかどうか…。電通の高橋のような輩が多いですね。もう腐った世界です。我々は、ネットでいろんな…角度から同じニュースを検証できるようになっています。

関心のあることを、自分なりにカタル程度の馬鹿野郎が、ちゃんと自分なりの考えを纏められる時代です。日経報道が正しいなら、自分が投資家になって…株の売り買いをして数十億円の資産を作ったら、大きくものを言うべきでしょう。それが本物の世界でしょう。カタルはその過程の努力続け…歩んでいますが、なかなかどうして…偉そうにものを言えない追証レベルです。

明日からの相場が楽しみです。先ずは、「東芝の行方」がどうなるか…。原子力や防衛などを人質にM&Aを断るなら、スピンアウト(分離して別会社にすること)を前提にしてTOBをすれば良いです。その時の村社会の連中の顔が観てみたいものです。

経団連の会長を多く輩出した名門企業は、「総資産経営」を長く続けていましたから「隠れた資産」も数多く…あるのでしょう。それを売却して時間をかけるなら…新しい時代が開けるでしょう。果たして…どうでしょう。

東証の理事長が、何故、「PBR改革」の話を発表したか? しかも退任が決まってから述べる時期は、村社会を物語っているように感じました。でも…日証金などに噛みつく敵対的なファンドの活躍は、日を追って活発化しています。東洋建設も同じ土壌です。

カタルの読者は「賢い投資家」のなる為に、様々なアイテムを、常に時代背景に沿って提供しています。「市場の整合性」を理解して…明日からの相場に共に取り組みましょう。人生は楽しいものです。生あることに感謝して、自分なりに…楽しんだ人生を送れば良いのでしょう。また…明日。

会員の方は「新しい原稿」をアップしたので…お読みください。



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