アーカイブ:2023年3月22日

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休みの前日に貧乏人は、自分の相場観とは違いますが…30%を割れたために、その水準まで「戻す作業」に追われ…「BASE」(4477)を3000株売り、「ソフトバンク」(9984)を200株売り、折角買った「東芝」(6502)も800株を売らされました。それで何とか…最低の30%を維持したのです。

でもこのトレードも僅かですが…儲けの「実現利益」です。ただ相場観とは違うトレードをしなくてはならないのは「貧乏の為」です。常識的には…今回の混乱は「長引きません」。カタルの推察が正しければ…早晩、相場は落ち着きます。やはり当初、見立てた「2週間」観測が正しいと考えています。週末には、すっかり落ち着くのでしょう。

でも…日本の国もそうですが、海外も、あまり上手い対処ではありません。

もっと実戦経験がある人間が、上のポストに就くべきです。実は「クレディスイス」のアイディアは、これまでの経験、つまり今まで読んでいた報道などが元になり、読者から週末に届く岡崎さんのビデオは、あまり新鮮に聞こえないのですが、彼の「ほんの一言」が…ヒントになります。彼はクレディスイスの事をヘッジファンドの「資金元」と述べていました。調べて観ると此方の報道など…その可能性を疑わせます。

その続報をいくつか紹介しておきます。

先ずはカタルが懸念しているのは「AT1債」の依存度の問題です。それに絡み…こちらの報道がありました。そうしてAT1債の依存度は、UBSが高いのはビックリです。でも大丈夫でしょう。クレディスイスの受け皿なら、クレディスイスのAT1は消えて資産だけが残りますから、この比率も既に変わっています。

問題はバークレーですが、前から「変な噂」はあまり…ありません。あるのは「ドイツ銀行」です。このドイツ銀行は、ソフトバンクGなどに人材が引き抜かれた経過がある程…金融デリバティブに精通しているのでしょう。プロは知っていて…材料をメディアに流します。基本的に報道された時点では、多くの報道は「陳腐化」された情報です。

ただ市場が落ち着くなら…カタルのように「担保切れ」の投げは、直ぐに消えます。無理をして損をする人は居らず、「投げが投げを呼ぶ」…展開には、ならないでしょう。

「ロコンド」(3558)なんか…株価は強いですよ。

「ロコンド」(3558) の日足推移

今回のガラでも、全く…株価は下がらずに「上値を狙っている」ように見えます。もともと「2年半」と言う時間軸で完全に整理が完了しています。この時間軸は、人間の限界です。BASEも…「強く観える」のは、基本的にこの時間軸です。だからカタルは「ソフトバンクG」(9984)を中心とする新興株を、次の「潮流」として物色をしています。

目先、先着1名様程度は、「名目成長時代」を買う「流れ」の割安株を含めたものも、株価は戻るでしょうが、先の高値を抜ける確率は低いでしょう。

「相場の潮流」は、この騒動で…「変化する」と思っています。たぶん…今週が目先の買い場でしょう。そうして通常は5月の連休まで…相場は高い筈です。これはアノマリーと言う経験値から来る株価の習性です。あまり論理的な背景などはありません。「節分天井・彼岸底」類の諺のようなものです。これは…これまでの実績が、そのような傾向を示すから…「諺」などが誕生します。そうして、それが長く使われるのは「みんな」がそう考えているから…催眠術のようなもので、暗示なのでしょう。その一連の流れが頭に染み付いていますから実際の人間の行動も影響を受けるのでしょう。

今まで続いた「名目経済成長」を買う流れは、「本筋の流れ」です。

この中に一連の金利裁定機能を発揮する割安株が存在します。これらの銘柄は高利回りで3月期末は配当付きですから、「二番天井」を付ける過程だろうと思っています。むしろ4月から、たぶん「新興株の流れ」が一番かな? 

本命に据えた「大阪チタン」(5726)、または「エーザイ」(4523)は不変ですが、どうも最近の相場を観ると下値はないようですが、直ぐに相場が誕生するような形に見えません。

順番としては、新興株から仕手材料株への展開が、一番、可能性が高いように感じています。本当は大阪チタンが、この下げの最中、「頑強な値動き」なら、一気に「大相場」と思っていました。でも野村さんは「仕掛け」を入れていません。

「大阪チタン」(5726) の日足推移

通常は「右肩上がりの揉み合い」を演じるものです。ところが…この4日間は違います。大事な場面で、手を加えていません。折角のチャンスだったのです。この理由は、たぶん…「決算数字」に合わせた「時間軸」を選択したのでしょう。あまり根性がないと言うか…。下手だと言うか…。カタルとは選択が違う「仕掛け筋」のようです。

エーザイなんかも、次の材料に合わせたタイミングのようです。相場を「自らが創って」…「演出する」と言うより、自然発生する好材料に合わせて「仕掛ける」類のやり方です。市場はかなり暖まっていますが、まだ儲けが多くなく、それ程、余裕がないのかもしれません。

カタルは最近、思うのです。未来図を事前に読めるとしても…早めではなく、仕掛けがみられてから「一緒に」やった方が、最安値は買えませんが、ある程度、株価が上がった所からやった方が、事前に仕込み…「時間軸を待つより」良いんじゃないか?…とも考え始めています。

最後に残された課題克服のために、「試行錯誤」を続けています。

東芝問題なんかを観ると分かるように…日本人の権力者と言うは、時代を分かっているのかどうか…。でも最難関の地検問題も…袴田事件の冤罪をみると、ようやく地検は時代背景を認めつつあるように感じています。

このような変化を、海外投資家は観察しています。最近、の報道の中で重要なのは、こちらの報道です。バンガードの「方針転換」です。この後、ブラックロックなどが、どう判断するか分かりませんが、たぶん…「右に倣えでしょう。」

ところが…日本企業のトップは、このような事例を日経新聞がデカデカ…報道しないと、なかなか行動に移せません。この記事は「国内回帰」に繋がり…日本株は、実質成長から名目成長に移行する起因になります。

分かりますか? 「市場の整合性」の考え方の組み立て方法を述べています。

まだまだ力が落ちたと言っても、米国はやはり強いのです。その経済の中枢を握っているのが、お金を実際に動かすファンドです。何故、日本が長い間、海外投資家から見放されているか? この背景を、いい加減に…「反省」しなくてはなりませんが、日経新聞が海外に先駆け…この手の報道をしないのです。もう完全に狂ったメディアです。

この報道は、非常に価値が高いですね。バンガードが撤退をするという事は、中国から資本が引き上げられ…とても、とても5%成長なんか…。無理でしょう。中国は「自滅する」確率が高いと思わなくてはなりません。もともと世界から…お金が入らない東証なども時代が遅れています。だから理事長がPBR改革の話をしたのです。これは「ROE経営」を推進させる手段です。

カタルのように露骨に、「検察」批判や「最高裁」批判をしていませんが、同じことです。だから「東芝」問題は、重要なのですよ。はやく村社会論を捨てて…「公正な態度」を表明すべきです。先ずは「TOB宣言」です。それから始まります。

「公明正大」な立場を取らない経営者は、首です。日本を、もっと「フェア」な国にすべきです。その為には、メディアが自ら変わり…その手の報道を増やすことが、第一歩です。悪戯に恣意的なプロパガンダは止めるべきです。ネット時代は、みんなが「世界のニュース」を知っているのです。自分達だけが陳腐化したニュースを知っていると思うのは…間違っています。

カタルは株式市場を通じて一緒に新しい日本を築きたいと願っています。日本国民が元気になる寛容な社会構成を願っています。その為に微力ながら市場を解説している面もあります。あとは読者の皆さんが勝手に判断するの話です。

筋を外すと…相場は育ちません。強引に仕掛けても成功はしませんが、時代背景を確り捉えた行動は、後で時代が応援をします。故に相場は大きく育ちますね。大阪チタンなどは良い素質を秘めている株です。

また明日。



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