本日はチャートの観方でも、解説しようとおもっています。今週はようやく「ニデック」(6594)に「海外投資家」と思われる「買い物」が入りました。カタル自身は、モーターの専門会社のイメージだったのです。名物社長の「永守」カラーは理解していましたが、たぶん…「日本電産」時代も、株の売り買いをしたことがないように思います。
報道でニデックが「電動アスクル」の開発をしていることを知ったのです。だから後発なのでしょう。そもそも…関心のない会社が、どうして、カタルの注目になったかと言えば…株価が下がり続けてきたからです。「日足」では…よく分かりませんから「週足」にしました。それも…イメージを掴むために…更に「横長」にします。
見事な成長を示して…一旦、相場が終わったことが分かります。
多くの人は、aやbの上昇過程ではなく、cの「立ち上がり型」の時に、相場に参加して「ワイワイ」…言います。カタルは過去の相場を知りませんから、その大きく株価が上がった背景は分かりません。しかし…この「電動アスクル」人気が、背景に存在して…「好業績」を買った相場なのでしょう。
この株価波動は3つの上昇の波で形成されており、教科書通りの展開です。基本的な株価波動論と言うのは「3つの上昇波動」と「2つの調整波動」で、一つの波が形成されると言うのは「エリオット」が述べた学説と言うか…。経験論から来るチャートの観方です。多くの株価波動はこの組み合わせだと言われています。
伸びたら休み…伸びたら休みを繰り返して、最後は「爆上がり」します。
この最後の爆上がりの期間も1年程度はあります。そうして休みに入りますが、今度の調整波動は「爆上がり」した後ですから、その反動の「押し」もきつくなります。
通常なら、bの高値9262円前後で株価の調整は終わるものですが…この場合は偽物相場の反動が、強かったのでしょう。その為にaのラインの5707円まで株価は下げています。流石に…今回の下値は、今のところは5345円のようです。たぶん…3000円台に入ることはないでしょう。下げ波動も…本格調整の「3つの波」で形成されているように見えます。
カタルが「ニデック」に注目しだしたのは、この③の時です。そうして5500円前後を下値の目途にして…今回の「反発」を迎えています。今度は日足にします。
たぶん…カタルが最初に取り上げたのは、この「下放れ」た…大陰線の時からでしょう。この日の高値は6299円です。その後、カタルも「ブツブツ投資」で参加して…途中で損切りをしたのを覚えています。残念ながら、今は正確な株価は分かりません。証券会社のメンテナンス時間なのです。
3月18日にデータを付けていて、相場の「反騰」に気付き…直ぐに、たぶん翌日の3月19日にその模様を伝えたと思います。この反騰が大きな株価波動を変える「分岐点」なのでしょう。昨年の10月末と、今年の1月末に大商いを演じています。売る連中は「負け組ファンド」の残党でしょう。下値圏で、約半年の「ボックス相場」を演じています。
基本的に、このような下値圏のボックス相場からの「離脱の動き」は買い場です。ですが大きく跳ねた所ですから…今度の「下値圏」で買った人たちの利食いが入ります。だから…下値の「押し目」を丹念に…買い集めることになります。何回も買う準備をして、相場に臨むのです。「まんいち」の場合は3000円台も覚悟をして…相場に臨めば、大丈夫でしょう。
このニデックの場合は、2021年2月16日を起点にした「下げ相場」です。約3年間の調整波動ですから、「充分な長さ」でしょう。電動アスクルの誤算を、株価は織り込んだのでしょう。今度は「上昇波動」なのです。株価が下値圏ですから、「時間が掛かる」話ですが…自分が、どのリスクを負って相場を張るか?
別に「相場が終わった」と思われる「さくらインター」のバカ株を手掛けても、短期期間の「博打なら」容認されます。
基本的に、株価は、常識的な「裏付け」がないと…多くの市場参加者は、納得しません。だから裏付けがない株は、高値圏の株価を維持できません。株価の裏付けを支えるのが…「企業業績」であり…「総還元性向」です。いくら稼いでも…「内部留保」に充てる経営者もいます。成長株なら分かりますが…鉄鋼など成熟産業で、どうして内部蓄積をする必要があるのでしょう。
時代が求める産業、今ならAI関連でしょうが、この分野は別に配当をしなくても成長投資のために、お金を使って構いません。
嘗て…アマゾンが大きく伸びているときに、度を超えた設備投資を咎めた連中が居ましたが、ジェフ・ベゾスは「フリーキャッシュフロー」が黒字だから…「認められる」と述べていました「キャッシュフロー」の考え方が、非常に重要です。でも日本の多くの産業は「内部留保」を積み過ぎです。だから…あっちこっちでMBOやTOBが盛んになっています。物を言う株主に、正当な「説明が出来ない」と株主の理解は得られません。それが嫌だから「大正製薬」など…は、早々とMBOを選択して、非上場にしたのです。同族経営です。
トヨタも、文句を言われるのが嫌なら…、そうすれば良いのです。たかが1000億円程度の自社株買いで、「お茶を濁し」…誰も、トヨタに批判を向けません。今回の賃上げも、最「後発」です。トップ企業の自覚がないようです。経団連会長企業の住友化学と言い…日本は偽物社会です。
「ニデック」の株価の流れを、大きく変える「買い勢力」の登場は、かなり…内部を調べたのでしょう。そうでないと…「億円」単位の投資を、短期間で実行しません。間違いなく…何処かの「ファンド」の買いです。買い方を観ていると一気に買っていますから、大口の「海外勢」でしょう。
このような下値圏の「ボックス」圏から、「離脱する相場」をカタルは好みます。
下値圏でも高値圏でも…です。でも…「ニデック」は、僅か半年ほどの下値圏のボックス相場ですが…「BASE」(4477)は小型株ですから、下げも早く…そうして下値圏のボックス相場を長く続けています。
本当は日足にしたかったのですが…このボックス相場の期間が長すぎて…大幅な横長になりますから、諦めて…週足を採用します。それも…仕方がありません。2020年3月の154円から2020年10月の3448円まで僅か半年ほどで株価は22倍にもなったのです。
当時の「BASE」の株価を、カタルは今の「さくらインター」と同じ…「バカ株」評価をしていました。何しろ、利益のない株を3448円ですから、異常な水準まで持ち上げました。その後遺症のために、3年半も…株価は休んでいます。
そのBASEは、ようやく…「赤字から黒字に」今年は転換するのです。ようやく…業績面でも「裏付け」が整ったのです。ここから「未来の夢」を語れます。だから下値圏のボックス放れの相場を演じるのでしょう。観方は、色々ありますが…カタルは、やはり2022年4月に付けた549円を抜くことが「条件」だろうと思っています。
何故…カタルはボックス放れを好むのか…。「メルカリ」(4385)は、2度の200日線割れから反発しましたが…企業業績の伸び率が劣っており、再び、「元も鞘」に収まりました。株価と業績の関係です。
しかし同じ2度の200日線割れから立ち上がった「ジェイドG」(3558)の場合、一株利益は111円ですが、既に業容が倍増する程の…ドコモの子会社の「マガシーク」のM&Aを発表しておりPERの評価は、最低でPERは30倍で…この成長率なら50倍も、「夢」ではありません。故にカタルは、高値水準でも株を買い続けています。先日は読者の皆様と供に…2600円前後で、毎日100株ずつの株を買ったばかりです。業績が期待以上に伸びるのです。
裏付けのある株と、ない株の差がつくのは当たり前です。このジェイドGは、順調に「ステップ・アップ」している様子が分かります。最後に株価は大きく飛んで…大商いになって人気株になります。どの株も「天井をつける」時は、同じです。その後…一旦、株価は休みますが…1年から2年程度を経て…次のステップを迎えて行くのが「成長株」となります。毎年、高い成長率…30%程度が理想でしょうが、15%程度でも充分なのです。
ジェイドGの場合は、「マガシーク」がなくても…これまでは27.86%の成長度合いなのです。優れた経営者ですよ。最初は、僅か16億円の売り上げだったのです。だから、ここから3年程度、ジェイドGの株を保持するなら…株価は1万円の大台を目指す可能性がないとは言えません。1万株を持っているなら…都内で豪華とは言えませんが、普通のマンションが買えるでしょう。果たして…どうなるか楽しみです。たった3年間を我慢すれば…良いのです。
このように未来の「夢を語れる」相場になったのが、「名目時代」の証しです。
今、お隣の中国は、過去のツケを払い続けています。その清算も儘ならないのに…新しい展開を迎える道理がありません。習近平氏は、間違った認識を持っています。
何故、マグニフィセント・セブン(M7)相場になったのか? 世界は米国などの市場経済ではなく、「地球規模の評価」に変わってきています。覇権争いの領土問題に拘るより、市場原理で争う「地球連邦」時代なのです。M7の台頭は、そういう事を示唆しているのでしょう。
AI開発にお金が流れ…流石に、調整場面が漂う市場ですが…「Super Micro Computer, Inc.」 (SMCI)の株価は、どうも…大型増資を通過したような株価展開です。この20億ドルとも言われるお金は、「人類の未来」のための投資に使われます。主幹事はゴールドマンサックスですが…証券マンは、このような企業を助けて…人類の未来を築くのです。何故、カタルが「空売り」を絶対にせず、買いだけなのか?
此処に原点があります。だから営業キャッシュフローの全てを、株主に還元した田中君の株主愛に応え…市場関係者はジェイドGの株価を大きく上げて、その期待に応え…彼が更に「大きな仕事」をできるように「資金面で助ける」必要があるのです。故に、カタルは100株運動を展開しました。
株式投資の原点は、皆で共に「豊かな社会」を創ることにあります。
本日は下値圏から離脱するボックス放れ相場を解説しました。このボックス離れはいつも買い場になります。
だからカタルは金曜日に2767円を付けたから500株を買いに行ったのです。野村証券は長期波動では980円を抜けたばかりですから、売りそびれて構いません。別に、株を売る必要もないのです。カタルは貧乏だから、仕方なく…信用の分を一旦は売り、お金を作って下値の700円以下で買った玉を現引きして担保にしたのです。
ようやく現物株が2万株になりました。しばらく…持っている株です。3年程度、この株も保持すれば…きっと2倍程度になっている事でしょう。
ようやく「薄利多売買」路線から…「雪だるま」投資の世界を語れるように…市場が名目時代に変化してきましたね。今度は…取り敢えず…「BASE」の株を、もう少し買ってみようと思っています。
自分が、「どの選択」をしても、構いません。「クックパッド」(2193)なら…株価は129円ですから…たぶん100株単位で株を買えるのでしょうから、僅か1万3000円ほどから、株式投資を始めることが出来ます。これなら、多くの人は相場に参加できます。BASEなら…最低は3万円台です。株式投資は「無理をしない投資」を基本にして、株価が下がったら買い続けるなら、いつか…倒産しない限りは、絶対に儲かります。
倒産した場合は、出したお金は消えます。ゼロになります。ジェイドGは最低でも28万円ほど必要です。
どの選択もノンビリやるなら…儲かるのが「株式投資」でしょう。自分の生活を豊かにしてくれて、しかも…経済の知識は増えますから楽しいのです。先ずは「なくなっても」良いお金で…参加しましょう。やがて…未来は億万長者なのです。
若いうちに株式投資を始めるなら…老後は安泰です。毎月、株を買えば良いのです。そうして2倍になったら、元本だけを回収して…半分を売ります。残り半分は、いくら株が上がっても「売らない株」として、持って老後を迎えるなら…きっと…「使えきれないお金」が残ります。ノンビリ、のんびりです。また…明日。