アーカイブ:2024年4月

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報道によれば…「中東情勢」は落ち着きを取り戻し、さらなる「懸念の拡大」は防げるかもしれません。それに…S&P500などのチャートは、完全に「調整色」を強めており、一般的な第一の関門である…「75日移動平均線」を割れています。だから…このタイミングで「参加する仕掛け筋」も居るのでしょう。此方の報道は、その筋の事を示しています。


S&P500 の日足推移

チャートを観ると200日線を割れるほど…ひどくはなく、通常ならこの辺りが基準になります。

約3か月の売買平均株価です。200日と言うのは、「1年近い」相場の平均ラインです。カタルは、基本的に、この「200日線」を重視しています。この「傾き」が、問題で「右肩上がりの上昇」を続けるなら…目先的に「相場」に取り組んでも良いのでしょう。通常、一般の人は、目先に拘りますから、この傾きを観て…自分の性格を合わせ「相場」に対処すると良いのでしょう。

昨日、紹介した「ニデック」(6594)の株価波動は、長く…下落を続けています。

「ニデック」(6594)の 日足推移

そう簡単に「上昇波動」を描くとは…思っていませんが、事前に伝えているように、良い会社です。だから今回を「切っ掛け」にして…株価は「上昇波動」に転じるのでしょう。それでも…現状の200日線の傾きが「右肩下がり」ですから、目先を張る場合、超目先なら構いませんが、中期的に観ると…時間軸のタイミングとしては「早い」のでしょう。

この移動平均線の「傾き」を、「傾向線」と呼びますが、重要な尺度の一つです。カタルは基本的に、このような「安値圏」の銘柄を好みます。

実は、昨日の検索で銘柄リストに挙がって来た「三菱製紙」(3864)の株主に懐かしい名前を発見しました。那須さんです。

「三菱製紙」(3864)の 日足推移

彼はカタルが現役の頃から、一緒に働いた仲間の顧客でした。一時、「双日」(2768)で個人筆頭株主になったことがある人です。まだご健在らしいですね。もう90歳近くだろうと思うけれど…この株を既に10年近くも持っているようです。

基本的に「割安株投資」でチャートの底値を、丹念に買い集めます。彼の基準値から、だいぶ株価は下値のようです。内容をみてみると…やはり「割安株」の「バリュー投資」と呼ばれる銘柄です。たぶん、そろそろ…彼の平買値に届くのでしょう。彼は使い切れないお金を残した人物の一人です。金持ちの時間軸はバフェットと同じように…10年、20年なのです。

カタルが目指す、「ノンビリ投資」の見本でもあります。

だいたい…5%程度の発行株数を買っているようです。何故、この話を紹介したかと言えば…時間軸は、様々な価値観があるのです。「自分の観方」が、正しいわけではありません。

株を集める場合、ある程度の時間が必要になります。カタルの基準は「半年から1年」程度なら「合格」だろうと思っています。だから仮に、ここから「ニデック」の株価が本格上昇になるなら…カタルの選択眼は「素晴らしいタイミング」です。最後の「急落場面」で相場に参加したからです。でも…カタルは小型株の好みです。更に…「変動率」の高い株を好みます。

今回の「ジェイドG」の下げは、ある意味で…「税効果会計」の問題で誤解を生んだのでしょう。

ジェイドG(3558)の四季報予想

あの127円の数字が、頭にあり、それが111円になり…今は91円です。四季報の予想は更に2025年2月の数字が、「87円」になっていますから、マガシークの統合経費負担が重いと考えているのでしょう。

問題は、このあと…この「見方を打ち消す」ことが出来るかどうか…なのです。でも実際の営業利益は1685~1700~2000と…四季報でも予想しているように、2026年2月には統合効果が発揮される…と一般的に考えられています。四季報の記者も「いい加減」な予想ですが…一応、一つの目安になります。

「リーボック」の場合、確か…2年程度で「実績」を田中君は見せました。だから株価が1000円割れから…株価は2828円まで伸びたのです。カタルは、意外に彼は頑張って、2025年2月も微増でもなるなら…(100円程度の利益を想定していますが、)そうすると株価はPERが30倍の評価になると思っています。つまり3000円の株価です。

更にもっとも「短期の回復」は、何れ…良くなるのは分かっていますから、株価が先取りするケースです。

だって…今回の下げ方は「仮需」があるにしても…かなり「強烈な値幅整理」に追い込まれています。つまり信用買い残は、みんな「一掃」されました。持っている人の気持ちの問題ですよ。実際の数字ではありませんよ。参加者の「気持ちの変化」が大切なのです。もう…誰もが株価が上がるなら、損がないなら「売りたい心境」に変わっています。

仮に「仕掛け筋」が短期の時間軸のファンドなら、この環境で、一気に株価を2000円前後、半値水準は約2040円です。ここまで一気に買うなら…「過小資本」でも…かなりの玉を買えます。

こんな株を100万株程度集めるのは大変でしょう。でも今なら…簡単に集まります。2026年に向けて…これが良い「種玉」になります。株と言うのは、ある程度の浮動株式を集めると…自然に株価は上がります。

段々…関与比率が低くなるものです。

良い「素質」のある株を、長く…手掛けるなら、その株価の「上下波動」を利用するだけで…かなりの利益になります。カタルが、証券マンなら、間違いなく100万程度なら…買います。良い経営者でしょう。株主に還元しない利益なんか「絵に描いた餅」です。「トヨタ」(7203)が、良い会社? 「臍が茶を沸かします。」

まぁ、今回は流石に、カタルも追い込まれて…かみさんから「追証拠金」を借りる羽目になり…旅先から50万円を送ったほどです。なにしろ…不慣れな携帯電話での注文で、発注したと思っていた玉が、実は売れてなかったのです。

また「借金野郎」に逆戻りです。

通常なら…1800円で寄った、あの日から「株価は反転する」筈なのでしょう。事実、200日線は1876円です。短期間の「仕掛け筋」が入っているなら先ずは「半値戻り」の2040円を抜くのでしょう。それを疑うほどの…大きな下落ですからね。明らかに関与している「売り方」が存在します。良くあることです。

買うために…まずは「売り」から…入ります。

そうして「相場の堅さ」を確かめます。1300円割れ辺りが…今回の下値のようです。でも流石に「15日の連続安」ですからね。何かを…「疑いたくなる」下げ方です。一応、カタルは全部の口座で、まだ整理は尽きませんが…短期口座では、既に現引きを「準備」しました。現物なら…ノンビリやれますからね。

昨日はようやく…株価は反発しましたから「此処から2週間」です。まぁ連休明けになれば…「下値水準が確定する」でしょう。良いですか…株なんか、簡単なのです。高値と安値が確定するなら、後は下値になったら…株を買えば良いのです。

特にジェイドGは、「急成長」している会社です。過去9年間の平均の増収率が27%台なのです。このペースは、最大で「PERを100倍まで」買うのです。かりに一株利益が100円でも外部環境などに恵まれると…株価は1万円の評価を下すこともあるのです。「さくらインターネット」(3778)なんか…最近では、良い事例の一つでしょう。

ジェイドG(3558)の板状況

別に恐れることはありません。それでは試しに、カタル自身が今の気配値ですから1380円まで1000株を買ってみます。ハイ、1000株だけですがお買い上げです。

実は昨日も「警戒をして」…株を売り過ぎました。これでも全部を「現引き」できますからOKでしょう。信用取引の場合、最大は「全ての建玉」を現物に出来るなら、ドンドン利用すれば良いのです。でも今回のように短期間で、半値になる想定をしてないと駄目です。仮に「新たな仕掛け筋」が入っているなら…株価動向を見ていれば分かります。

ジェイドG(3558)の日足推移

もともと…1870円まで、つまり200日線ラインまで大きな売り物はありません。仮に上値に5万とか…10万株の売り物が出るなら、その全部ではなく…5000株単位で、何回か買ってみると良いのです。それで、その玉が「空売りか」どうか…分かります。

この水準なら面白そうです。怖くありません。これは…今のところは「博打株」です。でも仮に、今年後半の業績推移を見て…田中君が頑張るなら、今が「絶好の買い場」になります。カタルは新高値の4180円から1万円も可能性がないとは言えないと…「田中君の経営手腕」を高く買っています。良い経営者でしょう。楽しみです。


「New York Community Bancorp, Inc.」 (NYCB) の4時間足

問題は米国の動向です。最も気になるのが「商業不動産」問題です。この動向は「New York Community Bancorp, Inc.」 (NYCB)を観ていれば…分かります。この銀行が、果たして再建できるのかどうか…彼らは2ドルでお金を入れたのです。昨晩は、また3ドル台に復帰です。その短期チャートも掲載しておきましょう。カタルには「大丈夫そう」に見えます。

つまり外部環境が大きく悪化しなければ…世界の中で「日本株」が一番、優れています。何しろ…34年も「肥やし」を撒き続けます。確かに、このような意見もあります。カタルもどちらかと言えば…この論調に賛同しています。そんなに簡単ではありません。このレポートは良いレポートです。

しかし…こちらの報道を観ると、岸田さんが、今回の危機を乗り切るなら…偉大な総理になる可能性もあります。この後、「実質賃金もプラス圏」に転じるからです。日経平均株価が新高値という事は…そういう事です。あとはTOPIXの新高値です。

だから何度も述べていますが…一般の方は「野村証券」(8604)だけを買って置けば…それで十分でしょう。カタルのような「スケベ心」は抱かずに…ノンビリやれば良いのです。さて担保が空いて…空いて、困ります。

買いたいのは「ジェイドG」なのですが、現引きする前提でやっていますからね。そんなに株を買えません。野村証券を「買い戻して」も良いのですが、常に「スケベ心」があります。株価がもっと下がるなら…面白かったのです。

「K君」は未だに…5万程度しか買えません。もう5万ほど…買おうと思っていますが、「ジェイドG」で、やられちゃって…トホホなのです。

カタルは基本的に業績の裏付けのある「ジェイドG」が、新興株の一番手の立ち位置です。二番手は「BASE」(4477)だと思っています。でも米国金利の動向は、なかなか…読み辛いのです。タイミングが問題です。やはり「C君」も強いですね。この208円は、最近の高値圏でしょう。もっと下がればよかったのに…トホホ…。もう直ぐ「新NISA」で、この株を買う予定で居ます。

良いですか…これから「2週間」が一般的な目安の「時間軸」です。ジェイドGはまだ下値が確定したわけではありません。まだ「警戒感」を持つべきでしょう。そんな事で…本日はお終いですね。また…明日。



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