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昨日の大幅高は少し驚きました。でもカタルは、この流れを事前に予測しています。一般的には「グロース」から「バリュー」への選択と言われています。でも、もともと…この流れは、あり得るのです。配当利回り、財務内容から見て、あまりに異常な株価で放置されている株が、たくさん存在します。

だって現金の総額が、時価総額を上回る企業がゴロゴロあるのです。内部留保の金額が時価総額を上回るのですよ。カタルは経営者を変えるべきだと思います。本当に間違っています。清貧思想も、いい加減にしろと言いたいです。

日本株は22750円の「デフレの関門」を越え、高値圏にありますが…、このようなバリュー株と言われる割安株も同時に、数多く存在します。二極化しています。でも異常な株価なのですよ。

もう一つ感じるのは…この時期の決算予測に対して、市場は過剰な反応を示しています。こんなご時世です。半年、先も分からないのに…何故、そんなに悲観をするのでしょう。相場を見て株価が安いと悲観し…逆に高いと浮かれるのは、自分で…その株式の価値が、いくらぐらいなのか?…と言う判断が、出来ないのでしょう。

PERや成長率と言う組み合わせの「謎解き」が出来ない「値動きだけが信条」の投資家が多過ぎるように感じます。確りした勉強をして欲しいものです。でも日本は村論理で、なかなか「M&A」の概念が働きません。しかし近年は、このM&Aが多発しています。ニチイ学館にローソンなど…。株価を安く放置しているなら…TOBを掛ければ成立する機会も増えています。

本日の興味は、ロコンドかな? カタルはイナゴ族を、このまま抱えて…上に行くより、一度、下に振るべきだと思っています。2500円割れ程度の調整が在っても…不思議ではありません。25日移動平均線は2267円なのです。やはり、このまま「行け行けドンドン」には、ならないと思っています。でもカタルは、昨日も買い…本日も下値に買いを用いました。

ケネディクスも、底入れをしたかどうか…が、注目されます。先日の高値の513円を先ずは抜く必要があります。それからです。やはり…野村証券は、目先の高値を抜いてきました。この株も注目されます。

このバリュー相場で注目しているのは自動車関連株です。カタルは「名村造船」の底入れの話を展開して、同時に自動車関連株の話をしていました。この流れも注目されます。でもこのグループの株価は「底入れ」をしますが…どんどん株価が上がり続ける訳ではありませんから「深追いは禁物」です。株と言うのは、潜在的な売り物が多くあるものです。場に出ている売り物なんて…その10倍から20倍以上の売り物が存在すると思った方が良いでしょう。

ユビキタスが下げて来ましたから785円で買い物を用いてみます。買えるかどうか…。そうだ…この話でしたね。

ロコンド(3558)の日足推移

先ずは、先駆するロコンドのチャートを観てみましょう。このロコンドの動きが変わるのは、4月27日に200日移動平均線が、これまでの下降波動から…転換して上昇波動入りしました。そうして…その後の25日線割れは「買い場」になっています。

ユビキタス(3858)の日足推移

同じようにユビキタスを見ると…6月24日に、およそロコンドから2か月遅れですが200日線が上昇に転じています。そうして先日の25日線割れを、カタルは買い続けています。

実はチャートを観てもらうと分かりますが…この200日線が上昇に転じている順のパターンは、あまり数は多くありません。勿論チャート論ですから、必ず、そうなるとは言いません。しかし…基本的に目先を狙う場合は、この200日線移動平均線が上昇に転じている銘柄から、選択するようにしましょう。別にチャート論だけが頼りではないのですが、これは、一つの条件でもあります。

この移動平均線が下降している時に株価が上昇したものは…いったん「利食い」をするべきでしょう。そうして次のチャンスを待つと良いと思っています。

カタルに少し力があるなら…たくさんの実験が出来ますが、今のカタルでは無理です。基本的に行ける環境にある株を、ある程度、買ってみて…駄目なら、次回のチャンスを狙うしかありません。たぶん、その「仕掛け」が成功しないのは、時機が到来してないのでしょう。時代の流れ、市場が求めているなら、僅かな演出でも…必ず、決まる筈です。これが「主体と客観」評価の違いです。

上がる銘柄は、既に決まっているのですが…その時期が到来してないケースは、非常に多いのです。仕掛けた後に、環境が変わるケースもあります。色んなケースがあるのです。大型株しか上がらない環境も、バブル期にはありました。売り物がないと商売が出来ないのです。だから一値で、数百万株から、場合によれば…1000万株単位の売り物が出てないと…人気にならない時代もあるのです。色んな環境があります。

今日は…チャート論の一つ、移動平均線。 特に200日線の動向は重要だとカタルは考えています。その傾きが、どっちを向いているかは、株式の需給バランスを示します。

今回はユビキタスを題材に選択しています。明日は…このチャート論に加え、ユビキタスの沿革の「成り立ち」を観てみましょう。この会社の背景です。会社には、それぞれ独自にカラーがあります。同じ業界でも…会社により、ずいぶんカラーが違うものです。カタルは証券界だけですが…3社を渡り歩きました。それぞれのカラーがあります。転職をする機会はそうありませんから…この話も面白いかな? 

本日は赤字企業の転落した「資生堂」(4911)の株が買われています。ほら…ね。会員向けに書いたレポート通りの動きになって来ました。カタル自身が、疑心暗鬼でしたが…コーセー(4922)は、約1000円、株価が上昇し12000円台に入りました。

でもカタルは自信がある訳ではありません。果たして、株価が反転しているかどうか…。今回の会員レポートのS銘柄も、同じ理屈です。景気循環から見て…カタルはこの手の株は、時間が掛かりますが、既に株価波動が変わり…上昇波動に転換すると思っています。約2年以上の上昇波動が続くのでしょう。場合によれば、この上昇期間は5年にも10年にもなり得ます。

それ程…今回のコロナ騒動のGDPの落ち込みは、大きな変化だったのです。だからこんなチャンスは、あまりないのです。昔から「ピンチはチャンス」と言います。大きく経済活動が落ち込めば…今度は、その景気の山は、大きくなるのが道理です。

加えて…日本は30年以上の「失われた負の時代」からの立ち上がり局面でもあります。日経平均株価10万円説は、馬鹿に出来ませんよ。

その為には、野村証券の様な銘柄が高値を追い続けないとなりません。果たして、そんな展開になるかどうか…。意外に強いですね。何処かのファンドが、やはり資生堂を買っているのでしょう。通常、大きな資金の場合、早め、早めに仕掛け、下値圏を丹念に拾います。 何故、カタルが「コーセー」(4922)を採り上げているか? ここで少し説明をしておきます。

カタルの日経平均株価10万円説の背景には、人口の多いアジア圏の躍進があります。インドネシアの人口は2億6千万人を超えています。 他のアセアンも比較的人口が多いのです。ベトナムなんかも、そうです。9400万人を超えています。何もインドだけでなく…パキスタン、バングラディッシュも多いのです。その国々は、どんどんGDPが上昇を続けます。当然、女性は、生活が豊かになれば化粧をするようになります。中国がそうでした。

まぁ、時間軸は長い話ですが…このような基礎要素は非常に重要な株価の応援になります。時代背景が、追い風かどうか…あとは企業努力です。つまりカタルは日本市場プラス、アセアンの市場が、日本の市場になると思っています。

だから赤字企業の資生堂を5700円でも買う投資家が居るのでしょう。同じことでコーセーにも注目しているのです。でも…カタル向きではないし、貧乏人には過ぎた選択でしょう。ユビキタスなら100株で8万円、でもコーセーは100株で120万円です。やはり貧乏人は貧乏人らしく振る舞わねばならないのでしょう。それでは…なかなか785円が買えないから、799円に100株の売り物がありますから、この799円で500株だけ買いに行きます。

あれ? タッチの差で100株が買えません。まぁ、指値を用いていれば、誰かが売りに来るでしょう。それでは本日は、この辺でお終いです。また明日。

今、原稿を見直し終えたらようやく799円の500株が買えました。もう一発799円で500株の買いを入れます。今度は直ぐに買えるかどうか…。カタルは常にこうやって実践を通じて相場の場味を確かめています。ハイ、買えました。それではもう500株を入れます。

先日は、こうやって…830円を買い、915円も買ったのです。また買えました。もう一発、入れてみます。もう…原稿をアップする時間ですから…注文を出している時間がありません。このように…カタルはいつも「場味」を確かめて、相場は相場に答えを聞いている訳です。それでは…また明日。



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