09/18

かたる:FOMCを受け、カタルの最初の印象は「便秘」のようなイメージも持ちました。このFOMCの決定では10月の利上げが残り、益々、市場は混迷を引きずるんじゃないか?…との印象を持ったのです。故に、NY市場も、一時200ドル以上も高かったようですが、引けにかけ沈みマイナスになったのでしょう。でも会見内容を読むと、流石に、量的緩和の再開や、1937年問題などの指摘はなかったですが、FRBの意図はよく理解できます。

先ずは、インフレへの懸念ですね。「インフレ率が2%に戻るまで待った場合、そのころまでには失業率が、われわれが自然な水準と見なす水準を下回っていると思われるが、そうした状況になって初めて非常に緩和的な金融政策の引き揚げを開始した場合、(インフレ率は)われわれの目標である2%を大幅に超えて上昇する公算が大きい。そしてわれわれは、実体経済を阻害する恐れのあるような方法で金融政策の引き締めを行わざるを得なくなる可能性がある。これは望ましい金融政策運営ではない。」

しかしこれまでは、米国の金融政策は、米国国内だけの為に行うもの…との指摘が滲んでいましたが、流石に今回は、世界経済の動向を考慮したようです。「FRBは市場の上げ下げに反応すべきではなく、そうすることは明らかにわれわれの政策ではない。だが金融市場で著しい動向が発生すれば、その原因を追究することは、われわれの義務である。もちろん、確実とは言えないが、世界経済見通しをめぐる懸念が、こうした金融市場の動向を招いていると、われわれは考えている。これらの動向により、世界経済見通し、そしてそれがわれわれに与える影響を見極める必要が生じるため、われわれにも関係してくる。」と新興国経済に配慮しています。

マネーストックの残高と変化率の推移
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マネーストックの残高と変化率の推移

先日、バブル崩壊期のマネーストックの変化を見ました。もう一度、そのグラフを提示しましょう。13%台と高いマネーの伸びを、いきなりマイナス圏まで叩き落とす政策を、三重野元日銀総裁は、バブル期に実行しました。その時の発言が「株や土地が下がっても、実態経済には関係ない」と市場を無視した発言です。それに引き換え、イエレン女史は、「世界経済の見通しの懸念は、我々にある」と、問題を認識しています。この意味は1937年問題を示します。つまり、流石、市場経済の米国のリーダーなのですね。危険を認識しているなら、本当は、カタルが昨日述べたように…量的緩和の再開に言及したうえで、金利を引き上げた方が、スッキリしましたね。少し、カタルのイメージとは違いますが、問題認識が確認されたので、やがて市場は落ち着き、ヘッジファンドは、政策の矛盾を突き、株価を更に叩く事は出来ません。此処が重要なのです。

それでは日本市場は、どうなるか? 既に大きなポジション調整の峠は越えたので…次のステップに備えることに成ります。しかし10月の利上げも若干残っており、不安感が尾を引きますから、緩やかな上昇なのでしょう。もし中国株や米国株が、ここから大きく上伸すれば、10月にも利上げを実施することに成るでしょう。でも全般は下値固めだから、その心配はありません。故に利上げがあるとすれば…12月なのでしょう。でもカタルは来年か、あるいは、まったくの見送りも…あり得ると、米国は「偽りの景気回復」と考えています。理由は金融機関の復活がないからです。(制裁金や自己資本比率規制が続く)

昨日、カタルは2014年春のイメージに、今は、似ていると述べています。もう少し、下値圏をウロウロするのでしょう。しかし、もう大丈夫ですね。多くの株は、徐々に上昇するものと思われます。カタルはフリードマン氏が主張するマネタリズム派の考え方です。少し、皆さんには事前の知識がないと…この意味の解釈が難しいからもしれません。此方のサイトを参考にしてくださいね。証券マンは、こんな事は、常識なので必読です。

金融庁が、金利の変動に備えた対応をするように…と、地銀に対し「行動計画書」の作成を指示したようです。この意味は、非常に重要です。もともとカタルは今回の「失われた時代」は、作為的に大蔵省(財務省)が作ったシナリオじゃないか?…とも考えています。だって彼らは優秀で、東大法科のエリートですからね。馬鹿なカタルが気付いて、矛盾を指摘しているのです。それにも拘らず、バカ政策を何年も続けるのは、明らかに何か潜在的な意図が、あるんじゃないか?…と思っているのです。そうでないと、国民を納得させることが出来ないからですね。痛みを伴う改革は、理路整然と理屈を説いても…痛みを受ける人間は、どうしても感情論になります。JAの改革など含め、構造改革が必要なのですね。年金生活者の痛みは、これからですが…。

カタルは、既に壮大な大相場が、スタートしたと考えている訳です。2012年に量的緩和を実施した時から、株価が10倍、20倍に、30倍となる…壮大なスケールの相場です。いろいろ考えると…必ず土地は高騰してきます。カタルは、「ガラガラポン」のリスクまで考えている訳です。故に百姓の友達を作って置け…とも述べてきました。最後はそうなりますね。戦後のドサクサの荒廃ぶりを見れば…明らかです。それほどの国の借金です。この借金を、どうスムーズに国民に、肩代わりさせるか? その為には、様々な仕掛けが必要です。失われた時代は、その演出に過ぎないとの深読みもしています。まぁ、カタルの考え過ぎかもしれませんが…あり得る話です。

まぁ、難しい、訳が分らない話は、この辺にして…。今日の市場は、カタルの第一印象の「便秘現象」の懸念に、過剰反応しています。一時、日経平均株価の下落は300円を超えていたようです。今は、戻り始めているようです。馬鹿ですね。カタルは、イエレン女史の会見を見てヘッジファンドは、下値を叩けないと明言しています。目先の動きに、動揺すべきではありませんね。日本郵政の上場が通常の10月ではなく、11月に設定した理由が相場付きを見ると分かります。

ケネディクスの話を、少ししましょうか…既に市場心理は、完全に弱気に転換しましたからね。今年、ケネディクスは、商業リートと介護リートをスタートさせました。リートはコンセッション(PPP:PFI)のようなものです。あらゆる資産に対し、作成する事が出来る魔法です。金融デリバティブの意味を、理解しないと駄目ですね。ローンにも色んな種類があり、メザニンローンなどのエクイティーに対し、リスクを軽減した商品もあります。シニアローンと言うのは、一般的な銀行融資と考えてください。

例えば、住宅ローンを組む場合、頭金があります。通常は20%程度が妥当な水準でしょう。ただし正社員の場合ですね。公務員などの安定的な職種に対してです。デフレ状態なら不良債権になる確率が高く、契約社員などに融資は実行できません。しかしインフレになれば…多少のリスクを取っても、資産価格が高騰しますから、頭金が少なくて済みますね。更に保証人のような存在があれば、リスクはさらに軽減されます。それがメザニンローンです。金利が高い代わりに、もし返せなくなったらメザニン部分にも、リスクが掛かるのですね。故に保険料として金利が高いのです。シニアローンが3%程度だとすれば、メザニンローンは8%程度の利息を貰えます。頭金のエクイティーは、払えない場合、最初に飛びます。仕組みが少し理解できたでしょうか? 色んな構成があり、CDSなどの活用も考えられます。ローンを纏めてパッケージ化して、1億程度のローンを100本纏めて、総額を大きくして100億円とかに組成して、金融機関に販売しますね。

仮に、金融機能を利用すると、レバレッジを色んな形で掛けられるので…10%程度の利回り物件が、20%にも30%にも化けるのです。金融デリバティブって…凄いのです。この仕組みがリートを通じて、市場化され、一般化して行くわけです。ケネディクスは商業リートの上場に次ぎ、介護リートを発行し、更に先頃、商業リートの増資をしました。200億が、10倍は無理ですがレバレッジの取り方次第で、500億にも化けます。AUMが比較的に伸びる仕組みを簡単に紹介しました。

経営者次第ですが、経済状況に置いて色んな対策があります。一番大切なことは、マネタリーベースの伸び率やマネーストックの話なのです。そうして地価動向になり、賃貸料になります。さらに建設資材のインフレ率も、大きな要素ですね。既に4桁は確定で2000円程度の評価が、妥当株価と考える所以です。問題は仕掛け人の存在なのですね。何れ収益が追い付き、皆が認める存在になります。一株利益が100円台になれば、誰も4ケタの株価を疑いません。たとえマジックを利用しても…です。先取りをするから、先が見えない馬鹿が、株を空売りして、最後の買い手として登場するのです。時代を先取りしない株が生まれないのは、市場が歪んでいるのです。はたして、仕掛け人が登場するかどうか? 年末年始の見所の一つです。それでは、また明日。



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