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人間と言うのはどうしても…自分の考えに「固執」したいようです。昨日も相場観の話をしました。カタルはいつも…未来の株価に付いて考えています。次の相場は、どんなシナリオが市場で選択されるか? 

既に国際優良株と言う半導体などの値嵩優良株の選択肢は消えています。だから余程…馬鹿上がりした「フェローテック」(6890)の空売りを考えていました。この株は先頭を走る企業ではなく「おこぼれ」を享受する会社だからです。 医薬品の後発品メーカー、沢井(4555)や日医薬(4541)のジェネリックのような会社です。会社に大きな魅力は感じないが…そうかと言って悪い会社ではないのです。半導体の出遅れ銘柄です。

人間と言うのは、やはり性格があります。確実に「ユニプレス」(5949)が儲かると言われても…やはり他と比べると魅力に欠けます。だからカタルには、やはり…バフェット流投資は出来ません。いくら商社が割安だと分かっていても果敢に投資をしようとは思いません。地味な値動きが嫌いなのでしょう。常に表舞台に立ち、主役でいたい馬鹿な願望を持っています。その為に常に相場の主役を探ります。

この場面で未来の主役(金融株など…)を取り上げることは出来ません。脇役の選択肢しかありません。全体株の乖離調整と言う「隙間」を埋める作業の相場です。

次の4月からの相場の主役は金融株で決まりでしょう。もうこの路線は確定しているように見えます。だから…銘柄に迷ったら先ずは「野村証券」(8604)か「三菱UFJ」(8306)などの選択肢を考えると良いのでしょう。

NPC(6255)の日足

ですが…この僅か1か月の程の時間も完璧に読みたいと願います。全体相場が低迷しても「仕手材料株」なら、この難局乗り切れるはずです。最有力候補の一つは「NPC」(6255)などですが…仕掛け人たちは、前回の仕掛けで意欲を失ったように見えます。今度こそ…と賭けてみたい場面です。本日の株価は942-772-739-759=537500(9:32)です。

グロームHD(8938)の日足推移

同時にカタル銘柄の「グロームHD」(8938)と言う可能性もあります。この株なら高値を買って、仮に失敗しても…時間経過で、また高値を更新できるからです。本当はロコンドと言いたいのですが、参加筋も弱く、需給バランスも悪く…余程の資金がないと…出番は難しいのかな? 

カタルには一番に見えますが…一般論としては、先の高値を抜かないと難しい。

米国消費関連のF君の日足推移

政策関連では、米国の消費関連の「F君」の選択肢が面白いようにも感じます。今が、まさに「旬」と言う相場の仕掛けどころです。ここから一気に4桁奪回に向けた相場を仕掛けるのが、面白そうですが…僕らは下値を買うけれど、上値はシクシクと売りましょう。「TOC」(8841)のような投資法が、正しいやり方でしょう。

そういえば…ロコンドの下値を買うために、折角、買って実験を始めたユニプレスも僅かな利幅で利食いをしました。野村証券も…売りました。これで…ロコンドの下値を買う準備が整ったのです。貧乏人は、いつもピーピーしています。何か、買いたい株があると、何かを売らないと…株を買えません。

4月以降の話ですが…ここから3月下旬まで国際優良株の中でも数字の合う「ソニー」(6758)などの選択肢はあります。村田(6981)も下値はOKでしょう。ここでは「東芝」(6502)の選択肢が一番、良いようにも思えます。そろそろ関連企業キオクシアの上場が話題になるからです。しかも3350円前後から下値は75日線を下回ります。

ざっと…考えただけですが、色んな選択肢があります。他にも低位配当利回り株のS君も一度、程度なら「立ち上がり」相場を演じる場面があるのでしょう。 何しろ、株価が226円なのに、10円配当ですよ。しかも企業業績は上向きに転じました。自動車と同じです。

UMC(6615)の日足推移

カタルは本日、最後に残ったTOCを売り切りました。本当は持って置きたかったのです。ですが貧乏人の性です。そう考えていた200円台で1万株を買った「UMC」(6615)は、なんと…僅かな期間に株価は900円台ですよ。

どっちが良いのか、分かりませんね。何れ、TOCも4ケタ台に復帰でしょう。本日、僅かな利幅で売ったユニプレスもそうです。貧乏人は目先ばかり追います。困ったことです。僅かな実験も継続できません。

F君は順番が来ていますが、チャートを見ると陰線ばかりでしょう。こういう場面が、しばらく続くのでしょう。だから…じっくり下値で玉を沈めます。時間を掛けて…です。何れ、株価が上がりだしたら…一直線でしょう。

そうして…やっと利食いできた…と喜んで、UMCのように…あぁ、あ~と落胆をするのです。UMCの活躍ぶりを見ると、毎度のことですが…そう感じます。負け犬の遠吠えです。ウォ~ン、ウォ~ン…。

200台の株が900円台、カタルは600円台で、安い…と思って買っていたのです。同じような株価位置の銘柄が、市場にゴロゴロしています。貧乏人の為に、先ほど626円で利食いした野村証券は、もう634円です。当然の帰結ですが…コンチクショウ。みんな貧乏が悪いのです。何故、カタルは、こんなに貧乏になったのでしょう。トホホ…一度、人生から転落すると、なかなか這い上がることも困難になります。出来ることなら「順風満帆」が一番良いですね。

さて愚痴を、グチグチ…述べても仕方ありません。みんな自分の性(さが)の為です。

やはりロコンドが、魅力的に見えるから困ったことですよ。下がらなければ…折角、枠を空けたのに…無駄になります。誰か…売ってくれ、ガンガン売ってくれ!と叫びたいですね。まぁ、そんなに下がったら、また追証になりますが…。神様の裁量は不公平です。いつも思います。なかなかホームランを打てません。いつもシングルヒットのようなイメージです。

折角、信用枠を空けたので…F君でも買おうかな? 

それでは…469円で1000株だけ指値をしておきます。あらら…先ほど売ったユニプレスも上がっています。トホホのカタルは、いつまでも続きます。グロームHDは1755円までですね。仕掛けが入るなら一気に新高値ですから…上値は、かなりあります。しかし上をガンガン買う勇気もないし…かと言って、NPCは、また大名行列の有様です。一番、今の環境に合っているように思えるのに…仕掛け人は居ないようです。

やはり完璧の相場を読もうとするのは、高いハードルです。本日は色んな選択肢を掲げ、相場の解説をしました。高値を買って追証の人は、こんな時に持ち高を適正水準に落とさねばなりません。相場観とか…何より、一番優先されるのは、自分の「力量の把握」です。一夜にして相場と言うのは、ガラリと変化するのが当たり前の世界なのです。だから自分の力量を把握して、無理をせずに、持ち高を落とすことです。これが力量把握の意味です。

いつも…どんな相場観より、最優先される「リスク管理」を怠る人は、最後は、悔いながら死んでいきます。自分は「一所懸命に…頑張って生きて来たなぁ~」と最後は自分自身を褒めて終わりたい。だから常に全力投球です。それでは…また明日。

良いチャートをしている…低位高利回り株のS君です。ですが…高利回りだから、売り場は短い期間なのでしょう。この銘柄は前回の参考銘柄です。

低位高利回り株のS君の日足


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