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全ての条件が悪い方向性に流れ…不可解な現実は理解不能と言うイメージです。昔から…この10月は鬼門です。米国では大幅安に備えるファンドが、ここから更に…20%安を視野にリスクヘッジしています。主だった悪材料は、複合的に存在しています。

米国発は財政問題で予算が議会を通らずに…資金ショートの話。この話は10月中旬がタイムリミットで…18日とも言われています。もう一つはインフレ・リスクが高いのに…10年債金利が上昇せず…この金利高の恐怖に怯え…ナスダックが下値の関門に晒されています。ただアップルやテスラなどを観ると…大丈夫だとも思っていますが、分かりません。カタルが注目している金利高=「バンカメ」株の上昇のシナリオは健在で…株価は高かったようです。

次が中国です。相変わらず…「恒大集団」の話です。他の企業にも波及しだしています。中国では権利闘争が激しく…上海派閥が一掃されそうです。何処も一緒です。この中国に絡み…台湾への戦闘機の数が増しており…米中対立は激化しています。このまま中国が混乱すると、中国は内政問題の不満を外に向けますから…厄介です。戦争の可能性もないとは言えないから…。全ての案件が不可解なのです。

一番はインフレ圧力で金利が上昇しない事です。これはテーパリングの開始で徐々に変化すると思っていますが、その幻想に怯え…ナスダックが早めに下がっていることです。だから実際にテーパリングが開始され、金利が上がりだすと株価も騰がると思っています。

通常の相場は、金利が上がっても株は上がるものです。ところが…金利上昇の影におびえ…株価が下げている不安です。だから「暴落シナリオ」に賭けるファンドが出てきます。このような不可解さが解消されないと…資金はなかなか動きません。

このような現象が、沢山…重なっています。今年は難しいと年初から一貫して述べてきました。最後の関門が迫っているような…「嫌な空気」が漂います。まぁ、カタルの場合、船株で追証が発生しているから…弱気な感情とも言えます。

かみさんから、お金を借りても、借りても追いつかず…昨日は川船を合計で5000株かな?6000株かな? 持ち株を売った次第です。それでも追証なので…凄い下げです。カタルもこんなジェットコースターは経験がありません。上がるときは連日、数百万の利益で…昨日の損金は700万を超えます。まさにトホホです。

まぁ…覚悟して「腹を括って勝負」を貫いた「有言実行」が婀娜になっています。自分自身を縛りましたからね。昨日は、読者の方から海運市況が大幅安している話を頂きました。英文ですが此方です。この情報は昨日原稿をアップした後の11時に頂きました。他にも14時ごろかな?同じ情報を貰いました。ありがとうございました。

同じ内容が本日の海事新聞で報道されています。先ほどヤフーの掲示板を読んだら、この中身が全文掲載されていました。川崎汽船の掲示板で全文を見ました。

川船(9107)の日足推移

これが「効率的市場仮説」です。9月27日の日か…翌日の28日に書いたレポートを見てください。どちらかで書いています。このような大陰線は決して買っては駄目なのです。水面下で知らない情報があり…株価がそれに反応しています。全ての見えない事象も「株価は全てを知っている」と言う仮説です。この仮説を効率的市場仮説と言います。岸田さんは株価の下げを考えないとなりません。政策は株価に影響を与えます。

でもコンテナ船の市況が崩れるのは、前から承知だったのです。調べれば分かることですが…10月になるとクリスマス需要は減ります。毎年10月から運賃は下がっています。基本的に今年は前倒しで注文を受けていましたから、落ち込みはあるのでしょう。スポット価格は、ピーク時の半値程度の契約もあるようです。ですが…もともとコロナ前(1500ドル)から見て…落ちても3倍ほど(5000ドル)で契約されているようです。長期契約の比率は65%程度だと言います。スポットは35%の比率だそうです。

半導体と同じでスポット価格で動く世界ではなく…先日、就航した川崎汽船の自動車運搬船は、全て…事前契約です。今回のゴタゴタが適正利潤での「複数年契約」になるかどうか…。ここが今の船株の焦点です。

もう市況は天井圏の「コンテナ船」より、今は、「ばら積み船」価格に焦点が移行しているのでしょう。カタルは公約通り、短期の雪だるま投資を短期口座で実践しています。故に本日も、商船三井を500株寄り値で買いました。

昨日大引けで…川船を1000株、更に追加で売り売り過ぎたようで…少し信用の枠が空いたからです。他の口座も川船を寄り値で500株、更に300株かな? 買いました。どうなりますか…。株は「上がっても下がっても、どちらでも良し」です。

まぁ追証なので、偉そうに「減らず口」は叩けません。世の中は上手に立ち回ろうとせずに、カタルのような愚直な生き方ものあるのでしょう。事前公約通りです。

でもロコンドも下がり…こちらも追証ラインです。野村もロコンドも船株も追証でみんな追証です。トホホ…まぁ、このシナリオを考えなかったわけじゃ…ないのですが、この性格は「死ぬまで治りません」。だから皆さんは、自分の「力量把握」に努めて…無理をしないことです。所詮は、お金の話です。大した問題でもありません。

人間と言うのは、そんなもので心は動きません。やはり理想を目指す「理念」を共有できるかどうかでしょう。

カタルは「失われた時代」の…他人を誹謗中傷する世界が大嫌いです。他人の「うわさ」などして…いったい何が生まれるのでしょう。そんな奴に心が動かされますか? 

中国が、絶対に覇権を取れないのは…他人の気持ちを踏みにじる行為です。香港の返還の時にイギリスと約束をしておきながら…平気で、その約束を破る国です。そんな信用のおけないような国を、いったい誰が信じるのでしょう。通貨「元」が基軸通貨になる事など、絶対にありません。

でもトランプ大統領の出現で米国も怪しいですね。「貧すれば鈍する」なので、ある程度食えないと…人間は、だれしも犯罪に手を染めますから…最低限の収入は必要です。でもお金は、いくらあっても邪魔にはなりませんが、それ程…使えるものではありません。

本日、英語版でなく海事新聞が市況悪を伝えたことで…船株相場がどう動くか興味があります。

正直に言うと、他の株なんか…あまり意味をなしません。この船株はインフレの指標でもあります。だから本日の三菱UFJはプラスかな? 野村証券はプラスですね。

このセクターと同じタイミングで…活躍するのでしょう。ただ前引けで「プラス転換」をしないと駄目でしょう。毎日、毎日、そう考えて買っていますが…駄目です。そうして…ドンドンお金が減って行きます。コンチクショウ…本物は居ないのかな?

本当は会員レポートで事前に語っている一般論が正しいのでしょう。

9月の配当を取らずに売り…10月中旬から下旬まで我慢をして、また再参加すると言うシナリオです。やはり、この選択が今のところは…一番、正しかったようです。

でも人間は駄目ですね。カタルなどは「有言実行」を拘っています。本物への世界の憧れが強いのでしょう。小手川君のような若造に達成できるなら、プロの俺が出来ない筈がないという事で…彼と同じ投資資金の200万円からスタートした短期口座の運用です。ようやく…9月下旬に…まともな投資資金になるか…と思ったら、また挫折です。カタルの人生は挫折の人生ですね。トホホですよ。

さて船株も落ち着いてきました。仕掛け筋さん、本日はチャンスです。やるなら本日でしょう。果たして本当に…仕掛け人が存在するかどうか…ここから急騰相場に移行できるなら…本当の「仕手戦」が期待できます。 

見てみたいなぁ~。本物の相場を…前戯は終わりです。本番ですよ…の鐘は鳴る。この表現、先日三菱UFJの話で用いましたが、空振りでしたね。

カタルは商船三井を買い始めたのですが、やはり板状況などでは、日本郵船のようです。この船株の水準は8月の増配報道のラインまで株価が戻されました。カタルは初めて入院をして退院をしたラインの株価です。

だからもう利食い玉を持っている人は居ないでしょう。実はカタルは先日高値で売りそびれた船株を、昨日は僅かな株数ですが売りました。あの価格で利食いでした。大半は損切りですが…。やはり株って、分からないものです。

石油資源開発(1662)の日足推移

「石油資源開発」(1662)が高いですね。この銘柄、カタルの推奨株です。この株もインフレ対応の株です。船株もその部類だと思っています。金融もそうです。この繋がりが読者の皆さんは分かりますか? 

株価同士には、「繋がり」があります。その中で市況関連は、値動きが激しいので「博打好き」の心を揺さぶります。今回の開運株…もう開運ではありませんね。悪運株かな? トホホ…カメレオンのように激しく変色すると良いのですが…果たして、どうでしょう。

本日のような環境、冒頭に書いた様々な懸念を払拭できるなら…本物の「仕手戦」になります。もう抜群の「仕手株環境」です。しかも条件は…「五分五分」でしょう。海運市況の読みは、「一時的」…と、多くの人が考えているから、慌てて持ち株を外すから…このような値動きになります。

本当の仕掛け人が居るかどうか…チャンスですが、どうでしょうね。

まぁ、駄目確率が高いのですが…。相変わらずの性格で、困ったものです。「エーザイ」(4523)も8000円を割れて…ロコンドも危うい水準です。金融セクターだけは、株価がもっていますが…「村田製作」(6981)の崩れは…異常です。明らかに…何か、「地殻変動」が起きている現象です。大相場に向かう前に、もう一度叩くのかどうか…。流石の「レーザーテック」(6920)も株価が下げてきました。

パワー半導体の「新電元」(6844)は3770円です。カタル達が仕掛けた株価に戻りました。なかなか…上がり続ける株を見つけるのは困難です。

流石、東芝です。4880円です。カタルは一貫して、今年は東芝と野村証券だけで良いと述べていました。東芝は正解ですが…野村は今一つの成績です。船株の船出は、まだのようです。やはりカタルの幻想に過ぎないのかな?

もっとも…可能性があり、仕手化して…大相場の「先導役」を務めることが出来る可能性を抱いていますが…これじゃ…「アンジェスMG」(4563)なんかと同じ裏付けのない「材料株」の扱いです。まぁ、裏付けがあると思って、継続したロコンドもこの有様ですから…カタルの実力不足でしょう。日経平均株価は840円安ですね。27605円です。

「チヨダ」(8185)と対比した「寺岡製作」(4987)は1円高です。兎に角…TOB対象のような株価水準なのに…お金が動きません。

日本は不安を煽って、飯の材料にする輩ばかりです。困ったものですよ。だから仕手戦の余地があるのですが…本物が居ないようです。9月24日から一直線に雰囲気が変わった市場です。

個別銘柄が、どうの?…こうの?…では、ないのですよ。あくまでも「市場要因」による下げが主因です。

自分の持ち株が悪いから、下がっているとか…この株が大丈夫だと言うレベルではなく…市場全体のマインドです。「ユビキタス」(3858)なども600円を晴れて567円、「テクノスジャパン」(3666)も22円安の570円です。「スカラ」(4845)も16円安の714円です。

つまり「負の連鎖」が市場全体に広がっています。これじゃ…船株も難しいかな? 日銀さんの出番ですが…果たしてどうでしょう。また損切りです。

何時になったら…誹謗中傷の他人批判をしない「寛容な社会」を形成できるのでしょう。他人を責めて…自分を慰めても意味がないのです。早く、寛容な社会形成が実現することを望みます。それでは…また明日。

岸田内閣は、本当に経済を知っているのか疑わしい。彼は所得倍増を述べていますが…本当にその意味を知っているのか疑わしいですね。株にお金が動かないのに…金融所得課税? もう馬鹿以下のレベルです。説明してください。何故、配当利回り5%以上なのに…お金が流れないか? それをさらに絞める?もう…アホ以下です。また政策批判をしなくても、良いような…社会にして欲しいものです。

それでは…また明日。本日は愚痴太郎でした。



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