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不可解な印象は否めませんが「三菱UFJの謎」と共に…「船株の低PERの謎」は封印することにしました。カタルは船株に対し、新しい見方を披露しています。

どうしても市場価格が正しいとすれば…連結会計の概念を変えて考えるしかありません。その為に利益ではなく、実際の配当金配分をベースにPERを試算すると…PERは3倍台です。これなら船株同士の…株価の整合性も得られます。仮に連結会計のPERが正しいなら…日本郵船より、川崎汽船の株価が高いことになります。

しかし実際は日本郵船が一番人気で株価も高いので…配当論理を思い付き、そう解釈することにしました。連結の考え方では…PERは1倍台です。これはどう考えても納得できません。しかし配当基準に変えると…PERはやはり低いのですが3倍台です。しかも日本郵船と川崎汽船の評価が、同じような市場の評価になります。一定の「整合性」が得られるからです。

でもカタルの「心のわだかまり」は消えません。やはり連結のPER評価が正しいと思うのです。その場合は、川船の株価は2万円台になります。だから持ち株数を落として観察銘柄に棚上げしました。

世の中には「不可解な現象」が沢山あります。その矛盾を考えていたら…生きて行けません。カタルの良い所は「パッパラ・パー」です。これが信条でもあります。常に前向きに行動をします。過去の失敗ばかり気にしていたら…前に進めません。

船株のシナリオは200日線の上昇を待つために、「時間経過が必要」だろう…との結論にしました。12月に入ってから…新しい躍動感が生まれるかもしれません。当面はグタグタ…。そう考えています。

ソフトバンクについては…今回は距離を置きます。

1兆円もの自社株買いは「ものを言う株主」エリオットが主張していました。しかし…中国の「共同冨裕」の概念は厄介です。前回は参加したのですが、この方針転換を見定める必要があるのだろうと思っています。株価は需給バランスですから、たぶん上がるのでしょう。10%を超える株を集めるのは大変です。

代わって手が空いていますから…本日より「三菱UFJ」(8306)を買います。既に寄り値で1万株だけ買いました。645円だったようです。株価が下がれば…更に買おうと思っています。この狙いは米国ユニオンバンクの売却利益があり、四季報数字よりかなりの好決算となるのでしょう。更に自社株買いへの期待です。ただし…三菱はシブチンです。

今の銀行は厳しい利益主義に変わりました。通帳の有料化から電子化は当たり前ですが、先日、近くのみずほに行き…記帳してお金を降ろしたら、今度、この店は個人の専門になり、法人は「門前仲町」に行ってください。と言われました。不便ですが…効率化経営の観点では無駄を省きたいのでしょう。

あれれ? 「IIJ」(3774)は凄いですね。株と言うのは、持ち続けても良い場合がありますね。会員の中で持っている人が居ましたが…どうされたか? もう2倍なんてもんではありませんね。

カタルはこのような場合、半分だけ売って、元本分の投下資本を回収し残りの株を残せば…タダの株になるので、ノンビリ…と成長を追えます。現役時代にはそう顧客に勧めていました。成長株投資と言うのは、口で言うのは簡単ですが、実践はなかなか出来ないものです。でもタダなら…倒産しても構いません。お金が必要になった時に売れば良いですね。

本日の日経新聞に「関西スーパー」のイカサマが載っています。

「貧すれば鈍する」と言う言葉があります。人間は追い込まれると…犯罪にも手を染めることになります。だから「格差是正」なのですが…18歳以下の10万円配布で揉めています。日本人と言うのは、浅ましくなったなぁ~と思います。分配ばかり求めるのは…どうでしょう。自分で努力をすれば良いと思うのです。でもどうしようもない時もあります。その困難な壁をどう乗り越えるか?

ちょっと待っていてくださいね。今、三菱UFJが下がって来たので…640円で1万株だけ指値を入れます。買えるかどうか…本日は645円で既に、1万株を買っています。

正直に言えば…株価は上がるでしょうが、カタル向きではありません。爆発的な値上がりは期待できません。しかし読者のメールを見ていると、カタルのようなハイリスク派ばかりではないようです。故に…今後はそちらの銘柄も、カタルには不満ですが掲げます。

デンソーも、何れ…1万円台になると思っています。ただ、面白くはありません。ソニーも値上がりを続けるでしょう。やはり面白くありません。でも…ね。多少…カラーを変えた話題も提供するように努力します。しかし、もともと…カタルは博打人間です。

ハイ、640円の三菱UFJを1万株、お買い上げです。次は635円かな? まぁこれだけ大型株になると、簡単に株価は動きません。ついでに…野村証券も少し触れましょう。こっちも配当利回り株ですから、今はどんどん上がりません。たぶん来年です。

皆さんが、期待するような値上がりはありません。今は、この株価で値固めです。予期せぬ損失を出しています。立て続けに…これだけの損失を出して…呆れる厚顔の経営者です。でも自社株買いは評価できます。カタルなら借金をして自社株買いをするところですが…金融は自己資本比率規制があります。難しいですね。

先ほどの「貧すれば鈍する」の続きですが…東京機械にしても、東京地裁の判断は間違っています。過去「ブルドックソース」がそうでした。あの時も「ものを言う株主」の株主権利を認めなかったのです。こんな不公正が横行したために「失われた時代」が長引くのです。村社会論理です。

しかし…東芝の解体を観ると分かります。結局、無駄な抵抗の成田闘争をしても、時代の変化は変わりません。条件闘争をしても時間の無駄です。それなら…新しい考え方が不満でも…受け入れて前に進むしかありません。

今回の船株相場は「一世一代」のチャンスかな?…と思って取り組みました。敢え無く…その夢が打ち砕かれ…情けない思いです。しかし…まだ諦めたわけではありません。

このような馬鹿運賃が発生する理由は、単に需給バランスのミスマッチだけではない可能性があるのです。しかし…カタルの漠然としたイメージが明らかになるのは来年なのです。そう考えると、ここで調整を長く入れた方が自然なのです。故にクリスマス説を…何人かの方にメールした次第です。もし…カタルが「仕掛け人」なら、その時分から再開します。

当然、カタルとは別の考え方の人も居ます。だから分かりません。世の中はいろんな考えがあります。自分が正しいと思って行動をしますが…今回のように、仮説を破られることは良くあります。その時は仕方ないから、その現実を受け入れるしかありません。

持ってないですが…ついでに「エーザイ」(4523)です。これも船株同様に…博打株として、仕手化を狙って敗れたケースですが、申請していた「アデュカヌマブ」の国内認可は「結論が出ず」と…棚上げになったようなニュースを何処かで観た記憶があります。

ですが…株価は底打ちの可能性が出てきました。まだ分かりませんが…たぶん、この辺りで止まるのでしょう。一度、このような調整が入るとなかなか大変です。通常は…2年間と言われています。

さてチャート論を、少し披露しましょう。本日2万株買った三菱UFJの今後の展開です。

本当は野村証券も、このような展開になると…昨年末に考えていたのです。しかしアルケゴスなどの予期せぬ事態が発生しました。今後も、このチャートは良く出ています。だから覚えておきましょう。

三菱UFJクラスの株になると、簡単に株価は高値を追えません。何故なら、潜在的に利食いできる人が大勢いるからです。300円台の株を持っている人も居るでしょう。故に大型株ほど200日移動平均線は、重要度を増します。ただし…相場の末期は違います。本当は、野村証券のイメージも、こうなる…筈でした。人生はままなりません。

三菱UFJ(8306)の日足推移

3月の高値を6か月間かけて、時間調整(aのボックス相場)したわけです。そうして一旦、9月に660円の高値を奪回して、その後、もたついています。

この「保ち合い場面」が買い場になります。9月の高値を見て、その後の下げを、しぶとく…沈潜することです。個人相手の証券マンなら100万株程度を全顧客に進めます。そうして…まもなく、またこの688円を抜きますから、そこで追加の買い増しをします。事前に…更に「買い増し」の話を顧客にしておきます。

ここでカタルガ言いたいのは、このようなチャートは「定番」の形です。綺麗な三角フラッグを形成することもあれば…今回は少し弱いかな? でも…たぶん年末までに株価は700円台に突入するでしょう。

せいぜい…このクラスになると、その程度でしょう。分かっていても…あまり力が入らないのはそういう事です。でも確実でしょう。このチャートの形、前の高値を更新した「もたつき場面」のbの局面は、たぶん、かなりの確率で儲かります。特に名目時代が確定したのなら…絶対に近い確率でしょう。安心して…いくらでも買えます。

でも春の野村証券のような不慮の事態もあるから、株式投資は、いつも…「真坂、魔坂、まさか」の事態を想定して…慎重に取り組みましょう。

そうだ…最後にカタルは文化の時代の華が開くと思っています。日本には残念ながら候補株が見当たりませんが、韓国のBTSの取り組みは興味があります。関心のある方は読まれておくと良いでしょう。何しろ…この「 HYBE」は 1兆円を超える時価総額です。

それでは本日は、この辺で…また明日。

今、読み返していたら…三菱UFJは636円台です。それでは…もう1万株、今度は635円で買いを用います。何しろ…船株は川船を3000株だけ残し…離脱しました。



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