チンプン・カンプン

今日は成人式だそうですが…東京は曇り空で、雨が降りそうな天気です。昨日の晴天とは違います。最近の原稿は、一般的でなく…昨日のレポートの出来はイマイチでした。分かりにくかったように感じています。基本的に…カタルの「頭の中身」の考慮中の状態を整理するために、原稿を書くこともあるから…完成形ではありません。まぁ、ニュアンスが分かれば、それで…「良し」でしょう。

レバースレポの取引額の推移

カタルは、米国の金利上昇は事前に把握しているところが多く(だから200兆円規模の短期資金のお金が寝ています。=レバースレポの話)、ほんの一部の連中が対処不足なのか…、あるいはヘッジファンドが、自らが、株を安く買うための「売りの演出」でしょう。ナスダックの500ドル安(1/5)はそういう事です。むしろ…大きくのヘッジファンドは、下がったら買う体制の所も多いと思っています。これは、今後の株価を見ていれば…分かります。

でも…リーマン後の米国株は、休みなく上がっており、基本的に「相場は疲れています」から、どうしても…全開と言う訳ではありません。

米国10年債の利回り推移

この「低金利」は、「歴史的な低さ」ですから、最初の壁の3%程度の金利水準は、難なくこなす(超える意味)でしょう。むしろ…5%程度になったら、どうなるか?と言う時代になる可能性があります。

米国10年債の月足推移

この金利の「大きな流れ」を観ると、今度は…金利が数年間に渡り「上昇時代」を迎える可能性があります。カタルは、「電子マネー」の時代になって、ドルと言う基軸通貨が崩壊する可能性を「次の壁」として、捉えています。この基本構想は前から存在しています。基軸通貨の崩壊です。この時は大きなパラダイムショックですから、株価は激変をします。だから…この動向には「注意が必要」です。

こんな下地があるから…トランプ政権誕生の「米国第一主義」が、その予行練習なのでしょう。だって…米国が「世界の警察官」を止めるなら…ドルを基軸通貨にしておく必要はありません。この絡みと…アップルの時価総額3兆ドルの現象は…基本的に「同じ時代の流れ」へ繋がっています。国家と言う意識を、我々人類は、いつまで持ち続けるか? 

言葉の壁もどんどん消えていき…最近では「翻訳アプリ」も優れているようです。会話もスマフォで、簡単に翻訳して喋る時代になるでしょう。

故に、脱炭素化をはじめ、「国際ルール」は守らねばなりません。日本の独自ルールなどは意味がなくなります。早く政策指導部が、日本独自の規格を作るのではなく、汎用品と言うか…世界で使われている商品を利用すべきです。無駄なお金を使うのではなく、もっと賢く立ち回る必要があります。その意味で…マイナーカードの普及率をあげる政策などを、最優先にすべきですが、本日の新聞では「後回し」になっています。官僚政治らしい対応です。(自分達の仲間が食うための時間稼ぎ)

むしろ…こちらの記事、これは凄いです。こういうアイディアを応援する政策をすべきです。日本郵船の取り組みはナカナカです。

カタルは、アジアの商業圏を活用する企業が、これからの注目材料として「ニュースの選択肢」に、加えています。だからネット検索して、関連する記事を見つけると、その記事を丹念に読み、このような作業を通じて、更に…「選りすぐった」ものを、レポートでも紹介するように努めています。

新聞の発行部数の推移

でも新聞屋の現状は此方です。この表を観ると衰退するメディアは、早く方向転換を図らないとなりません。

昨日の「老人ホーム選び」の話も、そうですが…自分が決められるうちに、自分自身の「身の振り方」も考えないと駄目なのです。ところが…多くの人は、実際に困った現実に直面してから、「困った。さて、どうしよう」と、泣きつくのです。日経新聞は、思い切った選択が必要な時代になっています。どうするのでしょう。見ものです。

予算が削減されれば…記事の中身も劣化します。当たり前です。日経の「陳腐化」は、今に、始まった話ではありません。

株式相場の解釈など、ずいぶん…カタルの目から見ると「杜撰」に映ります。だから日本が「失われた時代」の選択になったのでしょう。こんな成田闘争(時間闘争)のようなやり方は最も非効率です。未だに「教育制度」は手付かずです。課題は、多くあるのに…成田闘争は至る所にあります。

「電子カルテ」一つとっても、なかなか…完成出来ないのです。先ほどのマイナンバーカードの活用の話です。もう狂った官僚政治です。今回の岸田政権で「改革が後退」しなければ良いのですが…非常に危ういと思っています。

昨日、紹介したS&P500種の平均PER21.25倍で、日本株は13.96倍の意味は、国家の「潜在成長力の差」が反映されているのです。分かりますか? 日経新聞で書かれている「実質金利の話」ではありませんよ。永井さんは、もっと勉強をすべきか…。あるいは「確信犯」で記事を「捏造」しています。官僚はこのような作為的な誘導を良くします。

先日の「1億円の税収の壁」から、金融所得の増税の話は、そういう誘導です。あれは確信犯の「アドバルーン記事」です。世論の反応を観る為、官僚筋が新聞記者(メディア)に書かせた記事でしょう。こうやって…官僚は、世論を徐々に誘導するのですよ。

ようやく…民間企業の内部留保484兆円が動き出しているから、カタルは「株主還元」相場と「設備投資」相場の「本流の流れ」…これに個人の現預金残高1072兆円が動きますから、配当性向などの話をしている訳です。

闇雲に…株式相場の背後に流れた「潮流」の話をしている訳ではないのです。

日経新聞には、そんな解説は、全く載ってないのです。本日の新聞は「実質金利」の話を書いていますが、何か…チンプンカンプンです。過去の説明に留まっています。

永井と言う記者は、結構、いい年齢だと思いますが…頭でっかちの印象です。この解説では米国の長短金利のスプレッドが開くと、日本株投資が増える解説に見えます。つまりイールドカーブがスティープ化するかどうか…なのでしょう。今の長期金利の上昇が定着するかどうか…ですね。そのような連動性が、過去のデータから推察されるのでしょう。

カタルの基本構想は、動かなくなったお金の動きが、実際に動いている様子を伝えています。デンソーのレポートは、そういう事例です。何しろ…内部留保だけではなく、自己資本を削ってまで…株主還元と設備投資をすると述べているのです。実際に1000億円の自社株買いをして、投資にも積極的になっています。

だからカタルは「日本株は早晩3万円を奪回する」と述べています。こんな米国株のフェイントと言うか…。目先の需給調整で…日本株高は、覆りませんよ。

日本製鉄の行動は、多くの人に影響を与えます。実際に東京製綱のTOBから、日本製鉄OBの田中会長の首をとって…東京製綱は既に本社の移転をして、「DX投資」を始めています。この行動は、村社会から決別して…「設備投資をしている」様子を示しています。

だから「テクノスジャパン」(3666)は、直接的に関係はないでしょうが…必ず、株価は時間の問題で、4桁復帰から…昔、進めたことがある「NSW」(9739₌株価は500円台から3000円台へ)のような展開を歩むのでしょう。単に時間軸の話です。

三菱UFJ(8306)の日足推移

今は米国金利の「上昇度合い」が、相場の焦点になっています。この影響を受け、お金が市場で動いています。三菱UFJの出来高が「1億株を超え」たのは、そういう事なのです。この米国金利の「上昇度合い」が早ければ…三菱UFJの株価は一気に900円台の前の二つの山を越えることになります。936円を奪回して…リーマン前の高値である1950円の奪回です。だからカタルは米国のバンカメ(BAC)の55.08ドルの高値奪回が焦点になっているから、度々…このレポートで、バンカメの株価を紹介しています。

三菱UFJの月足推移

いちいち…レポートで採り上げている理由を説明していませんが、背景にはいろんな意図があって…レポートが構成されています。

アーク・インベスト・マネジメントを率いる著名投資家のキャシー・ウッドが率いるETFの話を登場させているのは…彼女の意見が、未来社会の代表的な意見だからです。ソフトバンクの孫さんと、同じことを述べているのです。共通する流れです。時代考察が、確り…出来ている人と、時代の流れが、理解してない人では、運用成績も変わります。こんな事は常識です。

でもタイミングを読みは、なかなか…難しいのです。時間軸の話です。

まぁ、分からなくても良いから…毎日、カタルレポートを読んでいれば…日経新聞のアホ記者より、ずっと自分の知識が上回るでしょう。何しろ、僕らは実践家です。実際に行動をして生きた学問を学んでいます。机上論と違うのです。大学で教えている先生の多くは「机上論」です。評論家レベルの話です。そんなものは、実際には役に立ちません。基礎知識の一つです。

やはり「実践に勝るものはない」のでしょう。その意味で、やはり…小手川君の実績は凄いのです。200万円足らずのお金を、数百億円レベルに育てたのは…ナカナカの器なのでしょう。しかしバフェットは時間軸が違いますが、世界は「兆円単位」です。ソフトバンクの孫さんも…凄い実力です。たった1億円の「幸運の女神」を捉まえたのです。シャープの佐々木さんの存在が、あっての神話です。

会員レポートと合わせて読むと…理解が進むと考えています。会員の方は「貨幣乗数」に拘った原稿になった意味の理解が、進むのでしょう。お金には「生きたお金」と「死んだお金」があります。「絵に描いた餅」では、意味がありません。

それでは本日はこの辺でお終いです。また…明日。



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