相場の楽しみ方

今日はトヨタがロボット市場に進出する話が、日経新聞に載っていました。カタルは前から日本の自動車産業は、もう自動車生産を後進国に譲り、ロボット生産を主体に業態を変化させるべきだと述べています。問題はソフト分野です。IBMのワトソンが技術的にかなり先行しているのではないかと思っています。

昨日、読者から情報提供を頂いたユビキタスの説明会を聴いていました。そのなかでクラウド上のネットワーク化は、協業がベストシナリオだ…と長谷川常務は述べていました。おそらくユビキタスは車載器の開発を進めるに辺り、様々な異業種とのノウハウを蓄積しているのでしょう。

最近は、車のネットワーク化やAI化が求められ、自動車産業の「ものづくり」とは違う知識や経験が求められます。各社が同じような仕組みを競っており、この開発競争に勝つために、一から人材を育てる時間がないのでしょう。故に、それぞれの分野のトップ開発者が集められ、それを纏める力が求められます。

カタルは今回の説明会を聴き、ユビキタスは…ひょっとすると、大化けするかもしれない。と言う淡い期待が再び増幅しています。株と言うのは、様々な要素が揃わないと…なかなか良い相場になりません。一番は「時代の背景」ですが、それだけの条件では、株価は、なかなか上がりません。企業業績の変化率、相場環境、将来の夢と…いくつかの複合的な条件をクリアして、尚且つ、最後は、やはり「運」になります。

ソフトバンクの孫さんが、ボーダーフォンを買収する時代的な背景を考えると…最後は「運」がものを言う事が、分かると思います。時代的な金融環境の背景なども問題になります。此方の日本テレコム時代からの変遷(沿革から出資会社の変遷)を読まれると、カタルが述べている意味が、より一層、理解が進むでしょう。技術変化と時代の波ですね。多くの人は、簡単に相場が上がると思っているかもしれませんが…仕掛け人達も、相場の出来、不出来は、環境に大きく影響され分かりません。故に…加藤あきら氏(誠備、黒川木徳の歩合セールス)は、相場に取り組みにあたり、良くお参りをしていました。彼の失敗は、中身のない銘柄を、採り上げたことです。まだ、蛇の目など…資産を持っていた会社の方が良かったですね。

今、話題のソフトフロントの親会社である「OaK キャピタル」の竹井さん(博康の親父である博友氏)は、この点が、加藤さんとは大きく違います。資産を持っているヒラボウを買収し、その資産活用から資金を生み、現在は投資会社をしていますが、昔は地産グループです。つまり現在の竹井博康氏は、二代目になります。親父の博友氏はカタルが現役の証券マンの頃、仕手筋の資金元として、よく話題に上っていました。彼は優秀で明治大学を卒業し読売新聞社に入り、その後不動産業に転じます。光進グループの仕手戦、国際興業の売買で55億円の利益を隠したとされ、34億円の脱税容疑で地検に逮捕され、懲役4年、罰金5億円の実刑判決を受け収監されました。まぁバブル崩壊で…地産グループは2002年に倒産します。博康氏は博友氏の次男だそうです。

企業経営も難しいですね。時代の読みが相場と同じで、欠かせません。シャープの亀山ブランドは、一時、大成功を収めましたが…このエコ減税の活用と言う一時的な利益が続くと…当時の経営者は考えたのか? 追加で建てた堺工場の進出が、今回の挫折の原点です。その点、ソフトバンクの孫さんは、機敏に動きます。旺文社から朝日放送の株式を手に入れ買収に動きましたが…村論理に上手く対応し、鉾を納めました。フジテレビの買収問題でのライブドアの堀江さんとは…対応が違いました。

この際どい…時代の端境期の読みが、事業の成功と失敗を分けます。相場でも同じことです。カタルの場合、この引け際が…どうも苦手のようです。自説に拘りますからね。成功と失敗の見極め処、岐路の選択が…その後の時間の流れを大きく変えます。

今回の場合もそうですね。イギリス離脱を受け、どう対応するか? 確かにメディアが煽るように…スコットランドの独立問題や、フランスなどのテロ被害国は、離脱も考えられ選択は割れます。火種は残りますね。米国大統領の選択が、トランプ氏になると…隣の浜ちゃんなんかは、直ぐに、「ヒトラーの再来か」…と、最悪シナリオを連想したそうです。

パラダイムショックは、時代の端境期に生まれます。人類は今、スマートコミュニティーと言う新しい世界を前に…大きく揺れているのだろうと考えています。逆を言えば…大きなチャンスが、此処に存在するのでしょう。時代に翻弄され…揺れ動く浮き草人生か。それとも時代の開拓者として、ラッセルを続けるか…。

時代を考えながら…実際の市場展開を眺めると、色んな現象が見え始め、また面白いと思います。相場の楽しみは…自説の検証と未来予測なのです。カタルは、株が好きで…好きで、この一生を捧げてきました。最初は、どうしたら儲かるか…と言う視点だったのですが、その内、世の中が本当に良くならないと、みんなが幸せにならないことが分かります。

故に、「コンセッション」や「キャッシュレス社会の構築」と言うテーマに行き着きます。読者はせいぜい最大で、1万人程度でしょうが…、皆さんが、周りの人間に影響を与えれば…どんどん輪が広がり、やがて大きな流れが生まれます。今日は、出光興産と昭和シェルの統合を巡り、百田尚樹さんの「海賊と呼ばれた男」が、日経新聞に紹介されていましたね。このような戦後、第一世代の戦争体験者が、日本の礎を築いてくれました。

我々は、彼ら先人達が築いてくれた道を、更に整備して拡張しなくてはなりません。決して、けもの道のように廃れさせてはなりません。早く「名目の世界」が、確実に訪れることを望む次第です。



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