政策と市場のギャップ

先ずは、やはり…日銀のETFの購入でしょう。非常にビックリしました。もともと…カタルは38915円をバブル期の高値を超えるまで、「日銀は手を緩めるべきではない」と言う意見です。何しろ…33年の歳月です。国民が「政策不信」に怯えて…個人は、現預金残を1072兆円、企業は、内部留保を484兆円も、貯め込んでいるのです。この数字は異常です。

失われた時代の「弊害」が、如何に大きいか…認識がないにも程があります。だから官僚傀儡政権の岸田総理が、金融所得課税を、「新しい資本主義」だとか…なんとか…と嘘を言い、「1億円の税収の壁」の嘘を言い…一般に広く課税をしようとする行動が奇異に映ります。まるで…失われた時代の反省もしない奴が、また主導権を握ろうとするのです。

岸田さんになって、メディアはすっかり「応援派」に回っています。同じ仲間ですからね。日経新聞もNHKも、日本を駄目にしたメディアなのです。もし…正しい政策を実行しているなら…とっくに株価は上がっています。33年も高値を奪回できないのは、何処かに「歪み」があるのです。

これから「歩けない老人」の孤独死も、どんどん増えるでしょう。介護付きの有料老人ホームに入れる人達は、ある意味で、「社会の成功者」です。多くは…特養の人間動物園行きです。教育問題も多くの課題があるのに…株価、ひとつ高値に出来ない政策は、悲しい現実です。日本の競争力が強いから、プラザ合意になったのです。今は競争力を失い…どんどん円安が進み「負け組」の物価高になりつつあります。

この後はガラガラポンなのです。

予てから主張しているような末期現象があります。何も、アルゼンチンやトルコの混乱を笑っている場合ではありません。辛うじて…黒田総裁は危機感を持っているように見えました。簡単な事なのに…黒田さんの「今の使命」は「貨幣乗数」(信用乗数)をあげることです。動かないお金を「動くお金」に変えるのです。それは未来に希望を与え…安心な社会の構築で実現します。

もう一つが、米国の12月の「小売」売上ですが…解説をすると長くなるので、リンクだけ張っておきます。自分で考えてください。時間があれば、カタルも解説したいのです。非常に重要な「未来の要素」です。つまり…株価を考える上での「材料」です。今の相場の焦点に関連するので、自分で独自に分析をしなくてはなりません。報道を読むうえで…昨年の消費者の「行動環境」を考える必要があります。コロナで、サプライチェーンが混乱して「もの」がない報道が一般的でしたから、前倒し行動になっています。更に在庫の考え方がヒントです。

さて…カタルはこれから、出かけるので急いでいます。この日銀のETFの買いと米国の小売売上の話は、重要な材料ですから…自分でその意義を考えましょう。

話を変えます。

さくらレポートは、日銀が3か月に一度、地方支店からの報告をもとに全国9地域の経済情勢をまとめた地域経済報告の事ですが…この1月に発表された内容では全9地域すべてで景気判断が引き上げられたそうです。この現象は「2013年10月以来」との事で、今回は個人消費も2005年の調査開始以来、「初めて」…全地域で判断が引き上げられたそうです。

基本的に景気循環は「上昇波動」と思って良いのでしょう。ここに今回は、オミクロン株が発生している訳ですが…気になるは「社会インフラ」の体制維持です。

交通網やごみの収集など…。カタルは好きではないのですが、小池百合子が述べた耳慣れないBCP(事業継続計画)と言う概念が、必要だと彼女は会見を開いていました。この話を聞いて「なるほどなぁ~」と思いました。流石、小池百合子です。ブレーンがきっと優秀なのでしょう。彼女は、やはり…なかなかの素質です。都知事が指示すべき事か…どうか分かりませんが、今回のように「注意喚起」を促すことは必要です。

まぁ東京の社会基盤が、正常に動くことを願っています。医療体制も、品物など…も、スーパーに行っても、ものが「陳列されてない」ようでは困ります。パニックになります。

カタルは小池知事の会見を聞き…彼女を見直しました。「脱炭素化」もそうですが…「EV」もそうです。基本的に、やる以上、細部の検討が必要です。今回のサプライチェーン問題もそうですが…行動を起こすと、社会に、どういう影響があるか? 事前に考えないとなりません。 

メディアもそうです。

こいつ等は視聴率争いですから、常に「誇大表示」をします。でも…上に立つものは、その影響を細部にわたり…検証して政策を進めるべきでしょう。脱炭素化の弊害も大きくみられます。未だに物流網は問題を抱えているように見えます。

市場原理と言うのは、必要なところに、お金や人が集まり…進化を早めるために、市場が存在します。市場と言うフィルターを通して…その真価を問います。正しい進化なのかどうか…市場が判断をするのです。

だから…今回のテーパリングから、利上げ観測報道に「右往左往」する必要はないのです。利上げが…「株安」を生むのではありません。的確な金融政策が求められているだけの話です。もし事前観測が間違っているなら…市場が反乱を起こします。

最近の株価が揺れているのは、市場に「方向転換の流れ」が起きているので…その準備です。株価が大きく揺れるのは「未来の判断」が難しいからです。株価が下がるという事は、何処か、予定されている政策が間違っているのでしょう。正しい政策なら…株価は動揺せずに上がり続けます。

テーパリングからの利上げは、一昨年からの事前観測なのです。

問題は、その移行スピードです。カタルは、株式市場を観て、長く…「難しい相場」と一言で片付けてきました。昨年の春には警戒をしてお金を引き上げた程です。その一番の理由は、インフレが生じているのに…なかなか金利が実際に上がらないのは「おかしい」と思ってきました。何故、金利が上がらないか? 

FRBの政策が、過度に緩和状態の為です。故に雇用は改善しますが、FRBのもう一つの課題である「物価の統制」が、おかしくなっていました。ほぼ半年程度…テーパリング宣言が遅れたと思っています。

最初は、今年6月に緩和縮小が完了する予定でしたが、3か月…早めました。でもテーパリングの開始が遅れましたからね。あまりに遅いから、カタルは中国との「戦略説」を疑うほどでした。作為的に遅らせた可能性があります。

この遅れが、「過度の引き締め圧力」になって、市場に圧力が掛かりますから…最近の米国株の動向が不安定なのでしょう。ですが…既に「市場」と「政策当局」のギャップは消えつつあります。時間軸の問題だけなのでしょう。

みんな(市場参加者)の対処が済めば…それで大丈夫なのです。この辺りの市場と政策のアンバランスの修正は、「認識」が生まれると…ギャップの「縮小」が始まります。

先日のナスダックの500ポイント安のような動揺は「一過性」のものです。ただ金利が上がると、必要経費が多くなり…収益が圧迫されます。でも売上高営業利益率が20%とか30%とか言う企業にとって、3%程度の金利は、全然…負担になりません。

だから…こんな現象は「行き過ぎている」のかもしれません。彼女が抱く未来図は正しいのでしょうが…時間軸がズレているのでしょう。彼女もFRBと同じで、物価上昇は一過性の動きとの認識でした。カタルは、スマフォ一つ、上手く使いこなせないし…なかなか時代対応が出来ているとは言えません。未だに携帯料金は高いままです。

新しい未来社会の到来に、我々の世代は、戸惑いを覚えます。

何しろ…ネットの第一世代です。ビルゲイツも孫正義も、同じ時代の生まれです。日本の場合は米国のようではなく…オンライン診療をはじめ、電子カルテも一般化されていません。まだマイナンバーカードを保持してない国民も多い筈です。全てマイナンバーカードに統一すれば良いのです。キャッシュカードもクレジットカードも、それぞれの…会員カードも…。中国は、ある意味で合理的な仕組みです。やはり「勝ち組」の可能性があります。米国のワクチン接種率を観ても分かります。

勝手気ままな…自由が良いのかどうか…。難しい判断です。そろそろ時間です。そんなわけで本日は、「日銀のETF買い」と「米国の小売売上動向」と「さくらレポート」の8年以上の改善状況に「BCP(事業継続計画)」の話を交えて…金利が上がるから株安になるのではなく、政策の「浸透度」を市場が表現をしています。この辺りの解釈は、素人には理解が難しいかもしれません。

「キャシー・ウッド氏のファンは、その忠誠度を試されている。」と言う報道は、既に、かなり…このシナリオを市場が織り込んでいるという事です。ニュースの観方を自分で知らない人は、報道に踊らされます。皆さんの知っていることは、全て市場は、あなたより前に知っており…事前対処が進んでいるのです。だから利上げは、恐いものではありません。それでは…また明日。



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