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今回のドタバタ劇場には、振り回されてばかりのカタル君です。高値を買っては下値で投げ、その繰り返しばかりを演じています。カタルの場合、常に目一杯を信条に生きていますから、信用枠も最大限の30%ギリギリの運用です。故に…株価が下がると、すぐに追証懸念が発生して対処します。

何故、こんな事をしているか? 常に「自分を追い込まない」と高いノルマの達成は不可能です。だからいつも…自身の限界に挑む訳です。カタルの好きな言葉に「挑戦」と言う言葉があります。誰も危険がある為に「踏み込まない領域」でも可能性があるなら、果敢に挑戦をします。

そうして自分自身のレベルを、更に一段、上に高めようとしています。馬鹿はバカなりに一所懸命に生きています。

三菱UFJ(8306)の日足推移

勿論、それぞれ…読者の皆様は、カタルの考え方を強要するものではなく、選択肢は色々提示しています。ピッタリだったようです。「三菱UFJ」(8306)を、今回665円で買ったタイミングは…。この日の安値は655.2円ですから、絶妙なタイミングでしょう。

この日の出来高は101462700株で…少し膨らんでいます。基本的に「インフレリスク」は、今年一杯は、確実に進行します。

インフレに対応するためには…基本的な経費(金利)をあげて…低い効率の企業を淘汰して、経済活動を制限します。日本の村社会論理は、此処が間違っています。変革をしないで…現状維持の低い利益率の企業も残そうとします。(雇用優先の総資産経営です)その結果は、トップも疲弊した事実が、電通の高橋さんの自殺ですよ。官僚は頭がいい筈ですから…無駄な抵抗は止めて…社会変革を促さねばなりません。森・加計問題や地検改革の黒川さんの事件は、そういう戦いなのです。

話を戻します。だから…「インフレ対応」は続くから…基本構想としては、ARKKや「ソフトバンク」(9984)にとってはマイナス要因で、資産インフレの銀行、証券、不動産はプラスです。故に…マザーズ指数は、FRBの方向転換により、昨年の10月末から角度を変えて、下落を続けています。

こういう基本的な概念が理解できないと、株式投資では成功しません。

しかし2月に入り…カタルは異常に「下げ続ける」これら銘柄は、「上がる場面が来る」と述べていました。しかし予想に反して…ウクライナ侵攻になり…より一層、エネルギー価格上昇からインフレ圧力が増しています。

このような混乱が、輪を掛けて…全体相場を押し下げました。「スタグフレーション」懸念です。インフレが加速して尚且つ、景気も失速するというパターンですね。しかしこの懸念は「杞憂」ですよ。

何故なら…技術革新は進行し、更に米国では、これから昨年バイデンが決めた経済対策の実行でインフラ整備が進行します。これに加え…基本的に中国依存のグローバルゼーションが衰退をして「国内回帰」になっています。半導体の安全保障問題を観れば…この流れは明らかです。だからTSMCの工場建設は、日本や米国で進展しています。さらにテスラの電池工場であるパナソニックは、米国で工場の新設に踏み切ります。

つまり…スタグフレーションなどと言う見方は、「杞憂」のバカ論理です。

原油高と騒ぎますが…米国は、ウハウハですよ。ロシア産原油の禁輸処置に踏み切るのは当然です。しかしドイツはロシアにエネルギーの55%を依存していると言われています。メルケルは、安全保障の概念が欠けており、脱炭素化で…原発も廃止、天然ガスに依存していました。しかしフランスは原発大国です。

千代田化工建設(6366)の株価推移

当然のことですが、ここで直ぐに「千代化」(6366)や「東京電力」(9501)の発想も浮上します。ただね…「時間軸」の問題があります。

東京電力(9501)の株価推移

カタルも初めての経験で驚いたのですが…気にせずに使っていた電気料金でしたが2月の引き落とし額は、なんと49610円でした。初めての経験です。普通の家庭で1か月の電気料金が5万円近いのです。

原発を稼働させるべきです。東電を始め電力会社は、この機を逃しては駄目です。「チャンス到来」です。しかし東電も他の電力会社も、馬鹿ばかりが上におり…なかなかメディアを使ったキャンペーンを始めません。本当に…もう日本は、馬鹿ばかりが上に居ます。だから株価が低迷しています。

千代化だって…シェールガスの開発が進み、ドイツも、中東も…至る所で好採算の工事が始まりますから、株価は騰がるでしょう。チャンスです。でもいずれも…時間軸の問題を抱えています。昔…日揮を薦めた時に、1年間、待たされた記憶があります。

このような連想ゲームを「市場の整合性」と言い…ここに現実の株価動向を合わせて相場を考えていきます。

昨日も多くの方から…カタル同様に「マザーズ指数の逆襲」の支持メールを貰っています。そうしてBASEの株価予想をします。しかし…カタルは市場原理主義者ですから…一応、自分の考える自説はありますが、そんな事に拘りを持ちません。だから昨日はBASEを15000株買って、観ていたら追証の懸念が生まれたので…仕方なく大引けで1万株を売りました。だから、つまり5000株だけの買い越しです。相場に逆らわないのです。

野村証券は、この下げで1万株を投げています。仕方ない…雪だるま投資は、「長期の株価上昇」には、威力を発揮しますが…こんな相場では駄目です。

常に…市場の動向に流される「海に漂う海藻」です。

良く…株価の行方を質問されますが…そんなものは意味がありません。誰も神様でない限り…株価など分かりませんよ。誰が株を買うか? なんて…他人の気持ちが読めますか? カタルは、かみさんの気持ちの変化も、なかなか…理解できないのです。女の気持ちは分かりません。全く不可解な動物ですよ。感情で行動をするような傾向があるようです。カタルのかみさんは音大出ですから特別そうかもしれません。

つまりカタルが言いたいのは、「株価の行方」に、左右されない投資を身に付けようという話です。既にカタルのレベルは、市場環境が良いなら、必ず儲けられます。

しかしこのような逆風には弱いのです。今、BASEが寄りました。383円です。この水準で5000株を買い、更に「メルカリ」(4385)の利食いが効いたので…もう5000株を381円で買いました。昨日は360円で1万株を売ったのです。また安値を売って、高値で買っています。こんな事はしょっちゅうです。

貧乏でなければ…自分の相場観を貫きます。だってBASEの時価総額は422億円ですが…222億円も現預金があり、尚且つFCFは17億円の黒字です。そうして115%増から大きく伸び率が落ちたと言っても…前期は19%も売り上げは伸びています。この19%の数字はPERが57倍近い評価なのです。通常のPER10倍の会社の6倍以上の価値があるのです。

逆襲相場が期待されるBASEの日足推移

何故、「泡沫企業」と同じような評価で、株価は3448円から348円まで売られたのでしょう。明らかに間違った行動です。昨日も、売りが「日証金」で50万株増えていました。

これは目先筋が相場を観て…「売り買いをする」付和雷同型の連中です。信用買い残が増えたから…売られたのでしょうが、買いは「現引き」対応が可能ですが、空売りは「買い戻す」しか道がありません。ニッケル相場が踏み上げに発展して…取引が停止になったように、空売りは恐いのです。いい気になって空売りをしたマザーズ銘柄は、必ず…逆襲に遭うと思っています。

3月3日に付けた517円は、逆襲相場の「予兆」と言う見方で、相場を観て行動をしています。カタルに反対ならジャンジャン「空売り」をすれば良いし…賛同するなら無理をしない範囲で、買い参加すれば良いのです。全ては読者の勝手です。

何しろ…11月から下がりっ放しの相場なので…これだけマイナス乖離が開けば…必ず、株価は修正されると思っています。僕らはBASEの株価が4桁になって、正常評価になったら、株を売れば良いのです。

今回は残念ながら…「高値奪回」はないと思っていますが、相場と言うのは恐いものです。常識では分かりません。だから成り行きで買い戻しに行っても…株を買えない事例が、過去に在ったので…「宮地鉄工」(誠備事件)の話をしました。あっと言う間ですよ。人気というのは、常に流動しています。女心より変わりやすいものです。

当面は、船とマザーズの逆襲を謳っています。でも歌舞伎役者にしては、カタルは3流です。皆さんは、無理をせずにノンビリ構えましょう。

米国は何故、ロシア産原油の禁輸に踏み込んだのでしょう。ただ流石に、戦闘機の供与には二の足を踏んだようです。今回のウクライナ侵攻には、様々な報道があります。此方が参考になるでしょうか? 国連の対応が書かれています。

日本の報道機関にはない視点のレポートです。相場と言うのは…常にいろんな視点で考えないとなりません。この株価水準は、もう売り物はないのです。…ただムードで売られ続けているだけの話です。しかし…ヘッジファンドも、株屋も、みんな株に携わっている人は、食わなくてはなりませんから、必ず、株価を上下させます。

もともと…資源高、インフレ懸念、金利高もそんなに…株価に影響を与えません。金利だって、2%の話ですよ。売上高営業利益率が30%近い会社にとってどんな意味があるのでしょう。

物価が上がっても製品価格に転嫁して…適正利潤を確保すれば良いのです。物価が上がれば、賃金も同じように上がれば良いのです。トヨタの続報がないですね。満額と言いましたが…何%の賃上げなのかな? 

名目時代の到来は、年金生活者の視点ではないのです。日本は食物自給力も低く…資源にも弱い国です。この機会に「脱炭素化」を加速させればいいのです。チャンスです。岸田さんは何をしているのでしょう。仕事をしているのでしょうか? 

石油製品に25円の補助金を「ばら撒く」のは反対です。そのお金をEVの普及に使えばいいのです。トラックやバスなどは…定期航路は船かな? 要するに同じ道ですから…EVに適しています。水素ガスも同じです。

その間の…つなぎで原発を稼働させて…電気料金の上昇加速を抑えましょう。簡単な事なのに…何故、直ぐに行動をしないのでしょう。もう馬鹿です。市場経済に即した政策の実現をしないと駄目です。もう官僚機構は機能していないのは明らかですから…だから安倍さんも、菅さんも「官邸主導」政策なのです。こんな常識を何故、NHKは述べないのでしょう。日経新聞は書かないのでしょう。

本日は昭和電工が持ち合い株式を売ると報道されています。当たり前です。東芝のようなやり方は、既に通用しない時代です。岸田政権の新しい資本主義? どうかしています。

昨日、散歩の帰りに…共産党の宣伝カーが回って来て、「戦争反対、ロシアは戦争を止めろ!」と叫んでいました。共産党の宣伝カーが…述べているから面白いのです。自分達は共産主義を広めようとしたのですよ。しかし現実は、この考え方は失敗してソ連は崩壊しました。共産主義は資本論理に敗退したのです。市場原理を否定せず…前向きに頑張るべきでしょう。

まぁ講釈は、この程度にして…本日のカタル劇場は終わりです。アララ…折角買ったBASEの株価は下げて来ています。383-385-369-375=3291500(9:45)それでは…もう一発買いましょう。でも担保がないから…他の証券会社で、ハイ、373円でお買い上げです。

もし…船株が上がったら、先日、買って失敗した日本郵船も儲かるなら売って…買い乗せをしようかな? そう考えています。でも本日は無理かな? 買値が11300円だと思っていましたが…実は違いました。11700円でした。いい加減なカタルです。

でも…皆さんは、どうしてもBASEをやりたい人を除き…無理をしないことです。もともと…435円と440円で空売りをしたのです。この玉の「買い戻し」が効くという事は、時間軸が「延びる」可能性もあります。株は上がるのですが…時間軸の読み方です。この辺りが分かりません。

しかし…3月8日に買った連中の大半は、空売り筋の「買い戻し」でしょうが…ある程度、新規の「仕掛け人」が参入している可能性もあります。だって…株価が高くても、出来高が膨らんでいました。故に…今後の動向を観ないと分かりません。しかし資金力があるなら…カタルならやります。ここから数か月間…「4桁相場」を実現させます。きっと…517円、523円の攻防は激戦になります。だから面白いのです。

まぁ昨日の1万株のBASEの損は75328円でしたが、川船でそれ以上の利益を計上しています。皆さんは、自分の相場観など当てにせず…ここ数日の下げ相場で不安を感じたなら、相場が高い時に、自分自身のポジションを落とすことです。

兎に角…メールを読んでいると、皆さんの多くは、「上手に立ち回ろう」としています。この考え方は間違っています。株価の行方など、誰にも分からないのです。だからカタルは、いつもケセラセラ…「どうにかなるさぁ~」なのです。今日は長くなりましたから、もうお終いです。また明日。

無理をせずに「相場が楽しい」という範囲に、投資額を抑えましょう。



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