メディアの嘘(コアCPI)

本日は「メディアの嘘」(?)について、語りましょう。多くの日本人はNHKや日本経済新聞社の肩書を観ると…きっと間違いない、きっと優秀な人なのだろうと勝手に思い、その記事を鵜呑みにします。

カタルは、概ね正しいが…「恣意的」な国民感情の誘導がされていると思っています。ロシアのプロパガンダと同じです。基本的に、僕らの考え方はメディアに誘導されています。

更に日本人は古くから「村社会論理」を優先しています。これは江戸時代の名残だと思っています。「村八分」と言う言葉が、今でも残っています。村の秩序が優先され…個人の自由は束縛を受けます。そうして…共同責任です。この共同責任は、みんなで監視をし合う共産主義的な考え方です。今でも地方では「他人の目」が恐いから。勝手な行動が出来ないと束縛を受けています。今回はコロナの露呈で…この事はよく分かります。

日本人は特に戦後、進駐軍の傘下でロボット教育を受け…従順な民族になる教育を受けてきました。だから日本人の基本的な資質は、犬のように従順なのです。そうしてメディアは「画一化」された放送をします。どの局も同じような報道を繰り返します。コロナと言えば…どのチャンネルを回しても「コロナ報道」ばかり、今はロシアの「ウクライナ侵攻」の話ばかりです。

言葉は便利です。中国ではロシアによるウクライナ「侵攻」を、「衝突」と報道していると言います。この話を聞いて…カタルはブツブツがよく言っていた言葉を思い出しました。むかし日本は太平洋戦争で負け続けて…仕方なく「後退」、または「撤退」をして、支配地域から退いていますが…当時の新聞社は「撤退」と言わずに「転進」と表現していたそうです。確かに嘘ではありませんが…これがメディアです。

今は、米国の「物価」、「物価」と言って消費者物価を煽っていますが、物価にも色々あります。企業間物価と消費者物価などですが、日本はなかなか企業間の物価上昇が消費者物価に反映されません。だから企業の利益は落ちますが…近年は食品を中心に転嫁が進んでいます。この価格決定は難しい。数量(売り上げ)が伸びるなら…単価は安くても良いのですが、最大利益の模索するために…単価の設定を、何処にするか?

居酒屋から焼肉に転向した和民は、単価を下げて売り上げが伸びたと言います。この環境で…です。この環境では…値上げは当然だと思いますが、面白い現象です。また…話が狙いと外れました。戻しますね。米国では企業(間)物価を生産者物価と言うのかな? PPIとCPIの関連が問題になります。

同じ物価でも一般的にはCPI(消費者物価)が用いられますが…あまり皆さんは目にしたことがないかもしれませんが、価格変動の大きな資源や生鮮食料品などを除く消費者物価を「コアCPI」と言います。この米国のデータを掲げましょう。期間の長いものと…最近5年間のものです。皆さんの印象は、大きく変わるでしょう。

コアCPIの前月比の短期のもの(5年分)

つまり既に、物価高は基本的にエネルギーを除けば…落ち着き始めています。だからパウエルFRB議長は、馬鹿ではないか…と市場は疑って反応をしています。あるいは演出です。

コアCPIの前月比推移の長期のもの

カタルは後者の「演出説」を採用しています。基本的に、一般の投資家を騙すための演出でしょう。この資料は、中央銀行のものでこちらがデータ元です。

インターネット時代は便利でしょう。今では本人がその気になれば…多くのデータを手に出来ます。しかしほんの少し前は、この情報は「一部の特権層だけ」が知るものでした。探すのが…大変なのです。でも日本のデータ管理はお粗末で、やはり米国はすぐれています。だから…太平洋戦争に負けたのです。情報戦では敵いません。日本人は精神論ですからね。

こう言う解説を日本のメディアはしないでしょう。

一般的なCPIの上昇を観て、一番、視聴者が驚く表現を用いて…「視聴率」を争います。彼らの頭の構造は、正しいことを伝えるのではなく…極端な事例を探して、それを強調して、さも一般的な現象にすり替えます。すべてが、そうなっていると人間の感情を煽るのです。

NHKも同じですよ。一部の事例を用いています。今のウクライナ戦争は「極端な画像」を何度も使っています。要するに視聴者サイドが理解をして選択をしなくてはなりません。真実は、自分が現場に行かないと分かりません。

でも受け手が…メディアの本質を理解しているなら、嘘は言ってないし、また始まった…と、自己責任で考えれば良いのです。株式投資はそういう事ですよ。カタルは別の視点で、いつも市場を観ています。だから、こちらのサイトを観ると…カタルと同じような意見も登場し始めたと思っています。

馬鹿カタルが理解できるのですが…賢い読者の皆様はNY市場の大幅安を観て…「あぁ~大変だ。はやく株を売らなくちゃ…」と思わない方が良いでしょう。カタルは既にコアCPIなどの現象を観て次の展開を考えています。

ただ…資金量の問題なのです。1000億円も動かしている奴らは、もう行動をしていますが…100万、200万の貧乏人は、みんなが行動してからの方が良いとも言えます。この時間の読みが難しいのです。

もう次の展開が見え始めています。だからお金のある人は…この連休前の安値が拾い場かも知れません。「メルカリ」(4385)の出来高増加による「売り人気上位」の現象は、時間軸を延ばすなら、間違いなく買い場でしょう。しかし…金持ち時間と貧乏人時間は違うし、困った問題ですよ。時間軸の尺度は、読者、皆さん一人一人が違います。

株価が安いことろを買うことが、上手いわけではありません。

カタルは、東芝と野村証券だけで良い…と昨年は言い続けてきました。そうして「株主還元」相場が始まったとも述べています。なかなか良い選択だと「自画自賛」をしても仕方ありません。

このレポートの評価は、他人がするものだからです。そういう意味でカタルは会員制度を設け、今は一緒に勉強をしている会員の皆様からの「審判」を仰いでいます。カタルは実践派ですから…毎日書くレポートと会員レポートと合わせて評価を受けています。

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詳細は、昨日の要項を読んで…関心のある方からご応募をお待ちして居ります。ただし…必ず、応募者全員が会員になれるとは限りません。実戦形式のレポートですから、株価に影響があるかも知れませんから…毎回、限定しています。明日まで…新規の会員を募集しております。是非、皆様からの沢山のご応募をお待ちしています。

おそらく…岸田政権のマイナス面より、既に高額配当の株式がゴロゴロしていますから、年末には「笑える相場」になっている確率は高いのでしょう。連休前の不透明感が漂う…今が買い場かもしれません。こんなヒントもあります。それでは…また明日。



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