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フランスの選挙を観ても…どの国も、既存勢力は「世論の不満」を抑えられません。基本的に物価高による影響が強いのでしょう。これら…元々の原因は、米国の金融政策と戦略に影響を受けています。 それに戦争は米国の「影の意向」が働いたものでしょう。

FRBのコロナ禍での大幅な金融緩和姿勢と、政府の財政出動です。失業手当などは「働かない」方が手取りが多くなるという…異常な配分量でした。日本でも、給付金詐欺が見られたように、規模は米国以下ですが、やはりバラマキ政策の実行です。

矢野財務事務次官は、政権の積極財政出動に対して…「バラマキ批判」をして更迭されました。でも彼の意見は一理ありますが、カタルは「財政出動」は仕方がない面もあると思っています。それより…急ぐのは日銀の抱える国債問題です。金利が1%上がっただけで…大変な負担ですよ。まともな感覚なら…償却をさせるのが、一つの方策です。

安倍さんが、述べた「日銀子会社説」の通りなのです。

せめてそれが駄目なら「超長期債」への切り替えです。最低で30年債に切り替えるべきです。「筋」としては「永久国債」の発行です。これが一番、良いと思います。何故…このような議論が起こらないのか? 全く不可解です。原発の再稼働への歩みも遅く…遅々として進まない政策実行能力が、参議院選挙後に早まるのかどうか…。東芝問題と共に…日本の課題であり、今の日本の「試金石」です。

「昭和飛行機」に続き…「西武デパート」でも、日本的な解決方法の村論理が敗退しています。セブンアイセブン&アイ・ホールディングスは「ものを言う株主」提案で…不振の百貨店そごう・西武の売却の運びになっています。当然です。

論理的な論争が出来ないのです。村社会構造は「不合理な面」をたくさん抱えています。でもお金は「効率的な運用」を求められます。ROE経営です。日経新聞が間違っているのですよ。株式持ち合い構造が崩れ…論理的な説明が出来ない制度は、どんどん…消えて行きます。何れ…会長職も相談役制度も消えるでしょう。

昨日、NHKのBSドラマで大岡越前を観ていたら…「洋書の解禁」の話が出ていました。今の時代も、鎖国制度なんかは通用しません。情報がコントロールできません。日経新聞やNHKが書かなくても…WSJなどが書けば…日本人も判断が出来ます。

村社会制度は、どっちにしても、何れ…崩壊して、グローバル化の道を歩みます。世界の株価を観て、投資家は行動をします。良いものは良いし…ダメなものは駄目なのです。日経新聞の論説を書いている人間も、所詮は「未知の世界」の予測は出来ません。恣意的な方向性へ誘導しても…筋が通らなければ…株主総会で否決されます。

日本人も「失われた時代」で、嫌と言うほど…現実社会の「不合理さ」を経験しています。年功序列などはその一つでしょう。パソコンも出来ない働かないオヤジの給料を、誰が払っているのか? カタルも…その口です。税務署様も不合理な理屈ですよ。東京地検も同じでしょう。ゴーンの逃亡を認める訳ではありませんが…彼の主張も分からないではありません。

さて…相場はどうでしょう。

本日は299円高の26234円です。もっと上がっても良いと思っていますが、まともな「先導役」が、日本の市場には居ないのでしょう。昔は、色んな仕掛け筋が存在していました。秀和や桃源社などの不動産企業が多かったかな? 不動産の20億円、30億円は小さな金額ですが、株式市場ではものを言いますからね。色んなクラスの株が存在します。小型現物株なんか…簡単に株価が動きます。

今は、それさえも…なかなか「スター株」が生まれません。

ロコンド(3558)の日足推移

果たして、僕らが手掛けている「ロコンド」(3558)は「スター株の認定」を市場から受けるかどうか…。本日は、先ほど1235円の壁を突破しました。これで…正常な形です。あの伊藤忠の案件が、市場で評価を受けない道理がありません。僕らは、「無理をしない投資」を実現して…市場の「不合理な株価形成の訂正」に動くなら、その不合理な株価形成のギャップが、僕らの利益になります。

僕らは、法外な「馬鹿株価」を形成するわけではありません。むしろ逆です。正当な株価形成の為に、その市場価格と理論価格のギャップの訂正に尽力をします。

でも…川船は、また新安値ですね。余程…投げようかな? …とも考えましたが、どうにか思いとどまりました。全く「不可解」です。でもこれも相場です。

自分の考えが、世の中に通用しないことも良くあります。ゼレンスキーなどは、腹正しい限りでしょう。日本が大西洋戦争に走ったのは「無知」な国内の軍部の暴走です。山本五十六は海外経験があった為に、自動車の大量生産を観て…とても米国に敵わないと思っていたと言います。ゼレンスキーも早く…「悟り」をひらくべきです。「堪え難きを忍び、忍び難きを忍ぶ」…の玉音放送が思い出されます。

今日は「東電」(9501)が上がっていますね。

東京電力(9501)の日足推移

僕は早くに…「上がる株の候補株」として、皆さんに紹介をしていますが、自分では「手掛けない」と…事前に宣言をしています。理由は「倒産企業」だからです。あの時にカタルは、原発は原子力委員会が検査をしており…東電には責任がないと述べていました。自然災害だと思っていたのです。

でも菅直人かな? みんな、自分で責任を取らずに卑怯な奴らです。どうしてメディアは自然災害説を強調しないで…東電の「悪者説」に傾いたのでしょう。

でも東北大震災は不幸な出来事でしたが…被災者は、他の災害に遭った人よりは恵まれています。色んな制度で生活支援を受けられました。カタルは時限で「2年程度の時間」に、公的支援は限るべきだと思っています。ですが…、村社会は、これでも足りないと「弱者救済」を、いつまでも…いつまでも求めます。

そんな事を言ったら…他の災害の人は可哀そうです。小さな「地滑り災害」で亡くなっている方への支援などはないのです。 2年を経過したら…それでも、だめなら「生活保護の制度」を利用すべきでしょう。日本国民である以上、他にも方策があるのです。

分からないことだらけ…です。

仕方なく…自分の気持ちの整理を付けるために、カタルは「パッパラパー」が一番だと思っています。不可解な株価を、どう説明したら良いか? 歪められた株価の改善に務めますが…最高裁の判例や地検様は、合理的な主張を覆します。仕方がありませんね。これも一つの考え方です。

さて…年末に買った三菱UFJの1万株の配当金が11万円ほど来ました。それに少しお金を足して…野村証券を買おうか…と思いましたが、みずほ銀行の100株にしました。本日の寄り値の1548円で100株を買いました。年間に200株ずつ買えて…5年で1000株ですね。ノンビリの配当利回り投資です。

投資のやり方は沢山ありますよ。どの方法が自分に合っているのか? 自分自身の性格に合う投資をしましょう。このケースは、かみさんの現物株口座の話です。だって5%以上の配当金です。15万円でも7500円かな? 「塵も積もれば山となる」を実践します。

本日は「売り」ばかりです。ロコンドは金曜日の1180円の大引けも買いを入れたのですが…あの1180円は買えませんでした。トホホ…買って置けばなぁ~と「後悔、先に立たず」です。本日は少しですが…売っています。下がったら、また買います。

基本的に、未だに「薄利多売買」の旗印を降ろしたわけではありません。このロコンドが、すんなり1400円台の壁を更新するようなら…この旗印を降ろして…高値でも買い増しを先行させます。ロコンドは一度、1000円以下を買った玉が奇麗に捌けましたから…追撃で高値の1100台を買ってみたのです。これは…非常に珍しいケースですよ。それだけ…ロコンドは素質があり、市場が「未来の価値」を認めたのでしょう。

カタルの実践主義とは…このようないろんなケースを試して株価の反応を観ながら…次のステップに行きます。

Jトラスト(8508)の日足推移

逆に残念ながら…「Jトラスト」にカタルは高い評価を与えていますが…今のところは「第二株価波動」の「第一波」の調整波動の底値が、まだ確認されません。カタルは440円~450円を買ってみましたが…このラインを破りました。 

次に、一番の買いポイントとして考えられるのは…25日線と200日線のデットクロスの場面か…。第一株価波動第二波の高値の419円前後が「狙い目」なのかもしれません。更に75日線です。今は390円です。その辺りを観ています。

でも今回の高値550円~422円ですから、この130円幅の下落は魅力的です。まぁ、カタルが少し買って、どうなるものでもありませんから…タイミングを待って、また買い参加します。

次は第一株価波動の第三波の高値636円の奪回です。ですから…約200円幅の株価上昇が期待できます。カタルは、そう考えています。

商船三井(9104)の日足推移

先日…チャートの節目で、紹介した船株は一回転が効きました。でも直ぐに駄目ですね。川船の本日の安値更新は不可解な動きです。11000円台まで無理をして買った「咎め」かも知れません。他の郵船や商船三井は、崩れていません。正常な値動きです。このような「整合性」をどう考えるか? それにより…未来の戦術も変わります。

本日はBASEも、僅かな利幅で利食いをしています。メルカリは利食いできる玉がないから売っていません。まだ薄利多売買の手法を用いています。

前の高値を抜けるかどうか?S&P500の日足推移

それ程…不可解な米国市場です。本来なら、そろそろ…前の高値を抜く展開をイメージしています。だって金利は下がっているのです。だからBASEやメルカリ株も上がって当然です。ソフトバンクだけが素直な株価反応になっています。

基本的に、「気持ちの悪い下値」を買うなら…大概は、底抜けをせずに、そこが絶妙の買い場になっています。ロコンドが高値圏でも、上手く株価を維持して1400円台に向かうなら…カタルが「薄利多売買」の旗印を降ろすのも近くなります。

何か…スター株が生まれるなら、良いのですねが…。流石に、東電の人気度は高いですね。しかし「大阪チタン」のように、やっても「報われない株」です。所詮は「倒産企業」です。この話も面白いでしょう。実質的な債務超過企業なのに…日本的な現象の村社会論の為に生き延びている会社です。だからカタルは、早くから株価は上がるとは思っていましたが…最初から「手掛けない」と述べています。意外にカタルは「青臭い」のです。

はやく…ガンガン上値を買っても、儲かる相場になると良いですね。いつまでも薄利多売買では夢はないし…面白くもありません。でもJトラストの売り物…たぶん10万株を本日は上手く消化したようです。そのやり方を、観ていませんでしたが…明らかに426円~430円までの2万株単位の売り物、合計10万程度が消化されました。このような観察を経て…相場の強さを確かめるのです。

ロコンドは、流石に下げてきました。「窓埋め」をすれば良いですね。本日は1210―1236―1182―1183=98500(10:28)です。下げてきてもオーバーの売り物は42900株しか見えません。逆に下値の買い物は54300株です。僕らは、高値を追わずに下値があるなら…買って置くと良いのでしょう。ノンビリやりましょう。金曜日の買いは1149円だったのです。ブツブツ投資は、どんな高値を買っても…必ず儲かる手法です。

ノンビリやりましょう。無理をして高値を追って、儲かるような市場要因でもないと思っているから…薄利多売買説を、まだ採用しているのです。この辺り…やれる筈の「船株」も高値に躍り出ていません。カタルは「やれる」と思っているのですが…ダメですからね。まさにトホホです。それでは、本日はこの辺で…また明日。



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