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かたる:確かに…安倍首相の言うとおり、共産党と組む民主党は、おかしな姿勢に見えます。意見の集約がなかなか出来ないのは…きっとリーダーの器に、相応しい人がいないからでしょう。通常、会ってみれば相手の器は分かるものです。そうすれば…群れの序列は自ずと決まります。人間社会も動物と同じでしょう。ドイツでは移民政策に反対する政党が大きく伸びたとか…。米国でもトランプ氏のような言動が持て囃されています。きっと世界中の人々は、社会体制に不満を抱いているのでしょう。怖い現象ですね。第一次世界大戦の多額の賠償補償により、ドイツではナチ政権が誕生しました。

スマートコミュニティーの世界突入を目の前にして、まさに世界中で「パラダイムショック」です。この体制転換(枠組みの変更)と言う大きな時代の変遷は、社会構造を大きく変えます。娘がロンドンに住んでいる為か…、カタルはNHKの『ダウントン・アビー』と言うドラマを面白く観ています。移りゆく貴族社会構造の転換に遭遇する主人公たちの生き様は面白いですね。でもあんなに貴族が自分達の決まりに拘る様子が…平民のカタルには理解できません。伝統と言う重荷は大変なものですね。京都の老舗と言う「のれん」を守る人々の努力も、きっと大変なものでしょう。文化と言うは面白いものです。価値観の変遷か…。

株式市場は、常にこの揺れの中に存在しています。時代の変遷に合わせ、自らが変わらないと100年とか、200年の企業の存続は難しいものです。米国でもダウ採用銘柄は大きくメンバーが変わっています。エジソンのGEだけが、当初からの採用企業かな? そのGEは、金融部門をすべて売却し本業に回帰しました。今回の金融規制が影響しているのでしょう。カタルは、この規制の在り方が間違っていると思っていますが、果たしてカタルの考えが正しいかどうか…。フィンティックの登場により、ここでもパラダイムショックが起りつつあります。

米国株も大きく戻り始め…日本も同様の動きの中にあります。でもマイナス金利導入などは意見が割れていますね。なんでもそうですが…人間は防衛本能があり、保守的な考え方になるのが普通です。新しいものへのチャレンジを拒むのですね。お客様に新しい銘柄を薦めると…多くは先ず拒絶します。何故か…先ずは否定なのですね。そうして株価の上昇が続き、一般化すると、今度はお客様の方から…声を掛けられます。慣れと言うか…株価の値覚えと言う動議付けは面白いものです。パブロフの条件反射ですね。だから移動平均線に、株価は回帰するわけです。しかし時間の経過が…人々の違和感を緩和します。

年初からの異例ともいえる値下がりの意味は…果たして、なんだったのでしょう。強烈に心に刷り込まれている為に…個別銘柄は、なかなか大きく伸びませんね。でも明らかに期末対策の株価動向モードに入っている様に見えます。ベルシステム24などの株価動向は、期末対策の動きに見えます。きっと全体相場も同じなのでしょう。

本日はマイナス金利適用の成果か…ケネディクスの株価は500円台を回復しました。他の不動産株は、かなり株価位置が高いのに…実質的に多額の不動産を支配下に置くケネディクスの構造が、市場関係者に理解されないのか…なかなかカタルのイメージが市場に反映されません。

だからこそ、このギャップに意外高の「芽」が存在するのですが…、誰が、鈴を付けに行くのでしょう。もっともワクワクしますね。久しぶりに感じる買いたい衝動が、なかなか押さえられません。しかしカタル君は、本日、1000株だけ売ったのです。期日の近いものを利食いしたわけです。でも…売った後も、気持ちは同じですね。買いたくて…買いたくて、既にカタルの力量を超えているし、これまでも失敗を繰り返しているので、自重しているのですが…このワクワク感は、なかなか消えません。困ったものです。

これまでのカタルの失敗は、この衝動を抑えられないことにありました。自分の力量を超えるから、まさかの事態に対処が出来ずに、折角の買い場面なのに…売る羽目になる訳です。この循環をずらせば良い筈ですが…儲かる側の心理には、なかなか辿り着けないものです。もっとお金があれば…小野薬などを手掛け、放っておくのですが…貧乏人の性ですね。常に売り買いをしてないと、気持ちが落ち着きません。年初から暴落しているとは言いながら…結構、いい相場に見えます。もう少し幅が広がると良いのでしょうが…まだ儲かっている人が少ないのでしょうね。きっと…、なかなか上値を買う勢力が登場しないようです。

今、四季報が届いたのですが…新しい四季報の数字をチェックすると…。あらら、やっぱり一時的な利益との解釈なのですね。フュートレックの話をしていますが…この四季報数字を受け、新しい展開がスタートしますね。カタルは時代性から増額修正になると考えていますが、かなり株価の乖離も開いていますから…もし短期で仕掛けがなければ、一度、少し下げて調整を若干入れてから、出直りも良いですね。休んだとしても…たぶん1週間から2週間程度の休みです。

逆に…この四季報数字を受け、仕手化の要素が生まれます。GMが自動車関連のベンチャーに10億ドルですから、115円とすると1150億円も投じるわけです。このようなAIに絡む企業評価は、意見が割れるのが当然です。だから仕手化の芽が存在し、大相場の発展が考えられますが…仮に株価が1500円、2000円となり、後で増額修正になると、一気に新規の参加者が増え、更に空売りの踏みも入り、一大相場に発展する事があります。

単に業績数字の裏付けがないものは、一過性の動きに終わるケースが殆どですが、フュートレックの場合は…分かりませんね。たった5億程度の新規の売り上げが加わると、一株利益を大きく上げますからね。事実、前期の23億円から、今期の売上数字は38億円なのです。M&Aによる増額の影響も大きいですが、時代の追い風と言うのは、大きな業績変化になるものです。だから既存の予想数字4円が、50円になることも充分にあり得ます。過小資本故の変化率です。GMの買収が世界基準で、AIに絡む企業が1150億ですから、音声認識だけの評価でも1/10や、1/5程度に評価があっても…不思議ではありません。やはり四季報予想が悪くても…4ケタの定着から、一段高をカタルは支持しています。

赤字企業の場合、007、JTEC、クラウドワークスもそうですが、基本的に、売上変化があるかどうかに…利益よりも、焦点を当ててください。ケネディクスは一般的な評価になっており、不動産の売却利益を見込んでない数字に見えます。前期は減損会計を実施した数字ですから…今期は、この損失分が完全に消え、全てが利益に変化します。だから増額数字は既に決定しています。さて本日は四季報解説を若干加えた為、アップが遅れました。それでは…また明日。



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