かたる:いやはや…市場参加者は短絡的で、シャープの高橋さんと同じように、能力がない人間が溢れている様に感じます。それにしても…シャープの高橋さんは、何故、社長に成れたのでしょう。大会社とも思えませんね。何処で…日本はおかしくなったのか。ソニーの出井さんの時もそう感じていましたが、シャープも、東芝も…戦争経験者が居なくなった経営陣と言うのは、駄目な連中が多いですね。きっと自分達が食えなかったから子供達を甘やかし育てたのでしょう。日本の長い失われた時代が、生まれた意味が分かるように感じます。カタル自身もチャランポランです。やはり教育制度なのでしょうね。きっと…。自分で考えないロボット教育の弊害が、至る所にあるのでしょう。
その一例が、昨日のフュートレックの相場ですね。僕が悪かったのでしょうか? 確か…僕は、今回の赤字からの黒字要因は、一時的な利益の認証があり、意見が割れるから仕手化すると述べていたはずです。つまり…来期、4月になれば今期になりますが、来年3月末の企業業績に焦点が当たる訳です。この数字が今期の一時的な利益を超えるかどうか…の時代考査が、焦点になります。会社側は一時的な利益として、既に発表していますから、前回の四季報が基準になっており、その数字を焦点にして、株価が上がってきたのですね。みんな、そうだと思っていました。しかし…昨日の下げは、値下がり第一位のように…来期予想が大幅に減ることを知らなかったような下げですね。だから冒頭に市場参加者は、みんな幼稚だと述べたのです。
前回の四季報では、来年3月末が黒字化の焦点でした。事実、会社四季報の前回のものは(A)売上37億3千万予想に対し、営業利益で僅かに3千万円の黒字で…最終利益はトントンの予想です。しかし今回の四季報(B)では、売り上げが減り34億円に対し、営業利益は7千万で最終利益は4千万円と僅かに上方修正されています。問題は、この最終利益の数字が今期の3億円を超えるかどうか…に焦点が集まります。でも売り上げの1割未満の数字ですね。 此処で重要な焦点は「損益分岐点」に位置している売上高推移が分かる事です。この水準を超えた売り上げが…この手の会社は、ほとんどが利益になります。
来期に予定されていた売り上げが、今期に期ズレして上方修正になったと言う見方が正しいのでしょうが…。時代の流れを考えると…音声認識需要は増すばかりです。4月から1年間で、通常は…今期以下の売上数字と言う事はあり得ません。何しろ、合併効果があると言っても…売り上げが23億から38億円に伸びた会社ですね。これからも更にM&Aも視野に入れるかもしれないし…。
ここで…グリーと比較して欲しいのですね。グリーはガラケーの体制から、ようやく抜けつつありますが、フュートレックの場合は、1年以上早く、低迷期から抜けています。この経営力が素晴らしいのです。小さな会社の場合、経営者の器の違いが、企業業績を大きく左右します。この程度の会社の1割2割の売上推移は、当たり前です。通常は金額が少ないので、時代の追い風があれば…5割程度、売り上げが伸びることはザラにあります。経営者は通常、拡大志向で…前年度の売り上げを割り込むことを嫌います。たとえ一時的な売り上げが前期にあったとしても、その数字が基準になります。皆さんの会社もそうでしょう。カタルの場合は、投信の販売目標数字は、桁が変わるのです。桁が変わると言う事は10倍以上になると言う事ですよ。1000万円の販売目標が、1億、2億の変化するのですね。
これが競争社会です。まして黎明期の音声認識の領域ですよ。誰が考えても前期の売り上げを下回ることはあり得ません。つまり、これから来年の数字が見える1月頃まで…ここに焦点が当たり、株価が動く訳です。カタルがフュートレックを推奨したのは2月10日かな? 気付いたのが…9日の夜だったと思います。そうして翌日も買っており、カタルの最安値の買い値は558円だったかな? 短期間でこれだけ上がれば…当然、調整も入りますが、カタルが選んだ根拠は、なにも数字変化だけではないですね。経営陣にオプションの権利を与えています。僅かに5万株程度だったかな? でもこれは重要ですね。
通常、このようなことを考えた時点で…経営陣は、先が見えている訳です。明るい展望が開けているのですね。つまり上場時の5000円台の株価は、兎も角…2013年の理想買いが現実になるから、新株の権利を与えたと考えるのが普通です。今年の焦点は、この理想買いの高値、1800円の攻防だろうと思っています。途中で状況が変化すれば、時代性を考慮して最高値の更新もないとは言えず、あり得ます。最高値は5025円ですね。でもいくら法螺を吹くカタルでも、現時点では、その可能性は見えません。現時点では、せいぜい1800円超え辺りだと思っています。この手のスマートコミュニティー関連の株価は、たとえ赤字でも2000円、3000円台の株価がついても不思議ではないのです。だから昨日、GMが1150億円でベンチャー企業の買収をしたと言うニュースを紹介したのです。事実、007(3940円を二度付ける)も、JTEC(4435円を付ける)も、赤字にも拘らず、過去に大きな人気になっています。
カタルは昨日も引け間際に買い、本日も寄り付きから、随時、買っています。まだ下値に買いが入っていますね。まぁ、目先筋が下りて、丁度いいと思っています。実は昨日、1、2週間の休みもあり得ると…書いたのは、4ケタに乗ってからの動きが鈍かったので「ふるい」が必要だと感じていました。通常、ファンドは詳細に調べている筈ですね。やるからには、背景を確り調べてから…参入するのが普通です。カタルのような四季報や有報、会社説明会などの公開情報しか、見ないのと訳が違います。このふるいは理想的な展開でしょう。この後はあまり下げずに…徐々に下値を固め、小さなコマを続けるのが理想的です。一回、節を作りましたから、今後はさらに強くなります。
ほら学生時代に、よく春歌を歌いませんでしたか?
カタルの仲間は、品が悪いのはどうか…。一升瓶を前にぶら下げて…♪竹でもないのに節があり…あぁ~よか、よか。よか、チンチン。♪と謳ったものです。この春歌ように、株の上昇過程においても調整と言う「節」を作ると、相場は強くなります。調整場面を作るから新規の参入者も参加しやすくなるのです。あらゆる悪材料を織り込み…上昇を続ける相場が最も強いのですね。良いニュースの登場で、上がる株なんか…魅力はありません。悪いニュースの筈なのに…何故か、株価が強いのが良いのです。株の世界、金融相場が一番面白いのですね。業績相場ではなく…それは何故か? 意見が割れるから面白いのですね。株が仕手化するから、面白いのです。意見対立は未来の買い手を生みます。
誰も先の事は分かりません。分からないから面白いのですよ。こんな常識を…市場参加者は、もっと大人の対応にならないと駄目ですね。結果は分かりませんよ。カタルの考えが正しいか…それとも間違っているかは…。時間の経過が、何れ教えてくれます。この程度良いですか?フュートレックの解説は…
さて、日経新聞に地銀担当者の運用資金の話の中で、リートの話が載っていました。地銀の預貸率は50%を割れる所もあるのです。故に常に運用難なのです。金融庁の方針転換は名目GDPを押し上げます。全体を底上げさせますね。ダビンチの上場廃止がなければ…兆円単位の不動産を持っていたのですよ。しかも金子さんはラッセルをする経営者ですね。名目GDPを押し上げるのは、柳井さんや孫さんのように拡大志向の人間が働きやすい環境を創らねばなりません。だから金融庁の赤字法人への融資は実に大きいのです。既に、この関連銘柄は上昇を始めています。
カタルが失敗したベンチャリは、無借金だったのです。しかも新規の有望産業を育てていたのに…金融機関は赤字だと理由だけで融資しませんでした。ばかですね。故に日本経済は底割れしたのですね。マイナス金利適用はリート市場にスポットが当たり、追い風で利益を、いくらでも生めますね。故にAUM残高が、ものを言います。何しろ…兆円単位の不動産を抱えています。ケネディクスの話ですね。あとは誰が、鈴を付けるかどうか…なのです。市場でもラッセルする人間が必要なのですね。みんなが…道のある道を歩む奴ばかりでは、世の中は進歩が生まれません。果敢にチャレンジする人間が報われる社会が、金融庁の方針転換ですね。
赤字でも売り上げ拡大なのです。この意味が分かれば…銘柄は簡単に思い浮かびます。何もカタルの見方が正しい訳じゃなく…反対意見の人は、空売りをすればいいのですね。市場は様々な意見が対立して株価が形成されていきます。だから面白いのですね。下値がまた買えるかな? この結果は、どうなるか分かりませんが…兎も角、株は面白いですね。