未来社会を築く相場

世間では…いろんな事件が起こり、市場には直接関係ない場合も、やはり相場は影響を受けます。今の一番の問題はトランプ・スランプかな? トランプ氏の政策運営能力が問われている訳です。もう一つが、国内の森友学園問題が挙げられるのでしょう。両方とも、現在の政策運営者に対する、疑念に繋がる訳です。その為に理想で買ってきた相場が、その理想を更に追えるのかどうか…が、市場で問題になっています。

ただ森友学園問題は、政策に対する遅延でしか…ないですね。この問題で「忖度」(そんたく)と言う耳慣れない言葉が浮上しました。相手の気持ちを重んじて、その意に沿って、勝手に動くことを、示す言葉のようです。なんだか…「惻隠の情」(そくいんのじょう)と言う言葉を、カタルは連想しました。相手の心情を思い、情けを掛ける、との意味だと思いますが…。ある意味で、両方とも日本らしい、村論理社会の維持に、欠かせない精神構造を示す言葉ですね。

カタルは、昔、行った石原氏の政策を咎めるのではなく…現状を認識して、未来志向で豊洲問題に取り組むべきだと思っています。だから小池氏の、石原氏の吊るし上げは…やる過ぎだと思っています。しかし情報公開は…必要でしょう。既に、この問題は充分に活用したので、問題の収拾を図るべきでしょう。悪戯な煽りは…都議選の為の利用にしか、カタルには見えません。基本的に、過去など…どうでも良いのです。これからどう対処をするか…その実行力が問われる訳です。

森友学園問題も…当初のカタルは、日本人に欠けている精神教育に、重きを置いた、森友学園の教育方針の支持者でした。しかし…籠池氏は、教育者としての資質が欠けている様に見えます。正道ではありませんね。政治家の関与を期待したりしており嫌いです。でも安倍さんは、良い所のボンボンの筈で、お金の問題は、起らない筈です。田中角栄とは違います。今は政党助成金制度もあり、派閥維持=お金ではないと思います。

100万円の受領など…どうでも、良い話です。密室なので、真実などは分かりませんが、100万円寄付しても、悪いとは思いません。むしろ…安倍さんも、被害者に見えますね。現在の森友学園問題は、昔の社会党の牛歩戦術と同じ、意味のない行動に思えます。そんな事より、早く政策論争をすべきですね。

労働改革が問われ…100時間の残業時間の方が、異常です。毎週20~25時間ですよ。5日間だとすれば…4時間から5時間の残業が、毎日、続くのです。もっと強化すべきでしょう。シェアー・エコノミー制度を採用している北欧の幸福感は日本より、はるかに高いのです。何故、民進党は、政策論争を、挑まないのでしょう。何故、「流動性の罠」が深くなり、資金が動かない経済なのか? その方が…余程、重要なのです。馬鹿メディアは、早く目覚め、方向性を変えねばなりません。程度の低いキャスターを…いつまでも、採用すべきではありませんね。残念です。

トランプ政権は、色んなことが言われていますが…世界経済の基本は、金融規制克服論から景気浮上の局面にあります。何故、カタルは対中貿易の赤字から黒字をテーマにレポートを書いたか…この背景を、理解しないとなりません。市場と言うのは、必ず…仕掛ける前に「下値の堅さ」を確かめるのです。何度も悪材料をメディアに流し…未来の「悪材料の芽」を、相場に消化させるのです。分かりますかね? だから調整が、何度も繰り返されるのです。

カタルは、大阪チタンを事例にして、相場の仕組みを、皆さんに解説した筈です。あの時と同じですよ。レーティングを引下げして…実際に、売り叩くのです。買いたいから…売るのですね。そうして相場の下値を確認してから、参入するわけです。

しかし大阪チタンにしては…相場は、上手く立ち上がりませんでした。理由はカタルが述べたように…ボーイングの減産や、中国の台頭、日本の電気料金が高い為に…採算に合わないのです。色々、ありますね。故にカタルは上昇角度が鈍いと思われるから…直ぐに離れたのです。しかし、その後も…株価は野村の推奨で上がりました。小野薬のケースに似ています。 同じような事例を掲げれば…たくさんありますよ。シャープだって、似たようなものです。クラウドワークスも、そうですね。

何故、こんなに良い銘柄が…折角、1500円近くまで上昇したのに…、簡単に、再び4ケタを割れ一気に700円も割れましたね。でも…出来高推移は、以前と比べれば分かりますが…明らかに、仕掛け筋が参入しましたね。前回は1490円までありましたが、TICK回数は17位だったのです。 でも今回は2位ですよ。この時の1位は東芝ですからね。その凄さが、分かると言うものです。おそらく…このTICK回数は大相場の前兆現象なのでしょう。

大相場が始まる前には、必ず…予兆があります。幾ら隠そうとしても…仕掛け人の足跡は相場に、刻まれます。前回も日経ビジネスに、日経産業です。今回の仕掛け開始のストップ高は、日経本誌の掲載でしたね。クラウドワークスの社名は、掲げられていませんが…「フリーランサー」の制度の確立です。

カタルは述べています。新しい産業が生まれた時に、その「雄」になる企業は、超成長株になり得るのです。昔は馬車の時代があり…フォードが車を作りました。先日亡くなったロックフェラーの祖父は石油業と言う事業を起こしました。そうして一大財閥を築きあげました。トランプ大統領の後ろ盾の一人とも…言われていましたね。オバマケア法案の処理とも影響が在るかも知れません。相場と言うのは単純ではないのです。

フリーメイソンの奥ノ院とも言われる「サンヘドリン」の存在は、ローマ帝国時代から続くそうです。なんだか…こんな話を展開すると、映画の世界になりますが…関心のある方は、インターネットで調べれば、いくらでも、その手の話題は転がっています。

話はそれましたが…、何故、カタルが1300円台の株価でも…クラウドワークスに惹かれ、高値を更に買い進んだのか? その趣旨を理解されると相場心の咀嚼に、繋がるかも知れません。ただ原稿を読むだけじゃ…面白くありません。クラウドワークスは100株単位の株で、今なら10万円で、未来の夢が買えます。

これが…100万円や1000万円では、とてもとても…。でも今だから10万円で夢を見ることが出来ます。仮に2100円の壁を越え…、資金が更に潤沢にクラウドワークスに流れるなら、吉田さんは、その資金を活用して…更に事業拡大を図ることが出来ます。

つまり相場とは、株式投資でもお金を儲けることではなく…自分が、どんな社会を望むか…なのでしょう。カタルは「真の実力社会」を育てたいと願っています。貴方の会社に、居ませんか? 仕事もしないのに…偉そうにしている上司など…。そんな奴に、給料を払い為に、自分が働いている訳ではありませんね。だからカタルは…社長が馬鹿だから、歩合を選択したのです。誰でも…自分の実力で稼げる世界を、創る仕組みがフリーランサーですね。

カタルは、米国で急速に伸びている産業の記事を紹介しました。3月11日のレポートです。もう一度、その記事をリンクしますね。カタルだけでは、ないのです。だから日経新聞の記事が、切っ掛けになって、相場が…ストップ高になったのです。カタルは、初めて…金曜日の引け値で今までの高値水準の4ケタ台の株も買いました。いや…前に1300円台も買っているので、正確には、今回の相場で初めて…ですね。この高値水準でも、僅かですが、株を買ったのです。

まぁ、カタルの力量は、僅かなので…そんなに買えませんが、それでもカタルなりに応援します。カタルは実力本位の社会形態を、求めていますからね。それが時代の流れであり、正しい行動だろうと思っています。いつの時代でも…車に乗る奴は馬鹿だと言う奴は、います。俺は馬があれば…それで、良いと言うのです。でも時代は、ドンドン進んで行きます。それでは…また明日。



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