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「トラウマ」か? それとも…「ブラフ」か?

今の相場の焦点と言うか…カタルの最大の「関心ごと」になっています。ドルが基軸通貨ですから…どうしても株屋は、米国の経済動向を気にします。今週注目される米国指標の解説は此方が解り易いようです。しかし日本株の投資環境は、非常の良好で、日に日に…「改善している」ように感じています。本日の日経新聞の3面です。同等の記事は此方

やはり反応が悪いと言っても日本の首相がNY証券取引所で英語のスピーチをして、日本株投資を促す発言をするのです。この行動は市場から大きな評価を受けてないようですが、「歴史的」とも…言える会見です。特に…「企業統治」に関するくだりです。

「とても大切な政策の1つはコーポレートガバナンス(企業統治)改革だ。日本がこの10年で行った様々な改革によって日本企業の行動は大きく変わった。企業の自己資本利益率(ROE)は顕著に上昇し、ほぼ全ての会社に独立社外取締役が入った。」

この一文は、「デンソー」(6902)のような「構造転換」を述べています。近年、TOBが盛んになり…これ以上、積み増しが出来ない「内部留保」516兆円の話をしています。そうして…この事実を見逃し、保身に走っている企業はTOBに遭遇して、右往左往しています。「フジテック」(6406)や「ユニデン」(6815)、「大王製紙」(3880)と…いい加減な経営をする経営者は、排除されています。昔の株式持ち合い行動のなかではあり得ない現状が、次々に表面化しています。

だから時代は変わり始めています。村社会行動からの転換です。首相はこの事を言っているのです。政策官僚も、満更…馬鹿ではないのです。スピーチに、この一文が入るのです。

その馬鹿か…どうか…。問われているパウエルの「心のなか」が、今の相場の焦点です。トラウマに怯え…過剰な金融引き締めに移行するのか…。それとも…6月から安易に戻り始めた株式相場を、「戒めるため」のジャクソンホールからの一連の行動か…。

そもそも…今回のインフレは「一過性」の要素も大きいのです。当初、イエレン財務長官を始め…パウエルFRB議長が述べて「利上げ」が遅れた原因は、一過性の「是非」(ぜひ)でした。彼らは、労働統計の専門家と言われています。当時はコロナ禍の最中で、雇用問題が優先されていましたから、利上げのタイミングが遅れたのは、ある意味で不可抗力です。

カタルもサマーズも、当初から…「インフレ警戒」派閥でした。故に、カタルレポートでは当時は、まだ少数派だったサマーズのレポートを、早くから取り上げました。でも一般的にはあの時期、インフレ述べるのは…少数派でした。サマーズは相変わらず、強硬派と言うか…ようやくFRBの行動を支持し始めています。ですがここに来て、カタルはサマーズ論理は「行き過ぎ」ではないか…と疑っています。初めて、この時期になってカタルはサマーズ論理に、反対を唱え始めています。

もう…充分だと思っています。

カタルは基本的に市場原理主義者です。故に、株価動向を観て、正しい政策の在り方を考える「種族」です。市場原理主義者は、市場動向が「正しい訴えをしている」と考えて、それぞれの主張を考えます。

要するに…人類がいかに早く、SFの世界の未来社会を築けるかどうかの争いです。その為の競争が、「自由競争」です。世界に暮らす独裁者と言うか…一部の権力者の為に、創られる世界ではありません。だからカタルは「専制主義」も「村社会論」も嫌いです。公明正大な条件の下で、公正な競争をして、未来を争うべきです。その為に市場は存在するという考え方です。

中国のこれまでは…一党独裁の共産党政権の良い面が発揮され、世界競争でも有利な展開でした。ですが、今は共産主義の悪い面の「共同冨裕」などの概念は、理想論ですが眉唾です。だからソ連は、過去に崩壊したのです。ゴルバチョフが何故、フランスに協力を求め、ベルリンの壁崩壊に、至ったか?

余りに…歴史を知らな過ぎるというか…確信犯かも知れませんが。習近平の専制主義は嫌いです。「格差是正」が叫ばれていますが…暴動などが起こらなければ、頑張る奴が富を独占するのは、やはり仕方がありません。

地方都市にいては分かりません。東京に出て来て、カタルは色んな人間に出合いました。やはり仕事が出来るやつは「格」が違います。この格付けを、うちのかみさんは嫌います。いつもカタルが、株価のように人物像を評価すると…彼女はまた始まった。と「ブーイングの嵐」です。

昨日も松屋の天ぷらの食堂で、たまたま…よちゃんの話が出たので、彼はすごいという話から…揉めました。慌てて、格付けではなく…好き嫌いの話の喩えのようなものだ…と言葉を濁しました。彼女には、理解できないのかもしれません。

優れた奴は会話も面白いし発想も違います。「一を聞いて…十を知る」タイプの人間です。だから余計な説明は省けます。でも人生経験の乏しい奴と話をしても、なかなか得るものはありません。物の見方が違うのです。だから人間の格付けになったのですが、「あんたの態度は、それが傲慢だ」とかみさんに切り返されました。トホホ…話は打ち切りです。続けて事例を掲げても、何処まで理解できるかどうか…。夫婦喧嘩などに発展したら大変です。女は直ぐに離婚と言いますからね。

競争の話しでしたね。地方都市の出来るやつと、東京の出来るやつでは格は違うし…今の日本の種族は、長い「失われた時代」の為に、人間が劣化しています。森元総理の「ゆとり教育」? 何がユトリだ。競争を避けた為に…今の落ちぶれた日本になったのです。米国の教育、中国の教育、今の日本と比べれば…分かります。最後は教育論になります。

今の日本では、年間1000万程度の学費が必要です。子供の教育に…年間1000万です。普通の家庭では、無理ですね。老人ホームも月に30万円台で、年々…上昇をするでしょう。他に一時金です。少し、いい所は50万円以上ですよ。そうして一時金は「億」単位になります。

自分が、どのような生活を望むか…です。でも田舎なら…、元気での生活の条件ですが、お金は月5万円もあれば十分でしょう。家だって…いくらでも安いものがあります。価値観の問題です。

自分がどのような「幸福感」を持つのか? 何も金銭のタガが全てではありません。豊かさ…の感じ方は、人、ぞれぞれが違います。お金があっても、不幸な人は大勢います。カタルは株屋だから…こんなドブネズミのような生活をしていますが、早く解放されて…ノンビリと田舎の川で釣り糸でも垂れて…イワナ一匹を肴にして、缶ビールを飲めば幸せでしょう。愛犬を連れて…魚釣りです。そうして夜は焚火でもして…豊かな時間を過ごしたいものです。

23日から祝日の先物取引があり、先物は600円安くらいだったように記憶していますが、今は399円安です。ハイ408円安の26744円です。でも何故、日本株を売るのか…サッパリです。先物からの「仕掛け売り」でしょうが…「日本製鉄」(5401)は、2円安の2240円前後です。こんなものでしょう。

この株価を観ると、ようやく…始まったかな? と勘違いと言うか…、新時代の相場を連想します。ようやく「需給バランス」が…本物相場を支える段階になったように感じています。ハイ、「Jトラスト」(8508)の607円が2000株買えました。先日の安値は602円です。600円の買い指値が買えるかどうか…。「川船」(9107)も寄りました。7140円でのお買い上げです。

Jトラの板状況

基本的にブラフなら…本日を耐えられるなら、大丈夫でしょう。アチャチャ…Jトラストは、602円も破られました。601円が入りました。今の板気配は、こんな感じです。これじゃ…また追証かな? トホホ…です。

今年4月の売買動向

でも「トーセイ」(8923)などは、全く下がりません。この株はカタルの会員レポート銘柄でしたが、カタルは既に売りました。調べたら今年4月の推奨株だったようで…その時に1080円で買ったことがあります。今の株価は1446円です。つまり…3割ぐらい株価は上昇しています。こんな株も、腐るほど…皆さんに紹介をしています。昨日、掲げたリストのなかでも「出世株」があるかもしれません。

注目株リスト

故に、ノンビリ構えましょう。ですが…追証の人は「待ったなし」です。まだまだ…新規にお金を入れる段階ではありません。先ずは建玉の「清算」が優先です。この株価を左右するのが「相場の焦点」であるパウエルの心の状態の「読み」です。だから冒頭に述べたようにトラウマなのか? ブラフなのか? どちらを採用するかで「投資戦略」が変わります。カタルは「ブラフ説」を採用しているから、少し枠があれば、株を買っていますが、皆さんは追証と背中合わせのカタルのマネをせず、ノンビリ構えましょう。

もう下値は、知れています。この604円のJトラストを100株買って、様子を観ましょう。そうして…755円を超えるまで買い続けましょう。下値も買えるなら、どんどん買いましょう。きっと11月14日の決算発表を受け…株価は4桁を目指すと思っています。

場合によれば、その前に755円を奪回して「Wスコープ」に代わる人気株になる素質もあるのでしょう。そうなると…あのクラスなら直ぐに1400円台の攻防から…新高値が争点になるかもしれません。いくら法螺吹きカタルでも、そこまでは望んでいません。望は…願望の方です。相場に臨むは、こっちでしょうが…4桁相場は「臨む」でしょう。言葉は難しい。サッパリポンです。

まだ広がっています。今の日経平均株価は562円安の26591円です。おかしいな…市場参加者は、どうかしています。本日の日経新聞の3面を読んだのでしょうか? 人件費が上昇しますよ。インフレになりますから…老人から若者に、所得が移転します。だんだん社会は活発化します。「貨幣乗数」効果が発揮されます。

でも…ね。カタルは2010年の白川さんの金融緩和を観て…会社を辞めました。そうして株を売る側から買う側の…売り手から買い手の消費者になったのです。でも実際は、それから2年間も、株価は「底這い」を続けました。2年ですから、当然のことですが、生活資金が切れました。故に新聞配達をし始めました。その時に姉貴から200万の生活資金を借りたのです。トホホです。

株屋の時間軸の読みは、いい加減です。実際は2年遅れの安倍政権の誕生を待って、株価は大きく上がります。ハイ…600円が入りました。600円の指値は買えたかな? これは「別口座」だから…分かりません。トホホです。先日は594円でした。まさか…です。

株って…恐いですね。やはり「先行き」は、なかなか分からないものです。他はマズマズです。「BASE」(4477)も295円が割れ293円です。「メルカリ」(4385)は2147円までです。「ソフトバンク」(9984)は5150円で5000円は割れません。アララ…やはり「Wスコープ」(6619)は1409円を割れて…1390円まであります。安値更新から2週間の様子見が必要です。それからですね。最低2週間は必要です。

「日本郵船」(9101)は9410円までで…先日の9400円を割れていません。やはり…「商船三井」(9104)は強いのかな?そうでもないかな? 3205円です。先日は3200円です。川船は9130円で割れていますね。トホホです。

まぁ、どうにかなるでしょう。

それにしても…GPIFなどは、何をやっているのでしょう。日本製鉄はやはり強く23円安になりましたが、今は2219円です。船は高配当ですが…先行きの「業績不安」なのでしょう。でもカタルは「新常態」になると思っています。

Jトラは600円を割れて598円まであります。もう2000株が買えました。これで二番底形成なら良いのですが…どうでしょう。あとは「神様の裁量」です。基本的に追証の人は待ったなしに…自分の株の「持ち高」を減らしましょう。まだお金を入れる段階ではありません。今は持ち株を「適正水準」まで外しましょう。しかし…感覚的に、本日が目先の安値だろうと思っています。

ただブラフ説なら、何故NYダウ平均株価は新安値なのか? 

この程度は「誤差の範疇」と考えるべきか…新領域と考えるべきか…意見が割れます。故に迷っており、株価で買う段階ではなく…時間軸で株を買おうと言いました。11月のFOMCを観るまで、この疑問の謎は…続きます。カタルが当初抱いた…最初のイメージです。「11月説」に時間軸を戻す…展開も視野に入れます。

株価指数

「仕掛け筋」が、Jトラに手を入れるかどうか…見ものです。果たしてどうでしょう。まだ戻りません。今の時間は9:39です。指数の動きはこんな感じです。だいぶドルとユーロの差が広がって来ました。だからドル高なのですよ。円安と言う認識は、間違った概念でしょう。基本認識が大切です。金利裁定は、絶対の…「投資基準」です。日本株はもうこれ以上、叩けない筈です。チャンスだと思っていますが、貧乏人は懐が浅く…金がなし。トホホの人生は何処までも…皆さんは、ノンビリ構えましょう。また明日。



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