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米国株の戻りは、ナスダックは鈍く…NYダウを始め、S&P500などは「普通の調整」というイメージです。小型株指数のラッセル2000だけが6月の安値を割らずに…今回は「二番底」のイメージでした。基本的には…あまり「深刻な調整局面」ではなかったのです。

NYダウ平均株価の日足推移

カタルの印象は、コロナ禍の特殊要因で…生まれた「過大な期待」が生んだ「ITバブル」のような「お祭り相場」が正常化の過程を歩んでいるように思います。テスラ効果からARKKのようなファンドの成功が生んだ「夢の相場」です。それに、みんなが…踊ったのでしょう。ここに…ロシアのウクライナ侵攻が絡み、資源高が拍車をかけて…インフレ圧力が増したのでしょう。

ナスダック指数の日足推移

その様子を、米国株のチャートなどで…確認しておきましょう。ここではNYダウとナスダックだけにして、更にARKKのETFチャートを付けておきます。

ARKKの日足推移

昨晩のNY市場の環境は「大幅安の可能性」もありましたが…良く戻りました。この現象はたぶん…既に「相場の流れ」は完全に変わっているのでしょう。最近のウクライナのゼレンスキー大統領の発言も「変化」を見せています。なにより下院を「共和党」が奪回し、今までのように豊富な軍事支援を続けることが出来るかどうか…。ポーランドのミサイル着弾は神様の裁量かどうか…。既にイデオロギーでは、飯が食えないと…EUも支援に及び越しです。何処で妥協の「和平交渉」が出来るのか? この辺りが「次の焦点」になるのでしょう。

日本株も戻り始めていると思っていますが、今のところは「先着一名様」限りの相場付です。つまり…まだ「薄利多売買」路線が正解のようです。株価が上がった所を買うと、なかなか…利食いが効きません。逆にやられます。故に…まだ相場が暖まっているとは言えません。

「ソフトバンク」(9984)に続き…「メルカリ」(4385)と続いたので、「BASE」(4477)も…と考えましたが、昨日の動向は芳しくありません。今は、期日向かいの動きのようで…カタルの期日が来る12月初めまでに…200日線を回復できるか…は微妙な展開です。でも本日も寄り値で買って、更に308円でも買い指値を用いましたが…果たしてどうでしょう。

Jトラスト(8508)の日足推移

板状況を観ると…心配されたJトラストも、この程度の調整幅のようです。この後、5日線の下落を待ってから、それを超える展開が続く…と緩やかな株価上昇となり…今は、昨年8月から9月のイメージをダブらせて考えています。まだ売り物は残っているのでしょうが…無理して叩くこともないのでしょう。この内容ですから…1000万株程度は簡単にこなせますね。段々…相場は少数派から、多数派の相場になって行く…可能性があります。

これは今回の教訓ですが…カタルも失敗をしました。あの時に、折角4万株を外したのに…直ぐに買い直しました。それも、外した以上に…株を買いました。その為に余分に買った玉を今回は外しました、でも、「やはりな…」と言う印象です。

あの時はBASEの10万株を利食いして…余裕があったので、買い過ぎました。でもやはり駄目でした。あの時に700円台に入らないのが…不思議だったのです。その動きに疑問が生まれ…折角、4万株を外したのに…。再び、買い直し…BASEの儲けが「Jトラ」の投げで「おじゃん」です。おまけにBASEを昨日は、高値でまた「買い直しています」から、まさに「踏んだり蹴ったり」とは…この事です。

いったい…何をやっているのでしょう。この間のタイミングの読みは、下手糞な証券マンのレベルの選択でした。トホホ…です。チャンスはいくらでも転がっていますが…なかなか完璧な読みは難しいですね。むしろ…それを狙いに行こうとする神様対応を求める要求に無理があるのかもしれません。

今回のドタバタで…また反省をしています。

当時の図研(6947)の日足推移

皆様も自分の欲望通りに相場は動きませんから…常にどっちに転んでも良いように…無理をしないことです。昔、ある証券マンが会社を辞めて相場を張っていた時分に「図研」(6947)の大相場がありました。この時だと思います。「一本買い」して…「万株」勝負をして、無理をして買っていましたが、世の中は上手くいかないものです。彼は、その後、どうしたか分かりません。

相場の世界は、基本的に「200日線乖離」が開いたら…業績がついて行くなら良いのでしょうが…。それでも、あまり無理をしないようにすべきです。そうして…彼は「意地」になっていました。相場に「意地は禁物」です。

カタルは今回、Jトラストの4桁に賭けています。でもあまりに「過大な持ち株」は危ないですからね。一時は17万株~18万株近くまで…膨らんでいました。減らしましたが…まだ11万株以上持っているのでしょう。やはり今のカタルには10万株程度なのでしょう。何れ…100万単位で「売り買い」を、出来る男になりたいとは思っていますが、なかなか現実は難しいのです。

昨年のお船の相場を上手く乗り切っているなら…今頃は、もっと違ったのでしょうが、なかなかタイミングがマッチしません。時間軸の読みは、やはり難しいものがあります。でもカタルが感じている空気は、必ず相場に「反映」されます。問題はその時間軸の読みがピッタリ合うかどうか…ここが難しい。自分が相場を張っている訳ではありませんから、どうしても時間は合いません。でも方向性は間違っていませんよ。

あまり大きく報道されておらずに分かりませんが…「NTT」(9432)が新入社員の給料基準を変えました。

ようやく…人件費の上昇も始まっています。何故、カタルが「リクルート」(6098)を参考株に指定しているか? 大型株ですから、カタルは買いませんが、GPIFの担当者なら話は別です。1億株は無理でも…5000万株ほどは買うでしょう。19億株だから5%ほど買っても良いのです。たぶん…まもなく人材の「争奪戦」激化になります。だって常識で考えると分かります。団塊の世代はドンドン退職し…要介護者になります。

最近、カタルの通っていた和食の「お店」が店を畳みました。母親の介護をする為に田舎に帰るそうです。自分がまともな介護を受けさせる立場になって考えて観ると…その気持ちが分かります。今の東京の基準は、「一時金」の他に月間30万円ほどのお金が掛かるのです。

今回のうちのおばあちゃんが入居するところは、一時金が800万に、月間の使用料が月額22万かな? その他に諸々の経費が6万程度とか…言っていました。カタルはざっくり30万と思いました。これが東京の普通の所、少しハイクラスの介護付きの老人ホームの料金です。

普通のサラリーマンも、続々…会社を辞めるでしょう。だって介護費用を払えないもの…。自分が年老いた両親を面倒見るしか…ないのです。団塊の世代は、続々…と要介護です。その子供は…50歳前後になるなら、会社の希望退職に応じるでしょう。

でもカタルは、だから…日本は最新のAI化に移行できると考えています。ロボットやAIの活用です。人材不足が常に続きますから、人件費は上がります。でも人手不足ですから…効率化投資は進みます。ここで企業の内部留保516兆円が動き出します。

何れ…頑張れば…また「円高の局面」になります。この理屈をカタルが、「野村証券」(8604)の社長なら、サウジに日参をして…兆円単位で「利回り株」を薦めます。降って湧いた石油価格の高騰で…豊富なマネーの配分に迷っています。良い商売が出来ます。

本当に…今の現場のレベルは劣化しています。昔はキャラバンを組んで…「日本株投資」運動を、世界中で展開していました。器が小さいね。自分で…商売をやったことがないから出来ないのでしょう。本物人間が求められる所以です。

メルカリの日足推移

さて…メルカリの出来高が膨らんでいます。今、200株だけ買ってみました。昨日寄り値で買ったメルカリは3020円かな? 3025円かな? 分かりませんが…BASEを買うために、僅かな利益で売ったのです。理由は、たった500株だからです。それほど…昨日の318円のBASEは魅力的に見えましたが…大引けを観てガックリでした。チャートは壊れそうだし…やはり一旦、お辞儀も…覚悟する必要もあります。

メルカリも同様ですが…本日は、既に出来高が膨らんでいます。通常の1日分です。目先筋が降りているのでしょう。昔から「押しは空まで」…と言います。11/10の高値2787円が一つの目安になるのでしょう。今から事前宣言をしますか…。カタルは先ほど見たように…ナスダック市場の株価は、NYダウやS&P500の戻りから観ると…かなり遅れています。この理由は、米国金利の読みが、まだ「割れている」為です。

しかし…GAFAと呼ばれるSNSグループ(ツイッターにフェイスブック)を始め…アマゾン迄人員削減です。今、焦点になっているのはグーグルです。たぶん…グーグルも追随するのでしょう。

でも中間選挙も終わり、本番(大統領選挙)に向けた政策転向がなります。故に12月のFOMCを境に、相場はこれら…「出遅れ」のグループの株価が、大きく戻ると思っています。今から宣言をするのは早いですが…いつも事前宣言をして、カタルは早すぎる読みをします。当たるか、どうか分かりませんが…それが「市場の整合性」です。

何処まで押すか、どうか分かりませんが…BASEをお持ちの方は「クロス」を薦めます。そうして下値が固まったら、株数を増やしましょう。これだけの器だから…必ず、人気場面が来年の前半に来るでしょう。これは低位株ですから「万株」単位で勝負できます。事前に述べておきます。12月のFOMCは13日、14日です。

考えられる…事前のポイント(転換期)です。今回の上げは、その布石に見えます。こんなとこ理で本日はお終いです。また…明日。



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